【感想・ネタバレ】「判断するのが怖い」あなたへ 発達障害かもしれない人が働きやすくなる方法のレビュー

あらすじ

仕事の「困った」がこの1冊で解決!

発達障害といわれる人たちは
仕事の進め方や職場のコミュニケーションにさまざまな困難を感じることがあるが、
その根底にある不安は「判断するのが怖い」という一言に集約される。

本書は発達障害あるいはグレーゾーンの人たちが
「判断するのが怖い」と感じる場面に起こっていること、そこに影響している特性、陥りがちな心理やしてしまいがちな行動を丁寧に分析し、
どのように不安を解消していったらよいかを解説していく。

仕事や人に対応する表面的なスキルは場面が変われば応用が効かないが、
本書で展開される心理に添ったアドバイスはどんな場面でも、また長期的に効果があるはずだ。

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Posted by ブクログ

グレーゾーンの人の特性がよくわかりました。行動の転換が苦手、曖昧さの把握が難しいなど、決めることを阻む特性があることがよくわかりました。

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2022年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルからしてわかってる感出てて感動。
情報を入れる段階でもれずれないように確認、指示があってからせいぜい一両日中に。この作業はまだ必要か、全体を100とすると今の進捗は?主語をつけて話す。最初に言うのは結論ではなく主題にして取り付く島もない印象をつくらない。日報を10-20分で書く。同意できないとき、私にはこう思えるが、あなたがそう考える理由や背景についてもっと詳しく教えてほしい。呼吸瞑想。雑念、雑念、(かゆみ、かゆみ、)戻ります。で呼吸を意識する。

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2021年10月12日

Posted by ブクログ

この本はその人が発達障害であるかどうかを断定しない。「発達障害かもしれない」ことで生じる様々な困りごとに関して有益な情報を提供してくれる。思考がとっちらがりがちなので、かなり参考になった。うまくいかないことについて、それが何によって引き起こされているのかを考えることが大事である。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

そぉそお!そぉなんだよ〜、、しんどいんだよねー
っていう、分かる〜!ができる本。
特段、新しいことが書かれていたり、革新的な「技」を紹介しているわけではない。
ただ我々はその「分かるわ〜」に飢えているんだ。

本文にも該当項があったので、意図的にそう書かれているんだと思うが、カウンセリング的な文脈で進んでいく。
特に憐れむことも、甘えとすることもなく、特性が淡々と語られて整理されていくのが、読んでいて安心できた。

正直、9時5時の仕事において、この特性は損にしかなり得ない。
助けを求めて本を読んでも、あなたにしかない個性だとか、人に頼れとかそれは甘えとか、時間管理をするためには時間を管理しよう!とか、もうめちゃくちゃだ全然分かってくれてないな、でも当たり前か自分が悪いな、という流れで悲しくなるのが常だったから、「誰にも共感されず足を引っ張る存在」っていう扱い方をしてくれた本は斬新で、「それゆえに不幸にもヒネてしまっているんだよ、でもそれはバイアスかもしれない。特性を解体して苦しみに向き合おう」という語り口にちょっと救われた。

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2022年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書は、ネットで選んで購入した。ネットは、自分の気になっているキーワードで本を絞り込めるので確かに便利だが、仮にネットで目次など一部を事前に見ることができたとしても、実際の本を手に取らずに、本を選ぶことにはデメリットもあると思う。本書は、非常に勉強になったと感じる部分もあったし、自分(もちろん、あくまで個人的に)が求めた内容と少し方向性が違うと感じた面も少しあった。
医学的に明確な定めがあるものではないとの趣旨を前置きしたうえで、著者は、「発達障害特性」について紹介している。確かに、私には本書に書いてあるその特性の要素のうちほとんどが当てはまると言っても良いと思われた。ただ、著者が指摘するように、本人に特性があっても、その特性自体が十把一絡げにできるものではなく、また、特性があったからと言ってそれが顕在化するかどうかは、その人のおかれた環境等によるものとされていた。個別に、個々人が置かれた状況に即して、自分自身を(良い意味で便宜的に)表すキーワードで把握することがより良い自分の理解、不安の解消につながると書かれていたと思う。
本書を読んで良かった点は、例えば、完璧主義だとか、まじめすぎるとか、容量が悪いという、性格や能力の問題に帰されていた事柄を、「あいまいなものの把握が難しい」とか「部分から全体への統合が難しい」とか、「注意がすぐに別のことに向いてしまう」ように、認知や考え方の「特性」と言い換えることで、より原因を理解しやすくなり、また、うまくできないのは自分のせいだ、という劣等感から幾分か解放してくれた点だと思う。
また、日報をつける、上司と定期的な面談の機会をもらう、重要度などのレーティングする、時間を区切って悩む、といった日常業務上のアドバイスも盛り込まれていた。
一方、後半のアンガーマネジメントやカウンセリングに関する章は、なるほどと頷ける点ももちろん多かったが、自分自身では、怒りをコントロールできなかったり、カウンセリングを活用してみたいという気があまりなかったためか、全体の中で、少しだけそれらの章の位置づけに唐突感のような感覚もあった。
自分自身の考え方の癖や、物事の捉え方の特性(あいまいな基準のものへの対応が難しい)については、おぼろげながら分かってきたようにも思うが、では、今後どのようにすれば迷わずに1人で判断できるようになるか、そこはまだ具体的にイメージが持てず、不安があるようにも思う。非常に勉強になったが、今、この自分が直面している現実は、とてもつらい。しかし、こうした本は調べていると、世にたくさんあるようにも思う。悩んでいるのは、自分だけではないのかもしれないと思う。

