哲学・宗教・心理の検索結果
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フェイクニュースの免疫学――信じたくなる心理と虚偽の構造
「5G電波のせいで新型コロナウイルスの被害が拡大している」「あのピザ店は巨大な児童売買組織の拠点だ」「400人以上もの人さらいが村にやってきたらしい」――。これらはすべて実在したフェイクニュースで、一つの共通点がある。それは、どれもが実際に死傷者が出た事件と関係している点だ。いまや、出所不明のフェイクがリアルな被害につながっている。このような誤情報が次々に伝染して社会にダメージを与える様子は、感染症のパンデミックの情景によく似ている。そして本書によれば、その対策方法もよく似ている――ワクチンを打てばいいのだ!本書には、人間の認知のしくみと誤情報の性質に基づく「心理的接種理論」の詳細と、それを社会実装する方法が記されている。そして重要なことに、心理的ワクチンは誰もが身近な友人や家族に接種できるという。本書を読めばフェイクを見抜きやすくなるだけでなく、「心理的な集団免疫」の実現にあなたがコミットできるようになる。SNS全盛、インフォデミックの時代に必携の「心のワクチン」学。 -
悪と嘘を描く ~武論尊の漫画原作私論~(小学館新書)
あの名セリフは、かくして生まれた! 『北斗の拳』『サンクチュアリ』ほか、数々のヒット作を手がけてきた漫画原作者・武論尊。画業50年超の大ベテランは、読者の記憶に強く残るストーリー、キャラクター、セリフをどのように生み出してきたのか。 漫画家・本宮ひろ志氏との出会い、「少年ジャンプ」伝説の編集長に見出されての原作者デビュー、『ドーベルマン刑事』で培った漫画表現、代表作『北斗の拳』の誕生秘話……。波瀾万丈の原作者人生を振り返り、「武論尊流の漫画原作術」を初めて明かす。 〈『北斗の拳』の大ファン、予備校講師・林修さんの推薦コメント〉 「『悪役』が作品の成否を決める」、「キャラクターとは、セリフのことである」といった作者の明確な「哲学」にまず感心した。しかし、この書はそれにとどまらない。「原作者になりたい」という「夢を実現するための羅針盤」にはならないと宣言されているにもかかわらず、社会で成功するための知恵に満ちているのだ。たとえば、「直せばよくなると分かっている原稿に、余計なプライドは必要ない」-小さなプライドのせいで仕事がうまくいかない人がどれほど多いか。この書は、漫画原作論を超えて処世の道筋を教えてくれる。 (底本 2026年4月発売作品) -
私たちはなぜ死ぬのか 法医学者が語る「永く、よく生きるための技術」
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 死因を知れば、生き方が変わる。6000体の解剖から導く、法医学者による人生設計の書。 人はなぜ死ぬのか。そして、どう生きれば後悔しないのか。これまでに約6000体のご遺体と向き合ってきた法医学者・高木徹也が、死因の現場から逆算して導き出す「永く、よく生きるための技術」をまとめた一冊です。日本人の三大死因である心疾患・脳血管疾患・がん、ヒートショックや誤嚥、災害・事故による突然死――。法医学の視点から見ると、そこには「防げたかもしれない死」が少なくありません。本書では、死のメカニズムや死因の実態を解説しながら、生活習慣、仕事、ストレス、医療との付き合い方など、日常の選択が生死を分ける分岐点になりうることを明らかにします。死を扱いながらも、読後に残るのは恐怖ではなく、前向きな行動への意志です。死を知ることで、生をより主体的に選び取るための、法医学者による実践的な人生論。 著・文・その他:高木徹也 法医学者。1967年東京都生まれ。 杏林大学法医学教室准教授を経て、2016年4月から東北医科薬科大学の教授に就任。東京都監察医務院非常勤監察医、宮城県警察医会顧問などを兼任し、法医解剖施行数は6000件に迫る。『ガリレオ』『ヴォイス~命なき者の声』『幸せな結婚』など、法医学・医療監修を手掛けたドラマや映画は多数。 著書に『なぜ人は砂漠で溺死するのか?』(メディアファクトリー)『こんなことで、死にたくなかった 法医学者だけが知っている高齢者の「意外な死因」』(三笠書房)などがある。 -
「それ、ホント?」と考える力がつく西洋哲学
◎人の悩みは、2500年前から変わっていない◎心がしんどいときに効く「考え方の薬箱」◎西洋哲学に触れてみたい人のための入門書キリスト「あなたは、すでに愛されている」デカルト「疑って、疑って、疑って、疑おう」ヘーゲル「うまくいかなくて、何が悪い!」ニーチェ「現実から、目を背けちゃダメ」デューイ「考え方なんて、変わっていい」サルトル「地獄とは、他人のことだ」古代・中世哲学、近代哲学、現代思想……西洋の叡智のエッセンスが、ここに集結!悩みを自分自身で解決できるようになるために、「心の安全装置」をつくっておきましょう。 -
「数値化」中毒 なぜ手段が目的に変わるのか
私たちの社会はあらゆる場面で「数字」「数値」「診断」「判定」「選抜」に取り囲まれている。学校ではテストの点数や通知表の評価、習いごとの級や段が、努力や能力の尺度として示される。受験期には偏差値や合格判定といった数値が進路を左右し、大学ではGPAが学業成績や将来を決める重要な指標となる。社会に出れば、売上や評価点、SNSのフォロワー数といった数値が人の価値を決めるかのように扱われる。こうした「数値化」は、客観的で公正な判断を支える一方で、人間の多様な側面を単純化し、息苦しさを生み出すこともある。数字が可視化されることで比較が容易になり、私たちは無意識のうちに他者と自分を比べて落ち込み、自己価値を数値に委ねてしまう。教育や仕事の現場でも、本来の目的よりも指標そのものを上げることが優先されることがある。たとえば、救急の「4時間基準」や「大学合格者数ランキング」など、本来目安であるはずの数値が目的化し、意味を失ってしまう現象が生じている。さらに、私たちの活動を支える「動機づけ」も、外発的な評価や報酬に依存しがちだ。内発的動機づけ――すなわち「好き」「楽しい」「意味がある」という思いからの行動――を重視することが、学びや働きの豊かさにつながるのではないか。勉強や仕事は「成果を数値で示すため」だけでなく、「生きることを豊かにするため」にある。この視点を取り戻すことが、数値に支配されがちな現代社会を見つめ直す第一歩となるだろう。 -
セルフコントロールの教室
「とかく自分はままならない。 でも、哲学はこんなに役に立つ」 読書猿氏推薦! なぜ人は先延ばしし、衝動に負けるのか。哲学・心理学・行動科学を横断し「できなさ」の正体を丁寧に解きほぐす。実用と教養を静かにつなぐ、新しいセルフコントロール論。 【目次】 ▼はじめに ▼第1講 イントロダクション 1.人間、この非合理なもの/2.セルフコントロールとその喪失/3.まとめと流れ ▼第2講 セルフコントロールと古代の哲学 1.セルフコントロールと理性/2.プラトンの「魂の三部分説」/3.アリストテレスの「意志の弱さ」/4.古代ギリシア哲学からストア派へ ▼第3講 現代の理論的な枠組み 1.二重プロセス理論というツール/2.二重プロセス理論から見た自制とその喪失/3.最善の判断と価値の時間割引/4.いくつかの認知バイアス/5.整理と補足 ▼第4講 先延ばし(1)時間と価値 1.先延ばしという身近な苦悩/2.先延ばしを理解する/3.価値の時間割引・選好の逆転・先延ばし/4.主に時間と価値が関わる先延ばしの諸要因/5.この講のおさらい ▼第5講 先延ばし(2)感情と自己 1.感情が主な原因/2.自己にまつわる要因/3.自己とは何か?――人の同一性/4.その他の種類の先延ばし/5.この講のおさらい ▼第6講 自制のための戦略(1)心的なツール 1.準備作業/2.実行意図・ダミー目標・代替報酬/3.自己肯定と認知的再評価/4.視点取得/5.その他の心的なツール/6.心的なツールの先へ ▼第7講 自制のための方法(2)外的なツールと通時的な自制 1.準備のための区別/2.外的なツールの色々/3.自己束縛と通時的な自制/4.外的足場/5.自己についての新たな見方/6.現代社会とセルフコントロール ▼第8講 アディクションをめぐる問題 1.自制とアディクション/2.アディクションの基本事項/3.あなたのネット依存はどれくらい? /4.二重プロセス理論から見たアディクションの要因/5.対策・責任・環境・制度/6.自己治療仮説という視点 ▼第9講 消費の非合理性とその謎 1.消費の非合理性とセルフコントロール/2.顕示的消費の謎/3.高コスト・シグナリング理論/4.高コスト・シグナリング理論の応用/5.何にどうお金を使うか/6.満足化という戦略 ▼第10講 計画と人生 1.計画とセルフコントロール/2.計画のための古典的な手法――GTD/3.長期目標と計画/4.計画的に計画を立て、習慣の力を借りる/5.生身の人間にとっての計画用ツール/6.人生におけるバランス ▼最終講 ダークサイド――使用上の注意 1.過剰な自制が生む弊害/2.社会的・経済的・政治的な問題/3.おわりに -
自由より自在に生きるー愉快さと葛藤の哲学ー
■日本を代表する思想家と、気鋭の哲学研究者による初の対談本! 本書『自由より自在に生きる』では、 思想家・内田樹さんと哲学研究者・近内悠太さんが、 いまの社会に広がる「息苦しさ」や「生きづらさ」の正体を、 身体、教育、共同体、政治、贈与といったキーワードから読み解いていく一冊です。 対談の軸にあるのは、「自由」よりも「自在」という発想。 自分の正しさや勝ち負けに居着かず、その場の理に応じて動ける状態をどう取り戻すか。 武道の身体感覚と哲学の思考を往復しながら、 現代人が失いがちな感度や判断力を、やわらかく、しかし鋭く掘り下げます。 また本書では、 ・“うんざりしたとき”こそ変化の入口になること ・苦難に耐えること自体を目的にしない修行観 ・分断や排外主義が強まる時代の空気の読み解き方 ・教育と共同体を支える「同期」「共身体」の感覚 ・私たちの社会に必要な「贈与」の視点 など、日々の実感につながる論点が豊かに語られます。 抽象的な思想の話にとどまらず、 仕事、人間関係、学び、年齢を重ねること、社会の変化への向き合い方まで、 読者それぞれの生活に引き寄せて考えられるのが、本書の大きな魅力です。 「答え」よりも、複雑な現実の中で動ける“姿勢”が手に入ります。 ■目次 ・INTRODUCTION ・PART1 愉快に生きるとは? 愉快に生きていく作法 次の行動の選択肢が限られているとき、生きづらさや息苦しさを感じる 「居着き」を取り払い、「自在」を得る 修行は「苦難に耐える」のが目的ではない 三歩進んで二歩半下がる世界 リスクを恐れない者が新しい道を見つける うんざりしたときが実はチャンス 「成長」したいのであれば、勝負にこだわってはいけない 全体の設計者がいると思い込む陰謀論 作り上げるよりも「壊す」方が魅力的に見える社会 など ・PART2 自由よりも「自在」に動く 対立し、補完し合う「自由」と「平等」 場の理に従って動く「自在」 「自由」に潜んでいる難しさ 人間の欲望の対象は〝あと少しで手が届きそうなもの? 安心感を与える〝共和的なコミュニティ? 〝一度失敗したら終わり?の現代日本 野蛮と無知と幼児性が、力を持っている現代 「清浄」と「汚物」の二項対立 など ・PART3 愉快な身体の共振 葛藤を抱え込むと、頭の容量は大きくなる 頭を大きくする機会が足りない現代教育 必要以上に「自分らしさ」を求められる現代 危険なものを察知する身体感度を高める 「身体は同期する」は心地いいもの 合気道から考える「同期」 身体的な感度を高めて感じられる「同期」 など ・PART4 私たちの社会に必要な「贈与」 「贈与」という言葉を考えてみる 贈り物には反対給付義務が生じる 自己肯定感も高めてくれる「贈与」 自分の存在自体が丸ごと贈り物 招待されたということも、有責性の一部になる など ・CONCLUSION -
