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「弔」怖い話 黄泉ノ家
頻発する怪異!呪われた分譲団地の一部始終。 「愛猫の身体中の血液を抜きとってしまったのではと錯覚するほどの血、血、血。」 やっと手にした終の棲家の、これがささやかな異変の始まりだった――。 気付けば人生の半分以上、怪談を書いて暮らしてきたという「超」怖い話シリーズの四代目編著者が、 体験者に会って聞いて、中には何年もの長期間、何世代も続く怪異を整理し纏め上げた渾身の怪談集! ■スタッフの入れ替わりが激しい薬局、その原因は…「ワンオペ薬局」 ■視界の隅に感じる〈うじょうじょしたもの〉とは…「うじょうじょとゆさゆさ」 ■両親からその存在を否定され続けた諒子と生まれてくることのなかった弟妹達の霊の壮絶な半生…「姉ちゃんと弟妹達のこと」 ■霊的不感症の夫ととにかく敏感な妻の不思議な日常…「御家庭スペクタクル大戦」 ■バブル期前に破格の値段で手にした掘り出し物の物件は黄泉の国からはみ出てきたような忌まわしき家で…表題作「黄泉ノ家」など全19話を収録! -
里沼怪談
人里近くに存在しながら、どこか得体の知れぬ不気味さが漂う〈沼〉。 戸神重明が、日本各地の沼を徹底取材! 恐怖に沼る!里(人間)と沼(自然異界)の恐怖譚。 「ここは生きた人間が来る場所じゃあねえ」 原野の真ん中、泥色に濁った沼。 現れた男衆は一斉に鋤や鍬を振り上げて… ――「お化け沼」(栃木県)より ■深夜の馬牛沼から立ち昇る光の虫。 祖父は恍惚とそれを咀嚼する…「真夜中の手伝い」(宮城県) ■高子沼の畔に出る頭が人間で胴体がツキノワグマの化け物…「獣人の沼」(福島県) ■帰宅中に迷い込んだ渡良瀬遊水地。 止水の向こうから現れたのは野良着姿の死人たち…「お化け沼」(栃木県) ■沼の神に石を投げた少年が謎の溺死を遂げる…「蛙沼の主」(群馬県) ■一人で沼を訪れる時だけ現れる少女の正体…「少年の日の思い出」(岐阜県) ■死者の魂が火の玉となって飛来し、歳の数だけ旋回する沼…「夜更けに来るモノ」(和歌山県) ほか、日本各地の沼に纏わる怪異体験、恐怖譚を集めた異色の怪談集。 【収録沼抜粋】 恋話とアメンボ(群馬県太田市、八王子丘陵の沼) 長沼(宮城県登米市)…沼上でサンバを踊る女の幻 平筒沼(宮城県登米市)…顔からエビが生えた人頭の獣 蕪栗沼(宮城県大崎市)…沼で採取する不思議な雪 弁天沼(宮城県白石市)…畔の東屋にいる鎧武者の呪い 馬牛沼(宮城県白石市)…沼から立ち昇る不気味な光の玉 三頭沼(秋田県能代市)…沼の豊穣神・虎子姫の怪 白鷹湖沼群(山形県山形市)…沼上を滑る白い着物の女 高子沼(福島県伊達市)…畔に出現する人面熊の恐怖 五色沼湖沼群(福島県北塩原村)…青い沼の水と廃墟ホテル 渡良瀬遊水地(栃木県栃木市)…死人が彷徨う異界の沼の畔 多々良沼(群馬県館林市)…沼で自殺した女の霊が祟る 八王子丘陵の沼(群馬県太田市)…四つ足のアメンボ女 赤城大沼(群馬県前橋市)…沼の上で踊り狂う赤い女 通称・蛙沼(群馬県安中市)…沼のヌシの祟り ……ほか。 -
現代異談 首塚の呪術師
「あれはイズナ使いだ…」 憑き物を操る見鬼に仕掛けられた現代の呪術戦。 首塚で行われていた 驚愕の儀式とは? ――表題作「首塚の呪術師」より 異形・あやかしの類は人の強い想いに魅かれてやって来る。 想いこそが心霊現象や、念の異形といったものを生み出すのだとも言える。 ・飲み会の写真で背後に写る生霊は自分を執拗に付け回しているネットストーカーの男で…「青い男」 ・ある事故に遭遇してから視えるようになった女子高生が通学バス内で体験した恐怖…「紐」 ・人間によって住み慣れた場所を突然追われたあやかし達の怒り…「井戸と楠」 ・将門の首塚で祭壇を組み、怪しげな呪術を行う男。 男に目を付けられた著者は旧友を使い魔にされ、壮絶な呪術戦を仕掛けられる…「首塚の呪術師」 など、現代に息づく呪いと神秘の怪異譚全22話収録。 著者自身の戦慄〈魔〉体験! -
阪急沿線怪談
京都、大阪、神戸 関西三大都市に潜む怖い話 京阪神を横断する阪急電車沿いに発展し、独自の文化圏を擁するこの沿線の街に潜む不思議や怪異が満載の関西ご当地怪談! 男の霊に出くわす大阪梅田近くのホテル 神戸三宮のパチンコ店にある異空間への扉 生者を橋から引きずりこむ西宮北口の悪霊集団 京都河原町にあった呪物的絵画 顔の溶けた女の霊が現れる十三の公園 彼の世へ通ず!?豊中の団地に現れる奇妙なエレベーターのボタン 落書きが動く!?高槻市の小学校にあるトイレ 訪れると正気を失う宝塚山中の廃ホテル 怪奇現象が多発する今津線沿いの最恐物件 …ほか 大阪梅田を起点に西は神戸三宮・新開地、東は京都河原町まで、京阪神間を横断する阪急電車。 その沿線に広がる街に埋もれた数多の怪異譚を怪談作家・宇津呂鹿太郎が綴るご当地怪談集。 ・歩道橋に現れた人ならざる異形「鳥肌」(茨木市) ・事故物件か!とあるマンションで頻発する数多の怪奇現象「アウトな物件」(伊丹) ・夜中に通ると果てのない塀が続き抜けられない!不思議な異界譚「阪急西宮スタジアムの跡地にて」(西宮北口) ・ある女性にとり憑く恐ろしい女の霊。話すことすらタブーの危険な恐怖譚「瞼の裏の女」(烏丸) ――など収録。 -
怪談禁事録 ハカが見える
「存在しない墓が見えたら終わり」 介護施設の記憶ゲームで起きた不気味な事件。 連鎖する死のルールは… (「ハカが見える」より) 幾度も書くのを”邪魔された”曰くつきの禁忌譚! 本来触れるべきではない領域にある話、本能が忌避するような怪異ばかりを集めた怪談集。 ・介護施設で行われた複数の絵を記憶するゲーム。ある人が存在しない墓の絵があったと言い出して…「ハカが見える」 ・1枚の人身事故画像にとり憑かれた男。事故について調べるうち恐ろしい事態が…「7センチの隙間」 ・家に母親が二人いるという女性。一人は生みの親、もう一人は生きていない存在だというが…「母親」 ・水死体のあがった日は海で殺生をするな。船頭の忠告を無視した釣り人の末路…「戻り恵比寿」 ・ある二階建て家屋の調査に赴いた不動産会社の社員。家の中に入るも階段が見当たらず、同行の女性に異変が…「土地家屋調査」 他、禁忌の扉がいま開く! -
煙鳥怪奇録 ののさまのたたり
「かげさん、どした?」 「山口さん家入って人が死んだ」 「かげさん、今日は?」 「宮前さん家入ってまた死んだ」 「かげさんって誰なの?」 「ののさま」 子どもに憑いて死を運ぶ〈影〉と、死亡事故が多発する道路との因果 戦慄奇怪な実話取材録! 怪談収集家・煙鳥が体験者から聞き取りした怪異を自身で綴るほか、気鋭の怪談作家二人が煙鳥に再取材する形で記す異色の実話怪談集。 ・北海道で起きたヒグマの怪死事件。猟師が目撃した畏怖なる力とは…「チ・コッ・テレケ」 ・アパートの部屋で男の声で聞こえる謎の単語。意味も不明だがある日、聞こえ方に変化が…「へふぁいもす」 ・母方の血縁者が何人も同じ夢を見る怪現象。襖からのびてきた手が足を掴み引きずられる、その意味は…「襖」 ・柱の中、壁、床下に鏡が埋め込まれていた類似の目撃情報。何かを封じているのかそれとも…「鏡柱」 ・瞼の裏に浮かぶ男の泣き顔。祖母から譲り受けた形見の箪笥との因果…「瞼の男」 ・幼い頃、田舎の家で出会った男の子と裏山で遊んだ記憶。大人になって疑問が…「裏返る夏」 ・東北の集落で年に一度行われる男子禁制の秘密儀式。禁を破って潜入した男が見たものは…「女祭り」 ・子どもの影に憑いて移動する〈かげさん〉。かげさんに入られた家からは必ず死人が出るのだが…「ののさまのたたり」 他、膨大な取材録の中から厳選した不気味で奇怪な恐怖譚24話収録! -
鬼訊怪談
