哲学・宗教・心理 - 講談社の検索結果
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空海の思想 マンダラとしての世界
私たちはまだ本当の空海を知らない――。 宗派的関心からも、難解な教理問答からも離れて、歴史的事実をもとに、その生涯を民衆と共に歩む聖者として生きた空海の姿を生き生きと描く、決定版入門書! [目次] はじめに ■序章 真実の空海像を求めて 第一節 空海の原像を探る 第二節 捏造された空海像 第三節 民衆と共に歩む空海 ■第一章 空海の体験したマンダラの世界 第一節 マンダラ体験に至るまで 第二節 恵果からマンダラの世界に入ることを教わる 第三節 大悲胎蔵マンダラに入る体験 第四節 金剛界マンダラに入る体験 第五節 空海がマンダラ体験から学んだこと ■第二章 民衆のための実践 第一節 空海の密教が人々の間に受け入れられてゆく 第二節 マンダラ思想の単純化 第三節 空海自身が実修したマンダラの世界の禅定 第四節 満濃池――大自然にマンダラを描く ■第三章 言葉もまたマンダラである 第一節 マンダラとしての言葉 第二節 「天皇」を真言化する 第三節 言葉で記されたマンダラ『十住心論』 ■第四章 マンダラ的社会の構築 第一節 組織論としてのマンダラ思想 第二節 マンダラ思想が結ぶ民衆との絆 ■終章 空海の喜びと悲しみとなぐさめ 第一節 空海の最晩年の姿 第二節 入滅に向かう禅定と祈り 註 あとがき 図版出典一覧 索引 -
柄谷行人ディスカッション
・「戦後文学」は鎖国の中でつくられた:青野聰・坂本龍一・中上健次と(1985年) ・〈分裂病〉をめぐって:木村敏、中井久夫、市川浩と(1988年) ・〈近代の超克〉をめぐって:廣松渉、浅田彰、市川浩と(1989年) ・芸術の理念と〈日本〉:磯崎新、岡﨑乾二郎、浅田彰と(1993年) ・中上健次をめぐって 双系性とエクリチュール:蓮實重彦、渡部直己、浅田彰と(1993年) ・〈戦前〉の思考 1930年代的状況と現在:小林康夫、絓秀実、西谷修、福田和也、山城むつみ、浅田彰と(1994年) ・日本文化とジェンダー 〈家父長制〉とその批判から始めて:水田宗子、上野千鶴子、浅田彰と(1994年) ・ハイパーメディア社会における自己・視線・暴力:浅田彰、大澤真幸、黒崎政男と(1995年) ・ 冷戦終結後の政治と文学 スーザン・ソンタグとの対話:スーザン・ソンタグ、浅田彰と(1995年) ・現状に切り込むための「足場」を再構築せよ 理念、社会、共同体:山口二郎、中島岳志と(2008年) -
カウンセリングとは何か 変化するということ
「新書大賞2026」大賞受賞! 人生の変わる場所──。 カウンセリングが、いま社会へとひらかれる。臨床心理学の歴史に打ち立てられた、新たな金字塔。 ■精神分析、ユング心理学、認知行動療法、家族療法、人間性心理学── バラバラに乱立する心理学を俯瞰し、メタな原論が示される。 ■身体を動かす、世界を動かす、からだを動かす、視点を動かす、心を揺らす── カウンセリングは聞くだけじゃない。アクティブに5つの介入がなされる。 ■いかに生き延びるか、いかに生きるか── カウンセリングには二つのゴールがある。生活を守ることと、人生をちゃんと生きること。 「カウンセリングとは、近代の根源的なさみしさのなかで、人が可能な限り、正直に、率直に、ほんとうの話をすることを試み続ける場所である。」──「5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える」より 【目次】 まえがき ふしぎの国のカウンセリング 第1章 カウンセリングとは何か──心に突き当たる 第2章 謎解きとしてのカウンセリング──不幸を解析する 第3章 作戦会議としてのカウンセリング──現実を動かす 第4章 冒険としてのカウンセリング──心を揺らす 第5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える あとがき 運命と勇気、そして聞いてもらうこと -
韓非子 全現代語訳
鋭い人間洞察が時を超えて突き刺さる、不滅の君主論! 人間は利のために動く。君臣の間に愛はない。 徹底した現実主義的人間観に基づく実践的君主論にして、春秋戦国の乱世下に法家が磨き上げた統治思想の極致。 「矛盾」「守株」など秀逸な譬えを交える軽妙さ、 理想的統治を語る峻厳さ、 儒家への鋭い批判、 そして不合理な現実政治への悲憤― 抑揚に富んだ語り口を生き生きと伝える碩学の名訳で、全文を読む。 【本書「解説」より】 人間性一般についての洞察の鋭さ、権力の場における人間関係の分析の綿密さ、独裁国家という枠内でではあるが、君主の心術探究の深刻さ、という点ではいずれも韓非のほうがマキャベリより一段と精彩があり、ルネサンス期のマキャベリと比べても、不思議に古くないのである。韓非の眼がその時の瑣々たる政治現象をつきぬけて、人間の本質に迫っている故であろう。 【本書の内容】 [第一巻] 初見秦/存韓/難言/愛臣/主道 [第二巻] 有度/二柄/揚権/八姦 [第三巻] 十過 [第四巻] 孤憤/説難/和氏/姦劫弑臣 [第五巻] 亡徴/三守/備内/南面/飾邪 [第六巻] 解老 [第七巻] 喩老/説林上 [第八巻] 説林下/観行/安危/守道/用人/功名/大体 [第九巻] 内儲説上七術 [第十巻] 内儲説下六微 [第十一巻] 外儲説左上 [第十二巻] 外儲説左下 [第十三巻] 外儲説右上 [第十四巻] 外儲説右下 [第十五巻] 難一/難二 [第十六巻] 難三/難四 [第十七巻] 難勢/問弁/問田/定法/説疑/詭使 [第十八巻] 六反/八説/八経 [第十九巻] 五蠹/顕学 [第二十巻] 忠孝/人主/飭令/心度/制分 解説・年表・地図 *本書は1969年に筑摩選書として、1996年にちくま学芸文庫より刊行された『韓非子』(上下巻)を原本とするものです。 -
科学的思考入門
「ふだん使いの科学」で、思考の土台を強くする! 自分の頭で考え、ファクトチェックするためにーー科学という営みの本質を楽しく学べる、最良の入門書。 有害な情報から身を守り、無意識のバイアスを避けるには? 情報過剰社会を生きる私たちに必須の「免疫」 ーー日常・仕事で威力を発揮する「科学的思考」 <本書の内容> 第1章 科学的思考をスケッチする 第2章 因果関係を考える 第3章 科学的思考を阻むものーー心理は真理を保証しない 第4章 実験という方法 第5章 科学的に説明するとはどういうことか 第6章 科学的に推論し、評価する 第7章 みんなで科学的に思考する 因果関係の正しい理解から、認知バイアス、アブダクションまで 豊富な例や問題でわかりやすく解説 -
精読 アレント『人間の条件』
ハンナ・アレント(1906-75年)の『人間の条件』(英語版1958年)は、「人間」とは何か、とどまるところを知らない科学と技術の進歩は人間をどう変化させるのか、といった課題を考える際に不可欠の書として多くの人によって手にされてきた。待望の新訳(講談社学術文庫)刊行に際し、その訳者を務めた第一人者が決定版となる解説書を完成。定評ある『精読 アレント『全体主義の起源』』(講談社選書メチエ)の姉妹篇。『人間の条件』全6章のエッセンス、その背景や可能性を徹底解説! 【本書の内容】 序 章 マルクスと西洋政治思想の伝統 1 古典的政治哲学の成立 2 ソクラテス 3 存在への問いとプラトン 4 近代の転換 5 自然と人間の物質代謝 第I章 観照的生活と活動的生活 1 アウグスティヌスと古代世界の没落 2 不死と永遠 第II章 公的なものと私的なもの 1 アテナイにおける古典的ポリスの成立 2 古代における公私の区分 3 社会的なるものの勃興 4 公的領域の光の喪失 5 私有財産の意味 6 公私の区分の意味 第III章 労 働 1 「労働」と「仕事」 2 「世界」と労働、仕事の位置 3 人間の生と労働の意味 4 労働と生産力 5 私有財産の源泉としての労働 6 労働の労苦からの解放は何をもたらすか 7 大衆消費社会という不幸 第IV章 仕事と制作 1 産業革命における「消費」の無限拡大 2 制作過程の変容 3 功利主義批判 4 工作人と交換市場 5 世界の永続性と芸術 第V章 行 為 1 第二の「出生」 2 行為と人間事象の脆さ 3 ギリシア人の解決としてのポリスと「権力」概念 4 ヘーゲルからマルクスへ 5 行為の代替としての制作 6 人間関係を修復する「奇蹟」としての「許し」 7 行為の「予測不能性」に対する救済としての「約束」 8 自然過程への「行為」の介入 第VI章 近代の開幕と活動力のヒエラルキーの転換 1 近代の起点 2 ガリレオによる望遠鏡の発明 3 近代数学と経験からの解放 4 デカルトの懐疑 5 デカルト的内省と共通感覚の喪失 6 観照と活動の伝統的なヒエラルキーの解体 7 制作から過程へ 8 「工作人」の敗北と功利主義の限界 9 労働と生命の勝利 10 展 望 -
仏陀 南伝の旅
インド生まれの仏教は、まず、南へと旅立った。スリランカの石窟寺院と仏歯寺、黄金の仏塔の林立するミャンマーのパガン、タイの暁の寺……すべての故地を踏破した著者が、今なお生活の中に息づく仏陀の思想へと思いを馳せる思索の旅。 【目次】 はじまりは、ブッダ・ガヤー 第一章 仏陀の出現 1 ゴータマ・シッダルタの存在 2 ゴータマに先立つブッダの存在 3 ゴータマのさとり 4 如是我聞 5 仏教の成立 6 仏教の伝播 第二章 スリランカの仏教 1 光り輝く島 2 セイロン島への布教 3 仏陀の来島伝説 4 仏教王国・アヌラーダプラ 5 シーギリヤ遺跡への道 6 ポロンナールワへの遷都 7 キャンディの仏歯寺 第三章 ミャンマーの仏教 1 ビルマの竪琴 2 仏教の渡来伝説 3 黄金地への伝道 4 パガン王朝の宗教改革 5 ポパ山の精霊信仰 6 マンダレーのマハームニ仏 7 ミンドン王の第五回仏典結集 第四章 タイの仏教 1 黄金の地 2 仏教伝来 3 スコータイ王朝の仏教 4 アユタヤ王国の神と仏陀 5 時代はバンコク 6 仏教の現在 7 タイ仏教の行方 第五章 インドシナ三国の仏教 1 ラオスの仏教 2 メコン河とプーシー山 3 カンボジアの仏教 4 仏陀の化身 5 ヴェトナムの仏教 6 南伝と北伝の出会い おわりも、ブッダ・ガヤー あとがき -
パウロとペテロ
2人がいなければ今日のキリスト教はなかった! イエスの筆頭弟子にして復活後の教会指導者ペテロ。迫害者から異邦人伝道者へと回心したパウロ。古代ローマ帝国の片隅ではじまった運動を世界宗教にまで伸展させた2人の実像は? そして、彼らのユダヤ人・異邦人への宣教戦略とは? 2大伝道者の足跡を辿る1冊。 【目次】 序章 世界宗教への立役者 第一章 ペテロ イエスの筆頭弟子から最初のキリスト教伝道者へ 1 アンティオキアの出来事 2 召命以前のペテロ 3 弟子への召命の出来事 4 イエスと弟子仲間との生活 5 イエスへの信仰告白=ペテロのメシア告白 6 イエスの受難に直面して=イエスの否認 7 使徒としての宣教準備 8 筆頭使徒としての活動 9 エルサレムにおける教会の指導者として 10 ユダヤ人伝道の担い手として 第二章 パウロ 教会の迫害者からキリストの伝道者へ 1 パウロが生きた時代 2 回心以前のパウロ 3 ダマスクス途上での回心 4 ペテロとの面談 第三章 ユダヤ人の伝道者ペテロの足跡 1 ペテロの伝道活動 2 律法の重要性をめぐって 3 ペテロの伝道の特徴 4 その後のペテロ 第四章 異邦人の伝道者パウロの活動 1 伝道者としての足跡と伝道戦略 2 アンティオキア教会の新しさ 3 使徒会議 4 第一次伝道旅行 キプロスとガラテヤで 5 ガラテヤの信徒に宛てた手紙 6 再び伝道の旅へ 7 三度目の伝道の旅 小アジアのエフェソを本拠に 8 パウロの最後 終章 伝道者ペテロとパウロ 文献案内 註 あとがき -
万葉集原論
「おそらく、私は「万葉集原論」を生涯の課題としていくことだろう」。 本書は日本を代表する文学者、中西進の真骨頂である。 現存する最古の歌集『万葉集』。七、八世紀の歌、四千五百首余が二十巻に収められ、額田王、柿本人麻呂などの著名な歌人、天皇、皇族から、防人、遊女に及ぶ作者と作品の豊かさは、世界的にみても異彩を放っている。 この『万葉集』研究の第一人者であり、幅広い文学活動でも知られる著者は、古代日本文学の本質に迫ると同時に、世界のなかの日本文化を問う視座を持ち続けてきた。 『万葉集』とは何か。真摯にそれを見極めんとした本書が示すのは、学問とは何か、その方法はいかにあるべきかという切実な問題意識に裏打ちされた、著者だからこそ到達しえた比類なき『万葉集』の姿である。(原本:『万葉集原論』桜楓社、1976年) 【主な内容】 学術文庫版まえがき 一 万葉集研究の方法 文学史の方法――その「歴史」について 文学研究の方法 万葉集研究の方法 研究と批評 二 万葉集の構造 万葉集の構造 万葉集の生成 万葉集の原点 万葉集の集団性 三 万葉集の表現 万葉歌の形式 万葉歌の方法 古代的知覚――「見る」をめぐって 古代文学の言語 万葉集の漢語 桜楓社版後記 解題 犬飼公之 -