新装版 全文完全対照版 論語コンプリート:本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文
仲間とは? 家族とは? 人間とは? 学びとは? 人生とは? そして日本人が世界に誇る特性、信義、誠実、勤勉、礼儀正しさの本質とは何なのか? 論語に通じている人や組織は、強くしなやかです。 それは人間の本性をストレートに理解しているからなのです。 読むたびに気づきを得る“東洋の大古典”論語の世界。 ただ読み流すのではなく、各項の本質をつかみたい。 本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、覚えやすい【一文超訳】を掲載。 テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、論語の理解が飛躍的に向上します。 また、主要な人名や日本人に馴染みのない語句など、豊富な注釈を掲載した現代の論語完全版が、新装版で登場。 【一文超訳の一例】 「口がうまく、つくり笑いをするような人間に本物は少ない」 「人と誠実につき合い、余力があれば教養を高めよ」 「上に立つ人は、重厚で威厳ある人がいい」 「父に学び、死後3年はやり方をかえるべきではない」 「親しき仲にも礼儀あり。いつも礼と和の調和をはかること」 「約束は道理で判断し、人づき合いは礼に気を付ける」 「子は健康であることが一番の孝行である」 「温故知新ができてはじめて人の師となれる」 「専門バカになるな」 「よく学ぶ人には、仕事と給料が向こうからやってくる」 「過去の歴史を学べば、未来も読める」 「儀式にはもともと意味があるはずで、無駄に思えることでも安易に否定してはいけない」 *本書は『全文完全対照版 論語コンプリート』(2016年12月刊行)の新装版です。 -
頭の中のひとりごとを消す方法(池田書店)
◆1. 頭の中の“ひとりごと”に振り回されていませんか? 気づくと「あの時の失敗」「あの人の反応」が頭の中でぐるぐる……。止めたいのに、止まらない“ひとりごと”。本書は、そんな考えすぎの悪循環をスッと止めるための本です。 本書は、人の心を支える専門家・鈴木裕介氏が、心理学・脳科学の知見をもとに、あなたを疲れさせる“ひとりごと”から自由になる方法をやさしく解説する一冊です。 ◆2. ネガティブが続くのは「心が弱いから」ではありません 実は、考えすぎてしまうのには理由があります。脳のクセ、記憶のクセ、気持ちの動き方――それらが知らず知らずのうちに、あなたの気分を重くしているのです。 本書では、なぜ同じことを何度も思い返してしまうのか なぜ必要以上に自分を責めてしまうのか なぜ夜になると気持ちが沈みやすいのか といった「心の仕組み」を、やさしい説明で解きほぐします。 -
服捨て 自分を解き放つメソッド
手っ取り早く自分を変える「服捨て」の極意をこの一冊に。 ゴチャついたクローゼット、本当はやめたいのに続けている仕事、探しても探しても見つからない“やりたいこと”......。実はそれ、全部つながっています。 全部を一気に解決させる最強の方法は、ただ、「服を捨てる」こと。 「これを着ていれば褒められそう」「あの人のおすすめだから安心」など、服は自分ではなく他人に重きを置いて選びがちなもの。また、世間や親から刷り込まれた「こうすべき」が、無意識に反映されるものでもあります。 「服捨て」とは、知らず知らずのうちに他人に明け渡した人生を、自分に取り戻す作業そのもの。捨てれば思考が変わり、行動も勝手に変わっていくのです。 重版8刷の大反響を得た体験記『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』の著者が、自分を解き放ち本当の望みを実現させる「服捨て」メソッドのすべてをお伝えします。 【目次】 第1章 「服捨て」とは何か 第2章 なぜ捨てられないのか 第3章 現状を選んでいるのは自分 第4章 捨てる服、残す服、入れる服 第5章 自分の本音を見つける 第6章 「服捨て」したら、世界の見方が変わっていく -
孤独と人生:幸福について
ショーペンハウアーの「幸福論」 「いっさいの生は苦しみである」とみなしたショーペンハウアーが、逆に「生活をできるだけ快く、しかも幸福に過ごす」方法を説いたのが本書である。 『意志と表象としての世界』の哲学が「生活の知恵」として日常生活のなかにいかに応用されるか、ショーペンハウアー本人が具体的に記述している。 ショーペンハウアーにとって「生活の知恵」とは、襲いかかる運命から身を守る方法、この世でもてはやされるものの空虚さを知り、本質的なものを考える力であった。 「私は生活の知恵という概念をまったく独特な意味にとる。つまり生活をできるだけ快く、しかも幸福にすごすてだてと考える。そのための方策を幸福論と名づけてもよい。生活の知恵とは、実は幸福な暮らしかたを教えるものである。」 ゲーテやシェイクスピアなどの引用に富み、楽しく高雅な、厭世的哲学者による「幸福論」。 【目次】 はじめに 第一章 基礎になるまえがき 第二章 人にそなわるものについて 第三章 人が所有するものについて 第四章 他人がいかに思うかについて 第五章 さまざまな教訓と原則について 第六章 年齢のちがいについて あとがき(金森誠也) 解説(梅田孝太) -
なぜ男は救われないのか
オバマ元大統領が選んだ2024年夏のおすすめ書籍 右派も左派も間違い続けてきた!? 最新のデータが明らかにした、欧米の男性たちに課せられた苦境の数々 ・大学進学率は女性の方が高い ・女性の賃金は上昇しているが、男性の賃金は下がり続けている ・絶望死の3分の2は男性 ・男性への社会的支援の効果は限定的 etc. 「有害な男らしさ」でも「弱者男性」でもない 現代に生きる99%の男性のための、実践的で革新的な3つの提案。 フェミニズムの問題は「行き過ぎた」ことにあるのではない。 「いまだ十分に行けていない」ことにある。 -
明六社 森有礼、西周、福澤諭吉らが集った知的結社
森有礼、西村茂樹、西周、加藤弘之、中村正直、福澤諭吉ら錚々たる顔触れが集った知的結社・明六社。本書は、彼らの議論を通して、明治の思想を描き出す。政体、宗教、社会などに関するビジョンや論点を照らし、その内実を照らす試み。 目 次 はしがき 序 章 明治六年の東京物語 土佐の少年、備中の中年女性/論争の海へ/活動のはじまり/「啓蒙」というレッテル 第1章 「ふたり」をつくる/「みんな」をつくる――森有礼と西村茂樹 公私での苦難/後の華麗なキャリア/「哲学的な論争者」という可能性/「妻妾論」への誤解/森の論点/理想の夫婦という秩序/妾と養子/家と血筋をめぐって/「妻妾論」の実践とその帰結/藩の人/「賊」と「民」/「転換説」/「政府与人民異利害論」――「民権」と漸進主義という二つの焦点/「不平の気」と議会制――明治の保守主義の先駆者/「一身にして二生」/「道徳会」の構想/「なかま」としての社会へ コラム①歴史と革命―― 箕作「兄弟」 血縁なき二人/麟祥と翻訳/秋坪と教育 第2章 「国のかたち」をつくる、「国」を開く――西周と津田真道 升子の不安/西周の鬱屈/「大君のモナルキ」と「改革之機」/学者職分論論争/応用哲学のこころみ/情実・秘密・愛敵/料理と国学/歴史意識と国家論――「日本国総制度」と徳川合衆国/公議所での活躍/「文明」と欲望を捉える/自由貿易という論点/それぞれの議論のスタイルと政策論/それぞれの死 コラム②統計と国家――杉亨二 苦学からの立身出世/統治と為政者への関心/歴史とデータ 第3章 「宗教」をめぐって――加藤弘之と中村正直 近代日本初のアンチ・フェミニスト?/学者貴族としてのプライド/蕃書調所・開成所/国権論と国富論/民選議員論争/国家と宗教「米国政教」/女子師範学校での一光景/江戸のメリトクラシー/『西国立志編』/『自由之理』/政治と道徳/論争好きの加藤、争わない中村 コラム③紙幣と市場――神田孝平 明六社「通信員」・神田孝平/金融財政政策と議会論/陸奥宗光と異なる歩み 第4章 演説する/翻訳する 福澤諭吉と阪谷素 暗殺の季節/『自伝』の沈黙と「大君のモナルキ」/手段としての明六社/営業戦略としての論争/議論への不信/久坂玄瑞との思い出/旅と漢詩/「孔孟の道」の延長線/欲望と気力/儒者から見た政治/会議・公論/演説・翻訳/「自由」のエネルギー/その後 終 章 「社会」とは何か 「概括力」/竹越三叉とコペル君のまなざし/明治八年の停刊/勝海舟と福澤諭吉の対面/「交際」という理念 後書き 研究案内 参考文献 略年表 -
人はなぜ★5より★2のレビューが気になるのか 「なんとなく」の心理を科学する 上
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「商品を選ぶときに低いレビューのほうが気になる」「急いでいるときに限ってバスが来ない(気がする)」―――人の心理と行動の不思議を科学する行動科学。 その最新領域である「行動意思決定論」のはじめての入門書。第一線で活躍する研究者がイラストと漫画を使ってわかりやすく解説。 上巻(本書)は主に人の認知と選択がテーマ。「なるほど!」と思える、明日から使える知識がいっぱい。 -