怪奇アングラーが釣り上げる戦慄の実話怪談 「両腕はものすごい力で引っこ抜かれたかのようにざくざくになって…」 夜ごと訪れる、酸鼻極まる異形のおんな―― (「検品のおしごと」より) 希代の釣りキチ怪談作家・渡部正和が引き当てた禁忌級の逸話ばかりを凝集した実話怪談集。 ・水中から伸びる瘡蓋だらけの腐った腕と襲いかかる死霊の恐怖「釣行夜話 湖沼釣り編」 ・怪しげな倉庫仕事で憑いた無惨な異形「検品のおしごと」 ・牌によって奈落に堕ちる人間の絶望と怨嗟を描いた怪奇連作「麻雀狂・三態」 ・帰宅した自室で遭遇した異様すぎる呪術の痕跡「骨」 ・東北の某集落に伝わるおぞましい風習を記録した人怖譚「儀式」 ・結婚式場の廃墟を訪れた男の日常にひたひたと迫る花嫁姿の怪異「ゴンドラ」 ――など26話収録。 -
中央線怪談
東京~高尾間 中央線沿線の街に埋もれた 尋常ならざる恐怖体験談! 高円寺にある怪奇現象多発アパート 凶事が相次ぐ東中野の忌み地店舗 吉祥寺・井の頭公園に現れる首無し女 異世界に転移する西国分寺~国立の辻 窓に張り付いて覗き込む八王子の怪女 都心と多摩地区を東西に結び、新宿駅や立川駅など大型ターミナル駅も持つJR中央線。この都内区間である東京~高尾間の街に埋もれた怪異を、沿線住民の著者が鮮やかに記録した実話怪談集。 ・内見せずに入ったアパートの部屋には前の人の家財道具が置かれたままで…「野方の蒸発アパート」(中野) ・実際に目撃された怪人の恐怖「井の頭公園の首無し女」(吉祥寺) ・有名大学での奇妙な出来事「四谷のソフィア稲荷と泣く女」(四ツ谷) ・とある怪物件の恐ろしい調査記録「杉並のタイラ荘」(高円寺) ――など沿線の怪談33話を収録。 -
バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘
フランスののどかな小村・セレ村にある聖マリー教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。 山の洞穴に祀られた聖母像を礼拝している最中、「鳴ると奇跡が起こる」との言い伝えがある舌(ぜつ)のない鐘が鳴り、青い鳥が福音を告げ、全盲の少女・ファンターヌの目が見えるようになったというのだ。 証拠の映像も残っており、奇跡調査官の平賀とロベルトは、早速現地へと調査に向かう。 この一帯は、かつて「ジェヴォーダンの獣」と呼ばれる怪物が出没したとの伝説が残り、狼男や人を惑わす妖精が跋扈すると噂の森が広がる地だった。さらにファンターヌは3年前、森で大ガラスの魔物に出会ったことで視力を奪われたらしく──!? 2人の活躍がたっぷりと楽しめる! 天才神父コンビの事件簿第14弾! -
「超」怖い話ベストセレクション 怪恨
「ガチ怖」と言えば久田樹生と言われて久しいが、そもそも「ガチ怖」とは一体何をさすのか。本気で震えあがる怖い話、長くて読み応えのあるどっしりとした怪談、それらを意味するのは勿論だが、その根底には「話そのものがガチである」というのが大前提としてあるのではあるまいか。つまり、「本当に起きた話で、リアルである」ということだ。それゆえに「ガチで怖い」のだ。無論、実話怪談と名のるものが「本当にあった話」であることは当然のお約束であるわけだが、久田樹生の場合は又聞きや電話やメールで話を聞いたという曖昧さが一切ない。すべて、足を運び、本人から直接目を見て話を聞くというスタイルから成り立っている。それこそが本物の凄みであるのは、本書を一読されればご理解いただけることと思う。まさに魂を削って事実を伝えている。その血生臭い香りをぜひご堪能あれ。 -
オニマル 異界犯罪捜査班【全3冊 合本版】
人間業とは思えない猟奇殺人が発生。そんな中、管轄の忌戸部署にロサンゼルス市警から総髪碧眼の美貌の警部が派遣されてきた。その名はベニー芳垣。ベニーは早速「鬼」と呼ばれる刑事・鬼丸とコンビを組むことになる。しかし、ベニーは陰陽師でもあり、鬼丸は名前のとおり、その正体は人外の「鬼」であった。二人は本来敵対する一族。 互いの正体を知らないまま、謎の猟奇事件を追うハメになるが、真相を追う中でいつしか奇妙な絆が芽生えはじめ・・・・・・前代未聞の警察伝奇ミステリ。 ※本電子書籍は「オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男」「オニマル 異界犯罪捜査班 結界の密室」「オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼」を1冊にまとめた合本版です。 -
新装版 木乃伊仏
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 都内有名大学の学生、黒枝真也らが、日本海でクルージング中に不可解な死をとげた。驚くべきことに死体は、まるで塩漬けのミイラのようであった。真也はアイドルで、父親は次期総理大臣候補の政治家。警視庁捜査一課の女性刑事・水野薫は、友人の文化人類学者・日下部に協力を求め、すぐに現地に飛んだが……。そんな中、真也の兄で検視を担当した研修医の芳樹が、何者かの声に導かれて交通事故を起こし、重態に陥った。次々と起きる奇怪な事件。何者かの恨みなのか? ホラーミステリーの傑作、新装版で蘇る。 -
アクマペイ ムダづかいは絶望のはじまり!? お支払いはきみたちの命です
この「アクマペイ」は、好きなものを好きなだけ買うことのできる魔法のようなアプリでございますです。・・・・・・ただし、使ったあとにどうなっても、すべてあなた様の責任ですけれど・・・・・・ね。おこづかいが少ない小学6年生・スバルは、「何でも買える」アプリ〈アクマペイ〉を手に入れ、友達とぜいたく三昧の日々を過ごす。しかし! 実はそれは悪魔が仕組んだ罠で、後から超高額な請求と引きかえに体を奪われる契約が隠されていた・・・!! 支払いを断ったスバルたちは、悪魔・ばくちぃに連れさられ、“命を賭けたゲーム”に挑むことになり――!? アクマ的生き残りゲーム、スタート・・・・・・!!! -
廃 #廃病院 #廃校 #廃屋 #廃遊園地 ほか
アナタの町のあの場所のヤバい話・・・ こどもには怖すぎる!?? まったく新しいリアル系ホラー。廃墟にまつわる、ヤバくて怖い8つの話・・・ #廃病院・・・高1の玲奈(れいな)は動画撮影をしに、■県にある脳外科だった病院へ行き・・・!? #廃車・・・小6の慧(さとし)が、ネットでうわさの、○県▼山にあるオンボロの車に乗りこむと・・・!? #廃寺・・・中1の沙菜(さな)は近道をするため、誰もいない夜のお墓を突っきるけど・・・!? #廃村・・・小4の琉太(りゅうた)が訪れた山村には奇妙な立て札が。▲の気配もただよい・・・!? #廃屋・・・小6の美鈴(みれい)は、×町の廃屋に忍びこむ。そこには、行方不明中の■■が・・・!? #廃遊園地・・・中1のかりんは、くちはてた遊園地で、不気味なピエロに〇ぬまで追いかけられ・・・!? #廃校・・・小5の穂実(ほのみ)は、宿泊合宿の夜、9体の霊がいる木造校舎からでられなくなり・・・!? #廃トンネル・・・中2の燈子(とうこ)は、ある都市伝説を試すため妹とトンネルへ。けれど妹に異変が・・・!? -
死ぬ消える終わる怪談
その蔵は、人を喰らう。 死体が8つ 半身不随4人 意識不明2人 最凶の祟り物件の解体現場、地獄の《始末》 報いあり。救いなし。恐怖のドン詰まり13の怪! * 祟り。呪い。報い。時には理由なき怪により人は死に至ることがある。 命まではとられずとも、存在や記憶を消され、社会的に抹殺されるという死にも等しい末路へ追い落とされる事例が実際にある。 誰も知らない兄の記憶をもつ青年。大晦日の晩、兄弟に起きた恐るべき怪事件の真相とは…「忘れ物を取りに」 犬を飼うと必ず不幸になる4軒の家の因果「檻」 団地の跡地の掘削工事で発見された奇妙な穴。やがて作業員たちに異変が…「坑怪」 毎月5日会社を休む女性の闇。その理由は20年前のある約束に…「五日」 山奥の集落にある曰くつきの人喰い蔵。中の神が贄を求めるというのだが…「口の蔵」 ほか、死臭と腐臭漂う限界恐怖13篇! -
霊界声録 死路の家
