じぶん・この不思議な存在

じぶん・この不思議な存在

869円 (税込)

4pt

●探せばどこかにじぶんはある? ●女の子は「女装」によって女になる ●過敏になったじぶんの先端 ●小さな不幸がひきたて幸福 ●アイデンティティの衣替え ●わたしはだれにとっての他者か ●他者のなかに位置を占めていない不安 ●泳ぐ視線、のぞく視線、折れ曲がる視線 ●他人の視線を飾る行為 ●じぶんがぼやけることの心地よさ

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

じぶん・この不思議な存在 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鷲田先生による、じぶんとはなにか、わたしとは誰かという壮大な思考実験の一冊、と私は読んでそう解釈しました。

    わたしとはなにかを考えるプロセスにおいて、他者の他者という概念から、じぶんとは何かという問いは自己の中に内在するわけではない、がしかし、わたしとする存在を決定づけるのは他者の認識によるとする

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    自分とは何か?について考察する本。様々な体験や例え話が登場するが、メッセージは一貫しており、「自分とは、固有なものではなく他者との対比や社会の中に位置付けられることによって見出されるものである」いうもの。
    自分らしさなどというものを自分の内部から見つけ出すことは不可能であり(そのようなものは存在する

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    自分って細かいこと気にしすぎなのかな?と自分の性格に悩んで買った本。「だれかのためにお茶をいれる」ただそのことが、これほど難しいこととは思わなかった。無理せず自分らしくあることは素敵なことだけど、それを追求しすぎて辛くならないようにしたい。

    0
    2023年10月15日

    Posted by ブクログ

    1996年に発行されたこの本は、発行以来、版を重ねています。そして、大学入試問題にも何度も繰り返し出題されています。受験勉強に即効性のある読書(という表現そのものがそもそも矛盾していると思いますが)を求める人は、すぐにでも読むべき一冊です。著者の鷲田清一は、大阪大学総長も務めた哲学者。現在も多くの著

    0
    2022年10月06日

    Posted by ブクログ

    ゛自他は相互補完的である゛

    相互補完的とはお互いに足りないところや弱いところを補って、助け合うこと。
    つまり、自己と他者は切り取っても切り離せぬ関係であると。その存在が持つ意味とは。
    色々と考えさせられた。

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    >なにをもって「自分」と言えるのか?
    身体、能力、行動、いずれも自分を定義するには不十分。本書での思考プロセスを経るとデカルトの我思う故に我ありもちょっと納得。じぶんとは何なのか?今生きているという実感をもっとも瑞々しく得られる生き方をしていくべき?自分を意味づけるために失っているものはないか?

    0
    2022年02月05日

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃ面白かった。でも難しいテーマだから半分くらいは消化できてなくて、もう一度読んで、自分の中に落とし込んでいきたい。
    いまのこのコロナの状況だったり、SNSの誹謗中傷の件だったりに通じる内容だと思った。1人では生きていけない、という考えに懐疑的だったけれど、初めて少し納得できたかもしれない。

    0
    2020年05月29日

    Posted by ブクログ

    自分らしさにこだわるのではなく、他者とどう関わるかが本書の問いである。
    自分らしさに執着しすぎても、仕方がない気がした。

    0
    2020年02月04日

    Posted by ブクログ


    ・“遠い遠いとこ、わたしが生まれたよりももっと遠いところ、そこではまだ可能がまだ可能のままであったところ” (哲学者,九鬼周造)

    つねに一定のだれかであるために、ありえた自分をつぎつぎと捨てていくこと、特定の文化や社会的なイメージに自分を合わせていく作業が必要となる。それが、じぶんになるという

    0
    2019年07月22日

    Posted by ブクログ

    確固たる物語としてのじぶんを探せば探すほどただただ虚しくなる。自分とは独立して立ち上がる概念ではなく、その外側の世界、他者との関係性のネットワークの一結束点として、他者の眼差しの中に占めている景色のかけらの寄せ集めなのである。若かりし頃に多くの人が通るであろう悩みに、答えを与えるわけではないが、ただ

    0
    2025年10月18日

じぶん・この不思議な存在 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

鷲田清一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す