コイモ 小熊香奈子画集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まるくてやわらか、気むずかしいけど甘えん坊。 猫って、こんなに愛おしい――。 のちに「コイモ」と名付けることになる、泥まみれの里芋そっくりだった子猫に人生を変えられた日本画家・小熊香奈子による初の画集。 食卓の焼き魚を狙ったり、飼い主のカーディガンの上に陣取ったり、抱っこの腕から逃れようと暴れ、花瓶を倒して知らんぷり……。猫のいる日常の何気ない、けれどたまらなく愛おしい瞬間を描きます。 写真を参考に描くことはせず、観察に観察を重ねて描かれたコイモは今にも動き出しそうな臨場感にあふれ、毛の1本1本までが精密に描き込まれた姿からはふんわりとした毛並みやもっちりとした肉感を感じ取れるほど。 コイモとの日常を描いた作品をはじめ、桜やたんぽぽなどの花々に囲まれ、昆虫と戯れるコイモを描いた幻想的な世界観の作品、野菜や果物、庭で咲いた花々や近所の漁港に上がった魚たちのスケッチなど、約120点を収録。 「コイモの柔らかさや温もりを思いながら、一本一本毛並みを描いていくことは、コイモと過ごす一日一日を重ねることに似ている気がします」(小熊香奈子) \現在6歳のコイモ(♀)の写真も収録!/ 小熊 香奈子(Oguma Kanako) 大阪府和泉市出身。現在は和歌山にアトリエを構える。大阪芸術大学大学院芸術政策研究科修士課程修了。第43回日春展奨励賞、第8回日展・第一科(日本画)特選受賞。和歌山の漁港で捕れた魚や実家で育った野菜、庭に咲いた花々など、身近なモチーフを精緻な筆致で繊細に描く。作品には愛猫・コイモが毎回登場。 -
発達が気になる小学生のおうちサポート帖
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【「困った」が「こうすればいいかも」に変わる!】 「うちの子、小学校で大丈夫?」 発達が気になる小学生のための、おうちでできるサポート実践集。 就学準備から小学校6年間で遭遇しがちな、 生活動作、授業態度、コミュニケーションや人間関係、学習面などの①「困りごと」②「考えられる背景」③「おうちでできるサポート」をセットで解説。 おうちでできるちょっとした工夫や練習で、 子ども自身は変えずに、 子どもの行動や習慣を変え、 親子で「こうしたらうまくいくかも」をつかんでいくことを目指します。 発達に障がいを抱える子どもや青年と40年以上かかわり、 小学生前後から成人後までひとりの人と向き合う、 公認心理師・湯汲英史先生だからこその視点で紹介します。 「テキパキ通学路を歩かない」 →手をつながず、大人のカバンを触って一緒に歩き、速さや人との距離感を覚える 「着替えに時間がかかる」 →おうちでは「フラフープの中」や「ジョイントマットの上」だけで着替えるルールにして、着替え中に歩きまわらない・気を散らさない習慣を身につける 「当番や係ができない」 →おうちでもくつを並べる、机をふく、洗濯物を外すなどの当番制を導入 「授業中に立ち歩く」 →おうちでは「座るカード」を作成し、このカードが机にある間は座っているゲームを取り入れる 「忘れもの、なくしものが多い」 →ランドセルのふたの裏に「持ち帰るものリスト」を貼る、おうちに「連絡帳・プリント置き場の箱」をつくる 「自分の気持ちを伝えられない」 →おうちでは「気持ちのことばリスト」を指でさすところから 「人の話を聞かない」 →おうちで、ぬいぐるみをもっている人が話すゲームをしてみる。話終わったらぬいるぐるみを相手に渡してだまるなど 湯汲 英史 公認心理師・言語聴覚士・社会福祉士。早稲田大学第一文学部心理学専攻卒。現在、公益社団法人発達協会常務理事、早稲田大学非常勤講師、練馬区保育園巡回指導員などを務める。著書に『0歳~6歳 子どもの発達とレジリエンス保育の本―子どもの「立ち直る力」を育てる』(学研プラス)、『子どもが伸びる関わりことば26―発達が気になる子へのことばかけ』(鈴木出版)、監修書に『心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話』『眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学』(ともに日本文芸社)など多数。 -
困ったときは中国古典に聞いてみる
日常生活のちょっとしたことから、人生を左右する大きな問題まで、さまざまな悩みや迷いについて、中国古典の知恵を借りて解決策を探っていきます。取り上げる古典は『論語』『菜根譚』『荘子』『老子』のほか、漢詩なども。 【特徴1】30の困りごとについて解決策を探る 現代人によくある悩みや迷いを30のケースにまとめました。たとえば、以下のようなものです。 「つい他人と比べて、劣等感を抱いてしまう」 「いつも同調圧力に負けてしまう」 「絶望的な失敗をしてしまった」 30のケースは、人生の喜怒哀楽に沿って分類。「喜」「楽」では、喜びや楽しさが困難の克服に役立つという視点で考えていきます。「怒」「哀」では、怒りや悲しさを覚える状況を取り上げて解決策を探っていきます。 【特徴2】1本10分=サクっと読める 1つの困りごとは6~8ページで完結しているので、短時間で読み切れます。ご自身が実際に直面している状況に該当するケースをその都度読んでもいいですし、最初から順番に読んでいっても構いません。 【特徴3】現代中国における古典作品の読まれ方なども分かる 「この作品は、中国では学校で暗唱させられるので、中国人なら誰でも知っている」など、作品が中国の学校教育でどう扱われているのか、現代中国での知名度はどうか、などを日中両国をよく知る著者が随時説明。古典から離れて、現代中国事情の解説も随所にあります。 ※この商品は、端末や設定に応じて文字サイズやレイアウトが自動で変わる「リフロー形式」の電子書籍です。 文字サイズの変更や検索、ハイライト機能をご利用いただけます。 ※表示形式の違いにより、ページ構成・改行・図版の配置が変わるため、紙書籍や固定レイアウト版とは見え方やレイアウトが異なります。 -
ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ
人間の限界を突破し、時空間の無限に到達せよ! 宗教哲学者フョードロフの「人類復活」、共産主義者ボグダーノフの「血液交換」、ロケット工学の父ツィオルコフスキーの「完全生物」、生物地球化学者ヴェルナツキーの「精神圏」、歴史学者グミリョフの「新ユーラシア主義」……人間の不死・復活および宇宙進出を謳う「ロシア宇宙主義」。その法外な思想に一貫して賭けられていたのは、個と全体のありうべき関係をめぐる理念、そして「独自のロシア」の構築だった! 西欧との同時代的相関性も睥睨しながら、現代のアメリカ・シリコンバレーを熱源とするトランスヒューマニズムや人新世の問題にまでのびてくるその射程を「全史」として描き切る、第一人者による総合的かつ野心的な試み! イーロン・マスクと同じ夢を100年前のロシアで見た人たちがいた―― [目次] はじめに 第一章 近代ロシアの空間表象――ロシア宇宙主義前史 一 無から無限へ 二 ロシアとアメリカ 第二章 フョードロフ――全人類の集合神化 一 人類復活の事業 二 人間の神化 三 自然統御の工程 四 メシアニズムの地政学 第三章 宗教哲学とコミュニズム――集団神化の実践へ 一 宗教哲学ルネサンス 二 コミュニズム 第四章 ツィオルコフスキー――無限の進化と優生思想 一 革命文化とロシア宇宙主義 二 無限の進化の夢 三 個と全体の原子論 第五章 ヴェルナツキー――進化の統御(不)可能性 一 太陽と生物圏 二 「生の跳躍」から「精神圏」へ 第六章 トランスヒューマニズムと人新世――ロシア宇宙主義後史 一 テイヤールからトランスヒューマニズムへ 二 ヴェルナツキーから人新世へ おわりに -
哲学者たちの<ほんとう>の仕事
真理を求めるにも、愛を問うにも、なによりもまずは飯を食わねばならぬ! キケロもアーレントもデカルトも霞を食って生きていたわけじゃない―― 哲学者たちのもう一つのアイデンティティ 本を読んで考えにふけるだけで、毎日の生活費が自動的に入ってくるなんてことは起きない。著名な哲学者たちも、今を生きるわたしたちのように、生活のために「仕事」をしてきた。 眼鏡を磨くスピノザ、嫌々ながら市長をつとめたモンテーニュ、工場労働で思索を深めたヴェイユ……。古代から現代まで40名の哲学者をとりあげ、生活の糧を得ていたもう一つの職業をひも解いていく。 労働は想像力の源にも、知的活動の妨げにもなる。職業人生に光を当てる、唯一無二の哲学入門。 ◆スピノザ――レンズ研磨職人 ◆ハンナ・アーレント――ジャーナリスト ◆マシュー・クロフォード――整備士 ◆モンテーニュ――市長 ◆ディドロ――美術品のブローカー ◆アンリ・ベルクソン――外交官 ◆ライプニッツ――司書 ◆ジャン=ジャック・ルソー――譜面書き ◆マルクス・アウレリウス――皇帝 ◆シモーヌ・ヴェイユ――工場労働者 ……など40名を紹介! -
アーレント『人間の条件』
なぜ働かなきゃいけないの? よい労働ができない人は、ひどい人生を送る? 労働ばかり称揚する社会を痛烈に批判したアーレントの思想とは。 「働く」を根本から問い直し、一人一人のかけがえのなさをつかみなおす。 「いま」を生き抜くための100ページ〈すごい古典入門〉創刊。 「よい労働ができる人は、よい人生を歩めるし、 そうではない人は、ひどい人生を歩むことになる。 だから若いうちから自分に適した職業を見つけないといけない。 それが人生の至上命令のようになっているのではないでしょうか。 しかし、歴史を遡れば、こうした考え方は必ずしも真実であるとは限りません。」 (第3章「なぜ働かないといけないの?」より) ◆目次◆ 第1章 ハンナ・アーレントはどんな人だった? 第2章 働くってどういうこと? 第3章 なぜ働かないといけないの? 終 章 アーレントと冒険に出よう -
精神科医Tomyがやっているほぐれる休み方
がんばりすぎてるあなたへ Tomy先生の心と体がほぐれる休み方指南 「休み」はあるのに「休まらない」…! 休日の予定の立て方、週末のモヤモヤへの対処のしかた、 自分をすこやかに保つご自愛リストのつくりかたなど、 日々がんばっているあなたへ、 著者自身が実践している休み方のヒントを届けます。 ・休みベタな人こそ、「休日の目的」をあえて決める ・家でも働く人は「仕事禁止ゾーン」をつくってみる ・休日の基本形を持つことで「何をしていいかわからない感」を減らす ・「休む」ことを「時間」ではなく「行動」としてとらえる 今週の休みが楽しみになってくる、気持ちが解放される そんなヒントが満載の1冊です。 ■本書の目次より 第1章 寝ても、疲れがとれないワケ 第2章 心を解放するためのヒント 第3章 「休むこと」に慣れるために 第4章 休日のモヤモヤに効くこと 第5章 休み明けへの処方箋 第6章 毎日に小さな休息を ■はじめにより 休日はあるのに、なんとなく疲れが取れない。仕事が終われば、しっかり休ん で心身を回復させたいのにそれができない。そうしてモヤモヤと過ごしている 方もいらっしゃると思うのです。だから、そんな方のためにこの本を書きまし た。この本では、私が実践し、自らを回復させることのできた「休み方」をた くさんご紹介しています。 ■著者について 精神科医Tomy 1 9 7 8年生まれ。名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精 神科医局に入局。読者をあたたかく励まし、気づきを促すXが人気でフォロワ ー数は39万人超。テレビ・ラジオなどメディア出演多数。 -
絶望から希望にひっくり返す考え方
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぱっと読める! すっと心に入る! ぐっと元気になれる! 本です。 つらい出来事の渦中にいるとき、人は「どうして私だけ」「もう立ち上がれない」と感じてしまうものです。 著者もまた、難病により、まぶたすら開けられず、自分の頭を支えることさえできない日々を経験しました。 絶望の底で“何もできない自分”を責め続けた著者を救ったのは、「ものの見方をひっくり返す考え方」でした。それが、絶望の中で抱えた”つらい気持ち“をひっくり返してくれたのです。 本書では、 ●苦しみをやわらげる視座の転換方法 ●抜け出せない悩みをひっくり返す方法 ●心が折れそうな日の「セルフ回復」法 ●物事を軽やかに受け止めるための思考習慣 ●レジリエンス(心の回復力)の育て方 などを、やさしい言葉と図解、イラスト、クイズ、ワーク、事例を交えながら紹介しています。 ページをひっくり返すたびに、ストレスや不安がひっくり返り、自己肯定感が上がる構成になっています。そして、読者が「読むだけで心がふっと軽くなる」よう、ページの構成にも工夫を凝らした“体感型の一冊”です。 今つらさの中でネガティブ思考に苦しんでいるとしたら、「こう考えばいいんだ」と希望の灯がともるでしょう。 -
体調…じゃなくて気分が悪いのでお休みします。 あなたが今日を生きのびるための58のヒント
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ X(旧Twitter)総インプレッション4300万回超! SNSで話題の「くまみ」がついに書籍化 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 会社、友達、将来… 日々のモヤモヤを解消して 気分よく過ごすための58の考え方を紹介。 「ちょっとずつ心がすり減っている」 と感じている人に贈る「読むお守り」です。 =================== 《本書の内容》 Chapter1 「なんだかうまくいかない」と感じるとき 1. 頑張ってるのに結果が出ない 2. 朝起きた瞬間から疲れてる 3. 人の成功を素直に喜べない自分がつらい 4. SNSを見てると自己嫌悪になる 5. ちゃんとしてる人を見ると自分がダメに見える(ほか) Chapter2 不安に飲みこまれそうになる日 1. 未来のことを考えると苦しくなる 2. このままでいいのかずっと不安 3. 不安を話すのが怖い 4. うまくいってても「いつか終わる」と思ってしまう① 5. 小さなことがずっと気になる (ほか) Chapter3 他人の目が気になりすぎる 1.「嫌われたかも」が口癖になっている 2. 場の空気を読みすぎて、疲れる① 3. 周囲の顔色を見てばかりで、自分の顔がわからない 4. みんな楽しそうなのに、自分だけ浮いている気がする 5. 本当の自分を知られたら、離れていくんじゃないか①(ほか) Chapter4 心がすり減る人間関係 1. 距離感がうまくつかめない 2. 相手の反応がないと不安になる 3. 一緒にいるだけで疲れる人がいる 4. 「いい人」を演じすぎて、あとでぐったりする 5. 優しさが利用されてしまう (ほか) -
若い読者のための心理学史
複雑すぎて面白い。心のしくみも、それを探る営みも。 さまざまなアプローチ、 方法論あり、 学説、 流派あり。 けっしてひとすじ縄ではいかない「こころの科学」史 「心理学発展の通史はえてして退屈で読みづらいものだが、本書はその対極にある傑作だ。心理学の世界へ魅力的で楽しい入門を求めているすべての人に心から推薦する」——ロバート・スターンバーグ(米国コーネル大学心理学教授) パブロフの犬から、ミルグラムの電気ショックの実験、CIAによる精神支配の秘密プロジェクト、さらには心理学界に新風をもたらしたポジティブ心理学まで……心理学のガイド役として英国を中心に活躍するヘイズが、東洋や世界各地にも目を配りつつ繰り広げる、心理学発展の物語。ユング、フロイト、ファノン、カーネマンといった主要な思想家にくわえ、劣等感、PTSDといった心理学の主要概念への理解も深まる一冊。 心理学はその歴史をつうじて、より豊かに、より意味深く、より多様なものになった。手法の多様性こそが心理学の力である。 そして、その力は、受容性を高め、人間の多様性を取りいれることによってのみ、さらに強化される。(本書 最終章=第40章より) -
新版 集中講義!日本の現代思想 ポストモダンと「その後」を問いなおす
いま、「思想」は日本を分析しうるか? 丸山眞男や吉本隆明など戦後思想との比較を踏まえ、浅田彰や中沢新一らの言説からポストモダン思想の功罪を論じたロングセラーが、約20年の時を経てアップデート!80年代に流行した「現代思想」は海外思想をいかに咀嚼して成り立ち、若者を魅了しながら広がり、やがて終焉へ向かったのか。その後、ゼロ年代以降の「哲学・思想」ブームによって、多くの「スター」が輩出されても、彼らを軸にした思想の流れが生まれてこないのはなぜなのか──? ますます個人主義化する世界で、社会を分析する道具としての「思想」の可能性をいま改めて問う。2万超の新章「二一世紀に”日本の現代思想”は存在するか」を加えた決定版。 【内容】 序 かつて、「現代思想」というものがあった 1) 空回りしたマルクス主義 第一講 現実離れの戦後マルクス主義 第二講 大衆社会のサヨク思想 2) 生産から消費へ──「現代思想」の背景 第三講 ポストモダンの社会的条件 第四講 近代知の限界──構造主義からポスト構造主義へ 3) 八〇年代に何が起きたか 第五講 日本版「現代思想」の誕生 第六講 「ニュー・アカデミズム」の広がり 4) 「現代思想」の左転回 第七講 なぜ「現代思想」は「終焉」したのか 第八講 カンタン化する「現代思想」 5) 物語の構造を見失った日本 第九講 二一世紀に“日本の現代思想”は存在するか -
スピノザ 〈触発の思考〉
「哲学史上の〈異物〉」とも称されるスピノザ――その異例の思考を、シュトラウス、アドルノ、バーリン、ネグリ、シュミット、三木清らと対峙させ、思想史の読み替えとオルタナティヴな政治哲学の可能性を探ろうとする試み。 スピノザの思想は、そこに姿を映した者が、自らの歪みや偏り、あるいは秘してきたものを大写しで見させられる、精巧に磨き上げられた水晶玉のようなものなのかもしれない……。思想史を反転させ、「もう一つのあり得る思考」の水脈を明るみに出す。良心、徳、暴力、民主主義、自由、権力、国家――政治的思想の中心概念を揺るがす、「異物」が照射する未聞の思想史。 ◆書評掲載 2020年01日26日読売新聞朝刊評者:山内志朗 氏 2020年02月22日図書新聞No.3436評者:平尾昌宏 氏 -
ミシェル・フーコーと狂気のゆくえ 我狂う、ゆえに我あり
20世紀後半を代表する思想家ミシェル・フーコー(1926-84年)が残した膨大な仕事の中で、最初の大きな山が「狂気」と「精神医学」を焦点とするものだった。1961年に34歳のフーコーが世に問うた『非理性と狂気』は、のちに『狂気の歴史』と改題されて今日まで読み継がれ、『言葉と物』や『知の考古学』と並ぶ代表作の一つとなっている。ところが、「狂気」というテーマは、その後の著作活動の中で背景に退いていき、フーコー自身、かつての狂気研究の価値を小さく見積もる発言さえ残している。 このことは何を意味しているのか? 「狂気」の問題はフーコーの関心の外に追いやられたのか、それとも、どこかに姿を隠しただけなのか。本書は、迷子のようになった「狂気」という問題の行方を探ることを目的としている。 そもそも「狂気(folie)」という言葉は、病気としての精神疾患を一義的に指すわけではなく、多様な意味をもつ。にもかかわらず、多くの研究者はフーコーの言う「狂気」を精神疾患と同一視し、その著書を批判的立場からの精神医学史とみなしてきた。本書は、その前提を疑うところから出発し、以下のように展開する。 『狂気の歴史』執筆の背景とアウトラインおよび方法、出版後の社会的反響、特に反精神医学運動による聖典化。フーコーを反精神医学の代表的論客とみなす定説の批判的検証。この定説の一つの根拠となった「精神病者を鎖から解放した大博愛家フィリップ・ピネル」という神話のフーコーによる破壊の内実。中期フーコーが権力を中心課題に据える中での狂気の位置づけの変化。夢と狂気に関するデカルトのテクストのフーコーによる解釈とそれにまつわるジャック・デリダとの論争。芸能、文学、造形作品に表現された文化的表象としての狂気とそのフーコーによる理解。レーモン・ルーセルという特異な作家の作品との出会いがフーコーにもたらした衝撃。 本書は、長年にわたる臨床経験に立脚しながらフーコーにおける「狂気」の問題を徹底的に追求する稀有な試みであり、その根底には「人が狂うことにはどのような意味があるか」という根本的な問いがある。 [本書の内容] 第1章 初期フーコーと狂気の問題 第2章 反精神医学の神殿へ 第3章 フーコーはピネル神話を破壊したか 第4章 精神医学権力――コレージュ・ド・フランス講義 第5章 愚かさと狂気――『阿呆船』と『痴愚神礼讃』 第6章 フーコーはデカルトをどのように読まなかったか 第7章 想像力の世界と狂気 第8章 ルーセルの衝撃 第9章 ソクラテスとフーコー -
友情の哲学――緩いつながりの思想