日常を襲う心霊体験! その家の廊下はまっすぐあの世と繋がっている 購入した中古住宅で家族を襲う心霊現象―― その日から家に巣食う怪異との戦いが始まった! 表題作「死路の家」より 蒐集家・真白圭のもとにくる怪談は、どれもじわじわと纏わりついてくる。気づけば怪異同士が糸のように絡み合い、静かに読者へと忍び寄る。あなたもすでに、その怪異の縁の中──もう後戻りはできない。 ・事故に遭い容姿が変貌してしまった男の不思議な告白「替え魂」 ・先祖の土地に纏わる凄惨な因業とは「神様おもい」 ・実家の寺を継ぐというレールに反発していた息子、ある日…「とげぬき」 ・なぜか交際がうまくいかない女性、その男運がない驚愕の理由「緑のおばさん」 ・30年ローンを組んで買った中古物件、住みだした途端に起こり出す怪異と危険な顛末「死路の家」など41話収録。 -
ド腐れ怪談
人間を雑巾しぼり――! 殺伐として、爽快。 ド屑から微屑まで、バナナのごとく剥かれた人間の本性が〝クソ眩しい”圧倒的【厭】怪談、誕生! 「こいつら全員、呪い殺してやる。」 SNSで無自覚に放たれた悪意に復讐を。 コロナ禍で生活に窮した彼女が、まず母を始末し、次に手近なアカウントから試した方法とは… ――「佳美さんの新たな地獄」より 〈厭〉にもほどがある怪異体験・事件を聞き集めた怪談集。 公園から憑いてきてしまったモノ。姿は見えないが腐臭と手を握られる感触が…「デリーちゃん」 線路脇に立つ祟りの木。触るだけで体が腐るのを撮り鉄が蹴ってしまい…「七日榊」 参拝すると物忘れが酷くなる神社。若い人まで廃人にする呪力の発端は…「効果は抜群だ」 完璧なまま維持せよという祖父の遺言で受け継いだ田舎の家。売ってしまおうと考えると、途端に恐ろしいことが…「四と六」 気功で肩こりを治せると評判のパートの女性。だが、患部に翳す手をよく見てみると…「我を崇めよ」 DIY目的で購入した中古住宅。そこだけ腐食した台所の床の一部をはいでみると中に…「臭い物には蓋をする」 不気味な母親らしき絵とそれを立体化したような粘土を作る園児。突如退園した後に怪異が…「未完成の粘土」 夫の田舎を訪れた際、サプライズで妊娠を発表した妻。しかも双子と告げるとふいに暗雲が…「ヒトツの神」 庭で首吊りがあった事故物件。幸せな家族がいると恨めしそうに出てきて…「まつぼっくり」 入院中に小児がんの少女にネイルを教えたギャル。退院後に訪れた地獄と希望の怪…「両手に桜」 ほか全31話収録。 -
ヒビ怖 急に恐くなる日常
いつでもどこでも誰にでも怪異は訪れる―― 「隣人」「自転車」「坂」「母」「猫」「ゴミ」「忘れ物」など身近な事柄をテーマに集められた生の怪異体験談73話を収録! 通勤電車でいつも隣に座って来る男。男が唱える言葉を聞いていると異変が…「ルーティン」 盗まれた自転車が見つかった喜びもつかの間、傍らで犯人が首を吊っていて…「加速感」 男児を背負ってゴミ山に置きに行っていたという不気味な祖父の話。その真相は…「ゴミ山」 何もない場所を指さしては猫がいるという娘。猫なんていないでしょ!と強く言った瞬間、娘は…「ねこちゃ」 アパートのベランダに立つ赤い女。だがそこは空き部屋のはずで…「昨日の女」他、 怪談マンスリーコンテスト受賞者43名が聞き集めた戦慄の怪談投稿、最恐傑作選。 ★ふつうの毎日がふつうじゃなくなる22のシーン 母の怖い話 猫の怖い話 隣人の怖い話 ゴミの怖い話 散歩の怖い話 樹木の怖い話 金属の怖い話 自転車の怖い話 地下鉄の怖い話 水族館の怖い話 動物園の怖い話 忘れ物の怖い話 再会の怖い話 名前の怖い話 数字の怖い話 後から来た怖い話 運動会の怖い話 祭りの怖い話 蛇の怖い話 信仰の怖い話 坂の怖い話 異界の怖い話 ★執筆者 青葉入鹿/薊桜蓮/犬飼亀戸/雨水秀水/浦宮キヨ/大谷雪菜/岡田眞弥/おがぴー/御家時/怪談を千話集める人/隠人籠屋/影絵草子/影野ゾウ/千稀/烏目浩輔/鬼志 仁/黒野洋司/小祝うづく/佐々木ざぼ/佐藤健/瑞雲閣華千代/錫鳴奇壱/雪鳴月彦/高倉樹/高崎十八番/月の砂漠/天堂朱雀/中村朔/墓場少年/八の通り/花園メアリー/柩葉月/筆者/碧絃/ホームタウン/真合流/沫/宿屋ヒルベルト/柳下どじょう/大和かたる/肜/yuki/吉田六 -
怪談七変幻 漆黒
異形の恐怖 七人怪談集 強烈な個性が刻む奇想のアンソロジー 「見られたから、殺せない」 深夜の玄関で遭遇した恐ろしい化け物の姿(「顔面童子とろうろく女」より) 新鋭から熟練まで強烈な個性が光る怪談巧者7名が集結した奇想の怪談競作集第2弾! ・とある遊園地のお化け屋敷に入った者の凄惨な末路「喘鳴館」(蛙坂須美) ・深夜にクローゼットから響く咳の恐ろしい原因「養分」(藤野夏楓) ・訪れた実家で次々と炙りだされる兄の異常性と昏い記憶に彷徨う怪異が絡み合う長編「身裂き」(沫) ・山中で遭遇した異様に巨大な羽虫の大群がもたらす怪「森林管理」(クダマツヒロシ) ・田舎の物件で突如起きた凶事と明らかになる忌まわしき因果「古民家へようこそ」(つくね乱蔵) ・男に襲われる不快な悪夢。その戦慄の原因とは…「亡友二名」(郷内心瞳) ・怪奇現象が頻発する住宅地で体験した身も凍る恐怖「別海町の住宅」(匠平)など全35話収録。 -
怪談百忌夜行 天棺
窒息するほどの百の恐怖 不穏と幻惑と戦慄渦巻く怒涛のクダマツ怪談100話! 天井に開く不気味な穴から覗く―― 何が 迎えに 来るのか? 次は いったい 誰を? 「天棺」より 怪異や不可思議、奇妙で残酷な100の忌まわしい怪談が詰め込まれたクダマツヒロシの最新作。 ・引っ越した新居に置かれていた包丁を手にして以来…「包丁」 ・公園の砂場で息子が掘り出したのは…「砂場の面」 ・幼い頃に亡くなったクラスメートとの捩れた記憶「人魚になりたい」 ・何でも屋のバイトで訪ねた先での奇妙な出来事「臨月なんで」 ・肝試しで入った廃屋にあった玉座と座布団「女王の部屋」 ・建物の天井に開く不気味な穴の正体「天棺」 ・村にあった一軒の家が忌み嫌われた理由「家族小屋」など。 100本の怪異の糸は捩られ編まれ、やがて読者を逃げ場のない恐怖へと覆いこむ。 -
獄盛怪談
大餓鬼様は血縁の者に取り憑いて食べたい物を訴え、用意できないと酷く祟るという… 「エケチェンを食べたいよう!」 赤ちゃん? 何の赤ちゃん? 子猫? 子犬? まさか――。 ――「大餓鬼様」神沼三平太 より 二人の怪談シェフが厳選ガチ怖素材で腕を振るう! 極 上の最恐メニュー、胸焼け必死の怖い話! 巨漢作家二人が東西を奔走し、究極の恐怖体験談を聴き蒐めてじっくり調理した最恐ヘビー級怪談集! 監禁された廃墟の押し入れ、開いていた穴から差し出される食べ物で命拾いしたという幼女の不思議な体験…「赤いマニキュア」 母の知り合いの中年男が持ってくる奇妙な弁当のようなものを食べさせられた少女の記憶とは…「暗闇丼」 深夜ふらりと入った定食屋での厭な出来事は後の運命と大きな関係があって…「交換定食の夜」 子供の頃、あの田んぼで取れた米は食べてはダメだと教えられたその理由とは…「にえたにえた」 など、食に纏わる怖い話と土地や家に関わる怪異譚、全22話収録! -
病院怪談 現役看護師の怖い話
医療従事者が語る病院のリアルな怪奇譚 出てはいけないナースコール、いわくつきの病室、院内を徘徊する黒い影… この世の異界・病院に潜む怪異を現役の看護師が綴る! 看護師として医療に従事しながら不可思議な怪異を蒐集し続ける怪談看護師が、数多の体験談から厳選したリアル病院怪談集。 ・個室から聞こえる呻き声、その恐ろしい正体とは「呪われるトイレ」 ・夜間巡回中に通りかかった明かりが漏れる部屋、そこは存在しないはずの空間で…「光る霊安室」 ・入院中にカタカタと聞こえる謎の異音。見上げると悍ましいものが…「天井」 ・病院食を作っていると漂う異様な臭気に隠された凄惨な出来事「地下の調理場」 ――など多様な怪異譚に加え、各章に医療従事者独自の視点によるコラムも掲載。 生と死が交錯するこの世の境目・病院――次に怪異を目撃するのはあなたかもしれない。 -
ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか
