山田圭一の作品一覧
「山田圭一」の「フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山田圭一」の「フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
自分用読書メモ
フェイクの組み合わせ
【内容】嘘をつく、ミスリードを狙う
【意図】欺くことを意図、デタラメ(真実に関心がない)
デタラメは、pv数の増加やエンタメ性を狙う意図からフェイクを発信するため、内容が嘘か本当かに関心がない。それは嘘では無いか?と追求する議論の壇上に上がらずとも、チートのように発信できるため悪質。
嘘をつく動機
政治的な意図、経済的な意図、面白いことを発信したい
情報的依存:他人経由で情報にアクセス
認識的依存:入手した情報の正誤を自分で考える力
証言を信じる要素
一致性
誠実さ
能力条件
一致性:今までこの人は信頼にあたる言動をしてきたか現実では、その上で
Posted by ブクログ
政治家たちが互いに「フェイクだ」と罵る応酬。
あるいは「選挙開票が操作された」という主張。
対岸の火事と思っていたけど、そうも言えなさそうな昨今。
本書を通して、フェイクニュースについて、考えるヒントを得たくて読むことにした。
哲学の研究者の本は、一つ一つ前提を明らかにしてくれるので、自分としては割と好きだ。
考えていなかった視座を知ることができたりする。
本書では、対面的なコミュニケーションの場面での条件を考察して、ではネット空間ではどうか、と話が展開する。
他人の証言を信じていいのか、噂を信じてはいけないのか、専門家を信じていいのか、そのうち誰を信じていいのか、マスメディアは信用できる