牧谿の猿―善人長屋―

牧谿の猿―善人長屋―

1,650円 (税込)

8pt

表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。加助の人助け癖がまた出たと嘆息する一同だったが、その根付がかつて江戸を騒がせた盗賊・白狐の持ち物とわかり――。「白狐」「三枚の絵文」など六話を収録。粋な情けと謎解きで大向こうを唸らせる大人気シリーズ最新刊!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

牧谿の猿―善人長屋― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    このシリーズ、大好きです。
    善人長屋の設定は面白いけどときどきある設定と言えばそう。だけど、そこに加助という薬味が入ることで、かなり面白く、暖かくなる。どんどん続編を出して欲しいなぁ。

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    一話目を読んで アレ?わりとアッサリしてるのね と思いつつ後半に成程そういうことかと納得した。
    人には言えない裏稼業をもつ例の長屋の面々が根っからの善人の加助に振り回される様がいつもながら面白い。そしてその仕事ぶりは相変わらず小気味良い。
    白狐の話も良かっが他の話もとても良かった。

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの善人長屋シリーズの新刊。ザ・善人の加助が困っている人に手を差し伸べ、長屋の面々が裏稼業スキルを駆使して人助けをする羽目になるという基本は変わらず、今回も安定の読みやすさと面白さだった。
    また続編が出て欲しいな。19歳になったお縫ちゃんが、お嫁にいくのか千鳥屋を継ぐのかも気になる。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    ー表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋ー
    シリーズの最新刊。

    今回もお節介が過ぎる加助が大活躍。

    P131
    〈日の当たる反対側には必ず影ができる。
    なのに人の一面だけを捉えて騒ぎ立てるのは、
    それが善であれ悪であれ、あまりに浅はかだ〉

    善もあれば悪もある。
    バランスよく成り立っているのが

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    西條奈加氏は色々読んだがやっぱりこの善人長屋シリーズが一番面白い

    いやいやそれは都合良すぎるだろう って感じの他愛もない話ばかりなんだがそれがとても心地良い

    今回は盗っ人白狐の話と絵解き顛末
    トラブルメーカーの加助のキャラがとても良い 好きだなぁ

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに善人長屋の新シリーズを手に取りました。30ページずつくらいの六つの短編で楽しく読めました。

    やはり加助は厄介の種を持ち込むけれども、正直ものであるからこそ、悪人の心を解きほぐし良い方向へと導く案内人にもなっています。ああ、加助健在!そして、お縫や文吉ら長屋の住人も加助の扱い方に慣れてきて

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    相変わらずの加助さん、相変わらずの善人長屋
    最早小悪党の集まりではなく、正真正銘の人助け集団になりつつある
    お縫ちゃんの縁談も良いところに納まると良いね
    4作目ともなると長屋の一員になったようなそんな気持ちで読んでしまった
    加助さんの持ち込む厄介事オムニバスにしてしまうと長屋外の登場人物も増えてちょ

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    善人長屋シリーズ初めて読みましたが、ほのぼのとしておもしろかったです。

    「白狐」の題名の方がしっくりくるかもでした。

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    「誰の身の内にも、善と悪の両方があってあたりまえでしょ?なのに間違いを犯せばひたすら責められて、善をなせば神仏のように褒めちぎられる。それって、気味が悪いと思いませんか?」
    お縫ちゃん、それはむしろ善悪両面があるからこそなんじゃないかな。間違いを責めたててりゃ、己にはそんな悪心なんざありませんと世間

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    善人長屋シリーズの10年ぶりの新作。
    加助の紹介で,いつの間にか盗まれたという白狐の値付けを探しに来た女から始まる話。
    一応連作短編の体で,それぞれ別の事件が描かれているが,結局すべて白狐の値付けの話に繋がってくる。

    ・白狐
    ・三枚の絵文
    ・籠飼の長男
    ・庚申待
    ・白狐,再び
    ・牧谿の猿

    0
    2025年02月18日

牧谿の猿―善人長屋― の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

西條奈加 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す