第一話 ホワイトデイにこよみのために頑張りたい森司。だがデート中の『カサブランカ』上映中に、先週上映したはずの『ローズマリーの赤ちゃん Rosemary's Baby (1968年)』が混ざる怪異に。映画の世界と現実が徐々にシンクロし、どうやら出ると言われている2階のバーと関連しているとわかるのだが…。 第二話 車にとりつく怪異。制御が効かなくなったり、カーステレオが急に大きくなったり小さくなったり。ついにその車で姉が死亡してしまう。車の廃車を願って相談者が来る。しかし意外にも怪異の背景に遺伝子的な病が関係しているとしたら? 第三話 1577年、イギリス。雷光とともに突如黒犬が出現し、二人の信者を殺害すると、瞬く間にその姿をくらましたという。黒い犬差別=ブラックドッグシンドロームを扱いながら、怪異とからめた切なくも温かい物語。こよみと森司のホテルでの急接近の行方にも注目! -
怪奇異聞帖 隙窺いの路
怪異が隙を窺う危うき小路―― その時、ボロボロの傘が差し出され… 「入ったわね! 私の傘に入ったわね!」 (収録作「雨傘」より) 油断禁物…!怪異に心許す勿れ 日常の小さな違和感から壊れていく…体験者の実在する驚愕の怪談集! 怪異に対して普段から万全の対策をし続けられる者はいない…。 入院中、深夜の病棟で気づいた異様な気配…「何かが跡を付けてくる」 ある絵のモデルを請け負った可憐な女性はその後、病的なまでの妖艶さを纏うようになったが…「くちなわ」 海外の市場で見つけた干からびた手のようなものは土産物ではなく呪物で…「薬指」 代々、女しか喪主のできない家、それは先祖の酷い行いのせいだというが…「女喪主の家」 あるトンネル工事現場で起こった悲惨な事故の原因は…「盤ぶくれ」 他、隙あらば奇々怪々の世界へと誘われる最新恐怖体験集全19話! -
血反吐怪談
現在進行形の厭ナ話、絶望まみれの恐怖譚39話! 「何故、肉片が動くのだ。」 今も肉片は新鮮なままで現れる。いっそ、食べてしまおうか―― 収録作「新鮮」より 決してスッキリとは終わらない〈厭〉がいつまでも後を引く…。 家族二人ずつで居間に出入りするという奇妙な日常生活、その理由とは…「村越家のルール」 移住した古民家の屋根裏にある謎の引き戸は…「猿専用」 回収しても何度もゴミ集積所に現れるフランス人形はかなりヤバい代物で…「ギロチン人形」 正式な手続きを踏まずに神像の身を削り取ってお守りを作ってしまった結末は…「聖域」 自慢の娘の衣服にある時から血痕が付くようになり…「血の娘」 ほか、血反吐を吐くほどの救いようのない絶望が次々と襲う最凶怪談全39話を収録! -
慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー
角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。有栖川有栖×霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。北沢陶×大阪の商家で聞こえる、恨めし気な声とは? 背筋×集められた怪談から導かれる真相。櫛木理宇×あなたを追いかける謎の男。貴志祐介×姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦。恩田陸×車窓から見える看板が描き出す恐怖。本書でしか読めない、夢の競演。ホラーの真髄がここにある! 有栖川有栖「アイソレーテッド・サークル」 北沢陶「お家さん」 背筋「窓から出すヮ」 櫛木理宇「追われる男」 貴志祐介「猫のいる風景」 恩田陸「車窓」 -
遺言怪談 形見分け
「これを書かずに死ねるかッ」 死線を彷徨い、地獄の淵より戻ってきた怪談蒐集家・西浦和也が、 これだけは遺しておかねばと語る怪談を盟友・加藤一が書き留めた怪事録。 古戦場のあった村で、匿っていた大将首を敵方に差し出した血族の末裔を襲う「黒土と白子」の呪い…「アウグスティヌスの祟り」 宅配員が訪れた五寸釘で釘打ちされた開かずの部屋。中には気配が…「誤配の部屋」 深夜のコンビニにやってきた奇妙な客。バックヤードのカメラには老婆と小学生が映っているが…「どっちが見えてんのよ!」 上階のベランダから垂れ下がる女の片手。手はやがて両腕、頭、全身と姿を現して…「女と犬」 北海道の自衛隊駐屯地の敷地内にあるブルーシートで隠された鎮魂碑。その不気味な曰くとは…「黒い屋根とブルーシート」 滋賀のライブハウスのエアコンダクトの中に棲む女の霊。目撃できたバンドはデビューできるというジンクスが…「耳の肥えたファン」 駐屯地内の巡回で姿を消した自衛官。見つかった曰くつきの倉庫で何が…「脱柵」 四国の集落に出る死人の群れ。身代わりの贄を求める死人に魅入られた少女を救う道は…「一年と七人」 宅配怪談から自衛隊怪談、そして村の怖い話27話の闇をお裾分け。 -
呪録 怪の産声
怪談新世代、誕生。 歪ゆえに、悍ましく 粗削りゆえに、鋭く 防御0、攻撃100 直球で攻め込む恐怖 思考が止まる変化球 先人への崇敬と野心 踏襲改造目指せ斬新 欲しいのは恐怖だけ まずは読め、聞いてくれ! 新時代の恐怖60話! 怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。 何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。 助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」 社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」 閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。 限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」 母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」 他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募 「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、 新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録! -
怪奇異聞帖 地獄ねぐら
「あいつ、たった四日で真っ黒に溶けちまいました」 古墳から出てきた勾玉。 盗んだ作業員を襲う恐るべき呪いとは? 「黒汁」より 人柱の家、廃墟の座敷牢、全室事故物件のアパート… 禍々しさが炸裂する最凶怪談! この世の悍ましきもの、忌まわしきものを限界まで煮詰めた地獄の怪談集。 ・顧客の家に突如飾られた油絵。左耳を手で覆う少女の絵だが、以降住人の耳に異変が…「玄関先」 ・秘密の地下室があると聞いて忍び込んだ廃墟。隠し階段の奥にあった座敷牢と謎の水場は…「廃墟の地下室」 ・民俗学の調査を兼ねて訪れた祖父母の家。妙に冷える畳が気になって調べると裏にびっしりお札が…「お札の部屋」 ・建築作業中に発見された古墳。副葬品の勾玉を盗んだ作業員の行く末…「黒汁」 ・怪我人が続出する古民家の解体。開かずの間の大黒柱の下には注連縄と骨が…「贄の柱」 他、抗えぬ負の魔力に酔いしれたし。 -
屋敷怪談
子供が消えてしまう家 仏間に墓石を祀る家 家長の魂を移し替える家 福の神を殺す掟の家 神を混ぜて作る呪いの家 死にたい人だけが見える遺書の家 建物の仕事を本職とする著者が見聞きした〈魔〉の棲まう処 家と家系の怪異談! 建物の仕事に携わる著者が長年かけて聞き集めた「家と家系」に纏わる怪異談。 ・家を渡り歩き、住人の記憶を操作する謎の人…「あがたさん」 ・押入れに棲むもう一人の母と呼ぶ何か…「母のぬけがら」 ・死にたい人だけが見つけられる遺書の家…「たがねさんち」 ・旧家の厠に棲み3回だけ質問に答えてくれる神…「厠坊主」 ・家に仮の弟が出現し預言を行う日…「まくれる」 ・成人前の一族を住まわせる度胸試しの家…「護神の御座す処」 ・福の神を見つけたら袋叩きにしなければならない家の掟…「福の神を殺す話」 ・お母様と呼ぶ墓石を仏間に祀る家。墓に入っているのは…「墓になった実家」 ・家の中に突如現れる真っ白な異空間の正体は…「百足部屋」 ・家長の魂を代々移し替える家…「影の座」 ・どこからともなく砂が湧き、家も人も砂に埋もれていく家…「砂かぶりの家」 ・お盆の時だけ家の中で子供が消えてしまう家…「迷い盆」 他、奇妙で空恐ろしい魅惑の64家の怪! -
