職場でクセが強い人、付き合うのがメンドクサイ人は皆から敬遠される傾向にあり、誰からも相手にされなくなった結果、組織の中で干されてしまい十分なパフォーマンスを上げることができていないと思う。
発達障害の症状は幅が広くグラデーションのようなものであり、誰にも当てはまるのではないか。もちろん、自分自身にも
...続きを読む当てはまる要素は十分ある。
今の会社は、皆が常識人で空気の読めるスマート社員を良しとする「同調圧力」を強く感じる。正直、スマートな社員同士でも波風が立たぬよう気を遣い合うのは大変ストレスがかかること。むしろ、ちょっと個性的な人達と付き合い続ける方が、同じストレスの負荷を感じるのであれば、多様な人材の能力を引き出していくためのダイバーシティ経営として、将来有効である。
部下の不出来を嘆き、人事部門に部下の配置換えばかりを要望するような管理職には是非ともこの本を読んで理解してほしい。