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2022年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

発達障害のいわゆるグレーゾーンの例を多数載せており、さまざまなケースを知ることができる。

社会に出れば当たり前と思われることができない、というものは当事者にとっては辛いものであり、また改善したくともなかなかできない、そしてまた評価が下がり、という負のスパイラルに落ち入る。

対処法についてもいくつも例示はされているが、視覚的にわかりやすい記述は多くはないため、この本を足掛かりにライフハック的な本を漁って自分に合った対処法を探すのが良いのではと感じている。

社会に出てしまったら、配られたカードで生き抜くしかなく、辛いけど何かしら工夫していかないともっと辛くなるだけなのよね。。。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

発達障害(グレーゾーンの人がメインかもしれない)に向けた、
仕事での困りごとの具体的な対処が書かれた本。

「判断に困る」を紐解くと
情報のインプット、処理、アウトプットに至ると言うのは
その通りだと思った。

職場の暗黙の了解を丁寧に説明してあったり、
当事者の方に役立つように書かれていると思う。

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2021年06月09日

Posted by ブクログ

発達障害特性について、過度な慰めがなくて、アドバイスも具体的で分かりやすかった。発達障害と診断されたわけではないが、生きづらい、働きづらいというぼんやりした状況の人にむしろ役立つ本かも。

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2020年07月23日

Posted by ブクログ

特性とそれにより陥りやすい心理を区別して捉え、それぞれに対策を講じる論説は、既読の他書とは異なる視点を得られました。観測可能な症状をレーティングしそれに応じて対策するのは参考になりました。判断というより仕事全般のやり方に言及されていますし、発達障害に限らず職場のコミュニケーションに悩む人にとって有益かも知れません。自分にとってはほぼ既知で、実際どうやるのかも難しさについても言及が欲しいと思いました。

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2022年01月10日

Posted by ブクログ

基本情報は自分にとっては既知のものが多かったけど、社会人のヤバい場面での具体的対策はなるほどな、とおもった。

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2021年09月28日

Posted by ブクログ

発達障害の特徴が自分にぴったりで、それわかる!ということがたくさん書かれていた。誰にでも発達障害的要素はあるとはいうものの、グレーゾーンだからこそ今まで生きづらかったのかなと思えた。解決策が今ひとつピンとこないところが残念だが、もう少し読み込んで生かしていければ良いかもと思った。

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2021年05月13日

Posted by ブクログ

発達障害の人に向けたメッセージの本です。結構具体的なことが書いてあるので分かりやすいと思います。対策としてレーティング表というものを作ると良いとのことですが、細かすぎて自分には難しいなと感じました。こういうのが得意な人には良いのでしょう。

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2021年04月18日

Posted by ブクログ

自分がどういった苦手特性を持っているか、
そして、どんな行動・心理に陥り、困ってしまうか…ボンヤリしがちなこの2点を文字として明確に把握できる。
本の主旨である、悩みの原因理解はしっかり行える一冊。

対処策については、不可視な要因を可視化する点は今年から実行したい。
普段の作業時間の数値化、対応相手によるレーティング分けなど。

把握した苦手特性を受け入れつつ、上手くこなせる知見を手にしていきたい。

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2021年01月03日

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