どのような教育が「よい」教育か

どのような教育が「よい」教育か

1,925円 (税込)

9pt

〈よい〉教育とは何か。根本から徹底的に考える。「ゆとり」か「つめこみ」か、「叱る」のか「ほめる」のか──教育の様々な理念の対立はなぜ起きるのか。教育問題を哲学問題として捉えなおし現代教育の行き詰まりを根本から解消する画期的著作! (講談社選書メチエ)

詳しい情報を見る

閲覧環境

どのような教育が「よい」教育か のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「教育の力」を読み、著者の苫野先生に興味を持って読んだ本。

    教育とは何か
    私たちはどのような生を欲するか
    「よい」社会とは
    「よい」教育とは

    丁寧に、歴史から、人間の欲望から解き明かしていきます。 
    読むには時間と体力が必要ですが、濃密な時間を過ごすことができると思います。

    0
    2019年12月30日

    Posted by ブクログ

    どんな問いには正解がなく(正解をめぐって議論しても意味がなく)、どんな問いなら答えうるかという視点で話がすすんでいくので、すっきりした。自分の体験を一般化してしまうことなく、また相対主義で止まってしまうのでもなく、教育についての話を前にどう進めるか、というのはとても興味深かった。結論として、よい教育

    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    人は自由のために生きる。
    でもその自由とは何でも好き勝手にすることではない。
    そういった行いはむしろ自分を苦しめる。
    自由とは制約がある中で自分がやりたいことを
    やりたいようにいきていると感じることである。
    自由のためには教養と知識が必要。
    生きるための教養とは学習とルール感覚である。

    子どもはそ

    0
    2013年10月10日

    Posted by ブクログ

    教育哲学の観点から、よい教育とは何かを、いろいろな哲学者や社会思想を引用しながら、教育問題が迷走する根本の原因と、2つの大きな思想の中でのバランスを追い求める教育についてまとめている。

    基礎的な哲学の人物や考えはある程度理解して読まないと理解しづらいと思った。また、1章を経験主義からくる規範と事実

    0
    2013年08月05日

    Posted by ブクログ

    教育という問題に関する独断論と懐疑論に対して、
    それらとは違った方法で何らかの答えをだしうるはずではないか、という感度をもつ、
    若手哲学者の1冊目。

    これは竹田哲学の方法でもあるが、
    現象学の「なぜそう感じたのか」という問い方と、
    ヘーゲルの「自由ということを互いに認め合う」という条件の下で、

    0
    2013年06月01日

どのような教育が「よい」教育か の詳細情報

閲覧環境

苫野一徳 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す