ブッダ論理学五つの難問
論理と倫理が1つになる場所へ! イラク戦争がなぜダメか、ブッダの答えは? ブッダはほんとうに「一切を知る者」なのか? 仏教経典に完全保存された「論理学」はそれをあざやかに証明する。合理的であることは真理であること。存在論からイラク戦争まで、現代論理学が沈黙する「難問」に、ブッダが残した明快な「答え」。論理と倫理が1つになる場所へ! 【著者からのコメント】 インドの文献は、けっして読者に媚びることはない。だから、やさしくもないしわかりやすくもない。でも、本当のことを知りたいと思う人には、求めるものが自然に心に入ってくるように、そんな風に書かれている。 わたしもそんな本を書いてみたいと思って、力いっぱいやってみましたが…うまくいったでしょうか。 【目次】 まえがき 序論 論理の語り方 第一章 現代論理学は一切を語れるわけではない……一切を知る者であるとブッダが言ったこと 第二章 ブッダ難問に答える 【難問1】なぜ西洋論理学では因果を語ることができないか……生ずる性質のものは滅する性質のものである 【難問2】ブッダはどのようにして一切を語るのか……討論を通じてともに語るにふさわしい人は 【難問3】語りえぬものには沈黙せねばならないか……ただ感受されたもの、渇愛にいたるもの、悩みもだえるだけのものである 【難問4】因果の道を行くものはなぜ愚か者であってはならないのか……自己を愛しく求めるものは他を害してはならない 【難問5】因果の理法によって生きる者には自己は語りえないか……「尊師よ、誰が識別作用という食べ物を食べるのですか」「正しい問いではない」と尊師は言った インド哲学・仏教の一般書ならびに現代論理学関係書のご紹介 練習問題の解答 あとがき 注 索引 -
服捨て 自分を解き放つメソッド
手っ取り早く自分を変える「服捨て」の極意をこの一冊に。 ゴチャついたクローゼット、本当はやめたいのに続けている仕事、探しても探しても見つからない“やりたいこと”......。実はそれ、全部つながっています。 全部を一気に解決させる最強の方法は、ただ、「服を捨てる」こと。 「これを着ていれば褒められそう」「あの人のおすすめだから安心」など、服は自分ではなく他人に重きを置いて選びがちなもの。また、世間や親から刷り込まれた「こうすべき」が、無意識に反映されるものでもあります。 「服捨て」とは、知らず知らずのうちに他人に明け渡した人生を、自分に取り戻す作業そのもの。捨てれば思考が変わり、行動も勝手に変わっていくのです。 重版8刷の大反響を得た体験記『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』の著者が、自分を解き放ち本当の望みを実現させる「服捨て」メソッドのすべてをお伝えします。 【目次】 第1章 「服捨て」とは何か 第2章 なぜ捨てられないのか 第3章 現状を選んでいるのは自分 第4章 捨てる服、残す服、入れる服 第5章 自分の本音を見つける 第6章 「服捨て」したら、世界の見方が変わっていく -
クルアーンの世界 語りかけるイスラーム
「読め!」 大天使ジブリールの語りかけから、すべては始まった――。「誦(よ)まれるもの」をその名にもつクルアーン。ムハンマドにもたらされた「神の言葉」は、いかにして書物の形を得たのか。22億人が信仰するイスラーム唯一の聖典誕生の歴史と、1400年にわたって人々を惹きつけてやまない聖典が語る世界を描き出す。知る喜びに満ちたクルアーン入門にしてイスラーム入門。 世界三大宗教のひとつ、イスラーム。その信仰者ムスリムは、世界人口のおよそ四分の一を占め、遠くない未来に三分の一に達し、キリスト教を抜いて世界最大の宗教になるとも言われる。 イスラーム唯一の聖典クルアーンは、ムハンマドに断続的にもたらされた啓示を集めたものであり、内容が完成した段階では書物の形をもっていなかった極めて珍しい書物である。このように誕生したクルアーンが一義的には「朗誦(誦まれるもの)」であり、キリスト教の聖書が本質的に「書物」であることを考えると、両者の違いは明らかである。 神からの語りかけであるクルアーンは、いかにして本の形をとったのか。 今や毎年何千万部も印刷され、日本語をはじめさまざまな言語で読むことができるクルアーンだが、20世紀に入るまで、他言語への翻訳はおろか活版印刷さえ拒んできた。アラビア語で朗誦されてきた聖典の世界、魅力的な独自の人間観や社会観を、日本の読者のために再構成して描き出す。 1400年にわたって世界中の人々の心の拠りどころとなってきた聖典の扉を開く、類稀な一冊。(原本:岩波書店、2009年) 【本書の内容】 プロローグ 第1部 「神の語り」から書物へ――一つの啓典の旅路 第1章 朗誦する啓典の誕生 第2章 正典の結集 第3章 内容と構成 第4章 紙と写本の帝国 第5章 現代に生きる聖典 第2部 章句が織りなす人間世界 第1章 ムハンマドの生きざま 第2章 預言者の町マディーナ 第3章 アブラハム的世界 第4章 唯一神のコスモロジー 第5章 イスラーム法と信仰儀礼 第6章 人生と社会運営のための規定 エピローグ 参考文献 学術文庫版のための参考文献 学術文庫版あとがき 章の一覧表 -
はじめてのベルクソン 時間をひらく哲学
あなたはまだ本当の〈時間〉を知らない。 ぐいぐい読めて世界が変わる。 時間哲学の第一人者による、 私たちの常識を揺さぶるベルクソン入門! 「本書を読み終えたとき、時間についてのあなたの感じ方が少し変わっているかもしれません。大きな結論を手に入れるというより、出来事の見え方をずらせるようになる。予定に追われる一日、ふいに蘇る記憶、迷いのなかでまだ固まりきらない決意。(中略)これらが、単に「ある」ものではなく、それぞれの時間の中で、少しずつ生まれ、折り合い、かたちを変えてきたものとして見えてくる。 見え方が変わるだけではありません。あなたが立っている時間の地形そのものが、組み替わる。そのとき、時間とは、私たちを外から測り、急かし、管理する枠ではなく、私たち自身を内側から変えていくひとつの力なのだと感じられるはずです。もしそうなったなら、この本は役目を果たしたことになります。」(「はじめに」より) 【本書の内容】 第一章 時間という「型」を解きほぐす 第二章 自分を生き直す ー『試論』が開いた自由の地平 第三章 私と世界を時間でつなぐ ー『物質と記憶』が描く持続のスペクトル 第四章 生命の創造性を解き明かす ー『創造的進化』が捉える進化のからくり 第五章 社会地形を書き換える ー『道徳と宗教の二つの源泉』がひらく人類の未来 終章 -
パスカル対モンテーニュ 死をめぐる思想対決
『エセー』の著者ミシェル・ド・モンテーニュ(1533-92年)と『パンセ』の著者ブレーズ・パスカル(1623-62年)――フランスが生んだ二人の巨人は、一見すると正反対の思想を説いたように見える。 短い生が過ぎ去るのを惜しみ、自然からの恩恵である感覚的な歓びを、今この瞬間に十全に味わい、反芻する、と宣言したモンテーニュ。それに反発して、はかない現世の享楽を斥け、信仰に生涯を捧げることで、来世への「希望」というこの世の最大の幸福が得られる、と力説したパスカル。 この二人は生きる時代をともにすることがなかったため、もちろん直接の交流はない。だが、パスカルは先人モンテーニュを最大の論敵と見定め、その思想を深く理解した上で、それに挑むようにして『パンセ』を執筆していった。事実、パスカルはこんな一文を残している――「モンテーニュのなかに私が見ることのすべてを、私はモンテーニュのなかにではなく、私のなかに見つける」。 このような深い共感を示しつつ、しかしパスカルはモンテーニュの「死についてのまったく異教的な考え」を問題視した。パスカルはそれを徹底的に攻撃し、それとは対極にあるキリスト教が説く死への向き合い方を伝えようと尽力した。パスカルにとって、死をめぐる思想の本質は、1) メメント・モリ(死を想え)、2)「気晴らし」、3) 来世への希望の三点に関連している。本書は、パスカルが作中でモンテーニュに直接言及している箇所を紹介したあと(第一章)、これら三点のそれぞれについて、二人の具体的な文章を通じてわかりやすく説明していく(第二章から第四章)。時代としてはあとになるパスカルの考えを先に見て、次にモンテーニュの思想を見ていく。 「死」という誰にとっても無縁ではいられない重要な主題について考え抜いた二人の知の巨人パスカルとモンテーニュ。あなたはどちらに共感し、どちらに軍配を上げるだろうか? [本書の内容] ブレーズ・パスカルの生涯(1623-62年) ミシェル・ド・モンテーニュの生涯(1533-92年) 第一章 パスカルのモンテーニュへの批判と称賛 1 『エピクテートスとモンテーニュに関するサシ氏との対話』におけるモンテーニュ像 2 『パンセ』におけるモンテーニュ批判 3 パスカルによるモンテーニュへの賛辞 第二章 メメント・モリ 1 パスカル 2 モンテーニュ 第三章 気晴らし 1 パスカル 2 モンテーニュ 第四章 来世への希望 1 パスカル 2 モンテーニュ 第五章 モンテーニュの「無頓着」について 1 自然への随順 2 精神の自律性 3 宗教的熱意の拒絶 結 論 -
生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ
助けを求めることは、「無責任」ではない! 気鋭の哲学者が、日本社会に跋扈する「自己責任」という名の怪物を退治し、 新たな「責任」の哲学を立ち上げる。 頼ることが、後ろめたくない社会へ! 新自由主義を下支えする思想として、日本に導入された「自己責任」論。 しかし、これは人々を分断し、孤立させる。 誰かに責任を押し付けるのではなく、 別の誰かに頼ったり、引き継いだりすることで、 責任が全うされる社会へ。 ハンス・ヨナス、エヴァ・フェダー・キテイ、ジュディス・バトラー、 3人の独創的な哲学者を手がかりに、 「利他」の礎となる、 「弱い責任」の理論を構築する! -
所有権の誕生
いかにして「みんなもの」は「わたしのもの」になったのか? 文化人類学の知見から謎に迫る法学との原理的探究! 所有権はいかに誕生し、なぜ必要とされたのか。土地はなぜ「誰か」のものになったのか。 入会権や知的財産権を法としてどう位置付けるべきなのか。明確な土地所有概念をもつ農耕社会、それがあいまいな焼畑農耕社会、土地所有権が存在しない遊牧社会と狩猟採集社会……文化人類学の知見を手がかりに、所有権生成の論理を法律学の観点から分析する。「学術文庫版あとがき」では「消費財所有権」についてもノートを公開している。 所有権は、書かれた歴史が始まる以前に発生した。……したがって、文献等から所有権の発生史を跡づけることは難しい。実証を重んじる研究者達は、法制史的な文献研究によって所有権概念発生の歴史をたどることはおよそ不可能である「不可知」ともいうべき領域には、基本的には立ち入ろうとしなかったのである。 ――本書より 本書の原本は、2001年に三省堂より刊行されました。 【目次】 はしがき 第一章 所有権概念の源を求めて――「所有権」誕生前の世界へ… 第二章 土地所有権発生の社会構造 第三章 入会権発生の社会構造――所有、非所有の中間形態としての入会権 第四章 無体財産権発生の社会構造 第五章 「権利」の誕生 エピローグ――社会科学・人文科学の統合のなかから 参考文献一覧 学術文庫版あとがき -
哲学な日々 考えさせない時代に抗して
哲学することの手ざわり 人生でいちばん大切なものは何か? 論理的な文章を書くにはどうすればいいのか? そんな身近な問いを入り口に、哲学者が普段着の言葉で語ります。難しい言葉をひとまず脱いで、頭と心をゆるめながら楽しめる一冊です。 坐禅に興味のある人にもおすすめ。坐り方や呼吸法のレッスンも収録しています。 自分のこと、社会のこと、国のこと、世界のこと。私たちは考えなければならないことに囲まれています。けれど、いざ考えようとすると、何からどう考えればよいのかわからなくなってしまう。 考えることが許されない。考えないことも許されない。 そんな息苦しい時代だからこそ、本書は哲学をしかつめらしい言葉ではなく、親しみやすい言葉で語ります。気軽に読めるエッセイと、哲学の手ざわりを感じられる小品を通して、人生や他者との向き合い方がじんわり見えてくるはずです。 読み終えるころには、昨日より少し身軽になった自分に出会えるかもしれません。 [本書の内容] まえがき I 哲学者のいる風景 II 哲学も、哲学じゃないことも 後 記 学術文庫版のあとがき――その後の哲学な日々 初出一覧 *本書の原本は、2015年に小社から刊行されました。 -
日本神話を読みなおす
