10分からはじめる「本質を考える」レッスン~親子で哲学対話

10分からはじめる「本質を考える」レッスン~親子で哲学対話

1,650円 (税込)

8pt

\待望の哲学対話の入門書/

たった10分、子どもとの対話で
一生使える「思考力」が鍛えられます。

AI時代の今こそ
「本質を考える力」が必要とされています。
教育界を牽引する哲学者が
自らの経験をもとに届ける「親子で哲学対話」。

きっかけは、娘の一言「わたし、学校やめる」。

親として哲学者として、そして教育学者として、
人生に悩む娘と向き合った時間を振り返りながら
「本質を考える」哲学対話の真髄を伝えます。


今、家庭や学級でも実践する人が増えてきています。

\親子でこの問いに答えてみる/

□仕返しは悪いこと?
□勉強するのはなんのため?
□よい社会とは?
□優しさって?
□神様の神様はだれ?
□友達ってなに?
□恥ずかしさとは?

子どもは親が思う以上に、
悩んでいます。考えています。

\哲学対話で何が得られる?/

「哲学対話」とは対話によって
「共通了解」を探すトレーニング。
ほかにもさまざまなメリットを実感できます。


□民主主義を経験できる
□自分を深く知ることができる
□コミュニケーション能力が高まる
□思考力が鍛えられる
□言語力が高まる
□本質を見抜く力がつく


【目次】
はじめにー9歳、人生に悩む
きっかけ
哲学対話で本質を問う
思考や対話にはコツがある
〝そもそも?を問う
まずは10分、はじめてみよう

第1章 本質観取って何?
哲学対話で「本質」を問う
「本質」なんてあるの?
カラスはほんとうに黒色か?
「絶対」をめぐって戦うのはやめにしよう
「みんなちがって、みんないい」のか?
「わたしの確信」から考える
それぞれの「確信」をもちより「 共通了解」を見つける
本質がわかれば、何をどう考えればいいかも見えてくる
民主主義の成熟のために
自分のことを深く知る


第2章 本質観取のやり方
親子でできる哲学対話の実践方法
0:前提の確認
1:本質がわかるとどんないいことがある?
2:さまざまな事例をあげる
3:本質的なキーワードを見つける
4:本質を言葉にする
5:最初の問題意識に答える
行きづまりを感じたら戻って考える

第3章 親子で哲学対話
本質をめぐる20の物語
第1話「幸せ」ってなんだ?
第2話人間の「愚かさ」について
第3話究極のテーマ「人間」とは何か?
第4話「よい政治」とは?
第5話「存在とは何か?」にせまる
第6話神さまの神さまはだれ?
第7話「信頼」って、なんだろう?
第8話道徳の授業で考える「思いやり」
第9話希望は、光
第10話ファッションと校則
第11話「愛」について
第12話我思う、ゆえに我あり
第13話「よい行い」って、なんだろう?
第14話「悲しい」と「くやしい」は何がちがう?
第15話法律って、なんだろう?
第16話「かわいい」って、なんだろう?
第17話「恥ずかしい」とは何か
第18話「恥ずかしい」とは何か2
第19話「大人」とは何か?
第20話本質を考えること

コラム①「親子で哲学対話」のはじめ方
コラム②「不登校」について思うこと
コラム③ 本質観取を体験してみよう
あとがき

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10分からはじめる「本質を考える」レッスン~親子で哲学対話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『ルポ 誰が国語力を殺すのか』の中で哲学対話が紹介されていたので関連書籍を読んでみようと思い立ち、購入。
    内容はとても興味深く、小学校教師を目指す者として哲学対話を学校で取り入れたいと感じた。

    一方で今の子どもたちに答えのない議論をさせるのは難しいのではないかという不安もある。
    著者の娘さんたちは

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    # 物事の本質についての考察

    - 絶対的な本質は存在せず、「人それぞれ」という面がある
    - しかし「人それぞれ」で終わると議論が進まない
    - 個々の経験(例:良い教育の経験)を共有し対話することが重要
    - 多くの人が納得できる共通点を探すプロセスこそが「本質」を見出す道
    - この対話は他者との違い

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    哲学者による哲学対話(本質観取)を紹介した本。本質観取は19世から20世紀にかけて活躍した哲学者、フッサールが使った言葉である。

    当時小学生の娘たちと著者との哲学対話が20話添えられている。実際の会話が覗けるのは参考になる。
    何となくではあるが、本書の哲学対話は「幸せとはなんだろう」などと問いを立

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    親子で哲学対話ということで、とてもわかりやすかったです。実際に哲学対話がされてる内容も書かれていて、このようにすればいいのかというイメージも湧きました。

    親子だけでなく、自分自身で深めたい物事に関しても、本質観取のやり方が有効であるように感じました。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    分かりやすく、子どもとも実践しやすいなと感じました。ただ、誰もが「なるほどな」とある程度納得する共通了解まで言葉を紡ぐのは難しいんだろうなと思いました。

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    本質観取とは、それぞれの確信を持ち寄り
    共通了解に辿り着く営み。
    その一歩は、子どもからの何気ない
    哲学的問いを、大切に出来るか。

    本質観取、我が子とやってみたい。

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    哲学とは何かが分かってきたときに、とある人から勧められて読んだ本。自分が考えていたことを分かりやすく言語化してくれていて、頭が整理された。
    みんな違ってみんないいよねとそれぞれが意見を出し合うだけでは哲学しているとは言えない。そこから、みんなが納得できる(普遍妥当性のある)答えとは何かをできる限り目

    0
    2024年10月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすくて、内容はとても、新鮮に感じました‼️
    私自身、勝手に、子どもに対して、そうなんだろうと、決めつけていることが多いと思います。
    子どもの考え方を知る、自分を知る、第一歩となりそうです。

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    親子での実際の対話の様子から、本質観取のやり方やおもしろさがわかった。みんなちがってみんないいでは終わらずに対話を通して本質を考え、共通のゴールに向かっていくことが、民主主義社会で重要だと思った。本質観取やりたい!

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    哲学についてのいろいろは難しかったけど、親子で対話してるところはなるほどね〜と思うことがたくさんあった。
    わたしなら言葉にできないだろうことも言葉にできているこの方の娘さんが凄すぎるなとも思った。

    0
    2025年05月09日

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