<ポイント>
・思い通りにならない世界で、自分が変えられる変数に焦点を当て、自分のやれる限りのことをやったら、それでよしとする。
・他人の基準で生きず、自分本位で生きることが必要である。もちろん、他人をリスペクトするが、自分本位のテリトリーに入ってきたら、それはきっちり拒絶する。
<ピックアップ>
〇世間は身勝手。
〇すべてをうまくやろうとして悩まないで。今、不安なのはあなたが着実に生きている証拠。だから、心配しないでいいんだよ。
〇今までのあなたらしく、恐れることなく堂々と前に進んでほしい。
〇どんな困難が訪れようとも、生きる楽しみをあきらめない。
〇すべてを完璧になんて、できるわけがない。
〇人生の中心は自分自身を愛すること。たいていの人は、自分の役割が増えるたびに、全てをうまくやろうと考える。期待を裏切るまいと、与えられた責務を全うしようともがく。そうやって無理をし、まじめな人たちは、自らを犠牲にし、自分が我慢すれば周りの人たちが楽でいられるからと、自分の声を押し殺し、やりたいことよりやるべきこと(とされている)ことを優先する。
〇自分を犠牲にしてでもすべてを完璧にやろうという考えを捨て、健康な自己愛、を持つ。
〇最も大事な人生の本質は、自分自身を愛すること。
〇人生を振り返り、耐えてきた自分をねぎらう。
〇今やっている無駄なことがいつか意外なところで役に立つ
〇たくさんチャレンジすればその分失敗も多くなるが、人生の後悔は少なくなる。
〇自分を大切にするとは、全ての感情を許すこと。
〇言葉遣いひとつで、人の心は壊れてしまう。
〇感情を表現する勇気を持つ。だからこそ、他人の期待を裏切ることになっても、自分の人生を生きると決心する。
〇無視し続けた感情は思わぬ方法や強さで爆発する。取り返しがつかなくなる前に、適切な範囲内で流してやり、認めなくてならない。感情に正直になり、自分をあやしてやる。心にも沸点がある、無理に律せず、早めの休息をとる。
〇すべてをひとりで解決できないため、人を頼る。
〇理不尽な扱いには、正々堂々と立ち向かう。攻撃性があってこそ、わが身を守ることができ、前に進むことができる。自己防衛のための攻撃性は、健康な自己主張である。
〇与えられた運命に対して以下に振るまうかを自分で選ぶ自由がある。
〇人生における私のポリシーは、可能な限り他人に迷惑をかけない。その範囲で、一度しかない人生を最大限自由に幸せに生きる。自分ができる範囲で他人にも優しくする。自らを人生の中心に据えて、他人の理不尽な要求は堂々と拒絶しつつ、他人と共存するための譲歩と配慮は惜しまない、これが賢い個人主義である。そして、自分の道を自分のぺーしで行くのみだ。
〇選択した結果が分かるのは、ずっと後になってから。
〇悩んでも答えが出ない時は直感を信じる。
〇ストレスを減らし、まずは、定数(自分の手に負えないもの)と変数に区別する。定数は、動かしようのない部分はグズグズ悩まず、あっさり受け入れたほうがいい。一旦、そこを受け入れてから、自分の力を変えることができる変数に集中する。このとき、変数を細かく砕いて、その中で、無理なく解決できるものから片付ける。
〇悪いことが立て続けに起きたときは、ただ、時が流れるのを待つのが一番。どうすることのできない定数には無理に抗わず、そのまま受け入れてみる。
〇完璧主義者には不幸しかない。
〇本当に賢い人は、ちょっぴり頼りなく見える。
〇人間とは生まれつき他人から認められうことを望む存在である。問題なのは、承認欲求が行き過ぎていることが問題である。
〇不安とは、もっと成長したいという心のサインである。
〇不安を鎮める一番に方法は、身体に仕事をさせることだる。また、他人との比較からくる不安はなら、問題の焦点を自分に合わせること。私という人間を丸ごと考えることになる。すると、人よりダメな部分もあるけれど、逆に私だけのいい部分もあることに気づくことが重要である。成功や失敗、闘争や失望は、全体としての人生のほんの一部にすぎない。つまり、他人の幸せやかなえられなかった欲望などの一部に対して一喜一憂するのは、そこに全体としての人生の意味が存在しないから。たてい、一部が揺れ動いたとしても、全体としての自分は堂々と構えているべきである。さらに、不安なことがあっても、それが到底自分の手に負えないようなもののときは、その心配事を頭から丸ごと消し去る。
〇嫉妬することはクセみたいなものである。このクセを治すには、自分の幸せと楽しみに集中することである。
〇幸せの基準は他人の評価ではなく、自分の感情にある。内からの目標設定が重要であり、外部から与えられたものではなく、自分の意思で選んだ目的に挑戦した場合なら、結果がどうであれその経験自体が本人の糧となる。
〇努力をしてもだめだと自分を責めたり自暴自棄になるのではなく、仕方がない、ベストを尽くしたのだから未練はないという気持ちで受け流す。頑張りすぎて燃え尽きて倒れてしまうことほど、むなしく愚かなことはない。
〇怒りーあわてずにゆっくりと深呼吸するだけで十分である。
〇冷静に怒りを伝えても、伝わらない相手がいる。「あなたのそうした言動は人を傷つけるものだ」と伝える。そして効果的なは、相手をけなしたり、恨みを込めたり、せず、淡々ということである。
〇反射的にでた怒りは、自分も相手も壊してしまう。金とコントロールする。
〇他人軸を基準に生きて、人生を無駄にしてはいけない。時間は限られている。自分以外の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはならない。他人の思考に振り回されない。他人の意見という雑音に自分の内なる声をかき消されないようにする。自分の心と直感に従う勇気を持つこと。何よりも自分についてよく悩むべきである。
〇人生は思い通りにいかないものである。人はそれにうまく適応しながら生きていかなければならない。