あらすじ
西の果ての国・銀盞(ギンセン)には、術師の呪いによって二百年眠り続ける姫君がいる――そんなおとぎ話と共に、術師が人々から恐れられる世界。旅の商人ヤコウは、ひょんなことから謎多き術師・ソウシと樫の木の精霊・緑禅の供として、道中の世話をすることになる。「僕は眠りの物語を集めて旅をしているのです。長い間、ずっと」ソウシは自分が「言葉を持たぬものや文字を持たない文明が、世界に残した記憶を読み解く」力を持つ、いわば想術師だと語り、ソウシとヤコウの旅は、やがて遥かなる「祈り」を呼び起こすことになる。「眠りの物語」を巡る、翠色のフェアリーテール!
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Posted by ブクログ
悲しい術者のお話だった。でもソウシが故郷でちゃんと理解されててよかった。これは続くのかな?
表紙、女の子かと思ってた…でもこういう雰囲気の男の子好きです。
Posted by ブクログ
行商人ヤコウが、不思議な術師ソウシと出会い、眠りの物語を集める旅に同行しながら、過去の悔恨を乗り越え、ソウシの真実に触れるファンタジー
ラストが!
続き、続きは無いのですか!?
お待ちしてます〜!
Posted by ブクログ
旅商人と、夢を集める術師の物語
木なのど生命には精霊が宿り、枯れたりすると精霊は消えてしまう
そんな精霊の記憶を読み取り冊子に収めていく、その世界観がとても素敵
世界観は凄く好きだから、230頁程でまとめちゃってるのが勿体なく感じられる
短くまとめてるから謎な部分も多い印象的
記憶を集める描写も2つしか無かったのがちょっと残念
術師の存在、空白の200年、ヤコウとの旅の行程!眠り姫は目覚めるの?などなど、深堀して欲しいなって思うことが多い!
あと術師のソウシさん、紅玉なんてどこで手に入れたの!?って笑
終わり方が次巻ありそうな感じだったが、あるのだろうか
この1冊だけで終わっちゃうのは凄く勿体ないように思う
せっかく好みの世界観だから、まだ続けば良いなって思います