古事記・日本書紀・風土記ってこんなにおもしろい! ・出雲の国引き神話を漁民の目で読むと? ・羽衣伝説と農耕の意外な関係とは? ・アマテラスはなぜ岩屋戸に隠れたのか? ・神武天皇が熊野の険しい山道を選んだワケは? 神話を国家から解放し、人びとの暮らし・風土・文化に注目すると、知られざる神と人間たちの物語が見えてくる! これまでの研究では、ややもすれば神話を王権という政治性や国家の歴史に結びつけがちであったが、本書では目線を低くずらして、人間の生活が神話のなかに描かれているという視点に立ち、時に強くもあり、また弱くもある人間を見つめてみたいと思う。 それは大袈裟に言えば、神話を国家という縛りから解放する試みである。しかし、実際のところ本書はそのような大上段に構えた勇ましい考察ではない。神話のなかから村里で生きていた人、言い換えれば私たちのすぐ近くにいるような人たちの姿を掘り起こしてみたいと思うのである。そのような目で神話や伝説を読むと、じつにさまざまな人間の「生きざま」が、神の姿を借りて描かれていることに気がつく。――「はじめに」より -
原始仏教 ブッダから大乗成立へ
本書を貫くのは、仏教とは何かという問いである。 仏教は、インドに生まれて以来、二五〇〇年にわたる歴史とアジア全域の諸文化に、きわめて深い足跡を刻みつつ、今日に至っている。 そのなかで、本書が「原始仏教」の名のもとに考察するのは、開祖ゴータマ・ブッダの生涯と教えであり、あわせて、今日ある仏教の多様な姿の淵源をそこにたどることである。 「はじめに」より 信徒数5億人を誇る世界宗教、その初期仏典にはある「仕掛け」があった。ブッダの描いた知られざるシナリオを解き明かす珠玉の仏教論! 【本書の内容】 第一部 原始仏教という射程 第1章 仏教の誕生 第2章 どのように初期仏典を読むべきか 第二部 ブッダの生涯と教え 第3章 誕生と出家 第4章 成道とその教え 第5章 成道から梵天勧請へ 第6章 初転法輪から初期伝道へ 第7章 サンガの成立と修行道の整備 第8章 存命中の主な出来事 第9章 入滅 第三部 仏滅後の仏教 第10章 入滅後の動向 第11章 部派分裂 十事の非法と大天の五事 第12章 仏教の多元性と連帯感 大乗仏教への道 終章 仏教とは何だったのか -
真理のひびき 天風哲人 新箴言註釈
人生はただ一回限りである。ならば何としても生き甲斐のある人生を送らなければならない。「健康や運命が意のままにならないときほど『心』を積極的にする」「自己の言行をできる限り人の世のためになることに重点を置く」「不平不満を口にしない」「気取ったり、ぶったりしない」「どんな場合にも慌てない」「不幸に直面しても、現在生きていられることに感謝する」「腹を立てている人には決して過度の共鳴をしない」「自己自身を正しく向上させるために反省を行う」など──、価値ある人生建設に必要とされる心得を集録した、天風哲人絶筆本。 -
人生は苦である、でも死んではいけない
人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人へ。ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が送る力強いメッセージ! 人生は苦しい。苦しいこともあれば、楽しいこともある、ではなく、本来的に人生とは苦しいもの。それゆえ仏教は「生老病死」の苦しみを説き、聖書は人生を嘆きの谷になぞらえる。でも、それでも死んでしまうのではなく、この事実を認め、受け入れた上で生きていこう。いじめられている人も、会社でハラスメントを受けている人も、死んでしまうのではなく、とにかく生きよう。どんなに孤独に思えても、かならずどこかに「仲間」はいる。だから絶望することなく、希望を持って生きてゆこう。人生を「生きる」ことが、この世に生を受けたすべての人に課された課題だから。 仏教、キリスト教、ギリシア哲学--いにしえの知恵をたずね、アドラー心理学、三木清の『人生論ノート』など、さまざまな思想に学び、築き上げた、岸見一郎の総決算としての人生論! -
キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
名著、現代に復活! 世界を滅ぼす一神教の恐怖!!――世界を戦火に巻き込むキリスト教原理主義者=ブッシュ、アメリカの危険を100年前に喝破!! ●松原隆一郎氏「西洋の価値体系を徹底批判」 ●被告・キリスト教は有罪です。私はキリスト教に対して、これまで告訴人が口にしたすべての告訴のうちで、もっとも恐るべき告訴をします。どんな腐敗でも、キリスト教以上に腐っているものはないからです。キリスト教は、周囲のあらゆるものを腐らせます。あらゆる価値から無価値を、あらゆる真理からウソを、あらゆる正直さから卑怯な心をでっちあげます。それでもまだ、キリスト教会の「人道主義的」な祝福について語りたいなら、もう勝手にしろとしか言えません。キリスト教会は、人々の弱みにつけこんで、生き長らえてきました。それどころか、自分たちの組織を永遠化するために、不幸を作ってきたのです。 ●キリスト教が世界をダメにする ●仏教の素晴らしいところ ●イエスは単なるアナーキスト ●イエスとキリスト教は無関係 ●オカルト本『新約聖書』の暴言集 ●キリスト教が戦争を招く理由 ●キリスト教は女をバカにしている ●キリスト教が破壊したローマ帝国 ●十字軍は海賊 ●ルネサンスは反キリスト教運動 -
ブッダのおしえ 真訳・スッタニパータ
「いかに生きるのが、この上ない人生なのですか?」生きるとは、老いるとは、そして死とは?問答であきらかにされる人生の真実。答えはすべてブッダの教えの中にあった。 詩を読むように日常語で読む最古の仏典。 こんなにもわかりやすかったブッダのことば。 仏教最古の経典「スッタニパータ」の和訳完全版。 最新研究の翻訳と、解りやすい解説で、初めて知るブッダの言葉の真実! 「いかに生きるのが、この上ない人生なのですか?」 生きるとは、老いるとは、そして死とは? 問答であきらかにされる人生の真実。 答えはすべてブッダの教えの中にあった。 -
日本人と山の宗教
日本各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。そしてその山を信仰を対象とする、仏教とも神道ともつかない独特の宗教体系が、それぞれの地域で発展してきました。その形態は世界の宗教誌においても非常にユニークな位置を占めています。近年「山ガール」という新語まで誕生したように、日本人の山への愛着には非常に深いものがあります。しかしなぜ、日本人はこんなにも山が好きなのでしょうか、そのルーツはどこにあるのでしょうか? 本書は、日本人と山の「つきあい」の歴史をこれまでにない視点から辿る、ユニークな「山と人との宗教誌」です。 -
今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ショーペンハウアー 苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。 欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。 苦悩や葛藤から自由になる道を考え抜いた哲学者が導く「生きるヒント」とは。 叱咤激励、小気味よいアイロニー。 人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。 【本書の内容】 ●幼少期に目撃した人間社会の「生の悲惨さ」 ●世界は「にせもの」なのかもしれない ●欲望から自由になるための「意志の否定」 ●<悪>から私たちを解放する「共苦」と「芸術」 ●日本の若者たちに刺さった「青春の哲学」 ●人付き合いは「仮面をつけた化かし合い」である ●欠点は隠すよりも見せたほうがよい ●「生まれてこなければよかった」反出生主義に対する「救済の道」 ……ほか -
愛
本書でわたしは、「愛」の本質を明らかにした。性愛、恋愛、友愛、親の子に対する愛……。愛にはさまざまな形があるが、これらはいずれも、本来まったく異なったイメージを与えるものである。にもかかわらず、なぜこれらは「愛」の名で呼ばれうるのか?それは、そこに「愛」の、ある“理念性”の本質が通奏低音のように響いているからである。性愛も恋愛も友愛も親の子に対する愛も、その「愛」の通奏低音の上に、それぞれ独自の音色を響かせているのだ。本書の目的は、これら「愛」の名のもとに包摂されるありとあらゆる「愛」の本質を明らかにすることにある。「愛」とは何か、そしてそれはいかに可能か? これが、本書でわたしが挑み、そして明らかにした問いである。 -
愛と死について
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人がその一生で歌い続けるのは「愛の歌」であり、それは美しい思い出として蒼い宝石のように輝く。著者は詩人の心でその輝きをみつめ、その中に潜む愛と死について考察する。著者とともに流麗な調べにのって愛の彷徨におもくむであろう。 【目次より】 第一部 愛と死について 一 愛について(一) 二 愛について(二) 三 友情について 四 孤独について 五 死について 六 歳月について 七 別れについて 八 手紙について 九 告白について 十 愛の詩について 第二部 文学に現われた愛と死 一 ゲーテの世界 二 サン・テクジュペリの世界 三 人間的信の悲劇 シェイクスビア『オセロー』 四 情熱と神話 ルージュモン『愛について』 五 トルストイにおける芸術と自然 六 人間的愛の悲劇 ドストエフスキィ『カラマーゾフの兄弟』 七 キェルケゴールにおける詩と沈黙 八 キェルケゴールにおける愛と死 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 佐々木 徹 1941年生まれ。哲学者、評論家。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。 著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。 -
愛の秩序
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 プラトン、アウグスティヌスを経て今日まで西洋文化に広範な影響を及ぼした「愛の秩序」の全体像を解明して、現代に問うた問題作。 【目次より】 I 愛には秩序があるか 1 愛の本質への問い 2 人間の全体的表現としての愛 3 人倫と愛の秩序 II 愛の諸類型について 1 エロースの諸形態 ホメロスからソクラテスまで プラトン エピクロス ルクレティウス オウィディウス 2 フィリア(友愛) プラトン アリストテレス エピクロス派とストア派 キケロ プルタルコス 3 アガペーとカリタス 新約聖書のアガペー アウグスティヌスのカリタス 4 宮廷的恋愛 5 ロマンティックな愛 ダンテ ペトラルカ タッソからゲーテヘ 6 自然主義的愛 III 愛の秩序の思想 1 プラトン主義 プラトン プルタルコス プロティノス フィチーノとエラスムス 2 アウグスティヌス 「愛の秩序」の定義 三つの愛の順序 性愛の秩序 享受と使用 時間の秩序と愛の秩序の完成 火の論理 3 中世思想とルター クレルヴォーのベルナール トマス・アクィナス ドゥンス・スコトゥス マルティン・ルター 4 パスカルとキルケゴール パスカルと愛の情念 三つの秩序 キルケゴールの愛の三段階 隣人愛の概念 5 マックス・シェーラー IV 愛の諸次元 1 身体の次元 2 心理の次元 3 精神の次元 4 人格の次元 V 愛の成長 1 愛の邂逅期 2 愛の相互期 3 愛の献身期 親の愛 恋愛 結婚 聖なる愛 VI 愛の射程 1 目的と手段 2 愛と価値合理性 3 近い地平と遠い地平 注 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 金子 晴勇 1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。 著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、 訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。 -
