社會部部長の作品一覧
「社會部部長」の「あの国の本当の思惑を見抜く 地政学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「社會部部長」の「あの国の本当の思惑を見抜く 地政学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大変面白く読めた。興味のあるところに付箋を貼って行ったら、ハリネズミみたいに付箋だらけになってしまった。
アメリカ、中国、ロシア、日本の4カ国の地理的条件から見た行動原理を解き明かす。
簡単な例で言えば、陸地で隣り合う国は領土問題や戦争になりやすい、山で守られたスイスは防御有利に働き、戦争に巻き込まれにくい、など、各国には与えられた条件がある。
それに応じて、各国は自分の生き残りのためにそれぞれが合理的な行動をとっている。
なぜアメリカは「世界の警察」と言われるくらい全世界に基地を持つのか、なぜロシアはウクライナを攻撃したのか、など…日本人だけの目線では理解できない行動にも、各国ならではの行
Posted by ブクログ
・地理の宿命を人間の意思で克服することは可能
・理想を捨てず、現実を見る
---以下要約---
■ 序章:なぜ今「地政学」を学ぶのか
・国際情勢がますます「地理・地形・資源・陸海・国境」の制約に左右されるようになってきている。
・特に冷戦終結後、経済成長・グローバル化が強調されたが、最近は安全保障・地政学的要因が再び重要になっている。
・「地理とは檻である。国という囚人がその檻の中で何をできるかを考えねばならない」――筆者のメタファー。
・本書の軸として「海/陸」という二元の切り口を用い、国の思惑・行動を地理条件から読み解く。
■ 第1章:アメリカ ― 強そうで弱い国
・海洋国家としての