p32 知覚とは、変化に埋め込まれている普遍を知ることなのだ。
p60 アフォーダンスは、環境が動物に与え、提供している意味や価値である。
p72 アフォーダンスは事物の物理的な性質ではない。それは動物にとっての環境の性質である。アフォーダンスは、知覚者の欲求や動機、あるいは主観が構成するような
...続きを読むものではない。それは、環境の中に実在する行為の資源である。
p73 同じものを見ても、人によって異なるアフォーダンスが知覚される。だから環境に中のすべてのものに、アフォーダンスは無限に存在していることになる。
p76 アフォーダンスを特定する情報をピックアップするために更新し続ける身体の動きを、ギブソンは知覚システムとよんだ。
p96 環境の中の情報は無限である。それを探索する知覚システムの組織も生涯変化し続ける。知覚システムは、どのような環境と接触してきたかによって異なる個性的なものであり、情報の豊富さに対応するように分化し続けることで固有性をもつ。しかし、個性があるだけではない。包囲する情報は誰にでもアクセスできる可能性を持っているので、どの知覚システムにも共通性がある。知識を蓄えるのではなく環境に触れて、身体の振る舞いをより洗練したものにし、さらに多くの奥深い環境の意味に触れることができるようにしてゆくこと。それが発達することの意味である。
自己効力感とアフォーダンスって関係ないのかな?