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  • フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか
    4.0
    他人の言葉,うわさ,専門家の発言,マスメディアの報じるニュース,ネット発のニュース,あるいは陰謀論……,私たちは瞬時に莫大な情報を手にする一方,時に何を信じたらいいのか,わからなくなってしまう.本書では,「知る」ことを哲学的に考察し,「真理を多く,誤りを少なく」知るための方法,そしてその意味を問う.

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ユーザーレビュー

  • フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか

    Posted by ブクログ

    フェイクニュースに関する本は多いが、哲学の方面から考えているのがユニーク。フェイクニュースとは何か、そもそも私たちは何を信じ、何を信じてよいのかについて考えることができる。

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    2025年04月19日
  • フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分用読書メモ

    フェイクの組み合わせ
    【内容】嘘をつく、ミスリードを狙う
    【意図】欺くことを意図、デタラメ(真実に関心がない)

    デタラメは、pv数の増加やエンタメ性を狙う意図からフェイクを発信するため、内容が嘘か本当かに関心がない。それは嘘では無いか?と追求する議論の壇上に上がらずとも、チートのように発信できるため悪質。

    嘘をつく動機
    政治的な意図、経済的な意図、面白いことを発信したい

    情報的依存:他人経由で情報にアクセス
    認識的依存:入手した情報の正誤を自分で考える力

    証言を信じる要素
    一致性
    誠実さ
    能力条件

    一致性:今までこの人は信頼にあたる言動をしてきたか現実では、その上で

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    2025年01月31日
  • フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか

    Posted by ブクログ

    インターネット、テレビ、新聞、ラジオ、うわさなど多くの情報が氾濫しています。
    その膨大な情報を、どうやったら信じてもいいものなのか、信じるのはよくないものなのか、その判断基準を考えていく本です。
    インターネットでXやインスタグラムなどをリツイートして拡散する人の中には、それが真実だろうが嘘だろうが気にしていない人が多数いる、ということが、薄々は感じていましたが、改めて文章で掲示されると衝撃的なものがありました。
    常に自分が知的な徳を忘れないで、情報に接し、発信しなければ、と思いました。

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    2024年12月15日
  • フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか

    Posted by ブクログ

    ウィトゲンシュタインの名前が出てきてうっとなったが、それ以外はよい本だと思う。ある概念の条件を考える、みたいなのはやっぱり哲学者はうまい。

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    2025年09月01日
  • フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか

    Posted by ブクログ

    政治家たちが互いに「フェイクだ」と罵る応酬。
    あるいは「選挙開票が操作された」という主張。
    対岸の火事と思っていたけど、そうも言えなさそうな昨今。
    本書を通して、フェイクニュースについて、考えるヒントを得たくて読むことにした。

    哲学の研究者の本は、一つ一つ前提を明らかにしてくれるので、自分としては割と好きだ。
    考えていなかった視座を知ることができたりする。

    本書では、対面的なコミュニケーションの場面での条件を考察して、ではネット空間ではどうか、と話が展開する。
    他人の証言を信じていいのか、噂を信じてはいけないのか、専門家を信じていいのか、そのうち誰を信じていいのか、マスメディアは信用できる

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    2025年08月24日

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