歪つ火
辛い日常から逃れようと、私は一人でキャンプにやってきた。テントを張り、のんびりご飯を作る。夜はキャンプファイヤーを囲みながら、今日知り合ったばかりの人たちと語り合う。来て良かった。でも、次の日、私はなぜかキャンプ場から出られなくなっていた。しかも、昨夜語り合った人たちは皆、時間がリセットされたかのように「初めまして」と微笑み、昨日とまったく同じ言動を繰り返している。「あなた、大丈夫?」、困惑する私を訝しがる彼らの視線で私は確信した。「ここにいてはいけない、これはダメなやつだ」 非日常に囚われる未体験の恐怖を描く、戦慄のキャンプホラー。 -
怪談怖気帳 屍人坂
怪異に遭遇した生の声の数々 「隠れてたんじゃない。身体が右半分しかなかったんです」 ひょろひょろとした白髪の老人が物陰から… 収録話「こっち側」より 体験者の口から紡がれる生の怖い話 怪談が生まれる現場を目撃する! 「ご自身や家族の不思議な体験を聞かせてもらえませんか?」 黒木あるじは怪談語りの催事の場で客たちに訊いてみた。 すると、リアルに語られるのは底知れぬ不気味さを孕んだ怪異ばかり。 ・幽霊の出没が噂される場所で出会ったのは…「みえてますよね」 ・遊んでいた人形が歩きだし…「おまえのせいで」、夜遅くに車で帰る道、電話ボックスにいたモノが…「あしあと」 ・冬の夜の道、近所に住む男性と出会い…「屍人坂」 ・橋から川に人が飛び込んだ!通報が頻発するわけとは…「月命日」 ――など、聞くも怖気、語るも怖気な75話。 怪談はこうやって生み出されていくのか!あなたも体験者となる! -
絶厭怪談 深い闇の底から
〈厭系〉開祖による新シリーズが始動! 決して抜け出すことのできない忌まわしき闇の沼… 「絶望。そう絶望だ。ここには絶望が住んでいる。」 (「結果待ちの話」より) この世の理から完全に外れてしまっている不幸の数々…厭怪談の妙手・つくね乱蔵の「絶厭怪談」シリーズが始動! ・妹が連れてきたのは驚くほど丁寧に作り込まれた赤ん坊の人形で…「新しい家族」 ・妻子を失う不幸に襲われた夫、それでも幸せだと言う理由は…「石田家の幸福」 ・義母への対抗心から始めたお盆の段取りは何かが間違っていたようで…「完璧なお供え」 ・入ってはいけないと強く感じたにも拘らず侵入した結果が招く恐怖…「結果待ちの話」 ・生活の全てに罪の可能性があると言う娘を襲った悲劇…表題作「深い闇の底から」 ほか全30話。 何が起こっても落ち着いて対処するか、或いは静かに諦めるか…明日の絶望がここにある。 -
怪談番外地 蠱毒の坩堝
「くちゃっ、ぐちゅっ」 棺に入った私から肉をちぎって食む音が…。 (「恥さらしの仏壇」より) 怪談界の武闘派3人が恐怖で殴り合う無法地帯。 最凶に物騒な極悪怪談! 数多の怪異の中でもとくに闇深い話を取材してくる3人が危険な恐怖を持ち寄った怪談集。 ・荷物で塞がれた使用禁止の階段。中央に供えられたコロッケは…「奥階段」 ・離島のガマで頭蓋骨を踏んでしまった男の末路…「しゃれこうべ」 ・嫁ぎ先の奇妙な仏壇。一族の恥さらしを祀っているというが…「恥さらしの仏壇」 ・部屋に井戸のある家の葬式。母は誰とも口をきいてはならぬと…「部屋中の井戸」 ・公園に一夜にして現れた不気味な木。だが周囲は異変に気づかず…「冥途」 ・水詰まりの修理に訪れた文化住宅。猫砂まみれの部屋にいたのは…「畜生部屋」 他、様々な因果が練り込まれた地獄の28話収録! -
影牢 現代ホラー小説傑作集
『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。大都会の暗い水の不気味さを描く鈴木光司の「浮遊する水」。ある商家の崩壊を 陰惨に語る宮部みゆきの時代怪談「影牢」。美しく幻想的な恐怖を描く小池真理子の不気味な地下室が舞台の「山荘奇譚」。記憶の不確かさと蠱惑的世界を 描いた綾辻行人の「バースデー・プレゼント」など、ホラー界の実力派作家によるオールタイムベスト! 解説・朝宮運河 【収録作】鈴木光司「浮遊する水」(『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫 坂東眞砂子「猿祈願」(『屍の聲』集英社文庫 宮部みゆき「影牢」(『あやし』 三津田信三「集まった四人」(『怪談のテープ起こし』集英社文庫 小池真理子「山荘奇譚」(『異形のものたち』角川ホラー文庫 綾辻行人「バースデー・プレゼント」(『眼球綺譚』角川文庫 加門七海「迷(まよ)い子」(『美しい家』光文社文庫 有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」(『赤い月、廃駅の上に』 -
お道具怪談
アレを使えば、切れ味最強さ。良くも……悪くも (「研ぐということ」より) ホチキス/漬物石/聴診器/足踏みミシン/傘 彫刻刀/鑿/鉋/鉈/孫の手 孫の手/柳刃包丁/バケツ/砥石の台…ほか 人の怨みを吸い、呪具と化した物たちの怪! 生活と仕事の相棒、道具に纏わる恐怖怪談集。 パワハラで辞職した社員が遺した愛用の文具。ねこばばして持ち帰った上司を襲う惨劇の音…「笑うホッチキス」 亡き姑自慢の古漬けに使われていた漬物石。嫁が石に触ると焼けるように熱く…「つけてくる石」 神棚に祀られた鉋とその下の不気味な脂染み。かつて罪人の拷問に使用された物だというが…「滲む脂」 先輩大工が遺した道具箱。細工された隠し底に入っていた物は女の髪束と書き置き…「二人ハ夫婦」 祖父の道具箱に封印された曰くつきの古い鑿。他人が触れば祟られ、職人生命を断たれるというが…「鑿」 古民家宿から無理を言って譲り受けた孫の手。宿の主人から大事に使えと言われたが…「孫の手」 先祖代々受け継がれてきた砥石の台。最高の切れ味に仕上がる秘密はその材質に…「研ぐということ」 病床の父から怪異な物が見たくなった -
実話奇譚 狂骨
「遺体を焼かずにその辺りの地面に埋めて…」 住宅地で次々に起こる凶事の因果、実在する忌み地の恐怖!! (「狂骨」より) 体験者の生々しい恐怖を再現する川奈怪談、最新刊! 怪談師としても活躍する川奈まり子の最新作は、呪いと因果に絡めとられた恐怖が満ちる奇譚の数々! ・店の常連と出来心でラブホテルへ行った男性を襲う女の情念が起こす怪異「恋慕の淵」 ・幼い頃に亡くなった友だちが箪笥に乗って現れたら…男の奇妙な告白「箪笥の友だち」 ・幽霊画に魅入られた者の悲劇と恐怖の結末「幽霊画の祟り」 ・怪死事件が相次ぐ神奈川県某所の住宅地――そこは地主一族が墓地を宅地造成した場所だった。改葬されずに埋もれたままの人骨の上に何も知らずに暮らす人々、そして秘密を知る少女を襲う恐怖を描く表題作「狂骨」 ――など怒涛の30話を収録。 -
妖怪談 現代実話異録
人の世の理を超えた圧倒的畏怖。 神と妖の実話怪談! 「猿の神様を連れて帰る」 東南アジアの村から父が送ってきた写真。 そこには人面の異形が… 「外来種」より 飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」 財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」 温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」 村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」 父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」 山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」 人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」 ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」 他、異形たちが跋扈する33話! -
