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この世は四苦八苦。生きるための正道とは? 変転する「世間」を生き抜く正しい道とはなにか? 縁りて生起するこの世の四苦八苦を脱し、正覚を得たブッダ。その方法は、快楽への耽溺と苦行の2つの極端を退け、中道を採ることであった。古代インドの四住期の思想をふまえ、ブッダが説く人生哲学を解説。(講談社選書メチエ)
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Posted by ブクログ
縁起や四諦、八正道といった釈尊の教えを解説している本です。 このところ初期仏教に関する本をいくつか読んでいるのですが、大乗仏教の思想に多少とも慣れた者としては、どうにももの足りなく感じてしまうところがあります。たとえば本書では、『六方礼経』における日常生活のなかの倫理が紹介されていますが、思想とし...続きを読むてもう一歩踏み込んだ説明がほしいと思ってしまいます。 同じように日常作務を重視する道元の『典座教訓』では、中国に留学したときに道元が一人の老僧から「他はこれ我にあらず」という教えを受けたというエピソードがありますが、反対に初期仏教になじんでいる人から見れば、こうした教えはうるさく感じられるのかもしれません
インドで起こった仏教が中国に渡り、そして日本に入って来た。 インドも中国も日本からすれば師匠の国だ。 それが領土問題で争い、いがみ合う。 もう少し、昔の人を見習えば良いのにと感ずる。
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ブッダの人生哲学 「正しく生きる」ということ
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田上太秀
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