「友達」との関係は、もっと緩やかでいいはずだ。 人びとの生き方が多様化し、SNSが日常化した社会の中で、私たちはどう歩んでいくべきか? 「友情」という承認の形に注目し、その定義から未来像まで哲学する! 【目次】 プロローグ 友情という承認の形 第Ⅰ部 友情の原理 第1章 友情とはどのような関係か 1アリストテレスに問い合わせる 2真/偽の友情、完全/不完全な友情 3友情の四つの構成成分 4友情ではない関係 第2章 (なぜ)私たちは友達を必要とするのか 1「必要」としての友情 2「友達がいない」ことと「幸福である」ことは両立するか 3神ならぬ存在としての人間 第3章 友達を必要とするのは弱い人か 1友達を必要とするのは自立していない人か 2私に友達が少ないのはカントのせいか 3「自足」と「自立」 4「自立」と「自律」 5普遍性という問題 第4章 友情はもっぱら倫理学の問題か 1カントの友情論の場所 2普遍性と個別性 3倫理学から美学へ 第5章 友達は多ければ多いほどよいのか 1なぜ友達の数が問題になるのか 2唯一無二の親友という間違った理想 3たくさんの友達という間違った理想 これまでのまとめ 第Ⅱ部 変化の中の友情 第6章 時間と友情 1時間が友情を壊すということ 2フーコーのぼやき 3友情は若者の専売特許か 4高齢化社会における友情 5年齢差と友情 第7章 セクシュアリティと友情 1「男と女の間にも友情は可能か」という問い 2性愛と友情は両立しないのではないか 3性意識の変化 4新しい「生の形」の発明 第8章 家族と友情 1家族を論じることの難しさ 2高齢化社会の中の家族 3家族という制度そのものの不安定化(流動化) 4友達のような家族関係 第9章 ジェンダーと友情 1友情は男の世界か 2女同士の友情の時代 3他者の欲求を繊細に受け止めること 4人目を気にするということ 5男おひとりさまの友情 第10章 SNSの世界の友情 1SNSの世界の友達の数 2SNSの世界の友達とは観客である 3SNSの世界の公開性 4「承認をめぐる闘争」でsocial であること エピローグ 必要・中間性・緩さ あとがき 参照文献 註 索引 【著者略歴】 藤野寛(ふじの・ひろし) 1956年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程学修退学。フランクフルト大学学位取得。高崎経済大学経済学部教授、一橋大学大学院言語社会研究科教授などを経て、現在、國學院大學文学部教授。専門は哲学・倫理学。著書に、『アドルノ/ホルクハイマーの問題圏(コンテクスト)――同一性批判の哲学』(勁草書房)、『アウシュヴィッツ以後、詩を書くことだけが野蛮なのか――アドルノと〈文化と野蛮の弁証法〉』(平凡社)、『高校生と大学一年生のための倫理学講義』(ナカニシヤ出版)、『キルケゴール――美と倫理のはざまに立つ哲学』(岩波現代全書)、『「承認」の哲学――他者に認められるとはどういうことか』(青土社)など。 -
肯定からあなたの物語は始まる 視点が変わるヒント
「上司のひと言をさらっと聞き流せない」「ゆらいでしまう自分でなくなりたい」「気づけば自己否定の穴に落ち……」――。 著者の稲葉俊郎さんは、こうした状態なら「いのちの泉が枯れている」場合が多いといいます。 生きにくさや不安さえも豊さに変えられるのが「いのちの力」です。いのちの力が強まったとき、悩みは成長の糧になります。 いのちの力を強めるためのウェルビーイング(個人も社会もよい状態)の活動を行っている稲葉さんは、西洋医学だけではなく伝統医療や心理学など幅広く修めてきた医師です。 「死んでからでは遅い。生きているうちに気づかなきゃ!」 横尾忠則氏(現代美術のレジェンド)が本書の必要性をこう述べています。 稲葉さんは、心の豊かさや人生哲学をテーマにしたテレビ番組や雑誌にも多く登場。 治療現場や旅先での出会い、温泉、演劇、アート、本などを通して、いのちという視座を自然に気づかせてくれるかけがえのない一冊です。 〈目次〉 はじめに ~いのちはゆらぎに包まれている 【第1章】よみがえる力 肯定からあなたの物語は始まる 願いのかなえ方 心の間合い 病気学から健康学へ 消費者から創造者へ 【第2章】はなれる力 聞き手になる どこを通っても道はつながる 解毒する 「きれい」のものさし 【第3章】ひとことの力 体と言葉 「なおす」と「なおる」 主語と目的語を入れかえる いのちの糸 人生はすべての瞬間が始まり あなたの中の子どもが走り出す 苦しみを分かちあう 【第4章】たましいの力 馬に乗る こどもと もとこども 心の井戸を覗く 水と太極 いのちは沈黙の中で叫ぶ たましいに入り込む -
ビジネスとしての宗教
宗教の「経営面」に光を当てた、全く新しい画期的論考 なぜ人は宗教にこれほど引きつけられるのか? 熾烈な顧客獲得の歴史から見えてくるもの 宗教は交際相手や仕事相手も見つかる驚きのプラットフォームである! 貧しい女性が進んで教会に寄付する意外な動機 一般人は気づけない「長く退屈な儀式」の深い理由 権力の乱用が生まれる組織構造とその対応策も解明 『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?』著者による最新刊 「経済の観点から宗教に斬新な分析を加えている。ポール・シーブライトは宗教を独創的なプラットフォームの組織、つまり、インスタグラムやXと全く同じようにユーザーたちに互恵的な関係を築かせるものとして描き出している」 ――『フィナンシャル・タイムズ』紙 -
ポストが怖くて開けられない! 発達障害の人のための「先延ばし」解決ブック
やる気はある。でも動けない。 ADHD・ASDの脳の仕組みから考えたライフハック術。 「ポストを開けて手紙を取り出す」 「届いたメールやLINEを読む」 「机の上の書類を片付ける」 「たまったゴミを捨てる」…… やる気はあっても、つい「先延ばし」してしまう。 「集中が続かない」 「何から手をつけていいかわからない」 「急に予定変更になると動けなくなってしまう」 「コミュニケーションが苦手で尻込みしてしまう」 がんばっているのに、やる気がないと思われてしまう。 発達障害の人に起こりがちな困りごと。 それは、その人の能力が劣っているわけではありません。 「その人らしさ(特性)」と職場など周りの「環境」が合っていないだけかもしれません。 この本では、周りの人や環境に無理やり合わせる方法ではなく、 その人の特性にあった方法で、モチベーションを上げ、 「先延ばしグセ」を解決するライフハック術をお伝えします。 著者は、障害のある人と企業をつなぐ「就労移行支援事業所」を運営しています。 多くの発達障害の人を支援し、雇用する企業を見てきた経験から、 特性を活かした職場や仕事に出会った人は、 その人らしく活躍し、周囲の人からも高い評価を得るようになる――と言います。 その豊富な事例を交えながら、 日常・仕事・人付き合いで「なぜ困りごとが起こるのか」の理由、 そして具体的な解決方法をお伝えします。 【目次より】 ◎ポストを開ける気にならない人々 ◎「困っていないこと」はやる気を出さなくていい ◎ADHD脳とASD脳、なぜ「やる気がない」と思われるのか? ◎やる気がなくても朝起きられる環境づくり ◎片付けは“終わらせる”のではなく“回す”と上手くいく ◎苦手な音や触感に耐えられない! 感覚過敏との付き合い方 ◎デスクワークでの集中力の保ち方 ◎人の気持ちを察するのが難しいとき、どうする? ◎チームワークで活きる特性の活かし方 ◎自分の特性を上手に伝える方法 ◎「自己理解ワーク」で自分を知る -
人間の条件
「私たちが実際に行っていること」とは何か――。 労働(labor)、仕事(work)、活動(action)という三つの行為様式によって人間の条件を考察した著者の代表作にして、20世紀の古典を達意の新訳でおくる。古代から現代に至るまで、それぞれの行為様式がどのように発展し、互いに関係してきたかを西欧思想史への豊かで卓抜な目配りとともに分析。科学やテクノロジーによる経験の変容と政治的思考の救済という本書が追求したテーマは、今やいっそうの緊急性を増し、新たな思想と討議を喚起してやまない。 原書第2版(2018年)に基づき、ダニエル・アレン(ハーヴァード大学教授)の序文とマーガレット・カノヴァン(キール大学名誉教授)のイントロダクションを付した決定版。 -
オノマトペの現象学 新版 「ぐずぐず」の理由
その強度に言葉が追いつかないときに、ひとは音に音を重ねるのだろうか。それとも、言葉が足りないときにそれをぴたり言い当てようとして、ひとはこのように音感でいっきに意味を凝集させようとするのだろうか。あるいは、どこか逸脱しているところがあるという、そんな違和感をさりげなく表明しておこうとして、ひとはこのように特徴ある音を反復するのだろうか。「へとへと」「よれよれ」「だらだら」「ぞくぞく」「ぎすぎす」……けっして鳴っていないはずの音を言い表す言葉たちが、わたしたちの様子を表現して、読めばすとんと腑に落ちる。そんな不思議な「オノマトペ」を、現象学の視点から解きほぐす鷲田哲学の傑作エッセイ。「文庫版のための、やや長いあとがき」を増補した決定版。 -
ハタ・ヨーガ完全版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヨーガ愛好家あこがれの 100のヨーガポーズがこの1冊で修得できます。 ハタ・ヨーガは「身体の操作」によって解脱を目指す、ヨーガ流派のひとつです。 その特徴は「積極的な実践法」にあります。 長い修行の伝統の中で生まれてきたさまざまなアーサナ(ポーズ)は、瞑想に頼らず自分から解脱に至ろうとするハタ・ヨーガの強さを象徴しています。 解脱とは、すべてを知りつくすこと、つまりは自分を知りつくすことです。 美容法や健康法としてでなく、「自分を知る」ためのヨーガを始めてみませんか? CONTENTS(抜粋) 『入門編』 序章──ハタ・ヨーガとは何か ◆理想的な死の意味合いは ◆理想的な人生とは 第1章──初心者のヨーガ ◆ヨーガに興味が湧いたら ◆ヨーガ教室へ行く 第2章──準備運動 ◆準備運動について ◆両足を伸ばして座る 第3章──腕と首の運動 ◆関節部分について ◆腕の運動1 第4章──その他の基本運動 ◆基本運動について ◆太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ) 第5章──坐法 ◆坐り方について ◆安楽坐(スカ・アーサナ) 第6章──休息のアーサナ ◆自己観察について ◆赤ちゃん坐(パヴァナムクタ・アーサナ) 『実技編』 第1章──ひねり系統の行法 1アルダ・マッツェーンドラ・アーサナ1 ひねりのポーズ1 2アルダ・マッツェーンドラ・アーサナ2 ひねりのポーズ2 第2章──体側伸ばし系統の行法 10ウッティタ・トリコーナ・アーサナ 三角のポーズ 11ウッティタ・パールシュヴァコーナ・アーサナ 体側を伸ばすポーズ 第3章──前屈系等の行法 14パシュチモーッターナ・アーサナ 前屈のポーズ 15ジャーヌシールシャ・アーサナ ひざに頭をつけるポーズ 第4章──反り系統の行法 22シャラバ・アーサナ バッタのポーズ 23アンジャナー・アーサナ 猿のポーズ 第5章──バランス系統の行法 33ヴリクシャ・アーサナ 立ち木のポーズ 34パーダーングシュタ・アーサナ バランスのポーズ 第6章──開節系統の行法 49ヴァーマディーヴァ・アーサナ1 ヴァーマディーヴァ聖仙のポーズ1 50パーダヴィカラーンガ・アーサナ 横で足をからませるポーズ 第7章──逆転系統の行法 57ヴィパリータカラナ・アーサナ 逆転のポーズ 58サルヴァーンガ・アーサナ 肩立ちのポーズ 第8章──その他の行法 61ウトゥカタ・アーサナ 腰掛けバランスのポーズ 62プリシュタパーダスティタ・アーサナ 足の甲のバランスポーズ 『行者編』 第1章──修行クラスのカリキュラム ◆ヨーガ行者とは ◆修行クラス開講 第2章──心身反転の行法 72シールシャ・アーサナ1 頭立ちのポーズ1 73パリヴリッタパーダ・シールシャ・アーサナ 開脚での頭立ちのポーズ 第3章──意識革命の行法 77アーカルナダヌル・アーサナ 弓引きのポーズ 78ウールドヴァクックタ・アーサナ2 持ち上げた雄鶏のポーズ2 第4章──身体昇華の行法 87ダウティー・クリヤー 布での胃の浄化法 88クンジャラ・クリヤー 水での胃の浄化法 第5章──宇宙根源力上昇の行法 95マハー・ムドラー 大ムドラー 96マハーバンダ・ムドラー 大縛ムドラー ◆空中浮揚の原動力 ◆空中浮揚の極意 著者 ◎ 成瀬雅春(なるせ まさはる) ヨーガ行者、ヨーガ指導者。1976年からヨーガ指導を始め、1977年2月の初渡印以来、インド、チベット、モンゴル、ブータンなどを数10回訪れている。地上1メートルを超える空中浮揚やシャクティチャーラニー・ムドラー(クンダリニー覚醒技法)、心臓の鼓動を止める呼吸法、ルンゴム(空中歩行)、系観瞑想法などを独学で体得。2001年、全インド密教協会からヨーギーラージ(ヨーガ行者の王)の称号を授与される。アーカーシャ・ギリ(虚空行者)という修行名で毎年標高4000mのヒマラヤで修行を続けている。成瀬ヨーガグループ主宰。倍音声明協会会長。朝日カルチャーセンター講師。 -
