村岡晋一の作品一覧
「村岡晋一」の「ドイツ観念論 カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル」「名前の哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村岡晋一」の「ドイツ観念論 カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル」「名前の哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
・一回通読。当時の彼らからすると哲学及び歴史の到達点、我々からすると収束発散の折り返し地点。そのようなかなめとなるドイツ観念論の理解を促してくれる良書
・ドイツ観念論は、終末論的陶酔感を背景とし、ヒトとその理性を普遍的なものとして扱い、ヒトと理性の成り立ちを歴史と照らし合わせながら論考し、ヒトの展望を語る。主観と客観の区別、主体の在り方については彼らの中でも議論が割れている
・ヘーゲルの自覚や確信、それに基づく良心を語り合い相互承認する共同体という道徳感は、これまで読んだ倫理学や政治哲学の書籍に彼の言説という形で明確に登場してこなかったので、目から鱗かつ腹落ちした。実存主義、討議倫理学、コミュ
Posted by ブクログ
最初に言っておくが決して平易な・わかりやすい書ではない。哲学にあまり馴染みがない者にとっては、中身を読み砕くのに少々時間と知識を要するかと思う。しかし、それだけ苦労しても読み解く価値がある。
この書を通して得られる知識は、主に「ドイツ観念論」が出現した意味と、時代背景についてである。ドイツ観念論と呼ばれるものたち―カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルの論―の中身についての解釈も得られるが、それ以上に大きいのはこれらを突き通す流れを得られることだと私は思う。他の哲学書では割と味気なく出現するように感じられるドイツ観念論に対し、ある種の熱狂や迸りを感じられるようになった。