作品一覧

  • 螢と鶯 鳴神黒衣後見録
    3.5
    1~2巻792~902円 (税込)
    思いのすべてが迸る! だから、芝居はやめられない―― 黒衣には黒衣のこだわりが、役者には役者の執念がある。 若手だからって譲れない「舞台」への想い、果てなき道。 畑で大根を盗んでいた文無しは、江戸三座に追いつこうと意気込む鳴神座の狂言作者・石川松鶴に拾われた。 狸八と命名され下働きとなるが、実は大店育ちで掃き掃除さえできない狸八は、一座のお荷物に。だが、舞台で大雨を降らせるという松鶴が出した難題を見事解決。自らの生きる道を見出して……。 裏方と若手役者が芝居にすべてを捧げる熱気と狂気の物語。
  • 霜雪記 眠り姫の客人
    3.6
    1巻693円 (税込)
    西の果ての国・銀盞(ギンセン)には、術師の呪いによって二百年眠り続ける姫君がいる――そんなおとぎ話と共に、術師が人々から恐れられる世界。旅の商人ヤコウは、ひょんなことから謎多き術師・ソウシと樫の木の精霊・緑禅の供として、道中の世話をすることになる。「僕は眠りの物語を集めて旅をしているのです。長い間、ずっと」ソウシは自分が「言葉を持たぬものや文字を持たない文明が、世界に残した記憶を読み解く」力を持つ、いわば想術師だと語り、ソウシとヤコウの旅は、やがて遥かなる「祈り」を呼び起こすことになる。「眠りの物語」を巡る、翠色のフェアリーテール!
  • 【電子オリジナル】ブルーローズ・マーキュリー
    -
    20世紀前半のイギリス。田舎町の地方新聞社に左遷された新聞記者ロニーは、記者として働く意義を見失っていた。そんなある日、街に著名な研究者・エインズワース博士が帰郷するというニュースがもたらされる。それ以来、街では奇妙なできごとが――?(『薔薇色の歯車』) 発展しつつある科学が魔法を駆逐しつつある世界。魔法使いのエヴァレットは、この世に不幸をもたらす「青水晶」を回収する任務の折訪れた砂漠の街エウエイで、人々から「魔女の娘」と呼ばれ嫌悪される少女・ファーナと出逢う。ファーナは母の形見である「青水晶」を大切にしていて――?(『ポルターダの魔法使い』) 2つの異なる世界を行き来しながら綴られる、壮大なファンタジーの幕開け!
  • ツギネ江戸奇譚 ―藪のせがれと錠前屋―
    3.0
    1巻660円 (税込)
    藪医者のせがれと後ろ指をさされてきた由太郎は、自分自身から逃れるように長屋暮らしをしている。自ら命を絶った妹、梓のことも常に心に翳を落としていた。風変わりな錠前屋、次嶺に出会うまでは。つかみどころのない、この男と過ごすうち、人と人ならざる者、あの世とこの世が交錯する江戸で固く閉ざしていたはずの由太郎の心に変化が!? 導きの幻想江戸奇譚…!【目次】ツギネ江戸奇譚/東両国の猫と蠅/標の花
  • うばたまの 墨色江戸画帖
    4.0
    1巻572円 (税込)
    青井東仙は十一歳のとき貧しさから逃れるように家を出て、江戸で偶然出会った絵師・松山翠月に才能を見出され、弟子となった。しかし、夜具も食事も着物も与えられ満たされた暮らしに次第に創作意欲をなくして破門されてしまう―。才能に溺れ、落ちぶれた絵師が再起をかける、大江戸人情譚! 闇と現が隣り合わせの江戸で、東仙は再び夢を描く…。新・時代小説! 2018年ノベル大賞受賞作。
  • 霜雪記 眠り姫の客人

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    あきさんの表紙が気になって手に取り読みましたが、ソウシやヤコウの今後と眠り姫がどうなるのか最後まで見届けたいです!続きを待っています!

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    2023年01月14日
  • ひとつ舟 鳴神黒衣後見録

    Posted by ブクログ

    若手の役者達だけで演じる壇ノ浦、狸八は、矢を受けて高々と舞う扇を演出する役目を務めることに。
    手酷い失敗から、創意工夫と舞台への熱意を取り戻す。
    狸八を案内人とした芝居を作り上げるプロセスが熱くて、面白い。

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    2024年05月19日
  • 螢と鶯 鳴神黒衣後見録

    Posted by ブクログ

    落ちぶれた大店の元跡取り息子が、芝居小屋に拾われ、己と、他者と向き合っていく再出発の物語。

    何かを作ることの喜びや、人に揉まれていくことのリアルを感じた。
    華も厳しさも持ち合わせる役者たち、なんだかんだと面倒見のいい作者部屋の面々、人間味のある銀。彼らに囲まれて己の新しい輪郭を得ていく狸八に、心を寄せながら読み進めた。

    一度つまづいても、もう一度歩き出せる。
    前向きになれる物語だった。

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    2024年01月07日
  • 霜雪記 眠り姫の客人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悲しい術者のお話だった。でもソウシが故郷でちゃんと理解されててよかった。これは続くのかな?
    表紙、女の子かと思ってた…でもこういう雰囲気の男の子好きです。

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    2022年12月14日
  • うばたまの 墨色江戸画帖

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普段あまり読まない時代物だったからか、印象に残った1冊
    まず、登場人物の名前が綺麗なのが好き

    主人公!という雰囲気を特別持っているわけでもなく、物語にすっと入り込める

    生きているだけ、という言葉が突き刺さってる。
    最近の自分は生きているだけかもって。

    ただ、やるのではなく
    何かを伝えたい、感情をどうにかしたいという気持ちで何かを作りたいと思った
    自分にも、何か熱が欲しくなる

    日常が変化していく様子を切り取った1冊は、まだ登場人物が、町が、生きていく気がしている

    今の便利な時代もとても有難いけど、昔ならではの趣はこういう本を見る度にいいなぁと思う

    物語の世界にトリップしたい時におすす

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    2021年09月05日

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