シーア派――起源と行動原理
反米、反イスラエル、フーシ派、ヒズボラ…… 中東情勢の震源、国際社会の重要アクター、その〈内在的論理〉 イラン革命以降、ムスリム世界のたった一割にもかかわらず多数派スンナ派以上の組織力と完成された教義を実装。「革命の輸出」は、着実に成果を出している。 イラン一国の枠に収まらないそのグローバルな実態。特に信仰と世界観を深掘り、「何を考え」、「いかに形成され」、「他派・他宗教とどう向き合ってきたか」という問いに答える。唯一の本格的入門書。 イランは、1979年のイラン・イスラーム革命によって成立した宗教国家である。その政治体制は、シーア派のイマーム(指導者)論を前提とした「法学者の統治」を採用している。そのため、シーア派という宗派の思想や信仰を、きちんと知っておくことが、イスラーム・中東諸国に多大な影響を与えている、この大国の動向を知る際、絶対に不可欠なのである。本書は、イスラ―ム、中東を知るための必読かつ唯一のシーア派の本格的入門書である。 【目次】 はじめに 本書の位置付けと特徴/本書の構成 第一部 シーア派思想史 第一章 預言者とイマームたちの歴史 一二人のイマームたち/預言者ムハンマドとアリー/ハサン/フサイン/アリー・ザイヌルアービディーン/ムハンマド・バーキル/ジャアファル・サーディク/ムーサー・カーズィム/アリー・リダー/ムハンマド・ジャワード/アリー・ハーディー/ハサン・アスカリー/一二代目イマーム/第一章のまとめ 第二章 ガイバ以降のシーア派 イスラーム世界における学問の始まり/イマームたちの時代の学問/伝承主義の時代/一一世紀以降の合理主義の時代/トゥースィー以降の学問的衰退――セルジューク朝の襲来/モンゴルによる蹂躙/シーア派とスーフィズムの混交/サファヴィー教団による建国/アフバール学派の台頭/ウスール学派の台頭/パフラヴィー朝の成立とイラン革命前夜/イラン・イスラーム革命――法学者の統治とイマームの権限/ポスト・ホメイニーの時代――ハーメネイーのマルジャア性/革命の輸出と現在――ヒズブッラー/イラン以外のマルジャア/第二章のまとめ コラム① イランの支援の例――インドネシア 第二部 シーア派の教義――五信一〇行 第三章 五信 1.タウヒード/2.神の正義/3.預言者性/4.イマーム性/5.復活 第四章 一〇行 1.礼拝/2.斎戒/3.喜捨/4.フムス/5.巡礼/6.ジハード/7.善の命令/8.悪の阻止/9.イマームたちへの忠誠/10.彼らの敵との絶縁 コラム② タキーヤ(信仰隠し) 第三部――シーア派の他者観 第五章 イスラーム諸派の形成とシーア派におけるその分類 イスラームの諸派の形成史/イスラームとイーマーン/シーア派における他者の分類/「反対者」と彼らの救済の有無/救済される他派としての「ムスタドアフ」/第五章のまとめ 第六章 シーア派の他宗派に対する認識 スンナ派/スンナ派が背教者と見なす人々/アリーのカリフ位の簒奪者たち/イマームと交戦した「敵対者」/ハワーリジュ派/イスマーイール派/ザイド派(フースィー派を含む)/アラウィー派/他宗教(キリスト教、ユダヤ教ほか)について/西洋に対して/多様性に富むシーア派信徒 第三部のまとめ コラム③ 日本のシーア派 付録 アーシューラーの参詣祈願 おわりに 註 参考文献 シーア派思想史年表 シーア派・イスラーム関連用語 主要人名・地名索引 -
私は何者かを知りたい──匿名の精子提供を生きる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書には、AID(第三者の精子による人工授精)で生まれた人たちの、生の声がつづられている。男性不妊の夫婦にとって自分たちの子を得る「最後の希望」とされる医療は、秘密を前提に実施されてきた。成長して親の嘘を知った子どもは、自身のルーツが分からないことに苦しみ、「出自を知る権利」を求めて声をあげる。生殖医療がもたらした命と家族、社会に対する問いを、ぜひ一緒に考えていただきたい。 -
半うつ
「うつ」とまでは言い切れない。だから、仕事に行けるし、家事もできる。 だけど、たしかに憂鬱を超えた不快感がある。身体は動くけれど、心が動かない。 「半うつ」とは、そんな憂鬱とも、 うつ病とも言えないグレーな心の状態を指します。 なんと、現代人の5人に1人が、 潜在的にこの「半うつ」に苦しんでいると言います。 名前のない不安ほど怖いものはありません。 でも、名前がつけば 「対処法がある」「1人じゃない」と思えるようになります。 この本は、精神科医として25年、 延べ20万人の患者さんを診てきた著者が、 名前がないばかりに見過ごされてきた苦しさに 「半うつ」という名前をつけ、その改善法を具体的に示した一冊です。 ■こんな症状に複数心当たりがあったら「半うつ」かも? □昔は楽しかった趣味やテレビ番組にも興味が湧かなくなった。 □美味しいものを食べたり、嬉しいことがあったりしても、心から喜べなくなった。 □夜なかなか眠れない、または休日に1日中寝てしまう。 □食事が面倒になる、または無意識に食べ過ぎてしまう。 □本や資料を読んでも頭に入らない、仕事に集中できない。 □原因不明の頭痛、肩こり、胃の不調が続く。 □「今日の夕食何にしよう」といった小さなことでも決められない。 □話している最中に集中が途切れ、相手の話を聞き逃すようになった。 □昔の失敗や恥ずかしい出来事ばかり思い出してしまうようになった。 □歩くのが遅くなったり、物が重く感じたり、身体的な動作が鈍くなった。 □些細なことで急に悲しくなったり、怒りっぽくなった。 □何かを質問されても、思考が停止して考えがまとまらなくなった。 【目次より】 プロローグ 半うつチェックリスト 第1章 憂鬱以上、うつ未満 第2章 半うつになるのも、しょうがない 第3章 半うつにつけるくすり①「食う・寝る」心に燃料を補給する 第4章 半うつにつけるくすり②「セロトニン」ほどよいブレーキのかけ方 第5章 半うつにつけるくすり③「ノルアドレナリン」安全で快適なアクセルの踏み方 第6章 半うつにつけるくすり④「ドーパミン」止まりかけたエンジンの動かし方 終章 精神科医だって、ちゃんと苦しいし、辛い エピローグ -
ニューヨークとファッションの世界で学んだ 「ありのままを好きになる」自信の磨き方
米国ニューヨーク在住23年目、「SUPREME」で働くテクニカルデザイナーが、最先端のファッション業界の厳しい競争社会のなかで見つけた、心のサバイバル術。 「生きづらさは言語化するとラクになる」「他人と比べない」「行動する前に考えすぎない」「理不尽に遭っても、気にする時間がもったいない」「いつでも夢を持っている」……etc. 「おしゃれ」「成功」「キラキラ」よりも、自分を助けてくれる“生きづらさの最適解”とは。華やかに見えるファッション業界のリアリティ、異国の地で困難にぶち当たったときに何をしたか、実体験を交えて綴る、生き方のヒントが詰まった一冊です。 -
正しさとは何か
私たちは正しくなるために何が必要なのか? 正しさに太刀打ちできるものなどない!! 本書は、現代思想の理論を駆使し、「正しい」という言葉を徹底的に解剖し、愚直までに「正しさ」の意味を考究した理論書です。まず著者は「正しさ」が力であるという前提のもと、「正しさ」を考えるための基本構図を設定。正しさの判定を論理と事実によって行います。しかし、「正しさ」が常に勝つことはなく、「正しさ」が現実には敗北することさえあることを明らかにしていき、私たち人間の本質矛盾を突いていきます。そして「正しさ」の論理と事実の妥当性は人間のコミュニケーションにあるとし、詳細な事例を紹介していきます。また長年の哲学的難問「真理」と「正義」についての考究に入り、締めくくりに「言葉」の力についての鋭利な著者の分析を行います。 また本書に登場した哲学者たちの著書のブックガイドを添え、哲学ビギナー対しての便利な舵取りを行っております。 著者の高田明典は現代思想評論家であり、フェリス女学院大学教授で、これまでに、構造主義や現代思想、メディア、ネット関係の多く書物を出し注目をされております。本書は著者の渾身書き下ろし作品です。 -
死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。
死とは何か? なぜ死は怖いのか? 医学×宗教社会学×脳科学×哲学×物語を手がかりに “死恐怖症”(タナトフォビア)の著者が究極の謎に挑む! 夜、ふと「自分が消えてしまう」ことに息が詰まる。死んだら無になるのか、何かが続くのか――。死を最も目にする医師、神や超越者を探究する宗教社会学者、デジタル不老不死を目指す神経科学者、死を見つめ続ける哲学者、人生や生死を描き出す小説家、それぞれの追い続けた「死」とは何か? いつか必ず死ぬ私たちは、何を信じ、どう生きるのか。これまで語られなかった、「死」と「死の恐怖」への新たな答えとは? 死生観が一変する1冊。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
「いきり」の構造
どうしてあんなに、自信満々なのか――。「迷惑」を忌避する社会で際立とうとして、「いきり」が幅を利かせ、暴走する。「わからないのはバカ」「別に迷惑かかってないし」「政治家になってから言えよ!」「切り取りだろ!」……。「従順」か「居丈高」か。世の中に蔓延(はびこ)る、この二択から逃れ、ちゃんと深く息を吸うために、この疲弊した社会の問題点を掴まえる。社会、"私"という個人、日本人論のトライアングルの中に「いきり」を浮かび上がらせることを試みた一冊。 【目次】 1 そういうことになってるから 2 オマエに権利があるのか? 3 批判なんてしません 4 やかましい街で 5 幸せの設定 6 落ち着いてください 7 不機嫌 8 善意 9 視覚化から資格化へ 10 不安なくせに 11 上から目線 12 気のせい 13 確信歩き 14 切り取りだ 15 すべてを見る 16 逆ギレw 17 ヤニる! 18 承認 19 届ける 20 NEW&SPEED 21 言語化 22 物を言う 23 自分で考える 【著者略歴】たけだ・さてつ 1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。著書に『紋切型社会』(朝日出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、19年に新潮社で文庫化)、『コンプレックス文化論』(文藝春秋、2017年、21年に文庫化)、『わかりやすさの罪』(小社、2020年、24年に文庫化)、『偉い人ほどすぐ逃げる』(文藝春秋、2021年)、『マチズモを削り取れ』(集英社、2021年、24年に文庫化)、『べつに怒ってない』(筑摩書房、2022年)、『今日拾った言葉たち』(暮しの手帖社、2022年)、『父ではありませんが 第三者として考える』(集英社、2023年)、『なんかいやな感じ』(講談社、2023年)、『テレビ磁石』(光文社、2024年)など多数。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。 -
トラウマからの回復と社会の修復
「本人の問題」をトラウマの影響の可能性から理解していくアプローチをトラウマインフォームドケア(Trauma Informed Care:TIC)という。まさにエンパワメントモデルであり,トラウマをかかえる人だけでなく,支援者の力も引き出してくれるものである。多くの事例を示しながら,著者は,児童福祉の領域を中心とした長年の臨床活動を基にトラウマにアプローチするための基礎知識と臨床知見を懇切に述べる。 本書には,全編にわたってトラウマによって傷つき,回復を必要としているのは,個人だけではなく社会ではないかという著者の思いが込められている。 -
おとなの自閉スペクトラム症の心理カウンセリング
おとなになるまで診断も支援もされなかった二人の、苦難と、希望と、生きる道―― おとなになるまで診断も支援もされなかったASD当事者は、自閉スペクトラム特性と人それぞれの成育歴・家族歴・経験が複雑にブレンドされた生きづらさを抱え、ひとり闘ってきた人たちでもある。 本書に登場するのは二人の架空のASD当事者、斉木勝と野島華子。長きにわたる二人のストーリーを、当事者目線と専門家目線で細やかに読み解く。当事者が生きている世界観、専門家の基本姿勢やカウンセリング技法だけでなく、ジェンダー、スティグマ、カモフラージュ、トラウマ、医療モデル/社会モデルなど、ASDの支援に欠かせない知識を解説する。 ASDの診断概念や支援技法がコンパクトにレビューする補論「自閉スペクトラム症を理解する」を付した、事例×解説でまなべるASDケアガイド。 -
本心に気づき、自分を生きる 書く瞑想ノート
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版では、実際に書き込むことはできません。「書く瞑想」実践の際は、お手元にノートやメモ帳をご用意ください。 【人気ジャーナリング講座、待望の書籍化】 ペン1本で視点が変わり 見える世界も、行動も 確実に変わっていく! テーマごとに設計された 15の「書く瞑想」 心のままに書き出すことで 本来の自分を取り戻していけるでしょう リピーター続出のジャーナリング講座 「書く瞑想 MAE Y method」 待望の書籍化!! 【Contents】 Chapter1 Self-Awareness 心の状態に気づく Chapter2 Relationships からまった人間関係をほどく Chapter3 Feelings 感情に振り回されなくなる Chapter4 Self-Love 自分を大切にする -
燃えられない症候群
◎冷めてる自分にもう逃げたくない。 ◎燃え尽きてもないのに、 なぜか燃えられない人の 脳と心をめぐる思索の書。 燃えられない症候群とは、 「本当は何かに夢中になりたい。 自分なりに懸命に動いてもいる。 それなのに、 なぜか心に火がつかない」 そんな状態を指します。 実は、現代では約7割の人が 「熱中している物事がない」という 調査結果があります。 つまり、燃えられないのは あなただけではなく、 現代社会では「多数派」なのです。 「燃えられない」のは、 あなたが悪いわけでも、 努力が足りないわけでもありません。 人間はもともと燃えづらいように できているからです。 ●旧石器時代から心と体は進化していない 人間の心と体の仕組みは 数万年前から変わっていないのに、 文明だけが急速に進化しました。 エネルギーを消費する「燃える」という行為は、 旧石器時代の脳にとって「避けるべきもの」。 だから、現状維持を選びがちになってしまうのです。 さらに、現代社会特有の問題が追い打ちをかけます。 ・情報過多による脳の過剰負荷 ・選択肢が多すぎることによる決定回避 ・コスパ・タイパ重視の風潮 ・SNSによる新たな相互監視社会 これらすべてが「燃えない方向」に 私たちを誘導しているのです。 ●燃えている人との違いは「才能」より「環境」 燃えている人と燃えられない人の違いは、 才能や能力ではありません。 「環境」です。 燃えている人は、たまたま燃えやすい環境にいるだけ。 そして環境は、いつでも変えることができます。 本書では、進化心理学、脳科学、 行動経済学などの知見を統合し、 現代社会で増える「燃えられない症候群」の正体を 科学的に解明します。 そして、燃えられるようになる 具体的な解決策まで提示します。 【こんな方におすすめ】 ・燃えたいのに燃えられない ・努力しているのに満たされない ・まわりと比べて劣等感を感じる ・やりたいことが見つからない ・かつての情熱を取り戻したい ・そもそも燃えたことがない 【目次より】 第1章 私たちを燃えられなくしているものの正体 第2章 燃えている人と燃えられない人を分けるたった1つのもの 第3章 燃えられない心に火を灯す 第4章 燃えはじめた心の火の保ち方 -
シュリック教授殺害事件
現代英米哲学/分析哲学のルーツとなった20世紀最大の思想的ドラマを活写した圧巻のノンフィクション大作 なぜ彼は殺されねばならなかったのか?──1936年6月22日、論理実証主義を掲げる「ウィーン学団」の哲学者モーリッツ・シュリックが元教え子に射殺された。ナチス台頭期の不寛容と反知性主義を象徴する事件を軸に、現代英米哲学/分析哲学のルーツとなった思想運動の興隆と蹉跌を活写する。学団の枠を超え、アインシュタイン、フロイト、ハイデガー、ウィトゲンシュタインら、時代を画した知性の運命が激しく交錯する哲学的群像劇にして、いまふたたび危機の時代を迎えた私たちに鋭く問いを投げかける圧巻の歴史ノンフィクション。 「私たちはポストトゥルースやフェイクニュースといった言葉が飛び交う時代を生きている。このような環境においては、経験主義がかつてないほど重要なものになる。そこで、私の希望としては、すでに失われた世界において活躍していた一群の素晴らしい思想家たち、その知的態度に共感することが容易であるような思想家たちへの関心を復活させるのに、本書が何らかの形で役に立つことを願っている」(本書より) 【目次】 序文 謝辞 第一章 プロローグ──さらば、ヨーロッパ 第二章 小さな雄鶏と象 第三章 拡大する学団 第四章 禿のフランス王 第五章 ウィトゲンシュタインの魔法 第六章 赤いウィーンのノイラート 第七章 コーヒーとサークル 第八章 カウチソファと建築 第九章 シュリックへの望まれざる贈り物 第一〇章 異邦人たちの来訪 第一一章 最も長い憎しみ 第一二章 赤いウィーンの暗黒の日々──「カルナップがあなたを待っている」 第一三章 哲学的な論争 第一四章 非公式の反対勢力 第一五章 くらえ、このくそったれ 写真 第一六章 側近グループ 第一七章 脱出 第一八章 シンプソン嬢の子どもたち 第一九章 戦争 第二〇章 亡命 第二一章 遺産 原注 登場人物 年表 監訳者あとがき 文献表 索引 -
古代ギリシア哲学講義 ――生きるヒントを求めて
ソクラテスは言う――「いちばん大切なのは、単に生きることではなく、よく生きることだ」。では「よく生きる」とはどのようなことか。「単に生きること」だけでも容易ではない状況を、人はいかに生きるべきなのか。本書はそうした根源的な問いについて、『ソクラテスの弁明』『オイディプス王』『国家』をはじめとする古代ギリシアの哲学、文学の名作を手引きに、深く掘り下げて考える。2400年のはるかな時を超えて現代の我々に生きるヒントを示してくれる古代の叡智の数々を、ギリシア哲学研究の碩学が縦横に論じ、わかりやすく読み解いて伝える連続講義。 -
心のお医者さんに聞いてみよう 社交不安症・対人恐怖症を治す本(大和出版) 自分でできる「認知行動療法」の12ステップ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【視線への恐怖をとり除き、苦しみから解放される法】「人前に立つのが怖い」「赤面・スピーチが怖い」「人前で字が書けない」「話すとき、相手を見ることができない」「人前に出ると視線が泳ぐ」等々、視線の問題で発汗、震え、ドキドキ、緊張と、日常に支障が出るこの病気を、「人に見られるのが怖い」他者視線恐怖と「自分が見てしまうのが怖い」自己視線恐怖の“二つの視線”の問題から明かす。人が怖い、緊張するというメカニズムを理解し、認知行動療法で相手をしっかり観察できるようになることで視線恐怖を解消。認知と行動の偏りに自ら気づき、不安と恐怖をコントロールする方法。今注目の、目の端に人が見えるとその人を不快にさせると思って不安に苛まれる「脇見恐怖」も解説。 -
ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある
絶望に効く心理学。「生きる意味」を問い続けた心理学者ビクトール・フランクルの言葉。待望の電子書籍化! 「苦しんで、苦しんで、苦しみぬけ。絶望の果てにこそ、暗闇の中に一条の希望の光が届けられてくるのだから。」—ナチス強制収容所から生還し、そこでの発見を心理療法家の視点から記述した不朽の名著「夜と霧」の著者として知られるビクトール・フランクルの、魂に響くメッセージ集。フランクルの思想のエッセンスを解き明かし、悩める現代人を力強く導く人生指南書です。 ビクトール・フランクル:1905年オーストリア生まれのユダヤ人。「生きる意味とは何か」を求めて精神科医になる。独自の方法論「ロゴセラピー」を確立し、人生に絶望した人間が生きる意味と希望を取り戻すことへの援助に生涯をささげた。主な著書(邦訳書)に『夜と霧』『死と愛』『それでも人生にイエスという』『苦悩する人間』などがある。1997年没。 -
発達障害・グレーゾーンの子どもを伸ばす大人、ダメにする大人 家庭生活編