アインシュタイン 物理学と形而上学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アインシュタインは、自らを「形而上学者」と呼び、「物理学は一種の形而上学である」と書く。「物理学=自然学(Physik)と形而上学(Meta-Physik)」という斬新な視点からアインシュタインの物理思想を解明し、アインシュタインを西洋形而上学の歴史のうちに位置づける。アインシュタイン全集を踏まえて、「原理の探究」、「質点と場という実在をめぐる戦い」、「人間精神の自由な創造」という独自な視点からアインシュタインの全体像を鮮明に描き、特殊相対性理論への道を説得力のある仕方で解明する画期的な研究である。 【目次より】 略号 序章 物理学と形面上学 一 物理学の目標 ~ 五 本書の課題・方法・展開 第一章 特殊相対性理論への道 第一節 運動と変換 一 運動する観測者と光のパラドックス ~ 五 マイケルソンの実験 第二節 ローレンツ理論との格闘 一 ローレンツ理論から特殊相対性理論へ ~ 五 突破口としての時間変換 第三節 ヒュームとマッハ 一 ヒュームとマッハの批判的な思惟 ~ 五 有害な害虫を根絶できるだけ 第二章 原理理論 第四節 時間 一 同時刻性の定義 ~ 五 自由裁量に従ってなしえた設定 第五節 相対性原理と光速度一定の原理 一 二つの原理の独立性 ~ 五 不変量論としての特殊相対性理論 第六節 原理理論としての特殊相対性理論 一 構成理論と原理理論 ~ 五 相対性理論は絶対主義である 第三章 実在をめぐる戦い 第七節 光量子 一 深刻な形式的な相違 ~ 五 量子力学に対する批判 第八節 特殊相対性理論から一般相対性理論へ 一 私の生涯の最も素晴らしい思想 ~ 五 一般相対性理論とマッハ 第九節 場の導入によって開始された革命 一 アインシュタインにとっての革命 ~ 五 実在をめぐる戦いは終っていない 第四章 理性と実在 第十節 数学的に考えうる最も単純なものの実在化 一 羅針盤とユークリッド幾何学 ~ 五 神は数学する 第十一節 経験と理性 一 マッハ的な経験主義の批判 ~ 五 思弁としての理性の力 第十二節 人間精神の自由な創造 一 基礎の仮構的性格 ~ 五 概念との自由な遊びとしての思惟 第五章 形而上学 第十三節 自然のうちで自己を顕現する理性 一 神即自然(スピノザ) ~ 五 生成と存在(パルメニデス) 第十四節 物理学は一種の形而上学である 一 概念の創造としての形而上学 ~ 五 形而上学者アインシュタインの誕生 第十五節 形而上学者アインシュタイン 一 おとなしい形而上学者 ~ 五 知を愛し求める者 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 細川 亮一 1947年生まれ。 哲学研究者。九州大学名誉教授。東京大学文学部卒業(文学博士)。 著書に『意味・真理・場所 ハイデガーの思惟の道』『ハイデガー哲学の射程』『ハイデガー入門』『形而上学者ウィトゲンシュタイン 論理・独我論・倫理』『ヘーゲル現象学の理念』『アインシュタイン物理学と形而上学』『純化の思想家ルソー』『道化師ツァラトゥストラの黙示録』『要請としてのカント倫理学』など。 -
アウグスティヌスからアンセルムスへ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カトリック教会の司教、神学者・哲学者アウグスティヌス(354-430年)の思想は、後のカンタベリー大司教アンセルムス(1033-1109年)にどのような影響を与えたのだろうか? アンセルムスはアウグスティヌスから何を継承し、自らの思想として発展させたのか。知識をもって悟る、「知解」をめぐる神学思想史。 【目次】 まえがき 一 知解を求める信仰 序説として 二 アウグスティヌスの創造思想 無からの創造と言葉による創造 三 アウグスティヌスの三位一体論 『三位一体論』五―七巻 四 解釈学的トポスとしての〈神の像〉 『三位一体論』八―一五巻 五 神の遍在と永遠について 『モノロギオン』二〇―二四章 六 アンセルムスの三位一体論 『モノロギオン』三八章以下 七 『プロスロギオン』における神存在の論証について アンセルムス・カント・バルト 八 神のほまれ 『クール・デウス・ホモ』における贖罪論の根拠と目標 九 アンセルムスにおける‘Entplatonisierung’について 十 神と哲学 哲学史における神の問題 十一 ヘブライ・ギリシア・キリスト教思想 索引・文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アウグスティヌス『告白』の哲学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間と神についての省察の記録である『告白』全十三巻を統一的に把握する道を切り開き、その全体像に迫った、わが国初の本格的研究。 【目次より】 まえがき 第一章 『告白』の主題と形式 第一節 執筆の時期と背景 第二節 主題と統一性 第三節 神との対話 第二章 不安と神探究 第一節 不安な心 第二節 『ホルテンシウス』体験 第三章 マニ教の克服 第一節 悪とは何か 第二節 信仰と理性 第四章 ミラノ体験と回心 第一節 ミラノ体験とは何か 第二節 道としてのキリスト 第三節 意志の自由と人格的統一 第五章 内面の世界 第一節 記憶論の構造 第二節 心と内 第六章 永遠と時間 第一節 時間とは何か 第二節 神のことば あとがき 註 参考文献 英文要旨 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡野 昌雄 1939年生まれ。哲学者。国際基督教大学名誉教授。元フェリス女学院学院長。専門は西洋古代中世哲学。国際基督教大学卒。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。 著書に、『アウグスティヌス『告白』の哲学』『イエスはなぜわがままなのか』『信じることをためらっている人へ』 『古典解釈と人間理解』(共編著)など、 訳書に、『アウグスティヌス著作集 第7巻、第14巻』 A.H.アームストロング 『古代哲学史』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第25巻、第26巻』(共訳)などがある。 -
アウグスティヌスにおける教育
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 古代の教育を来るべき新時代の方向へと転換させた「西洋の教師」アウグスティヌス。彼のキリスト教的人間観と、教育の中心にある説教の新しい教授法、さらに教師と学習者についての考え方を考察。異教徒文化、教養の基礎である自由学芸をキリスト教的哲学と聖書註解のための基礎教養として位置づけ、キリスト教と異教文化との融合を図って西欧的教養の基礎をすえた歴史的意義を解明する。 【目次より】 凡例 まえがき 引用著作一覧 序章 教師アウグスティヌスの形成 第I部 アウグスティヌスの教育活動 第一章 回心前のアウグスティヌスの教育活動 第二章 回心後のアウグスティヌスの共同生活と教育活動 第三章 修道者アウグスティヌスの教育活動 第四章 聖職者アウグスティヌスの修道生活と教育活動 第五章 聖職者アウグスティヌスによる入信者の教育 第六章 聖職者アウグスティヌスの一般信徒への説教 第II部 アウグスティヌスの教育論 第一章 アウグスティヌスの人間観と教育 第二章 アウグスティヌスによる教授と学習『教師論』を中心に 第三章 アウグスティヌスによる教授(説教)法(I) 第四章 アウグスティヌスによる教授(説教)法(II) バシリカ、絵画・彫刻、歌唱による 第五章 アウグスティヌスによる記憶と学習 第六章 アウグスティヌスによる自由学芸と哲学 第七章 アウグスティヌスによる自由学芸と聖書解釈 『キリスト教の教え』を中心に 補遺 カッシオドルスによる修道生活への自由学芸の導入 あとがき 注 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岩村 清太 1931年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中退、大東文化大学名誉教授。 著書に、『ヨーロッパ中世の自由学芸と教育』『西洋教育史』など、 訳書に、『大グレゴリウス小伝』『カロリング帝国の統一と分割』『母が子に与うる遺訓の書 ドゥオダの『手引書』』『キリスト教神秘思想史〈2〉中世の霊性』(共訳)などがある。 -
アウグスティヌスの懐疑論批判
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書はアウグスティヌスが回心後、最初に着手した初期の代表作で難解をもって知られる『アカデメイア派論駁』の世界でも初の総合的な研究成果であり、研究/翻訳/註解の三分より構成される。アウグスティヌスはアカデメイア派懐疑論の論駁を通して真理論や知識論に関する新たな理解を示したが、著者はそれがヘレニズム期のものともデカルト以降の近代の懐疑論とも異なり、命題の真偽、真理と善という価値をわれわれの生のあり方にどのように位置づけるかに核心があることをはじめて解明した。原著は19世紀以来、デカルト懐疑論との比較や新プラトニズム研究の視点などから考察されてきたが、未だその全体像は明らかになっていない。本書はアウグスティヌスの戦略的論法を読み解いて原著の意図を分析し、真理と行為の問題性を摘出した画期的作品。 【目次より】 まえがき 第1部 『アカデメイア派論駁』研究序説 第2部 『アカデメイア派論駁』 第3部 『アカデメイア派論駁』註解 第I巻 第1章1~4節 ロマニアヌス宛て書簡 第2章5~6節 討論の開始 第2章5節:全体的問題の提示 第2章5~6節:第I巻の問題の提示 第3章7節~第4章12節 知者 第3章7~8節:キケロと懐疑論の紹介 第3章9節:人間のfinis 第4章10~12節:誤謬の定義 第5章13節~第8章23節 知恵 第5章13~15節: 道 第6章16節:知恵の定義 など 第II巻 第1章1節~第3章9節 ロマニアヌス宛て書簡 第4章10節~第6章15節 アカデメイア派の紹介 第4章10節:設定 第5章11~12節:アウグスティヌスによるアカデメイア派の紹介 第6章14~15節:アリピウスによるアカデメイア派の紹介 第7章16節~第8章21節 ジュニアメンバーとの討論 第7章16節~第8章21節:父親似のたとえ など 第1章1節~第2章4節 序 第1章1節:導入 第1章1節~第2章4節: fortuna 第3章5節~第6章13節 シニアメンバーの討論(その2) 第3章5~6節:問題の提示 第4章7~10節:自分は知っていると思う 第5章11節~第6章13節:assensio 第6章13節:締めくくり 第7章14節~第9章21節 連続講話 第7章14節:モノローグの導入 第7章15節~第8章17節:アカデメイア派の評判 第9章18~21節:ゼノンの定義 第10章22節~第13章29節 認識 第10章22節:カルネアデス登場 第10章23節~第11章26節:自然学 哲学者の不一致 感覚・夢・狂気 第12章27~28節:倫理学 第13章29節:論理学 第14章30節~第16章36節 同意と行為 など ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡部 由紀子 美学者、哲学者。熊本保健大学教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(美学・藝術学)。文学博士(慶応大学)。 著書に、『アウグスティヌスの懐疑論批判』など、 訳書に、ハンス・ベルティング『マックス・ベックマン 近代芸術における伝統の問題』 マルテキン・バルンケ『クラーナハ“ルター” イメージの模索』などがある。 -
アウグスティヌスの言語論
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 言語哲学と解釈学の視点からアウグスティヌスにおける言葉の真相を文献学的に解明、彼の言語論の全貌を初めて本格的に示した問題作。 【目次より】 はじめに 序論 声の現象学へ 第一部 言語哲学的視点から 声とことば アプローチ 第一章 声 I 意味の光 II 声 III 喚びかけの構造 IV 喚びかけの場所 第二章 ことば I 沈黙と発語 II 根源語 讃美と呻き III 光ることば 第二部 解釈学的視点から 経験と解釈 アプローチ 第一章 経験 I ホルテンシウス体験 II メロディア・インテリオル 『美と適合について』 III ミラノのヴィジョン 『告白』第七章における神秘経験 IV オスティアの経験 l’extase a deux 第二章 解釈 I 比喩的解釈 II 解釈の迂路 III ドケレの二重構造 第三部 『キリスト教の教え』の言語哲学 『キリスト教の教え』を読む アプローチ I いつだれのために書かれたか II 伝達の回路 III 本論のアナリシス 表現と伝達 IV 結論 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アウグスティヌスの探求構造
