作品一覧

  • あの国の本当の思惑を見抜く 地政学
    完結
    4.7
    全1巻1,980円 (税込)
    地形的に見ると、アメリカもロシアも中国も弱い。 だから、戦争をやめられない。 近年、「世界情勢を理解したい」という需要が増えています。 ロシアのウクライナ侵攻、パレスチナ・イスラエル戦争、中国の台湾・尖閣諸島・南シナ海での野心的行動など、ニュースで不安定な国際情勢にまつわる話題を見聞きしない日はありません。 国際政治を考える上で、まず見るべきものは何でしょうか? 歴史、文化、統計、報道――どれも重要です。 しかし、本書はそれが「地理」であると考えます。 ニュースを普段見ていると、外国首脳の発言や人々の意見ばかりが目に入ります。 それらを見ていると、世界情勢を動かしているのは「人間の意志」だとつい思いがちです。 しかし、人間の思考や行動は、私たちが思っている以上に地理に動かされています。 それも、気づかないうちに。 地理を基準に世界を眺めると、次のようなさまざまな事実が見えてきます。 ●アメリカは広い海で隔てられるので「攻められづらい」国だが、同時に他国を「攻めづらい」国でもある ●ロシアはヨーロッパの大国と平らな地形で繋がっているせいで、領土を拡大し続けなければならない ●対立を深めるアメリカと中国は、実は国土や隣国との関係など、「似た者同士」である ●日本にとって朝鮮半島はユーラシア大陸との「橋」。朝鮮半島の安全を確保することは伝統的な地政学的課題 寒い場所では、港が流氷で閉ざされて、貿易ができません。 「国を守ろう」と思っても、地形が平坦だとかなり苦労します。 地理が「檻」だとすれば、国は「囚人」です。 囚人に何ができて、何ができないかを知るには、まず檻の形を知らなければならないのです。 本書は、地政学動画において平均再生回数150万回という圧倒的な支持を得る著者・社會部部長が、不変の地政学の法則を解説する1冊。 「海と陸」というシンプルな切り口を中心に、これまで世界で起きてきたことの真の理由を知り、今の世界で起きていることを「自分の頭で考えられるようになる」本です。

ユーザーレビュー

  • あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

    Posted by ブクログ

    大型書店の一画を占めていた『地政学』というものを読んでみようと手に取った。思いのほか面白く、今の世界の状況を極めて明晰に説明していると思った。今日本を戦争に巻き込む可能性が最も高い台湾有事において、アメリカの立場と日本の役割についても納得のいく説明がなされていた。曰く、「台湾有事の成敗を左右するのは日本だ。日本がアメリカに協力すれば、中国に辛勝できるだろうが、双方に大きな犠牲が出るだろう」と。高市首相が改憲を急ぎ、緊急事態条項で国民動員体制確立を急ぐのも理解できる。平和憲法がなければ、NOと言えない日本は今ごろ、トランプのイラン派兵に巻き込まれているのは明白だが、半数以上の日本人が改憲を望んで

    0
    2026年05月03日
  • あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

    Posted by ブクログ

    様々な学者の言葉や思想を引用しながら、アメリカやロシア、中国などの大国が何を考えているかを教えてくれる本。現在の政治の形や、なぜ海外に経済的支援をするのかなど初めて腹落ちする感覚があった。

    0
    2026年04月29日
  • あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

    Posted by ブクログ

    本の感想の星基準
    ★    ・・・読む気が失せた、途中でやめた
    ★★   ・・・無理して読み終えた
    ★★★  ・・・読み終えて、感情が無
    ★★★★ ・・・読み終えて、良かったなと思う
           設定は良かったが物足りない
    ★★★★★・・・すごく良かったなと思える

    この本を読むことで、今起きているロシアとウクライナの戦争や中国の台湾への執着など色々な世界情勢の背景を知ることができた。
    各国の土地や周りの土地が、こんなにも大きく影響があるもので重要なものだとは知らなかったのでこの本を読んで良かったと強く思った。
    量が多く、内容も重厚だけど、分かりやすい内容だったので楽しみながら、おもしろいと

    0
    2026年04月28日
  • あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界の国々の中で影響力が最も高いとされる、アメリカ・ロシア・中国を中心に解説されている本書。
    特に昨今のウクライナについて、なぜロシアはそこまでウクライナにこだわっているのかというのが知識のない人間にも分かりやすく噛み砕いて説明しているため、納得できると共に、ロシア視点で見る面白さも感じた。
    アメリカなど世の中が楽観主義の中、ロシアは内陸国としてそこまで割り切れず、緩衝材となる隣接国がNATO加盟国になることで脅威を感じるという。
    アメリカもアメリカで、なぜ圧倒的な力があるのに日頃から他の国々へ積極的に介入しているのかというのも、距離的にユーラシア大陸へ挑むのが難しいので、ユーラシア大陸で筆頭

    0
    2026年04月17日
  • あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

    Posted by ブクログ

    今までニュースであらゆる国の動きを見ていて腑に落ちなかった言動が、この本を読んでかなりクリアになった。地政学を全く知らなかったが、人間の行動は大局的には地政学に基づいているものだと良く分かった。もちろんそれに加えて歴史、文化、宗教問題なども深く混ざり合っているからそんなに単純な話ではないが、大まかに理解するにはとても良かった。

    本書のまとめにも書いてあるが、単にいい国、悪い国と分けるのではなく、お互いの立場や事情をよく理解することがとても大切だと分かった。

    歴史の授業で地政学視点をもっと取り入れてもいいのではないか?と思うくらい良書だった。ぜひ人に勧めたいと思う。

    0
    2026年04月16日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET