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「古文」って何? 「現代文」って何? 日本人の国語観を揺さぶる一冊! 日本語には「古語」と「現代語」があり、それらで書かれた「古文」と「現代文」との二つがある――我々はなぜそのような錯覚を抱いてしまっているのか。古代文学から近代短歌・小説に至るまでの言葉の変化を丹念に辿り、「古語」と「現代語」の間のミッシングリンクを探しつなげることで、我々の国語観を揺さぶり、豊饒な国文学の世界に誘う。
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Posted by ブクログ
第11章 「捏造される伝統」で歴史的仮名遣い論者のクレームを完璧に論破しているのが圧巻だ."伝統ある歴史的仮名遣い”の伝統ある云々は自民党の連中の議論とよく似ている.歴史的仮名遣いに伝統なぞないのをわかっていな人がいるのだ! 著者の明快な論述を楽しめた.
小難しい内容だったが、何度も繰り返し説明されて理解できた。目からウロコの話だった。 ・若山牧水の”白鳥やかなしからずや・・・”の「かなし」は、現代語では「悲しい」の意味だが、古語(万葉集)では「うれしい」の意にも用いられ、この歌が詠まれた頃の牧水の心情(歌集に収められた前後の歌)から考えれば、後者...続きを読むの意に解すべきではないのかという論考。 ・鎌倉時代に成立した「徒然草」は、鎌倉時代の言葉(当時の現代語)ではなく、「枕草子」を模した平安時代の言葉(擬古文)で書かれた作品である。江戸時代の「雨月物語」も、江戸時代の言葉ではなく、擬古文で書かれた作品である。 ・江戸時代には現在では存在が否定されている古語(古語研究)が存在した。 ・歴史的仮名遣いは、江戸時代の契沖から始まった。伝統的仮名遣いではない。
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古語と現代語のあいだ ミッシングリンクを紐解く
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白石良夫
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