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 4~5世紀の哲学者・神学者であり、ラテン教父の一人アウグスティヌスの『告白』と『独白』を主要な典拠として、アウグスティヌスの探求構造に関する新しい分析と解釈の可能性を示そうとするものである。 【目次】 まえがき 序章 人称存在論的な自己認識論・他者認識論の試み 第一章 『告白』冒頭の構造と「呼びかけ」 第二章 「私が言い表せるようにあわれみたまえ」Miserere ut loquar 『告白』冒頭の構造に照らして 第三章 アウグスティヌスにおける場所的表現の意味 第四章 泣くことはなぜ甘美であるのか 第五章 『告白』の記憶論における場所的空間的探求の意味 第六章 『告白』における時間論の構造 第七章 『独白』冒頭の構造と「呼びかけ」 第八章 『独白』における他者認識と自己認識と神の認識との相関性 第九章 私はあなたへと信じる 『ヨハネ福音書講解』二九・六における信論の展開 第一〇章 呼ぶ・呼びかける・呼び求める 第一一章 アウグスティヌスにおける叫びの構造 あとがき 索引 英文要旨 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アウグスティヌスの哲学 「神の似像」の探究
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 キリスト教の枠を超え人間の成立の普遍的な意味と構造を存在論的ダイナミズムとして分析、現代思想へ問題提示する。 【目次より】 はしがき 目次 序章 第一部 自己存在の探究 初期著作および『告白』を中心として 第一章 探究の甚本構造 序 第一節 探究の端緒 第二節 回心の意味と構造 第二章 確実性の問題 序 第一節 アカデミア派批判 第二節 内への超越 第三章 記憶と想起 知の成立根拠をたずねて 序 第一節 知への愛 第二節 知の両義性 第三節 ものと言葉 第四節 知の意味と根底 記憶論の展開 第五節 幸福の生の記憶 第四章 時間と志向 精神の発見 序 第一節 創造と時間 第二節 記憶・直観・期待 第三節 精神の志向的かたち 第五章 悪の問題 「自己・人間の成立」の機微をめぐって 序 第一節 問いの端緒 第二節 自己存在の謎 第三節 人間的自由の根底 第四節 創造と意志 第二部 「神の似像」の探究 『三位一体論』に即して 第六章 知を求める信 序 第一節 信という端緒 第二節 信と知との再帰的構造 第七章 自己知の探究 序 第一節 精神の三一性 第二節 自己知のアボリア 第三節 欲望と思惟 第八章 外なる人間の三一性 結合力としての意志 序 第一節 三一性の諸相と意志 第二節 精神の開かれたかたち 第九章 創造と原罪との問題 知の成立の意味と根底 序 第一節 人問の創造 第二節 原罪の成立とそのかたち 第三節 知恵と知識 第十章 信の構造 序 第一節 信の志向的かたち 第二節 幸福の生 第三節 不死性への与り 第四節 問題の展望 第十一章 「神の似像」の知と再形成とをめぐって 存在の現成のかたち 序 第一節 信の普遍的根底に向って 第二節 精神の自己還帰 第三節 神の似像の意味 第四節 還帰・転回の文脈 第五節 本源的な記憶と想起 第六節 神の似像の再形成をめぐって 第七節 神性の全一的交わり キリストの問題 註 あとがき 結語に代えて ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 谷 隆一郎 1945年生まれ。宗教学者。九州大学名誉教授。 東京大学工学部合成化学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。 著書に、『アウグスティヌスの哲学』『東方教父における超越と自己』『人間と宇宙的神化』『アウグスティヌスと東方教父』『受肉の哲学』、 訳書に、『キリスト教神秘主義著作集 第1巻』(共訳)P.エフドキーモフ『神の狂おしいほどの愛』(共訳)『砂漠の師父の言葉 ミーニュ・ギリシア教父全集より』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第18巻 2 詩編注解 2』(共訳)『フィロカリア 東方キリスト教霊性の精華 第3巻』『フィロカリア 第4巻』(共訳)『キリスト者の生のかたち』(編訳)『証聖者マクシモス『難問集』 東方教父の伝統の精華』など。 -
アウグスティヌスの人間学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 4~5世紀にかけて活躍したローマ帝国時代のキリスト教の神学者、哲学者、説教者であるアウグスティヌスは人間をどう考えていたのか。その全貌に迫る。 【目次より】 序論 人間学的伝統の受容と変革 第一節 精神史的境位 第二節 新しい人間学の出発点 第三節 人間学的自覚の発展 第四節 新プラトン主義の人間学の影響 第五節 パウロの人間親の受容と解釈 第一部 アウグスティヌス人間学の形成過程 第一章 初期人間学の特質 第一節 哲学の主題としての魂の問題 第二節 人間の定義、理性と身体の理解 第三節 知的救済論とキリスト教的意識 第四節 回心と神への対向性 第二章 魂と身体 第一節 魂の不滅についての論証の問題 第二節 身体論(一) 感覚論の問題 第三節 身体論(二) 創造・受肉・復活 第四節 人間学的区分法の問題 第三章 理性と信仰 第一節 理性と信仰の問題と基礎経験 第二節 優位性の問題 第三節 神の像としての精神の知性的認識 第四章 超越 内面性の問題 第一節 哲学者の神とキリスト教信仰 第二節 悪の存在論的考察と実存の超越 第三節 アフェクトゥスの超越性 第四節 超越の道と命法 第五章 自由意志 第一節 自由意志に対する初期の解釈 第二節 自由意志と悪の問題 第三節 自由意志と神の恩恵 第二部 アウグスティヌス人間学の特質 第一章 「心」(cor)の概念 第一節 「不安な心」(cor inquietum)と頽落存在 第二節 心概念の実存史的考察 第二章 人間存在と時間 第一節 時間と歴史性 第二節 創造と時間の秩序 第三節 歴史と時間の秩序 第四節 救済史の問題 第五節 人間学的三段階説 第三章 社会的人間存在 第一節 キヴィタスの社会学的概念 第二節 キヴィタスの神学的・人間学的意義 第三節 キヴィタスと国家および教会との関連 第四節 キヴィタスと世代との転換 第四章 神の前に立つ人間 第一節 宗教的自覚の深化 第二節 「あなたの命じるものを与えたまえ」の意味 第三節 ローマ書第七章の解釈の転換 第五章 奴隷的意志の問題 第一節 アウグスティヌスからルターヘの継承 第二節 初期から中期にいたる奴隷的意志の展開 第三節 後期の「拘束された自由意志」の理解 第四節 自由意志と恩恵との関係の三類型 第五節 アウグスティヌスにおける弁証法的関係 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 金子 晴勇 1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。 著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、 訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。 -
赤本 公認心理師国試対策2025
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年3月実施の第7回国家試験の全問題を解説。2025年実施予定の第8回国試向け。 《 本 書 の 特 長 》 ・第7回国家試験(2024年3月実施)の全問題を掲載。 ・国家試験出題基準と同じ24章立てで問題を配置 ・大項目ごとに問題を配置しているので学習しやすい。 ・精選過去問付きの重点対策特集も豊富に掲載。試験頻出事項を集中的に学ぶことができる。 【例:秘密保持義務の例外状況/公認心理師の登録取り消しと罰則/虐待に関する法律と通報/代表的な心理検査/行動変容ステージモデル/児童福祉施設/非行少年の分類/非行・犯罪に関する諸理論/向精神薬の主な副作用/認知症まとめ/代表的な心理的障害/精神保健福祉法/障碍者差別解消法と合理的配慮/いじめ防止対策推進法/ストレスチェック制度/職場復帰支援/事例問題 5つの鉄則】 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
赤本 公認心理師国試対策2024
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第3回~第6回国家試験の全問題を解説。ブループリントのキーワードも最新版にアップデートしました。2024年実施予定の第7回国試受験者に対応。 ※電子書籍版には赤シートは付属しておりません 《 本 書 の 特 長 》 ・第3回国試(2020年12月)、第4回国試(2021年9月)、第5回国試(2022年7月)、第6回国試(2023年5月)の全問題を掲載。 ・国家試験出題基準と同じ24章立てで構成。 ・過去問は大項目・中項目ごとに配置しているので学習しやすい。 ・解説には基礎事項や図、プラスアルファの知識を与えるコーナーを随時設け、合格に必要な知識がばっちり身につく。 ・ブループリントに記載のキーワードも完全解説! 重要語句は赤シートで消しながら学べる。 ・「概要講義」で知識の定着を図ることができる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アガンベン 《ホモ・サケル》の思想
イタリアの思想家が注目を浴びるようになって、すでに久しい。中でも世界の思想を中心で牽引してきたのが、ジョルジョ・アガンベン(1942年生)である。そして、今日に至るまで多数の著作をコンスタントに発表し続けてきたアガンベンの代表作が《ホモ・サケル》と題された全4巻計9冊に及ぶプロジェクトであることに異論はないだろう。その構成は、以下のとおりである。 I『ホモ・サケル』1995年(邦訳:以文社) II-1『例外状態』2003年(邦訳:未来社) 2『スタシス』2015年(邦訳:青土社) 3『言語活動の秘跡』2008年 4『王国と栄光』2007年(邦訳:青土社) 5『オプス・デイ』2012年(邦訳:以文社) III『アウシュヴィッツの残りのもの』1998年(邦訳:月曜社) IV-1『いと高き貧しさ』2011年(邦訳:みすず書房) 2『身体の使用』2014年(邦訳:みすず書房) 1995年から2015年まで、実に20年をかけて完結したこのプロジェクトは、いったい何を目指したのか? 日本語訳も残すところ1冊となったいま、《ホモ・サケル》に属する4冊のほか、アガンベンの翻訳を数多く手がけてきた著者が、その全容を平明に解説する。 プロジェクトの表題として掲げられた「ホモ・サケル(homo sacer)」とは、ローマの古法に登場する、罪に問われることなく殺害でき、しかも犠牲として神々に供することのできない存在のことである。ミシェル・フーコーが「生政治(biopolitique)」と名づけて解明に着手したものの完遂することなく終わった問いを継承するアガンベンは、この「ホモ・サケル」に権力の法制度的モデルと生政治的モデルの隠れた交点を見る。裸のまま法的保護の外に投げ出された「ホモ・サケル」の「剥き出しの生(la nuda vita)」の空間が政治の空間と一致するようになり、排除と包含、外部と内部、ビオスとゾーエー、法権利と事実の区別が定かでなくなること――それが近代における政治の特徴にほかならない。 現在進行形の重大な問いを壮大な思想史として描き出した記念碑的プロジェクトは、われわれにとって尽きせぬヒントにあふれている。その最良の道標となるべき1冊が、ここに完成した。 [本書の内容] プロローグ アガンベンの経歴 第I章 〈閾〉からの思考 第II章 証 言 第III章 法の〈開いている〉門の前で 第IV章 例外状態 補論 「夜のティックーン」 第V章 オイコノミア 第VI章 誓言と任務 第VII章 所有することなき使用 第VIII章 脱構成的可能態の理論のために エピローグ 「まだ書かれていない」作品 -
