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人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ。「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
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他人の評価のために生きるのではなく、 自分を見つめ、自分への信頼を取り戻す。(自己信頼) 交換可能ではない、かけがえのない自分になるためには、意識するだけでなく行動も伴わなくては足りない。 智慧と慈悲を以て、社会とかかわり、 社会への信頼を築くこと。 未来への希望が大切だが それは誰かに叶えて...続きを読むもらう受動的なものではなく、 まずは自分から行動することが大事。 行動を重ねることで自信がついてゆく。 愛されるより愛する人になる。 (受動→能動)
いろんな意味でとてもバランスが良い。ロジカルな部分とエモーショナルな部分の両方がミックスされていて、とても迫力があって面白い本だと思った。誰が読んでも、どこかで必ず”面白い”と感じるんじゃないだろうか?
前の「生きる意味」につづいてヒット。 社会のなかでどうしたらよいか教えてもらった。 励まされるという人が多いのもよくわかる。 未来の希望に向かって行動
人は自信があるから行動を起こすのだと思われがちです。 しかしそうではないのです。 行動の積み重ねが自信になるのです。 行動が意識を強化していくのです。
「癒し」の上田氏が自身の半生を振り返りながら、「かけがえのない人間」についての自信の信念を述べている。ネガティブな面を肯定的にとらえ、愛されることを望む「お客さん」から愛する人になることの大切さを訴える部分には心に響くものがある。かけがえのない人間であるという意識と行動の関係などは身につまされる。意...続きを読む識を変えるためにまず行動に移すことに気を付けていきたい。
最初は著者のダライ・ラマとの対談から始まり、なんだか少し読みにくい印象がある。 そのあとは日本の社会に対する考察、透明化している「使い捨て」の存在であるということと、自己中心的になってきているというよくある話です。 しかし、著者の幼少期のエピソードからこの本はぐんと面白さをもってきます。 最後の章で...続きを読む、この本の副題の意味(愛されるよりも愛する人になる)の意味がわかると思います。 最後まで読むと今まで書いてあったことがつながり、また最初から読んでみたいと思わせる大変良い構成になっていると思いました。
働けど働けど、暮らしは楽にならない。 ワーキングプアと呼ばれる人達が増加しているといわれる現代、人々の心は疲弊し、自身の存在意義をも見失っているのではないか。 著者は、インド放浪、ダライ・ラマとの対談、自身の生い立ちに秘められた様々な出来事などを通して、人間のかけがえのなさ、愛と思いやりの大切さを...続きを読む説いていく。 人として大切にすべきことを再認識させてくれる本。
[ 内容 ] 愛されるより愛する人になる。 私たちは社会の交換可能な消耗品、「使い捨て」ではないのです。 自分のかけがえのなさを取り戻し、社会の信頼を取り戻す。 愛されるよりも愛する人になる。 すべてはそこから始まります。 [ 目次 ] プロローグ 交換可能でない「私」 第1章 ダライ・ラマの愛と...続きを読む思いやり 第2章 私たちは使い捨てじゃない 第3章 評価が、生きることの最終目標か 第4章 ネガティブなことに大きな価値がある 第5章 愛されるより愛する人になる [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
私たちは交換可能な人間ではなく、かけがえのない人間なんだ。 愛されることよりも、愛することからはじめる
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上田紀行
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