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表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。加助の人助け癖がまた出たと嘆息する一同だったが、その根付がかつて江戸を騒がせた盗賊・白狐の持ち物とわかり――。「白狐」「三枚の絵文」など六話を収録。粋な情けと謎解きで大向こうを唸らせる大人気シリーズ最新刊!
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Posted by ブクログ
このシリーズ、大好きです。 善人長屋の設定は面白いけどときどきある設定と言えばそう。だけど、そこに加助という薬味が入ることで、かなり面白く、暖かくなる。どんどん続編を出して欲しいなぁ。
一話目を読んで アレ?わりとアッサリしてるのね と思いつつ後半に成程そういうことかと納得した。 人には言えない裏稼業をもつ例の長屋の面々が根っからの善人の加助に振り回される様がいつもながら面白い。そしてその仕事ぶりは相変わらず小気味良い。 白狐の話も良かっが他の話もとても良かった。
久しぶりの善人長屋シリーズの新刊。ザ・善人の加助が困っている人に手を差し伸べ、長屋の面々が裏稼業スキルを駆使して人助けをする羽目になるという基本は変わらず、今回も安定の読みやすさと面白さだった。 また続編が出て欲しいな。19歳になったお縫ちゃんが、お嫁にいくのか千鳥屋を継ぐのかも気になる。
ー表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋ー シリーズの最新刊。 今回もお節介が過ぎる加助が大活躍。 P131 〈日の当たる反対側には必ず影ができる。 なのに人の一面だけを捉えて騒ぎ立てるのは、 それが善であれ悪であれ、あまりに浅はかだ〉 善もあれば悪もある。 バランスよく成り立っているのが...続きを読む 善人長屋の住人たち。 それぞれが働く悪事もなぜだか憎めない。 加助には厄介な善しかないが、それも愛嬌。
西條奈加氏は色々読んだがやっぱりこの善人長屋シリーズが一番面白い いやいやそれは都合良すぎるだろう って感じの他愛もない話ばかりなんだがそれがとても心地良い 今回は盗っ人白狐の話と絵解き顛末 トラブルメーカーの加助のキャラがとても良い 好きだなぁ
久しぶりに善人長屋の新シリーズを手に取りました。30ページずつくらいの六つの短編で楽しく読めました。 やはり加助は厄介の種を持ち込むけれども、正直ものであるからこそ、悪人の心を解きほぐし良い方向へと導く案内人にもなっています。ああ、加助健在!そして、お縫や文吉ら長屋の住人も加助の扱い方に慣れてきて...続きを読むいるとはいえ、やっぱり振り回されてしまうのも納得の展開です。 それにしても、この長屋の住人たちは皆、どうしてこうもお互いに絶妙な距離感を保ちながら、仲良く暮らしているのだろうと思ってしまいます。本作の読み心地がいい理由は、善人長屋の人々の独特なキャラクターが一人一人粒立っていながらも、お互いを思いやる「善人」の心が宿っているからなのでしょう。たとえ、裏稼業持ち揃いだったとしても…。 本作を読み終わって、そうか、そんな展開になるカギを握っているのは、誰あらぬ加助なのだと改めて気が付くのでした。錠前職人であるだけに…。
相変わらずの加助さん、相変わらずの善人長屋 最早小悪党の集まりではなく、正真正銘の人助け集団になりつつある お縫ちゃんの縁談も良いところに納まると良いね 4作目ともなると長屋の一員になったようなそんな気持ちで読んでしまった 加助さんの持ち込む厄介事オムニバスにしてしまうと長屋外の登場人物も増えてちょ...続きを読むっと話がバタバタし過ぎる気もするので、次はまた長屋のメンバー中心のお話に戻してほしいな〜なんて思ったり 何にせよ続きがまた楽しみです
善人長屋シリーズ初めて読みましたが、ほのぼのとしておもしろかったです。 「白狐」の題名の方がしっくりくるかもでした。
「誰の身の内にも、善と悪の両方があってあたりまえでしょ?なのに間違いを犯せばひたすら責められて、善をなせば神仏のように褒めちぎられる。それって、気味が悪いと思いませんか?」 お縫ちゃん、それはむしろ善悪両面があるからこそなんじゃないかな。間違いを責めたててりゃ、己にはそんな悪心なんざありませんと世間...続きを読むに喧伝できる。自分自身にもそう思い込ませてるのかもしれない。善を褒めちぎるのも、私は善行の素晴らしさが分かる人間ですよって寸法だ。あるいは、善を持ち上げて、己の中の悪心を戒めてるのかもしれないね。 加助さんは、剣呑なセリフを聴いてもその通りには受け取らなかったじゃないか。本心を隠すための強がりだって本気で思ったからこそ、事が丸く収まっちまったんだろ。あの人には悪心なんてないからね。 だから間違いをひたすら責める奴は、自分の後ろ暗さを隠してるのかもな。善行を褒めるのは、世の中そうあって欲しいっていう祈りみてえな気持ちが込められてることもあるから、ありがたく受け取っとけばいい。間違いも正さなきゃ、世の中曲がっちまう。ただ、善人って決めつけられるのは重てえし、悪人って枷もやっぱり重たい。行い一つでお人柄全部をきめつけるのは、気味が悪いと思うよ。
善人長屋シリーズの10年ぶりの新作。 加助の紹介で,いつの間にか盗まれたという白狐の値付けを探しに来た女から始まる話。 一応連作短編の体で,それぞれ別の事件が描かれているが,結局すべて白狐の値付けの話に繋がってくる。 ・白狐 ・三枚の絵文 ・籠飼の長男 ・庚申待 ・白狐,再び ・牧谿の猿
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牧谿の猿―善人長屋―
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西條奈加
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