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもの毎日がグンと楽になる! 3000人以上の発達障害・ グレーゾーンの子どもたちを 支援してきた著者による 本当に効果のあった 具体的なノウハウを、 イラスト入りでわかりやすく紹介。 「ゲームをやめられない」 「食べ物の好き嫌いが多い」 「夜更かし・朝寝坊がひどい」 「パニックになる」「人をたたく」 「ウソをつく」「学校へ行きたがらない」・・・ 発達障害・グレーゾーンの子どもに 日々向き合い、困りごとを抱える お母さん、お父さん、 保護者や教育者の方のために、 これまでに500家庭以上の 支援実績を持つ著者が、 実際に子どもたちが 成長していく声かけや対応の仕方を 詳細に紹介! 「生活に困らない子」 「自分でできる子」に育てるために、 家庭生活の53のシーンに対応する、 今日からできる具体的なノウハウを解説します。 ●著者より 発達障害の支援に「手遅れ」はありません。 絶対に、どのタイミングからでもよくなることがあります。 そのためには、独りよがりの考え方や方法でなく、 過去のあまたの先生や保護者がやってきた 効果的な方法を知ることがいちばんです。 発達障害の子どもをダメにする大人を早く卒業し、 伸ばす大人になりましょう。 -
戦国武家の死生観 なぜ切腹するのか
破天荒な、戦国日本人のリアル エミー賞「SHOGUN 将軍」 時代考証家・衝撃の一冊 戦国時代の武士たちは、刹那的で激しく、常に死と隣り合わせで生きていた。 合戦での討死は名誉とされ、主君の死や敗戦の際には、ためらうことなく自ら切腹を選んでいる。命より家の将来や社会的立場を重んじ、死を〝生の完成形〟と捉える死生観が、その覚悟を支えていたのだ。 こうした戦国独特の価値観を古文書から読み解き、その知見をドラマ『SHOGUN 将軍』の時代考証に存分に活かした歴史学者が、戦国武士の生きざまを徹底検証。 忠義と裏切り、芸術と暴力――相反する価値観の狭間で気高く生きた兵たちの精神世界を、鮮烈に描き出す一冊。 -
部下の発達特性を活かすマネジメント
上司も当事者も無理なく働ける! 新しい時代のマネジメントの教科書。 「部下のあの行動、どうすれば理解できる?」 「どうすればもっと能力を発揮してもらえるだろう?」 本書は、ベストセラー『もし部下が発達障害だったら』を全面的に改訂し、事例を多数追加したものです。発達特性を「課題」ではなく「可能性」として捉え、個々の力を最大限に引き出すための具体的なマネジメント術を提案しています。 著者は、精神保健福祉士、公認心理師など複数の専門資格を持ち、長年職場のメンタルヘルス問題に携わってきた佐藤恵美氏 。 本書では、「相手を変えなければ」という従来の視点から脱却し、周囲の関わり方や環境を調整することで、部下が持つ特性を組織の力に変えていくヒントを豊富に提供します。 発達特性への深い理解に基づき、「なぜそうなるのか?」という疑問に答えつつ、職場でのコミュニケーション、業務遂行における具体的な場面で「どうすれば働きやすいのか?」という問いに、著者が実際に現場で培ってきた実践的なTIPSを交えて解説。 部下一人ひとりが持つ輝きを見つけ、それを組織の生産性向上やよりよい職場環境づくりに繋げるための、理論と実践が詰まっています。 この一冊で、部下の働きづらさが解消されるだけでなく、多様な個性が響き合う、活気あるチームを実現するための第一歩を踏み出しましょう。 【目次】 序章 部下に発達特性があると思ったら 特性の可能性について考える 上司としてどうすればいいのか 第1章 「発達特性がある」とは 第2章 発達特性を理解する 第3章 業務を円滑にする具体的な工夫 第4章 事例から学ぶ 職場における発達特性への理解と対応 第5章 職場としてどう向き合うか -
「未来ギフト」で人生の無限ステージを開く
――今の生活を変えたい。 ――もっとエネルギッシュに自分を活かしたい。 ――あの人のように輝きたい。 ――もっと自由に羽ばたきたい。 そう感じているなら、今あなたは人生のステージを変えたくてうずうずしているはずです。なのに、「仕事が忙しいから好きなことができない」「子どもがいるからやりたいことができない」「お金がないから欲しいものが買えない」と言い訳をして、自分で勝手に制限をつけてしまい、その結果、今のステージにとどまったままになってしまっていませんか? 私たちは本来どこまでも自由で、人生のステージも無限大。 誰でも人生のステージを上げ、望む人生を送ることができるのです。 人生のステージ移行というと、大層なことのように聞こえますが、自分の中で超えたいものを超えるとき、ステージは変わります。 それは、いつも同じパターンでつまずく人間関係のことかもしれないし、お金に関することかもしれないし、働き方のことかもしれません。本書ではなりたい自分を決めることで、その未来の自分から今の自分に必要なことが届く「未来ギフト」の受け取り方を紹介しています。今のステージで思い込みに囚われている自分に気づき、ひとつひとつ足枷を外していきましょう。 人生のステージアップを阻む原因、ステージを変えていくための方法をふんだんに盛り込んでいます。実践ツールとして、「ステージを開くワーク」や「ステージを変える問い」もご紹介。 章ごとに、Level1からLevel∞(無限大)まで段階を踏んでステージレベルを上げていけるようになっていますので、楽しみながら読み進めてみてください。 その先に広がっているのは、無限ステージです。なんの制限もなく、人生を自由に楽しむ世界へ。人生は確実に生きやすくなるでしょう。 -
満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由
人生を変えてくれる本! いらないのに買ってしまう、ついスマホを見てしまう…… 文明化された退屈な人生につけこむ商品やサービスから自由になる方法。 「足るを知る」のはなぜ難しいのか? スロットマシンの設計に取り入れられた 「機会→予測不可能な報酬→迅速な再現性」 という、ドーパミン系を刺激する「欠乏ループ」が、 あなたを取り巻くあらゆることに組み込まれ、あなたを浪費や依存に駆り立てる。 退屈でつまらない人生から安易に逃げていないか? 私たちは過去のどの時代よりも豊かな世界に生きながら、かつてないほど不幸である。 人類は「もっと」を求めるように進化し、文明化された便利な社会で、私たちは人生に退屈している。 そしてその退屈につけこむ商品やサービスが、私たちを浪費や依存に駆り立てている。 脳に組み込まれた「欠乏ループ」のメカニズムとその対策を示す、現代人の必読書。 -
やさしいがつづかない
やさしいほうの自分でありつづける 画期的論考。 「やさしいは性格ではありません。 自分と他人の間のコントロールの問題です」 現象学を専門とする哲学者が やさしいの内実にせまります。 ◎なぜ「やさしい」はつづかないのに、 「嫌い」はつづく? ◎咄嗟ならやさしくできるのに、 関係が深い人ほどやさしいが困難な理由 「やさしい」の明確な定義が手に入り、 思考と言動が変わります。 読んだらやさしいがつづく確率が高まる本です。 ★本書で提示する「やさしい」の定義 ①コントロール権を手放し、相手にゆだねること(ソフトな意味でのやさしさ) ②その結果、起こることの責任は引き受けること(ハードな意味でのやさしさ) -
部下からの逆パワハラで“もう無理”と思ったときに読む本 悩める上司への処方箋
《内容紹介》 上司たちに共通する「逆パワハラの実情」を知り、「部下からの逆パワハラが怖くて何も言えない」と思ったときの処方箋を提示する一冊 「パワハラ」と聞くと、上司から部下へのベクトルを想像する。 しかしながら昨今、かつての年功序列中心の牧歌的な日本的経営の時代(=年功序列のラインに乗ればそのまま上にいける、また誰もが昇格することに疑いを持たなかった「平和的な要素が強くなっていた時代」)と異なり、皆がみな上役的役割を担いたい人ばかりがいるわけでは無い時代である。さらには「ハラスメント」「コンプライアンス」などの文脈を背景に、パワハラが怖くて言い返せないで悩んでいる上司(例えば概ね40代以降、圧倒的に優秀ではないが、実直で生真面目、不本意ながら上司になってしまったヒト)は少なくない。それどころか、上司が躊躇して言い淀んでしまうのをいいことに、部下から上司への“逆パワハラ”という状況すら生まれている。 そうした<悩める上司たち>に向けた類書では、「傾聴しましょう」「感情的になってはいけません」「押しつけではなく考えさせましょう」という性善説に立脚した一般論・精神論が謳われているが、それではうまくいかない。 なぜなら、上司を馬鹿にしている相手(部下)は“逆パワハラ”を仕掛けてきている場合も多々あるわけで、論理が通用する相手ではないこともある。そんな<悩める上司たち>がたくさんいる職場で“逆パワハラ”は横行しているが、多くの上司が反論できず、「もう無理」と思わされてしまっている。 本書ではそんな<部下からの“逆パワハラ”に日々悩みを深める上司たち>に向けて、以下のような処方箋を示していきたい。 上司たちに共通する「逆パワハラの実情」 ― その逆パワハラが想定外であり、とっさのことにビビってしまう ― 逆パワハラをされたときに切り返すフレーズを持っていない ― 誰にも打ち明けることができず、孤立してしまう 本書では「部下からの逆パワハラが怖くて何も言えない」と思ったとき、以下のような【処方箋】をお伝えします。 ― 逆パワハラ部下のパターンを理解する ― その逆パワハラが、自分の「どの感情を煽ってきているか」を理解する ― その場で切り返すフレーズを身につける 《目次》 第1章 パワーハラスメントについて 1.パワーハラスメントの定義 2.パワーハラスメントの6類型 3.逆パワーハラスメントについて 4.逆パワーハラスメントのパターン 第2章 部下がモンスター化したときの処方箋 1.逆パワハラ部下(モンスター部下)のパターンを理解しよう 2-①.その逆パワハラが、あなたの「どの感情を煽っているか」を考えよう 2-②.そのとき、あなたは、部下を「かばおう」としていませんか 3.その場で切り返すフレーズを身につけましょう 第3章 ハラスメント・ハラスメント─驚きゾーン 1.ハラスメント・ハラスメント 2.ハラスメントかどうかの基準について 3.360度評価との関係・・ 第4章 世代間ギャップの向こうに「逆パワハラ」が見える─忍耐ゾーン 1.世代間ギャップ 2.コミュニケーションギャップ 第5章 集団行為に発展したら─助けてゾーン 1.集団での反抗等 2.その他 第6章 あなたが、あなた自身を守るために、やらなければいけないこと 1.トラブルになりそうだなと思ったとき 2.会社側の対応 3.思ったほど会社が味方になってくれないとき 4.会社の対応が不適切であれば、外部機関へ相談しましょう 5.最終手段として、退職・転職も視野に入れましょう
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