怪談社 THE BEST 鬼の章
増ページで恐怖が迸る! 傑作に大幅加筆を加え、「廃校の怪談」ほか新作30話書き下ろし 心霊TV番組「怪談のシーハナ聞かせてよ。」「怪談好きが集まるBAR REQIEM」のレギュラーや怪談ライブ、YouTubeなどでも活躍中の怪談師・糸柳寿昭と上間月貴。 彼らが所属する怪談社の人気既刊本〈十干〉シリーズより、自ら厳選した怪談に大幅加筆したベスト版最終巻。 ・中学生の友達の額をふざけて指で突いたらその指がズボリと…「指先の脳」 ・買い物から買ってきたら家の敷地から見知らぬ少女が飛び出してきて…「便利屋がいた話」 ・心霊スポットに入り込み、紙垂がかかった扉の鍵を開けたのだが…「廃校の怪談」 ――など、書き下ろし新作30話を含めた57話を収録。怪談に塗れて溺れろ! -
闇塗怪談 終ワラナイ恐怖
母は怖い顔で俺の口を塞いだ。 アレは確かに禁忌だったのだ… 最後に明かされる、著者自らの体験談。 忌まわしさ。 おぞましさ。 恐れと畏れ。 全ての怪を解放し、全ての頂を超えるシリーズ最終巻! 営業部員が会社のブログで実話怪談を綴り始めたことから生まれた人気シリーズ「闇塗怪談」が本作をもってついに完結。 著者自らの体験を中心に、これまで封印してきたすこぶる曰くつきの話を全て解禁する。 ・昏睡状態に陥った著者が見た奇妙な夢…「五日間、眠り続けた」 ・火事で被災した人々に食事を振る舞う家に現れた不気味な親子…「そこにいたモノ」 ・幼い頃からいつも一緒に遊んでいた二人組の男女。両親はアレとは遊ぶなと言うのだが…「マサル」 ・著者の母が幼い頃能登の蔵で見た異形…「鬼女」 ・夢に現れる女性の絵を描き続ける男。やがて絵に変化が…「書けなかった話」 ほか、大ボリュームでお届け。 本を閉じても恐怖は終わらない。闇よ、永遠なれ。 -
ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる
今年も残すところあと数日。世間は完全に正月ムードの中、雪越大学三年生の八神森司は、アパートの自室でとぐろを巻き、孤独な年越しを決めていた。例のクリスマスイブから数日たち、その騒動でなくしてしまったネクタイをこよみと買いに行く約束をしていたのだが、大雪の心配があった。こんな日は家にずっといたい――と思っていたその時、雪大オカ研のメンバーから召集のLINEが入った。今回の依頼主は、かつてタレント占い師として名をはせていた如月妃映こと蒔苗紀枝だった。その奇怪な相談内容は、「自宅でいつも、自分が死んでいる――」というものだった。大雪の降る中、オカ研メンバーの推理が冴えるシリーズ19弾。 -
いのちのパレード 新装版
無国籍で摩訶不思議 華麗でクレイジーな変奏曲集! 指や手の形をした巨岩があちこちから生える奇妙な村に、妻と私はやって来た(「観光旅行」)。後期ロト7の当箋通知が届いた。まさか、この俺が?(「当箋者」)。大人なんだから不用意な発言はやめてほしいよ。だって僕らは…(「夕飯は七時」)。恩田ワールドの原点<異色作家短篇集>への熱きオマージュ。小説のあらゆるジャンルに越境し読者を幻惑する15篇。 新装版刊行に当たって、書評家・杉江松恋氏が解説「パレードは世界の果てまでも」を寄稿。また、2010年版の表紙に使用されたジョセフ・クーデルカの写真作品を斬新なデザインで再構成し、パッケージの奇想度合いもバージョンアップした「ジャケ買い」必至の一冊です。 -
伝魂怪奇談 無嗣の家
「向こう側」を覗きこむ怪談集 「遠く津軽から放たれる因襲と郷愁の怪異譚」 和嶋慎治(人間椅子 Gt. Vo.) 弘前乃怪をはじめ様々な怪談会を精力的に主催し、東北の怪談文化を盛り上げる立役者の一人、鶴乃大助。 ・林業を営む三兄弟の次男が山の作業中に亡くなった。それは始まりにすぎなかった「消炎呪」 ・酒を飲むと殴るを繰り返す父親が突然死んだが…「暴君の呪縛」 ・職場の同僚との打ち上げの後、一人帰途に就いた後輩の身に何が? 「グッド・バイ」 ・津軽地方で“カミサマ”と呼ばれる民間巫者のもとに持ち込まれた神隠しの顛末「交渉」 ・相次ぐ跡取りの死別、怪異に苦しむ旧家「無嗣の家」など。 怪談とは人間の営みそのもの――みちのくきっての怪異コレクターが綴る、都市部の怪談とは一線を画す地元に根差した怪異譚36話収録。 -
青い怪談
青かったあの頃、怪異はいつもすぐ傍にあった。 文化祭で突如開いた異界 焼却炉にくべたノートの声 下駄箱の中の不気味な手紙 秘密基地に棲みついた魔 村の井戸の恐ろしい秘密 学校から、田舎の夏祭りまで 狂おしいほどにノスタルジックな十代の怖い話 憂鬱と衝動と焦燥と。 大人になる前の青い季節に体験した「怪」の記憶。 校庭から掘り出された木箱の恐ろしき中身…「タイムカプセル」 文化祭で貼った立入禁止の鳥居の絵。すると鳥居の向こうで金魚すくいをしたという子供たちが…「縁日」 病床の姉と向き合えずにいる妹。ある日左目に不思議な光が差し始める…「光」 焼却炉にいじめの言葉が書かれたノートをくべた時、聞こえた声…「文字を焼く」、 の屋上に隠された開かずの社と青い筒の正体…「ある怪談」 亡き母のメモ帳に記されていた未来の日付…「母のメモ帳」 存在しない架空のクラスメートをいじめる遊びを作り上げた生徒たちが視た終焉……「わたしたちの怪談」 他、二度と戻らぬ季節の中で起きた37の青春怪談。 恐怖の先で、私たちは少しだけ大人になった――。 -
ナナフシギ 吉田猛々の温冷怪談 一人言
怖いものはとことん怖く 魂の温もりはじんわりと 七代目・怪談最恐位、日本一怖い話を語る男が集めた究極の30話! 恐怖に震えあがる「冷」の怪談と、どこかほっこりする「温」の怪談。 日本一怖い話を語る男、人気怪談YouTuber「ナナフシギ」の吉田猛々が、 全国から集めた珠玉の怪異体験談。 深怪のN駅で乗り過ごしてから雰囲気が一変した女性。数年後、カレンダーを見ると……「代わってもらった日」 曰くつきの公園のそばに転居した母子の異常行動。その裏には壮大な土地の因果…「壊される公園」 カレーを作りたくなるたび、身内に命の危機が。不吉すぎる禁断のレシピ……「カレー」 1枚の港町の写真が一家を導く不気味な因縁…「嫌な家」 村の神事でお供え物を盗み食いしてしまった少女。暗闇の中で響いてきたのは……「かすてら」 ぬいぐるみの中に仕込まれた呪い…「忌みぐるみ」 墓から出た石にとり憑かれる…「持ち帰りたくなる石」 笑いながら娘を沖へ流す父は…「お盆の海」 夢で見た生まれる前の物語…「遠い日のお祭り」 顔が半分ない女と赤ん坊の謎…「実家の禁忌」 ポチ袋に入った人毛の意味…「古呪」 海で写真を撮った一族の悲劇…「水に気をつけてください」 ほか、極限の恐怖からどこか笑えて泣ける話まで、心揺さぶるぬくびえの30話収録! -
介護士の怖い話
「これ、人形の中に生身の血肉が詰まっている…」 ――収録作「フランス推し」より 高級老人ホームに現れた 曰くつきビスクドールは、 目鼻や関節の節々から 赤黒い液体が漏れ出ていて… 介護従事者が語る いま現場で起きている リアルな怪異! かつて介護業界に身を置いた経験のある内藤駆が蒐集した、生と死が隣り合う世界で起こった最恐の怪異譚と奇妙な話。 夜の施設送迎バスに響き渡る狂い笑い…「リハビリ型デイサービスその一反AI」、介護研修所のトイレで遭遇した強烈怪異の数々…「情報量多すぎトイレ」、当たり前のように幽霊の現れる病院で、ある夜恐怖の限界が…「病院内奇祭」、ホーム入居中の男性が過去に経験した陰惨な儀式は今も…「ハイビキ」、施設倉庫での作業中に現れた謎のおじさんとの不思議な会話…「私のガラケーおじさん」等、介護・福祉関係にまつわる怪談一挙39話を収録! -
因果応報の怖い話