悪(叢書身体の思想)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 親鸞、ニーチェ、ドストエフスキーが悩んだ悪を正面から問いなおして、今日の人間の確かな生き方を提示する、悪の人間学。 【目次より】 序論 悪の自覚 悪の始まり 罪と悪 禍と悪 業 客観的ということと、正邪善悪 同一なるものそれ自身 当為 シェリングにおける悪の成立 当為は顛倒する 根本悪 本論 一 習俗 イ ギリシア的習俗 ロ ポリス 二 権力 イ マキアヴェリ ロ 権力の崩壊 ハ 主人と奴隷 ニ 反抗 三 自然と悪 イ 自然と人間 ロ 自然の主となる人間 一 西欧近代と自然 二 合理性は善で非合理性は悪である ハ 社会 一 ルソー 二 「自然」が悪に転ずる 三 ホッブズ 四 魔神的なもの ニ 結び 四 個人と悪 イ 個 ロ ひとりであること 一 フロイト 二 例外者 三 悪の表出 四 隠された悪 ハ 結び あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 樫山 欽四郎 1907-1977年。哲学者。早稲田大学文学部哲学科卒。文学博士。元早稲田大学文学部教授。専門は、ドイツ近世哲学、実存哲学。 著書に、『ドイツ精神の生成』『論理学』『哲学叙説』『ヘーゲル精神現象学の研究』『哲学概説』『ヘーゲル論理学の研究』『悪』『随想集 あたりまえのこと』『樫山欽四郎哲学論集 哲学の課題』など、訳書に、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ『知識学新序説』フォイエルバッハ『将来の哲学の原理』ヘーゲル『精神現象学』など。 -
悪の形而上学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「神の創造したこの世に何故『悪』が存在するのか?」古今東西の文学者、宗教家、哲学者たちは、この難問の解明に挑み続けてきた。本書は、真と善を存在の普遍的な属性と見なし、理性的絶対者が万物の究極的根源であると考える形而上学の立場から、人間の経験の枠を越える決定的な悪の可能性とその存在理由を深く考察し、悪の根本的解決の核心に鋭く迫る問題作。 【目次より】 第二版に際して はしがき 序論 第一部 予備的考察 一章 問題提起 二章 一般的な疑問 一 哲学的検討の正当性 二 エピクロスのジレンマ 三 神と人間の道徳律 四 積極的な理解の探求 五 神の全能について 六 ありうべき最善の世界 三章 悪の本質と存在理由についての予備的考察 人工的なものの場合 第二部 生物の諸種の悪とその存在理由 四章 動植物の自然的悪 五章 人間の被る自然的悪 六章 他人の不正による不必要な悪 第三部 罪悪とその存在理由 七章 罪悪の本質 八章 罪悪の存在理由 九章 決定的悪の可能性 十章 決定的悪の存在理由 むすび 付録一 戦争という悪について 付録二 決定的悪の解釈と人間観の根本的相違 文献目録 ペレス、フランシスコ 1922年生まれ。上智大学名誉教授。神学者。 著書に、『存在への問い 哲学の原点に根ざして』『存在の理解を求めて 形而上学入門『中世の社会思想』『人間の真の姿を求めて 存在をめぐる対話の断片』『悪の形而上学』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
浅野順一著作集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神学者にして牧師の浅野順一の「著作集」全11巻の第1巻「予言者研究1」。 【目次より】 目次 序 高倉徳太郎 序(改版) エリヤの宗教改革 一 序言 二 予言者エリヤの時代的背景 三 対カナン文化の問題 四 アハブ時代の宗教及び道徳問題 五 エリヤの宗教改革運動 六 結語 アモスの宗教 一 彼の人物 二 彼の時代 三 神観 四 宗儀の問題 五 罪観 六 審判 ホセアの宗教 一 彼の人物と時代 二 彼の家庭 三 神観 四 罪観 五 審判 六 結語 イザヤの贖罪経験 イザヤ書第六章の研究 一 彼の見たる幻 二 神観 三 贖罪 四 召命 五 審判 ミカの宗教思想 一 序言 二 彼の人物と時代 三 彼の神とイスラエルの罪 四 審判と希望 五 結語 エレミヤの召命経験 エレミヤ記第一章の研究 一 序言 二 彼の生い立ち 三 万国の予言者 四 巴旦杏の枝 五 沸騰る鍋 六 結語 神とエレミヤ 「主の僕」の歌 イザヤ書四二・一―四、四九・一―六、五〇・四―九、五二・一三―五三・一二の研究 一 序言 二 「主の僕」の歌の成立 三 異邦人の光 四 苦難の僕 五 「主の僕」とイエス・キリスト 六 結語 附録 旧約研究の方法論について 《旧約聖書》 序 第一章 旧約聖書の意義と価値 イ 一般文化的価値 ロ 旧約と新約との関係 ハ 旧約宗教の特質 二 旧約聖書に対する解釈 第二章 旧約聖書の正経性 第三章 律法の意義とその発達 イ 律法と契約 ロ モーセ五書の資料 ハ 律法の成立 ニ 天地の創造と始祖の信仰 ホ 出埃及とモーセ 第四章 旧約の歴史書 イ 歴史記述の意義と目的 ロ カナン侵入と定住 ハ 王国の建設 二 南北朝時代 第五章 予言者及び予言文学 イ 予言者の意義と使命 ロ アモスとホセア ハ イザヤ ニ ヨシアの宗教改革及びエレミヤ ホ エゼキエル へ 第二イザヤと「主の僕」の歌 第六章 詩歌、教訓及び黙示 イ エズラ、ネヘミヤとユダヤ教の発達 ロ 詩篇の宗教 ハ ヨブと苦難 ニ 知恵と懐疑 ホ 終末の書 参考書目 解説 大内三郎 木田献一 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アジア神学講義 グローバル化するコンテクストの神学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 神学に本質的な論題を問い直すアジア神学を、キリスト教二千年の歴史に新たに加えられたキリスト教神学の生ける伝統の証と捉えて、互いに隔たった伝統的神学と伝統批判的神学とを結ぶ一つの架橋の試み。文化・経済交流が進む東アジア圏の相互理解を考える上でも示唆に富む好著。 本書が取り上げるのは、アジア的な文化背景を自覚的な文脈としたキリスト教神学である。東アジアという儒漢文化圏に対象を絞り、韓国、台湾・日本・北朝鮮生まれの代表的神学者四人を取り上げて、共感的理解を目指すとともに必要な批判を加えて紹介する、わが国初のアジア神学入門であり、伝統的神学と伝統批判的神学とを結ぶ一つの架橋の試み。 【目次より】 目次 序章 1 なぜ「アジアの神学」か 2 「文脈化神学」の現在 3 授業の風景から 4 神学と伝統 5 神学と正統 第1章 アンドルー・パク 「罪」の補完概念としての「恨」 序 1 「恨」の概念 2 恨の構造類型 3 恨の晴らし 4 神学的折衝 結 第2章 C. S. ソン 「応報の神」へのアジア的批判 序 1 『第三の眼の神学』 2 『アジアの母胎からの神学』 3 『イエス 十字架につけられた民衆』 4 民衆の信仰と神学の任務 結 第 3 章 小山晃佑 対立と受容の背面構造 序 1 日本の神学と小山 2 『富士山とシナイ山』 3 対立と受容の背面構造 4 方法論的な反省 5 アジア神学の特殊性と普遍性 結 第4章 ジュン ・ユン ・リー 文脈化のもたらす新たな相克 序 1 三位一体論と神学の可能性 2 陰陽の哲学 3 陰陽の三一論的理解 4 アジア的な三位一体論 5 アジア的三一論とジェンダー理解 6 三一論的倫理 7 三位一体論のアジア性 結 結章 1 総括 2 文脈化の諸類型 3 宗教混淆と二重信仰 4 文脈化と歴史の重層性 引用文献一覧 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 森本 あんり 1956年生まれ。神学者。国際基督教大学教授。 国際基督教大学人文科学科卒業、東京神学大学大学院組織神学修士課程修了。プリンストン神学大学院博士課程修了(組織神学)、Ph.D。 著書に、『使徒信条』『ジョナサン・エドワーズ研究』『現代に語りかけるキリスト教』『アジア神学講義』『キリスト教でたどるアメリカ史』『アメリカ的理念の身体』『反知性主義』『宗教国家アメリカのふしぎな論理』『異端の時代』『不寛容論』など、 訳書に、H.ミューラー『福音主義神学概説』(共訳)G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか』ジェフリー・S.サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(監訳)エミール・ブルンナー『出会いとしての真理』(共訳)ピーター・L.バーガー『現代人はキリスト教を信じられるか』(共訳)J.P.バード『はじめてのジョナサン・エドワーズ』など多数ある。 -
アジアにおけるキリスト教比較年表
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アジア各国(日本、韓国、中国など)における、キリスト教に関連する出来事を年表形式にまとめたもの。対象期間は、1792年から太平洋戦争の終戦である1945年となる。 【目次】 まえがき 凡例 Appendix アジアにおけるキリスト教比較年表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
新しい哲学の教科書 現代実在論入門
今、哲学は「人間」から離れて「実在」に向かっている。21世紀を迎えてすでに20年、哲学の世界では大きな変動が起きています。そこで問われているのは、「人間以後」の世界をいかに考えるか、というものです。「ポスト・ヒューマニティーズ」とも呼ばれるこの動向は、思弁的実在論、オブジェクト指向存在論、多元的実在論、加速主義、アクターネットワーク理論、新しい実在論など、狭い意味での「哲学」をはるかに越えた多様な領域に広がりつつあります。本書は、こうした動向の明快な見取り図を与え、自分の問題として考える手がかりを示すために気鋭の著者が書き下ろした渾身の1冊です。本書で取り上げられるのは、2016年に『有限性の後で──偶然性の必然性についての試論』の日本語訳が出版されて話題になったカンタン・メイヤスー(1967年生まれ)、2017年に『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』の日本語訳が刊行されたグレアム・ハーマン(1968年生まれ)、そして2018年に日本語版『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ)がベストセラーとなって広く名前を知られるようになったマルクス・ガブリエル(1980年生まれ)ら、最先端の哲学者たちです。「人間以後」の世界を考えることとは、「人間が消滅したあとの世界」という、ますますリアリティを帯びつつある世界を考えることだけではありません。それは同時に「人間の思考が届かない場所」を考えることでもある、と著者は言います。それはもちろん矛盾していますが、「実在論」への注目は、そこに現在の人間が希求するものがあることを示唆しているでしょう。それは、別の言葉で言えば、「実在論(realism)」とは「実存論(existentialism)」でもある、ということです。1987年生まれの著者は、「今」に生きることのリアリティを手放すことなく、哲学の問題とは「生きること」の問題にほかならないことを分かりやすく示しています。新しい哲学のムーブメントをただの流行で終わらせないために。未来のスタンダードが、ここにあります。[本書の内容]プロローグ 「何をしたいわけでもないが、何もしたくないわけでもない」 第I章 偶然性に抵抗する──カンタン・メイヤスー 第II章 人間からオブジェクトへ──グレアム・ハーマン 第III章 普遍性を奪還する──チャールズ・テイラーとヒューバート・ドレイファス 第IV章 新しい実在論=現実主義──マルクス・ガブリエルエピローグ メランコリストの冒険 -
新しい倫理のために
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 善とは、人はどう行動すべきかを示すのが倫理である。宗教は権威を失い、道徳が廃れている現代社会で、新たな倫理を模索するために。 【目次より】 新しい倫理のために 序にかえて 道徳の危機 道徳の本質 道徳と宗教 自由とは何か 政治と倫理 世界政府の倫理 政治的ニヒリズムの克服 無神論的宗教と背徳の倫理 「家」の問題 家族国家観と社会意識 あとがき 大島 康正 1917~1989年。倫理学者、評論家。筑波大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒業。 著書に、『新しき人間像』『時代区分の成立根拠』『これからの倫理』『実存倫理の歴史的境位』『神人と人神』『新しい倫理のために』『道徳教育をめぐって』『ソビエトの今日と明日 私の旅行体験から』『花に思想があるか』『整風下の中共探検記』『時代区分の成立根拠・実存倫理』(大橋良介編)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アドルノ 非同一性の哲学
