明日、機械がヒトになる ルポ最新科学

明日、機械がヒトになる ルポ最新科学

ビジネス・実用
880円 (税込)

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今、機械は人間にしかできなかった領域に進出し、ときには人間を凌駕する働きを見せています。いったいどこからが人間でどこからが機械なのか、そもそも人間とは何なのか。小説家・海猫沢めろんが最新テクノロジーを7人の科学者に取材。cakesで連載された科学ルポを書籍化。

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明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最高に面白かった。自由意志は存在しないって話は闇の読書会の記事でもチラッと読んでいたけど、この本を読んで腑に落ちた。こういう認識を持つことができれば全人類は幸せになれる可能性もあるんだなと希望が持てる内容だった。

    0
    2021年06月03日

    Posted by ブクログ

    日本屈指のサイエンティストたちに取材し、機械と人の交差点について考えたルポ。さらっと読めて、それでいて比較的先端の技術内容についてわかる。

    0
    2020年02月04日

    Posted by ブクログ

    ロボット,あるいは機械は人間とどこが違うのか,人間とは何なのか.哲学的な問いに対して代替現実(SR: Substitution Reality),3Dプリンタ,アンドロイド,人工知能(AI),
    ヒューマンビッグデータ,BMI(Brain Machine Interface),幸福学の専門家とのインタビューで著者が自分なりの答えを得る過程が楽しめる.第5章のヒューマンビッグデータの件で矢野さんが「人間って9割くらいは動物で,皮の上にちょっと知性が乗っかっている」と述べているのに共感した.第6章のBMIで”従来の研究は「脳波で義手や義足,ロボットなどを動かして,失った器官の代替をさせる」アプローチをしていたのに対して,「神経のバイパスを失ってしまった人の脳波を運動器官に直接つないで自分で動かせるようにする」アプローチ"を西村さんが行っているのがわかった(p227)の件は,著者のひらめきが素晴らしい箇所だ.随所の的確な受け答えをする著者の力量も素晴らしい.

    0
    2016年10月09日

    Posted by ブクログ

    とってもオモシロイ。
    機械と人間の境界はどこにあるのか?これに7人の研究者に取材しながら迫っていく。意思や心を持ち、芸術活動に携わることにも機械が対応できるようになってきている。
    こうなったとき、人間はどう定義されるのだろう。

    0
    2016年08月11日

    Posted by ブクログ

    筆者の関心は「人間の機械化」と「機械の人間化」。どちらの方向からも進化していってるがその交点になにがあるのか?を先端のサイエンティストにきく。
    でいろいろきいたけど、結局、その交点にあるのは「しあわせ」というもの。

    だから前野先生とか矢野先生が共通して幸福の研究をはじめてるのは興味深い。
    幸福はサイエンスで証明できるのか?
    その糸口にたってるとすると、21世紀は人類が「食べること」「物質的に豊かになること」からはじめて「幸せになること」が目的関数にかわる時代かもしれないしそうあってほしい。

    いか印象になった点。

    まずはSR。SRはヘッドマンとディスプレイを装着して視覚を現実とは違う視覚をみせて現実を虚構に摩り替える。
    これを使うと「物事を別人の視点で見ることで「お前の見てるものと俺の見てるものが違うのは当たり前なんだ」っていうのが体験できる。」し、それによって「そうすると、共感能力が、ひとつ違ったレベルになってくるんじゃないかと思います。」。
    これメタ認知そのものなので自分自身を一番客観的にみれない人の悪癖を是正する。
    体験のプラットフォームが、人の共感能力をアップデートする未来。

    二つ目は3Dプリンタ。
    慶應義塾大学SFC研究所ソーシャル・ファブリケーション・ラボ横浜拠点にて。3Dプリンタよりも「動植物が参加するインターネットっていうものでした。
    これだけIT技術が拡がってるのに、自然とつながるIT技術って確かにないかもしれないですね。」「イルカSNS」といった異種とつながること、究極のダイバーシティに興味をもった。
    それは「僕は人間が進化するというより、人間中心の考え方に転換が強いられる、というほうが好みですね。機械が生物のようになるとか、そういう方向がいいですね。」につながるとおもう。

    3つ目は石黒先生。
    「ロボット演劇」の話が印象的。
    まず石黒先生は「現在のスマホや携帯は、人間にとって理想的なインターフェースじゃなくて、最も理想的なインターフェースは、人そのもの」と定義。
    「たとえば、ロボットを横に置いてミーティングをすると、ロボットが僕らの声に反応して、「なんでそう言うの?」っていうことをふっと言うわけですよ。」にするほうがより人は行動を是正されるのではと。
    で、人は機械にすぎないと看破。意識とか心はどこにもないと。なぜなら「感じるから行動するのと、行動するから感じるのと、どっちが先か? それは両方だ」。また「イチローは、生まれてすぐ野球をやりたい、と言ったわけじゃないし、生まれてすぐ野球が好きだって言ったわけでもない。行動してると、感情は自然に芽生えてくる」と。

    人間が唯一生きている意味はね、自分が生きている意味を探すということ以外はなにもないと思うんです。最初からある価値なんてないんだから、努力をやめたいと言う人は、死にたいと言っているようにも聞こえる。

    四人目のかたは松尾先生。
    「技術っていうのは、人間の進化の方法だと思っています。人間は自分の力だけで進化するものではなくて、技術をつくり上げることで、自分の可能性をどんどん引き出していくものです」。ヒトは肉体的進化の速度のおそさに嫌気がさして技術による進化を選んだという考え。

    最後は前野先生。
    人間は、他の生物と自分を分けて特別だと思いたいんです。自分は機械よりも優れている、と。それは完全に差別です。でもね、一方で困るのは、差別がなくなったら能力で区別することになるわけです。そうすると、「あなたは計算が速いですから、仕事が速くできます」とか、「記憶力がありますか?」とか、一個一個のタスクを比べると、ほとんどコンピュータだとかロボットに勝てないんです。将来、それで自分の存在価値というものを見失う人がけっこう出てくると思います。

    これはたしかにそうおもう。能力主義ってどうなってしまうのか?