人に裁かれずとも神仏や霊は見逃さない! 罰当たりな者、悪事を犯した者に下される恐ろしき報いと祟り…。 古い神社の残る建設現場で工事を強行した結果は…「潰してしまえ」(営業のK) あるママ友が大事にしていた奇妙な石を盗んだ報いとは…「鱗石」(神沼三平太) 理科の授業で顕微鏡を覗いた瞬間に嫌な汗が滲むような違和感が…「顕微鏡」(クダマツヒロシ) 町内でとんでもない迷惑行為を働いてきた男が祭りの最中にふっと消えて…「お祭り男」(つくね乱蔵) バブルの時代に付き合った理想の彼氏は恐ろしい本性を現すようになり…「バブルのバブル」(松本エムザ) 姑に悩むる隣家の嫁が通う神社。社殿には猿の姿で描かれた菩薩や如来が…「猿の曼荼羅」(しのはら史絵) パワハラで心身を病み死んだ妹。勤めていた洋菓子店を調べ始めた兄は…「無炎燃焼」(橘 百花) クリーニング店にやってくる迷惑な客。視える同僚が用意したのはてるてる坊主で…「おまじない」(ねこや堂) 長年母子を蝕んできたろくでなしの父親がうける人生最期の報い…「地獄生き」(夜行列車) ほか、悪事に下される神仏の鉄槌!最恐怪異譚全27話収録。 -
東西線怪談
地下鉄東西線沿いの不思議な話・怖い話 中野から西船橋に至る街が舞台のご当地怪談集 都心のオフィス街・学生街を横断しながら、城東下町や東京ベイエリアを駆け抜ける東西線の街々に隠された怪異譚を、ゆかりある作家・怪談師・芸人が総力取材! ・怪奇!若い男性の●●を集めて回る怪人が終電に現れる「狂気の善意は極致の性癖」(中野) ・呪物コレクター宅で起きた不気味な現象とは「まなみ」(門前仲町) ・関係者が次々と早世する恐ろしいビルの秘密「二十三」(大手町) ・フェンスの穴から異界に迷いこむ異次元スポット「神社の迷い道」(西船橋) ・車窓から見えるマンションに棲む異形の姿「窓と窓」(浦安) ・霊道が部屋の中に…。某神社の参道前に立つ家の事情「ディス」(東陽町) ・某コンビニ前の壁際で目撃した小さな透明人間「誰も知らない隠された一族」(神楽坂・飯田橋) ・車道を歩く不自然な人影を見ると…「サイドミラーに映る」(南砂町) ・亡くなった常連客が現れる居酒屋「西葛西の取材② 確かにいた」(西葛西) ・異次元へと繋がる場所で起きた怪事「パラレルワールドの境界線、異次元公園」(早稲田) ・駅の雑踏にまぎれて歩き回る人形「人形はそこにいる」(飯田橋) ・江戸川へ釣りに訪れた折に目撃した、この世ならざる異形「ハゼ」(行徳) ・取材で訪れた店で次々と語られる体験談と店に存在する妖「スナック怪談」(茅場町) ・駅前の待ち合わせ場所に出る血みどろの死霊「ロータリー」(高田馬場) ・共著者の実体験!居住すると次々とコンビが解散する厭な芸人シェアハウスに潜むものとは…「住んだら終わり芸死の家」(高田馬場) ――など全駅収録。 -
おん 土俗奇譚
その土地に古くから根ざす習俗や信仰。 それらにまつわる奇妙な話を蒐集した、土地・神・人の怪奇取材録! 北陸地方のある山の中腹に石造りの祠があり、●(おん)というものが祀られている。 ●(おん)には本来、漢字のような文字をあてるのだが、 その文字は人のために作られたものではなく、 「おん」と口にするのは許されていても、文字として記すのは禁忌とされていた。 人がその文字を軽々しく用いると、大きな禍いを呼び寄せる……と。 ――「●(おん)」より 日本各地に残る土着の信仰と風習。 そこには恐ろしい謂れや背景が隠されていることがある。 山や川、海や風に宿るモノ。神。人は禁忌をもってそれらと契約を交わし、共存する道を選んできた。 その均衡が崩れる時、禍々しき何かが起きる……。 吉凶を運ぶ二つの風。山林を伐採し風の流れを変えた代償は…「祝い風・悼み風」 手加減を知らぬ子供の神が祀られた神社。願いは必ず叶うのだが…「ツヅラサマ」 土地の主である蛇を殺した祟り…「十尺蛇」 厄を引き受け、やがて厄を操るようになった家筋の集落…「溜まるところ」 土の下から迎えにくるモノ。見たものは強烈な喉の渇きを訴え…「土巫子」 他、24話収録。 -
悪魔情報
「あの頃のインターネット面白かったよなー」って人みんなに読んでほしいです。あの頃より圧倒的に面白い。 ――ダ・ヴィンチ・恐山 爆笑のあとで襲い来る、怒涛の伏線回収。唯一無二の読み味です。 ――上條一輝 子どもの頃に見た、あるテレビCM。 そこに映っていた女が、ある日から目の前に立ち続けている。 病院に行っても、除霊を受けても、消えてくれない。 彼女を取り除く情報を求めてネットを彷徨った筆者は、ある匿名掲示板のユーザーに辿り着く。 「悪魔情報」と名乗るそのユーザーは、やたらとオカルト的事象に詳しく、様々なスレッドに現れては、怪異に巻き込まれた人々を助けていた。 視界を覆う女も、彼なら――。筆者は悪魔情報が降臨したスレッドを収集し始める。 オモコロの人気連載がついに書籍化! これはホラー? ギャグ? それとも……? 匿名掲示板で繰り広げられる フェイクドキュメンタリーの新境地! -
怖い話を聞かされた
知ってしまったこの恐怖は、誰かに伝えるしかない――。 怪談の連鎖反応を刻みこんだ迫真の怪奇取材録 TV番組等で活躍中のオカルト研究家・吉田悠軌が綴るリアル怪談集。 ・新宿の某ビルで起きた不可解な怪事「誤報」 ・自宅に出現した怪しい男の驚愕の正体とは「イケメン」 ・屋根裏で捕獲したコウモリと奇妙な因果「チーズと赤ワイン」 ・夜な夜な襲いくる足のない異形の秘密「小野小町」 ・同じ日を幾度も繰り返す実在したループ譚「火曜日の娘」 ・集落の少女が語る不可思議な半生「インドの片田舎で」 ・近寄ってはならない祠に手を合わせると…「つつみのきぶねさま」 ・異様な笑顔で迫りくる謎の男、そして連鎖する恐怖「怖い話を聞かされた」 誰かの身に起きた怪異が伝播し描かれた恐怖の波紋は、やがてあなたの元にも――。 -
土地と風水の怖い話
忌み地と龍脈。地球レベルの怪。 一族を根絶やしにする闇の風水術のカラクリとは? 土地建物の因果のエキスパート 漫画でお馴染み、あの工務店と設計士の「先生」が登場! 異能の者たちが暗躍する建築現場の最前線・怪事件異談録 運気の良い場所と悪い場所。目には見えない力が土地に作用しているとしか思えない事案がこの世にはある。 それら気の流れを巧みに操る呪術師は風水の力で繁栄を呼び込む一方、闇の建築技術を用いて凶を齎すこともできる。 そうした〈特殊事案〉に対応するある工務店と設計士の先生が実在する。 彼らのもとに持ち込まれたきな臭い案件、東北地方の旧家を巡る忌み地と龍脈の壮絶なる怪事件…「龍脈怪道」ほか、 飢饉で亡くなった者が遺棄されていた広島方面の忌み地に纏わる怪奇…「ナメラスジ」 一族の直系を根絶やしにする井戸じまいの因縁と障り…「井戸を埋める」 繰り返し夢に出てくる四ツ目の狐の正体と不動明王の力…「外来」 など恐怖と神仏奇瑞の体験・事象を蒐集した壮大なる異談全37話を収録! 「そいつは何だろうな。土地の因縁を流用したのか、はたまた土着の信仰を借りてやってるのかまでは現場を見ねえと判らねえが、面白そうな話じゃねえか。いいよ、引き受けてやるさ。だが今は抱えの件があるから、一週間後ってとこだな……」 腕を組んでニヤニヤと漏らす笑いは、まるで嫁いびりを楽しむ姑のような含みを帯びている。 とにかく先生は口が悪く態度も横柄に感じるが、付き合いの長い田中さんは、先生がこういう態度を取った時はむしろ「途轍もなく興味をそそられている時」なのを知っている。 ――「龍脈怪道(朱雀の章)」より -
怪談七変幻 紫紺
不思議を超えた異端の怪異譚集 異彩を放つ奇話ばかりが凝集! 7つの異形アンソロジー 「顔面にびっしり集まったガーベラ、肩口付近に密集する百合…」 動画に登場した奇怪すぎる妖の姿――(黒木あるじ「ムスビくん」より) 新人とベテランの怪談巧者が7名揃って、クセ強めな怪談でさまざまな恐怖を綴るアンソロジー。 ・引っ越しの手伝い中、四つん這いの男に追われる「廃棄品」(牛抱せん夏) ・生きる希望を失くしかけた女性の前に現れた戦慄の生物「黒い蠢動」(のっぺらぼう) ・送られてきた奇妙なメールと因果話「ユースト・トゥ・ラヴ・ハー」(鷲羽大介) ・生物を解体する夢を見続けていたある日の訪問客「ミナミカワ」(クダマツヒロシ) ・お受験教室の先生の恐怖「光るチョコレート」(多故くらら)、場末で生きる女性の異様な独白「飛田新地の姥ザクラ」(花園メアリー) ・ファミレスのガラスに見つけた奇怪な汚れ、そこから始まる奇譚「さるがお」(黒木あるじ) ――など。強烈な個性が刻む暗黒の味わいをご堪能あれ。 -
