【感想・ネタバレ】かけがえのない人間のレビュー

あらすじ

人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ。「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは。(講談社現代新書)

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Posted by ブクログ

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

他人の評価のために生きるのではなく、
自分を見つめ、自分への信頼を取り戻す。(自己信頼)

交換可能ではない、かけがえのない自分になるためには、意識するだけでなく行動も伴わなくては足りない。

智慧と慈悲を以て、社会とかかわり、
社会への信頼を築くこと。

未来への希望が大切だが
それは誰かに叶えてもらう受動的なものではなく、
まずは自分から行動することが大事。
行動を重ねることで自信がついてゆく。

愛されるより愛する人になる。
(受動→能動)

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2017年07月07日

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いろんな意味でとてもバランスが良い。ロジカルな部分とエモーショナルな部分の両方がミックスされていて、とても迫力があって面白い本だと思った。誰が読んでも、どこかで必ず”面白い”と感じるんじゃないだろうか?

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2010年06月13日

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前の「生きる意味」につづいてヒット。
社会のなかでどうしたらよいか教えてもらった。
励まされるという人が多いのもよくわかる。
未来の希望に向かって行動

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2009年10月04日

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人は自信があるから行動を起こすのだと思われがちです。
しかしそうではないのです。
行動の積み重ねが自信になるのです。
行動が意識を強化していくのです。

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2009年10月04日

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「癒し」の上田氏が自身の半生を振り返りながら、「かけがえのない人間」についての自信の信念を述べている。ネガティブな面を肯定的にとらえ、愛されることを望む「お客さん」から愛する人になることの大切さを訴える部分には心に響くものがある。かけがえのない人間であるという意識と行動の関係などは身につまされる。意識を変えるためにまず行動に移すことに気を付けていきたい。

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2012年12月01日

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最初は著者のダライ・ラマとの対談から始まり、なんだか少し読みにくい印象がある。
そのあとは日本の社会に対する考察、透明化している「使い捨て」の存在であるということと、自己中心的になってきているというよくある話です。
しかし、著者の幼少期のエピソードからこの本はぐんと面白さをもってきます。
最後の章で、この本の副題の意味(愛されるよりも愛する人になる)の意味がわかると思います。
最後まで読むと今まで書いてあったことがつながり、また最初から読んでみたいと思わせる大変良い構成になっていると思いました。

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2012年11月29日

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ネタバレ

「かけがえのないない人間=他の人では代役にならないような人間」
というものを大切にしていこうと言う本。この本を読んで、他者を愛する人になろうと思った。

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2012年08月01日

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働けど働けど、暮らしは楽にならない。
ワーキングプアと呼ばれる人達が増加しているといわれる現代、人々の心は疲弊し、自身の存在意義をも見失っているのではないか。

著者は、インド放浪、ダライ・ラマとの対談、自身の生い立ちに秘められた様々な出来事などを通して、人間のかけがえのなさ、愛と思いやりの大切さを説いていく。

人として大切にすべきことを再認識させてくれる本。

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2011年08月04日

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[ 内容 ]
愛されるより愛する人になる。
私たちは社会の交換可能な消耗品、「使い捨て」ではないのです。
自分のかけがえのなさを取り戻し、社会の信頼を取り戻す。
愛されるよりも愛する人になる。
すべてはそこから始まります。

[ 目次 ]
プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年11月21日

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私たちは交換可能な人間ではなく、かけがえのない人間なんだ。
愛されることよりも、愛することからはじめる

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2010年05月17日

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生き迷っている私に何らかのヒントが得られるかとすがるような思いで読んでみた。……のだが、以前読んだ『生きる意味』でもそこはかとなく思っていた思いをより深く感じた。どんな思いかというと、そのとおりなんだけど美しい話すぎてとても現実社会を生き抜いていく参考にならないってこと。
でもこんなこと思ってしまう自分が、この本でいうところの自分にとって自分がかけがえのない存在になれていなかったり、愛するより愛されたい人間だということなのかも。
上田氏の生い立ちの話がなかなかびっくりだった。ちょっと普通じゃないからこういう人になるんじゃないの、なんて前の段落の人間らしいひがんだことを感じてしまう。

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2024年05月07日

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「使い捨て」を助長する社会と、「使い捨て」を容認する人々。社会的不正に怒りを発しない人々に対する強烈な危機感。格差社会に対し、著者が提示するアンチテーゼが、「かけがえのない存在」としての個人の確立です。本書の半ばを占める著者の半生の紹介も、かなりのインパクトがあります。

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2011年04月23日

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新書だけど、どちらかと言うとエッセイを読むような感覚で気軽に読めた。ダライ・ラマとの対話の中で、ダライ・ラマが放つメッセージが含蓄があってやはり素晴らしいなあ、と感銘をうけた。

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2011年02月15日

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ネタバレ

人から愛されることより愛することが大切。
愛されることは楽。愛することには責任が伴う。
しかし愛されたいとばかり望む人たちは不幸である。
そこには常に愛されていないと不安な状態が付きまとっているから。

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2011年01月31日

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何かこの著者とは波長が合わない。
社会的役割としての「使い捨て」が、人の尊厳としての「かけがえのなさ」と同列に対置される感覚が分からない。
社会的怒りを否定するつもりはないが、外を変えようとするだけでは、平安は訪れないと感じる。
その覚悟をまるごと受け入れて、不完全な自分として容認できる自分をきちんと生きることの大切さを思った。
09-33

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2009年10月07日

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