    人間の行動はおおまかに分けると3つしかない、と述べています。即ち、「移動」「会話」「作業」

    機械と比べて、自分はどれだけ存在価値があるのか、というのを自分自身で納得できるような生き方を探さないと、生き残るのが難しい世の中になってくるんじゃないかなと。

    エシカル・ジレンマ、「倫理的な葛藤」という意味ですよね。よく企業の利益と社会的な倫理に対する葛藤の問題を論じるときに出てくる単語ですが。
    産学連携なんてもう古い、今は「教学連携」かな、と思っていて。やっぱり人間にとって一番大事なのってお金じゃなくて心が満たされることで。
    能力主義のなかで機械に劣っている人間ばかりになるとしたら、人間の存在価値は一体なんなのか、
    昨日やったことを全部黒板に書け。そのうち人間しかできないものにマルつけてみろ」って言ってみたら、ほとんどマルがつかない(笑)。「お前だってゴキブリだろ」と証明できるん
    特徴量を取り出す──つまり、機械が得たデータのなかから何を概念として取り出すべきかっていうのを機械が自分で計算できるようになったのが、ディープラーニングの功績です。世界から何を抜き出すか、を選びとることは、これまで人間しかできなかった。


    イチローは、生まれてすぐ野球をやりたい、と言ったわけじゃないし、生まれてすぐ野球が好きだって言ったわけでもない。行動してると、感情は自然に芽生えてくる

    人間が唯一生きている意味はね、自分が生きている意味を探すということ以外はなにもないと思うんです。最初からある価値なんてないんだから、努力をやめたいと言う人は、死にたいと言っているようにも聞こえる。

    人間は、他の生物と自分を分けて特別だと思いたいんです。自分は機械よりも優れている、と。それは完全に差別です。でもね、一方で困るのは、差別がなくなったら能力で区別することになるわけです。そうすると、「あなたは計算が速いですから、仕事が速くできます」とか、「記憶力がありますか?」とか、一個一個のタスクを比べると、ほとんどコンピュータだとかロボットに勝てないんです。将来、それで自分の存在価値というものを見失う人がけっこう出てくると思います。

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    2016年09月22日

    Posted by ブクログ

    テクノロジーをどうとらえるか、どう向き合うのか、というのは哲学・宗教の世界に近いのでは、と考えていたが、まさにそういうことがこの本には書いてある。

    もうすこし図解や写真があると、わかりやすい。また、行間が詰まっていて読みづらいのが残念。

    0
    2018年07月17日

    Posted by ブクログ

    「今、この世界では、人間(生物)が機械化し、機械が人間(生物)化しているのではないか?」という疑問から、著者が各専門家に取材した対談形式の本書。

    面白かった。

    SR、3Dプリンタ、アンドロイド、AI、ビッグデータ、BMI、幸福学…やっぱそれぞれの専門家は専門家らしく、変わった人が多く面白かった。マツコアンドロイドで有名な石黒さんとかもでてきてます。

    0
    2017年06月11日

    Posted by ブクログ

    自らのお脳のスペック問題で、理解するのは到底無理なのに面白く読めた。
    はーぁ、ほーぅ、すごいねぇ
    でもいいから触れないより触れた方が面白いことが増えるよね。楽しかった。

    0
    2017年01月23日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  SR~虚構を現実にする技術
    第2章  3Dプリンタ~それは四次元ポケット
    第3章  アンドロイド~機会はすべて人型になる
    第4章  AI(人工知能)~機会は知性を持つか
    第5章  ヒューマンビッグデータ~人間を法則化する
    第6章  BMI~機械で人を治療する
    第7章  幸福学~幸せの定理を探る

    <内容>
    SF系の作家、海猫沢めろんさんが、現在の最新テクノロジーの研究者にインタビューしたもの。目次を見てもらうとわかるが、最後が「幸福学」。?と思うが、読んでいくとわかる。読んでいくにしたがって、人間と機械の境界が解けていく感じ。「人間らしさ」と我々が思っていることが崩され、人間も生身の”機械”なんだなと思う。ただ、無用な❓感情が人間の機械化を邪魔している。最後の幸福学を読んでいると(最後まで行かなくてもあちこちに散見されるが)、宗教や哲学って、テクノロジーの進歩で見えてきた世界(一部未来)をすでに言い当てていた、ってこと。幸福学の4つの因子は①「やってみよう」②「ありがとう!」③「なんとかなる!」④「あなたらしく!」だそうです。完全に自己啓発講座ですが…。巻末に参考文献が載っているので、ぜひ読んでみないと…

    0
    2016年08月06日

    Posted by ブクログ

     人は何をもって人たり得るのか。
     割と心なんかないと思う私には、おもしろい一冊だった。
     心や体をさまざまな視点から見ている人が居るというのは、それだけで面白い。

    0
    2016年08月02日

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