本書は、20世紀を代表するドイツのユダヤ系思想家であり、フランクフルト学派の中心人物テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノ(1903-69)の波乱に満ちた生涯と、その不屈の思想を丁寧にたどる決定版ガイドです。 フランクフルト・アム・マインに生まれ、哲学、社会学、心理学、音楽学を貪欲に学んだ早熟の天才アドルノは、わずか21歳で哲学博士号を取得。コーネリウスのゼミで終生の友人ホルクハイマーと出会い、戦後にフランクフルト「社会研究所」の所長に就任します。ここに集った研究者たちとともに形成されたのが、後に「フランクフルト学派」と呼ばれる思想潮流です。 ナチス政権下で教授資格を剥奪されたアドルノは、イギリスを経て1938年にアメリカへ亡命します。1949年に帰国した後、ホルクハイマーと共に社会研究所を再建、亡くなるまでその活動を続けました。 近代合理性の闇を暴き、西欧文明の自己批判を徹底したアドルノ。アメリカの大衆文化批判、反ユダヤ主義への応答、そして「新しい主体」や芸術と哲学の連帯を模索する彼の思想は、現実とのすさまじい緊張関係の中から生み出されるもので、安易な解釈を許しません。 本書では、音楽への情熱、クラカウアーやベンヤミンとの友情、ホルクハイマーとの共同作業など、その思想を育んだ生涯をたどり、主要著作『啓蒙の弁証法』『否定弁証法』『美の理論』の読解を通して、危機の時代に生きた知の巨人の核心に迫ります。アドルノ研究の泰斗による、最良の概説書です。 [本書の内容] まえがき プロローグ 肯定的なアドルノを求めて 第一章 音楽の揺りかご 第二章 星々の友情 第三章 否定弁証法のオリジン 第四章 亡命のオデュッセウス 第五章 理性の原史をたずねて――『啓蒙の弁証法』の射程 第六章 新たな「唯物論」へ――『否定弁証法』と「客観の優位」 第七章 『美の理論』の告げるもの エピローグ パウル・ツェランとアドルノ 主要著作ダイジェスト キーワード解説 読書案内 あとがき 学術文庫版あとがき アドルノ略年譜 *本書の原本は、1996年に「現代思想の冒険者たち」第15巻として小社から刊行されました。 -
A Bibliography of Christianity in Japan
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本におけるキリスト教関連(プロテスタント系)の書籍にどのようなものがあるのかを、網羅した貴重な資料集。 【目次】 Foreword Nobushige Ukai Preface Kiyoko T. Cho Editors' Preface Contents Explanatory Notes Books and Pamphlets(Alphabetical Order by Author) Supplement Articles and Studies Dissertations Index I Title II Author IIISubject ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アベラール 言語と思惟
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中世フランスの論理学者にして神学者であるアベラールは、「唯名論」学派の創始者でもある。後にトマス・アクィナスらに弟子のエロイーズとのロマンスでよく知られている。現代ヨーロッパ思想を決定した彼の言語と思惟を、厳密なテキスト批判を踏まえて分析する。 【目次より】 緒論 第一章 生涯と著作 第一節 弁証論の騎士 第二節 著作の命運 第二章 言語論理的思惟 第一節 文法学と思惟 第二節 弁証論と思惟 第三節 波紋 第三章 意味論的思惟 第一節 普遍名辞 第二節 動詞の機能 第三節 命題の表意作用 第四章 文法教育と倫理学 第一節 文法教育と倫理 第二節 自然倫理と内面化 参考文献および略語表 跋 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 柏木 英彦 1934年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(文学博士)。専門は中世西洋哲学。金沢大学名誉教授。 著書に、『中世の春 十二世紀ルネサンス』『アベラール 言語と思惟』『古典残照 オウィディウスと中世ラテン詩』『ラテン中世の精神風景』など。 訳書に、F.C.コプルストン『中世哲学史』(共訳)アンリ・コルバン『イスラーム哲学史』(共訳)S.H.ナスル『イスラームの哲学者たち』(共訳)W.モンゴメリー・ワット『イスラーム・スペイン史』(共訳)『シャトレ哲学史 2 中世の哲学』(共訳)ジャック・ル・ゴフ『中世の知識人 アベラールからエラスムスへ』(共訳)など。 -
甘え・病い・信仰(長崎純心レクチャーズ)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 著者が精神医学界に問うた「甘え」という新しい概念はその後、世界の学会に着実に受け入れられてきた。個の自立を強調する思潮に対し、人間関係の根底で「甘え」と信頼が果たす役割を明快に論ずる。さらに「甘え」の視点から聖書に光を当てて、愛されること、愛の受容がもつ深い意味を浮き彫りにし、癒されて在ることの真実の姿を示す、病める現代に送るメッセージ。 戦後、現代社会において「甘え」の経験を好ましくないとする風潮が生まれた。そこから引き起こされた社会的病理現象を明らかにするとともに、人間関係の根底で「甘え」と信頼が果たす意義と役割を論じる。 隣人愛に象徴される他者への愛が強調されてきたキリスト教の従来の見方にたいし、「甘え」の視点から聖書に光を当てて、愛されること、愛の受容がもつ深い意味を浮き彫りにし、癒されて在ることの真実の姿を示す。病める現代に贈る、甘えの大切さを語ったメッセージ。 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 序言 稲垣良典 目次 第一日 甘えの話 「甘え」という言葉 甘えの心理 なぜ欧米語には「甘え」に相当する言葉がないか 甘えの移り変わり 妬みの心理 ニーチェの場合 聖書の読みと日本的発想 甘えを可能とするもの 「甘え」という概念 言葉の理解 甘えと縦関係 結婚生活と甘え 第二日 病いの話 病気とは何か 心と病気 心の病気の種類 病気と甘え 家庭の問題 なぜ治るのか キリストの奇跡の意味するもの 悪霊の問題 「分かる」ことの危険 人の心が分かるとはどういうことか 日韓「甘え」の比較 甘え・しつけ・教育 第三日 信仰の話 聖書と甘え イエスと甘え 神に対する甘え 聖フランシスコの祈り 愛することと愛されること パウロの愛の讃歌 癒しについて あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 土居 健郎 1920~2009年。精神科医、精神分析家。東京大学名誉教授。聖路加国際病院診療顧問。 東京帝国大学医学部卒業後、米国メニンガー精神医学校などに留学。著書『「甘え」の構造』は日本人の精神構造を解説する日本人論のロングセラー。 著書に、『精神療法と精神分析』『精神分析と精神病理』 『精神分析』『漱石の心的世界 「甘え」による作品分析』『「甘え」の構造』 『「甘え」雑稿』『方法としての面接』『精神医学と精神分析』『表と裏』『「甘え」の周辺』『「甘え」さまざま』『信仰と「甘え」』『時のしるし『注釈「甘え」の構造』『日常語の精神医学』『「甘え」の思想』『聖書と「甘え」』『「甘え」理論と精神分析療法』 『土居健郎選集(全8巻)』『続「甘え」の構造』『甘え・病い・信仰』 『臨床精神医学の方法』など、 訳書に、ローレンス・S.キュービー『精神分析への手引』ローレンス・S.キュービー『神経症と創造性』ヘルマン・ホイヴェルス『私の好きな言葉』などがある。 -
阿弥陀経
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読みやすい、使いやすい、座右版実用阿弥陀経。総ルビの経文で、阿弥陀経と阿弥陀仏がわかる。なぜ極楽に鳥がいるのか? 阿弥陀経は、極楽の素晴らしい光景を描きだし、さまざまな菩薩たちや、次の生に仏となれる人々が無数にいると説く。ところがカリョウビンガなどの美しい珍鳥も登場してくる。仏教は一方では、禽獣は迷いの六道の一つである畜生界に住むといいながら、極楽にこれらの鳥がいるのは矛盾しないのか? 阿弥陀経は、この答えまでも周到に用意している。 -
アメリカ的理念の身体
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人権概念を史上初めて提唱した17世紀のピューリタン、ロジャー・ウィリアムズ。アメリカ独立以前の、ジョン・ロックより半世紀も早い出来事であったことは、わが国ではまったく知られていない。本書は、「寛容と良心」「政教分離」「信教の自由」という倫理学上の鍵概念をめぐる哲学的探求であると同時に、それらが初期アメリカ社会の歴史においてどのような実験と紆余曲折を経てきたかを尋ねる政治学的な探求である。まず中世スコラ学の良心論から歴史的系譜を辿り、近代の愚行権の神学的由来に触れた上で、現代社会が享受する自由がいずれも宗教的主張を淵源とすることを示し、自由主義の中核概念である寛容を批判的に検討する。次に、現代憲法論の争点ともなる政教分離に焦点を当て、その原型であるウィリアムズの思想と歴史的評価の変遷を考察、発展期の矛盾と逆説から生まれた歴史的な知恵を尋ねる。さらに、信教の自由の具体的な表現として、初期ハーヴァード大学に見るピューリタニズムの知性主義、反知性主義としての信仰復興運動、市場原理に動かされる20世紀の教会を論じ、現代アメリカ社会の実利志向や大統領選挙にも影響を及ぼし続ける思想構造を分析する。わが国で手薄なアメリカの宗教理解を深化させ、アメリカを内面から思想史的に探求した画期的業績。ますます多元化する現代社会において、異なる思想が平和裡に共存するためのモデルを提供して、現代リベラリズムにも一石を投じる。 【目次より】 序章 第一部 寛容論と良心論 第一章 中世的寛容論から見た初期アメリカ社会の政治と宗教 第二章 「誤れる良心」と「愚行権」 第三章 「誤れる良心」と「偽れる良心」をどう扱うか 現代寛容論への問いかけ 第四章 人はなぜ平等なのか 第二部 政教分離論 発展期の錯綜と現代の憲法理解 第五章 初期アメリカ社会における政教分離論の変容と成熟 第六章 ロジャー・ウィリアムズの孤独 第七章 さまよえる闘士 ロジャー・ウィリアムズ評価の変遷と今日の政教分離論 第八章 教会職と政治職 第三部 信教の自由論 プロテスタント的な自由競争原理の帰結 第九章 プロテスタント的な大学理念の創設 第一〇章 ジョナサン・エドワーズと「大覚醒」の研究史 第一一章 反知性主義の伝統と大衆リヴァイヴァリズム Harvardism, Yalism, Princetonismをぶっとばせ 第一二章 キリスト教の女性化と二〇世紀的反動としての男性化 結章 あとがき 註 引用文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 森本 あんり 1956年生まれ。神学者。国際基督教大学教授。 国際基督教大学人文科学科卒業、東京神学大学大学院組織神学修士課程修了。プリンストン神学大学院博士課程修了(組織神学)、Ph.D。 著書に、『使徒信条』『ジョナサン・エドワーズ研究』『現代に語りかけるキリスト教』『アジア神学講義』『キリスト教でたどるアメリカ史』『アメリカ的理念の身体』『反知性主義』『宗教国家アメリカのふしぎな論理』『異端の時代』『不寛容論』など、 訳書に、H.ミューラー『福音主義神学概説』(共訳)G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか』ジェフリー・S.サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(監訳)エミール・ブルンナー『出会いとしての真理』(共訳)ピーター・L.バーガー『現代人はキリスト教を信じられるか』(共訳)J.P.バード『はじめてのジョナサン・エドワーズ』など多数ある。 -
