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Posted by ブクログ 2022年12月04日
本書は、古事記伝を完成したのを機に、弟子たちにどう国学を勉強したらいいのかということを、初めて山にはいること=うひ山ぶみ、として初学のために書き下ろしたものである。
本をどう読むかをテーマとした本にも、本書の引用があり、とりあえず、口語訳を流してよんでみました。
気になった点は以下になります。
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Posted by ブクログ 2017年06月29日
10年ほど前、宣長について殆ど知識もないまま小林秀雄「本居宣長」を読んだ。冒頭の墓の話、小林の文章が間延びしていたこと(連載ものを単行本にしたせいか?)、宣長は歌を詠むことが本当に好きだったこと、この3点だけが印象に残った。そんな私にもこの「うひ山ぶみ」はすらすら読めて、宣長の考えの一端が良くわかり...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月28日
古学(国学)の初学者に向けた、宣長の晩年の文章です。
国学というと、万葉集と古事記などの古典を言語学込みで研究するものという、少しぼんやりイメージが私の中にはありました。
宣長によれば、古学は儒学や仏教と対置され、その中に神学、有職、歴史、歌学の4科があります。万葉集の研究は歌学に、古事記の研究は神...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月11日
1798年6月に『古事記伝』を書き上げた本居宣長氏。初学者向けの古学の入門書を書いてほしいとの声に答えたのが、『うひ山ぶみ』で翌年5月に刊行された。
原文と注釈と口語訳があり、我々の理解を助けてくれる。
印象に残ったものは、
古事記と日本書紀では、古事記から学び始めなさいという趣旨のことや、文意のわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月27日
一番印象に残った一節を引用。
P54
才のともしきや、学ぶことの晩きや、暇のなきやによりて、思ひくづをれて止むることなかれ。
とてもかくても、つとめだにすれば出来るものと心得べし。
すべて思ひくづをるるは、学問に大きにきらふ事ぞかし。
全ての文に口語訳があるので読みやすい。
口語訳だけでもいい...続きを読む
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