教育の力

教育の力

957円 (税込)

4pt

「ゆとり」か「詰め込み」かなど、教育を巡る議論には様々な対立と齟齬が渦巻いています。こうした混乱を越え、どうすれば<よい>教育を作ることができるのか。<よい>教育のためにはどのような学校がいいのか? そのための教師の資質とは? 本書は、義務教育を中心に、どのような教育が本当に<よい>と言えるのか、それはどのようにすれば実現できるのかを原理的に解明し、その上で、その実現への筋道を具体的に示してゆきます。(講談社現代新書)

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教育の力 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった。本当に面白かった。
    教育や子供に関わる仕事をしている人、したい人、幅広い方々に読んで欲しい1冊。特に教育に関わっている人は必須です。なぜ勉強するのか? から始まり、公教育のあり方について書いてある。とても良い本だった。また読みます。

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    教育改革と言いながら、なかなか現状維持からの脱却ができない現実がある。この本を読んで、学校の制度や、学級のあり方、教育に対する考え方に思っていた以上に不都合が生まれてきていることを感じた。けれども、変えていくには時間と労力が必要で、それを進める意志の力もいる。多忙な現場では負のスパイラルに陥っている

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    957

    世の教育に携わる人は必読だと思った。これからの公教育の目指すものは学びの個別化と、自ら学ぶ力だと言ってる。

    苫野一徳
    1980年生まれ。熊本大学准教授。博士(教育学)。関西学院高等部、早稲田大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学教育・総合科学学術院助手

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    なぜ学ぶことが必要なのか
    古琴の哲学者・哲学書を紐解き
    わかりやすく語っている本。

    じっくり読み解きたい。
    (読み終わったら更新します)

    0
    2020年02月14日

    Posted by ブクログ

    教育を受けた人なら、誰でも教育について語れる。言いたい放題、自分の趣味や信念をぶつけ合うのではなく、相対主義に陥るでもない。哲学をそえて、全員が納得できる納得解を目指す。
    苫野先生が哲学を分かりやすく噛み砕いたおかげで、「良い教育」の方向性が見えると思います。

    0
    2019年12月08日

    Posted by ブクログ

    AIとの共存がこれからの時代のテーマの一つである中、今は人間にしかできない仕事の価値がどんどん高まっている。
    日本は、知識詰め込み型の教育やいかに早く正確に問題を解くかという能力を問うセンター試験のような入試対策向けの授業がこれまで一般的であり、そこでは計算力や暗記力、スピードが重視されてきた。しか

    0
    2019年12月07日

    Posted by ブクログ

    自分の思う教育観とかなり似ていたので読みやすかった。学習の個別化、共同化、プロジェクト化が今一番求められているのだろうと思う。
    しかし、自分とは別の視点の本も読んでみたい。

    0
    2018年10月22日

    Posted by ブクログ

    苫野さんの明快な語り口で、今後のあるべき教育が語られています。私の目指す方向ってこんな感じよー!と心の中でめっちゃ肯きながら読み進めました。

    0
    2017年09月20日

    Posted by ブクログ

    教育の力、一体これが何を指すのか。
    「学び続ける力」
    これを全ての子どもにつけることができるかもしれないという場としての学校の在り方。
    そのように解釈した。

    教育について、学力について、授業について、そして未来について丁寧に書かれている。

    おそらく、5年前の自分なら、「こんなの理想論すぎて、

    0
    2016年11月24日

    Posted by ブクログ

    教育に対する不毛な議論に終止符を打って、もっと子どもたちと未来のために建設的な教育論議を重ねていきましょう。その礎になる良書です。

    0
    2014年06月02日

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