有賀鐡太郎著作集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロテスタント神学者にして教会史・教理史学者の著作集。全5巻。古代キリスト教学から現代に至るまでの歴史と信仰の実践まで。 第一巻は、2~3世紀の最大のキリスト教学者オリゲネスとギリシア教父、アレクサンドリア学派についての研究を収録する。オリゲネスはキリスト教の教義学を確立し、西欧思想史の源流の一つとなっている。 【目次】 はしがき 序論 一 課題と方法 二 オリゲネス略伝 第一章 祈祷の問題 第二章 殉教者の道 第三章 文化の問題 一 学問の理念と方法 二 福音と哲学 第四章 神と摂理 一 神論 二 人間論 第五章 完全への進程 一 単信者と完全者 二 二つの福音 三 覚智の意義 結論 キリスト者としてのオリゲネス 補論 アレクサンドリア追放の事由について 一 オリゲネスとデメトリオスとの関係についての一考察 二 閹人の受按資格について 三 異端の問題 四 結論 資料 一 民数紀略第二七講(梗概)イスラエルの子等の宿営について 二 グレゴリオス・サウマツルゴスの謝辞 附録 一 年表 二 著書 三 オリゲネスの年代について 四 文献 五 略語解 解題 水垣渉 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アリストテレス政治哲学の重層性
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 前4Cの古代ギリシア哲学の巨人は、自然学、論理学、形而上学そして政治学についても物した。その著作の深い洞察を改めて読み解く。 【目次より】 はじめに 序章 アリストテレス政治哲学研究の諸前提 伝記的素描、『政治学』の構成、研究の方法 一 伝記的素描 二 『政治学』の構成 三 研究の方法 分節・統合的言分析 第一章 「統治(アルケー)」の二重性 E・バーカー、H・アレントの「アルケー(統治)」理解との対比において 一 はじめに 二 E・バーカーのアリストテレス理解 三 H・アレントのアルケー理解 四 アリストテレスにおけるアルケー把握 五 結びにかえて 第二章 「公的なるもの(ト・コイノン)」の重層性 一 問題の所在 二 「コイノン」の用例の検討 三 国家と家 四 市民規定の二重性 五 結びにかえて 第三章 「正(ディカイオン)」の重層性 一 問題の所在 二 訳語の問題 三 「正」の構造 タクシス(整序づけ)論の視角から 四 「正」の構造 エートス論の視角から 五 「正」の二重性 倫理学から政治学へ 六 拡張的転用としてのディカイオン 奴隷に対して 七 結びにかえて 第四章 所有論の位相 一 問題の所在 二 所有、富、規定の二重性 三 財産の獲得をめぐる方法の二重性 四 蓄財術への実用的対応 五 理想的国家体制における所有の原理 六 結びにかえて いわゆる人間中心主義をめぐって 第五章 知慮(フロネーシス)の重層性 一 問題の所在 二 『政治学』における知慮(フロネーシス)、観想知(テオーリアー)、直知(ヌース) 三 『政治学』『ニコマコス倫理学』における哲学と政治 四 直知(ヌース)の四つの位相 五 知慮の構造 六 知慮の定義と知慮が働く場 七 実践概念の新たな地平 八 結びにかえて 第六章 国家論の構造 一 問題の所在 二 いわゆる自然的国家論について 三 アリストテレスにおける国家の定義 四 現実的国家体制論 五 理想的国家体制論 六 結びにかえて 第七章 アリストテレス政治学における国内的・国際的秩序観について 一 序 二つのアリストテレス観 二 アリストテレス政治学における秩序 三 アリストテレス政治学における個人と共同 四 アリストテレスにおける国家 五 アリストテレス政治学における国際的秩序観 六 結びにかえて 終章 展望あるいはアリストテレス政治哲学の現代的意義 一 直知論 二 意志論と感性論 三 音楽教育論と直知 補論一 アリストテレス政治学における「コイノーニアー 」と家と王の統治 補論二 アリストテレス政治学の基本用語「ポリーテウマ」について 註 あとがき 文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 荒木 勝 1949年生まれ。岡山大学副学長。専門は、西洋政治史。名古屋大学法学部卒業、名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。国際基督教大学博士(学術)取得。 著書に、『アリストテレス政治哲学の重層性』『現代公共政策のフロンティア』『ポーランド年代記と国家伝承』など、 訳書に、アリストテレス『政治学』『匿名のガル年代記―中世ポーランドの年代記』などがある。 -
アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 紀元前4世紀、プラトンの弟子として「フィロソフィア」を確立した西洋古代哲学者の巨人。「万学の祖」の功績を丹念に解き明かす。 【目次より】 まえがき 著作名略記一覧 第一章 実体概念 一 実体概念についての通念的解釈の問題性 二 第一の範疇の呼称 三 属性の主語としての実体 四 自己規定的述語 本質述語としての実体 五 実体的述語と定義的述語 第二章 現実態と可能態の概念 一 「エネルゲイア」をめぐる問題 二 可能態、現実態とはどういうことか 三 述語としての「現実態・可能態」 A 「運動」(キーネーシス)の定義 B 「魂」(プシューケー)の定義 四 「可能態から現実態へ」の二つのパターン 第三章 「実体」再論 その諸問題の検討 一 実体の特徴 あるこれ性と離在性 二 実体原理としての形相と質料 三 実体は可認識であるか 四 実体的一性と種的一性 第四章 自然論 一 自然学は観想か 二 アリストテレスにおける生成のプラトン的三分類 三 目的設定よりする必然性・必須条件 四 生成の内的原理としての自然 五 秩序ある世界としての自然 第五章 存在概念 一 先駆的存在思想 二 「存在」と「一」の概念 三 範疇と存在・一の関係 四 超越的述語としての「存在」と「一」 第六章 アリストテレス哲学の諸問題 I 「第三の人間」論 イデア論批判の一問題 II 「範疇論」真作性の問題 III 「至福者の島」思想 初期作品の一問題 注 あとがき 使用文献表 主要訳語表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 牛田 徳子 1931年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。 著書に、『アリストテレス哲学の研究』『観想と実践』(共編)など、 訳書に、アリストテレス『政治学』などがある。 -
アリストテレスの第一哲学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アリストテレスの第一哲学は、普遍的な学としてのオン(存在)の学と神学という二側面からなる。オンの学はあらゆる学問の基礎をなし、それを基に自然学や倫理学など部分的な諸学としての特殊学が成立する。神学はこれら諸学を統一する要をなし、更にオンの学と神学とは実体論を介して関連づけられる。これら存在・神・実体の諸概念の関連を全体的に考察するとともに、プラトンのイデアの離存性との対比を交えつつ、アリストテレス哲学の基本構造を明らかにした本格的業績。ヨーロッパの学の基本に関わる本書の考察は広くヨーロッパの思想文化を考えるうえでの基本文献となろう。 【目次より】 著作名略記一覧 序 第一章オン(on)の学について 1 第一哲学におけるオンの学と神学との関係 2 pros en(プロス・ヘン)形式 3 基礎論としてのオンの学 部分的な学との関係で など 第二章 実体論1 実体の三層について 1 より先ということの意味の確定 2 第一実体(e prste ouiia)は三つの層において言われる 3 属性的存在との対比で、基体(可感的実体)は第一実体と言われる 4 基体を第一実体とすることから、基体の構成要素たる形相を第一実体とすることへの移行 5 形相は質料より先とされている箇所 6 形相は質料より先であることの根拠 その一 など 第三章 実体論2 「普遍的なものは実体ではない」ということについて 1 プラトンのイデア論をアリストテレスはどのように捉えているか 2 『形而上学』Z巻一三章で、「普遍的なものは実体ではない」ということがどのように論じられているか 3 「普遍的なものは実体ではない」ということについての別の観点 類と質料との類比関係 など 第四章 神学 自然概念が神概念との関係でいかに規定されているか 1 不動の動者とピュシス(pusis)について 2 ピュシスについての規定 3 総観されたピュシス など 第五章 神学2 現実態の質を問うこと、自足性概念、倫理学との関係で 1 『自然学』Th巻と『形而上学』L巻とにおける神概念 2 運動とは何か 3 魂の働きは運動ではない など 第六章 アリストテレス哲学におけるヒュポテシスについて 1 ゆるやかな意味では、ヒュポテシス、定義、テシス(thesis)は区別されていないこと 2 ヒュポテシスと同類の語あるいは事柄 3 アリストテレス哲学における原理的命題がヒュポテシスとされている具体例 注記 あとがき 使用文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 池田 康男 1938年生まれ。哲学者。高知大学名誉教授。京都大学大学院文学研究科博士課程退学。専門は、ギリシア哲学。 著書に、『アリストテレスの第一哲学』など、 訳書に、アリストテレス『トピカ』アリストテレス『生成と消滅』アリストテレス『天について』などがある。 -
蟻の歌(フォルミカ選書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ラブレー研究で知られるフランス文学研究者・評論家であった著者による、随想集である。 【目次】 本郷三丁目 若い地質學者の變身 春日抄 「さぼてん」と僕 昔噺 羊の寓話 『櫻の園』を觀て 僕の芝居見物 『天井棧敷の人々』を觀て 『處女オリヴィヤ』を觀て 貝殻追放について 宿命とは因果律だといふことなど 「たまらん」こと 恐怖のドン底から もつと先にしてほしいこと 感想一つ二つ 文化會長になつた僕 『インテリは生きてゐられない』を讀んで 所見 フランス人の言語教育 放言二つ三つ フランス文學の流行は不十分である アンドレ・ジードの死 感想的解説(『風俗小説論』を讀んで) 感想的解説(『晩歌』を讀んで) フランス・ルネサンス文學について 後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
アルチュセール全哲学
「真空の哲学」の核心 〈認識論的切断〉とは 「認識論的切断 coupure epistemologique」とは何か。『マルクスのために』『資本論を読む』でマルクス研究を一新し、フーコー、デリダ、ブルデュー、ドゥルーズらを育てたルイ・アルチュセールは、精神的肉体的苦闘、あるいは自身の「認識論的切断」を経て、いかなる地平に到達したのか。その思想的全生涯をもれなく論じた、第一人者による決定版! 形而上学の名前で呼ばれうる西欧哲学がその可能性を出し尽くしつつある現在、この伝統的思考様式を可能にした条件と地平を露出させ、同時にそれとはまったく異質の軌道がどういうものでありうるかを、われわれは徹底的に考えることを要請されている。そのひとつの模範的思索をアルチュセールはわれわれに遺産としてのこしてくれたのである。そのバトンを受けとるのは、われわれである。――<本書より> -
ある手紙のことなど
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 民法学の泰斗が古稀を前にして、旅の思い出やさまざまな人々との出会いなど、清明な境地を淡々と語る珠玉の小編。 【目次より】 はしがき 《年ごとの文章》 六十代 ある手紙のこと ベルリオーズと太宰治 世良さんの思い出 民法の講義 三十五年 東北大学での最終講義 文章を書くこと 若い人たちへ 桃李不言下自成蹂 私の高校時代 盗聴警察官の個人責任を考える視点 ”私の大学“ 法学部新入生への講演 これからの仕事 補遺 川島先生と私 随想「けやき並木」二十四編 年頭におもう ベビールーム 野間さんの思い出 仙台市内の温泉 タバコ ヒロシマの市長 冬のケヤキ並木 文字の吟味 医療過誤 湾岸戦争のこと 残業=麻薬論 停年制度の効用 困った診断書 綾の「町おこし」 長崎の路面電車 春のケヤキ並木 「東京風景」拾遺 問われている大学 ガダルカナル展 診断書の話・続き 警察の電話盗聴 初夏のケヤキ並木 人間の一人一人 鉢植えのユズ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 広中 俊雄 1926~ 2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。 著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、 訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。
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