frottage:あの子が残したこわい話
読んだことをほんの少し後悔し、それでもなお毒のような余韻に耽溺する。 一期一会の取材で集められた奇跡のような怪談たち。 「この怪と縁を結ぶ覚悟はありますか?」 すべての孤独な魂に捧ぐ、多故くらら初の単著。 * 体験者を静かに見つめ、その心と記憶の奥底まで潜って怪の本質を写しとる―― 怪談界に突如現れた新星が綴る昭和から現代までの怪。 昭和に生まれた二組の双子の数奇な運命と怪…「双子を飼う」 サーカスの軽業師が猛獣の調教に使う恐るべき言葉…「いぢめて、いぢめて花が咲く」 東欧の少女が日本で見た霊と秘密の遊び…「フロッタージュ」 夢を絶たれた高校球児に穿たれた黒き呪い…「黒いダイヤの拳」 魔性の背中を持つ女にとり憑かれた女体盛り師の壮絶な半生と因果…「無念」 ほか、怪に囚われし人々の境涯を淡々と写し出す幻燈のごとき全15話! * 人生という路上のフロッタージュ。 私はしゃがみこみ、薄い紙をそっと押し当て、力を込めて擦る。 石の粒が小さな雷を起こし、迷いと立ち止まりの重さが黒い粉となって浮かび上がる。 恐怖は赤錆のようにざらつき、届かない呟きは薄く濁った灰色の雲へ。 出来上がった一枚は地図のようで地図ではない。 人生の断片が偶然ここに落ち、圧縮され、得体の知れない疼きとなって残っている。 誰にも見られず拾われず、少しずつ摩耗しながら。 それでも消えきらない怪奇の輪郭だけが、ひっそりと片隅に身を横たえている。 私はまた新しい紙を広げる。 今夜も、誰かの声を絵の具にして、そっと擦り出そうと思う――(あとがきより) -
触れてはいけない障りの話
「実はこの話、『話してはいけない』って言われたんです」 人が関わってはいけない「何か」。 この世には、テッパンで「障る」「祟る」ものが存在する。 語るたびに何かが起きてきた曰くつきの怪談「障り」を解禁! タブーへ挑む著者渾身の怪奇取材録 偶然で片付けることのできない怪異がある。 人はそれを「障り」或いは「祟り」と呼ぶ――。 ・親族の依頼で悪霊に憑かれた老女の除霊に赴いた僧侶。家の中で見た戦慄の光景とは…「仏間の闇」 ・宿泊禁止の部屋があるホテル。清掃だけはするのだが、その驚愕の方法とは…「ザイル」 ・二種類の呪術が特定の家系だけに脈々と受け継がれている村。その効力は…「黒の禁書」 ・山中の神社へ肝試しに行った三人組。そのうちの一人が突如獣のように…「禁忌の社」 ・美しい島に魅入られた女性が体験した悪夢の一夜。島の人が神と呼ぶものは一体…「神の憑く島」 ・著者があるホテルで遭遇した霊の話。以後、この話をしようとすると…「障り」 ほか、触れてはいけない「事件」「霊」「物件」「呪術」「神」「怪談」 6つのテーマで収録された危険極まりない怪談たち。 禁じられた領域に迫る15の怪! 仏壇に供えられた二つのおはぎを見た時、その違和感に気がついた。 おはぎの表面が、ぐねぐねとまるで生きているかのように動いている。 蝋燭の灯りでそう見えるのかと思ったが、どうも違う。ぶつぶつの小さな無数の黒い粒が、おはぎの表面にびっしりと張り付いていて小刻みに動いている。 「……あなた、何をお供えしているんですか」 ――「仏間の闇」より -
渋谷神域
YouTube累計再生数1.3億回超。 都市伝説界の異才が描く、初小説。 ======================== 「この世界とは違う世界って、あると思いますか?」 ある日、SNSで突如トレンド入りした 「#神隠し」 「#記憶喪失」 のワード。 渋谷を中心に、謎の失踪を遂げた若者たちの証言。 彼らの共通点から浮かび上がってきたものとは──。 舞台は、誰もが知るはずの渋谷。 スクランブルスクエア、キャットストリート、明治神宮…… 現実と異世界のゆがみが、静かに交差をはじめる。 あなたの“記憶”も試される、新感覚ミステリー。 読み終えたとき、街の見え方が180変わる。 【物語の舞台を歩いて追体験できる「特製地図」付き】 -
怪談因果 陰陽がたり
恐怖と絶望を煮詰めた最恐タッグ! 京都の曰くつきの家業の家に生まれた女性を縛る怖ろしき闇 「もうひとりいる」営業のK 人の心を読み生霊を操る力を母から受け継いだ娘の業 「魔女の断罪」夜行列車 血と地の「業」が生む、禍々しき二人怪談 「闇塗怪談」「怪談禁事録」で人気の営業のKと電子コミック「篠宮神社」シリーズの原作で話題の夜行列車が、 各々の取材した怪異の中から絶望と恐怖を並べ合う戦慄の二人怪談。 ルームシェアをすることになった先輩の家にある謎の物置。中には一体の人形が…「瑕疵物件の作り方」 貧困集落で生み出されたコケシの神。だがそこには禍々しい何かが…「この世の果てでコケシは嗤う」 近所の古い家に出入りする家族らしき三人と開けっ放しの大きな窓。謎めいた家に魅入られてしまった女性が見たものは…「棲み家」 戦時中のある村で目隠しをされて連れて行かれる山の怪。そこから帰った者は…「獣憑きの家」 ほか。闇×夜、どこまでも黒き世界に朝は来るか。 -
九重綺談
恐怖は何気ない顔でそこにある! 累々と重なりあう不可思議 幾重にも張り巡らされた、すぐそこにある怪異! 日常に転がる怪異は幾重にも積もり、やがて禍々しく日々を蝕んでいく─様々な国の怪異も含め蒐集して記す丸山政也の最新刊。 ・末期の友人を見舞うと奇妙なことを言われ…「死神」 ・普段おとなしい犬が狂ったように吠え立てるその理由とは「ペットサロン」 ・戦時中インパール作戦に従軍し生還した祖父が話す壮絶な体験と不可思議「白骨街道」 ・イギリスのとあるスポーツ施設に秘められた恐ろしい秘密「ボイラーマン」 ・男ばかりが早死にする─老人が明かすとある物件の凄惨な真実とは「甕」 ・ウクライナ某所の暗い歴史と彷徨う不幸な死者の群れ「スカーフの女」 ――など70話収録。 -
「弔」怖い話 祀らずの障り塚
忌み地の店、触れてはならぬ花瓶… 問答無用で祟る場所と物。 著者の元に寄せられた日本全国に実在する「絶対に障る」鉄板スポットの怪。 あまりに身近な恐怖全27話! 将門の首塚、小塚原刑場や巣鴨プリズン跡、於岩稲荷、或いは御神木や碑石…… この世には禁を犯せば必ず祟られる、謂わばテッパンの場所や物がある。 有名どころだけでなく、生活圏内にもそうした曰くつきの何かは潜んでいる。 だからこそ障り、祟りは恐ろしい。 ・母屋以外を弄ってはいけない家。納屋に風呂を造った途端に襲う不幸とは…「リフォーム条件付き住宅」 ・御神木の欅を伐った家の恐ろしき末路…「村八分では尚足りず」 ・行くと体調が悪くなる相模原の大型店舗。その原因は…「相模原の米兵」 ・勤務先の触れると障りがある花瓶。その由来は…「不可触の花瓶」 ・友人が飛び降り自殺をした日から全てが狂いだす…「逃げ果せたか否か」ほか、全27話収録! -
虚魚
怪談師を生業としている三咲は、訳あって“本当に人が死ぬ”怪談を探している。相棒は「呪いか祟りで死にたい」というカナちゃんだ。新たな怪談が見つかると、死ねるかどうか確かめてくれる。 ある日、カナちゃんが「釣ると死ぬ魚」の噂を聞きつける。静岡県のある川の河口付近で見たこともない魚を釣った人が、数日のうちに死んでしまったというのだ。類似する怪談を知らなかった三咲は、噂の発生源を辿って取材を始める。すると、その川沿いには不思議なほどに怪談の舞台が集まっていることが分かってきた。これは偶然か、それとも狗竜川には怪異の原因が隠されているのだろうか。 自分が生涯追い求めてきた“本物”の怪談の気配を感じ、三咲は調査にのめりこんでいく。しかし、うまくいくということは、カナちゃんが死んでしまうということだ。自分はそれを望んでいるのだろうか――? 解説:小野不由美 -
いっぺんさん
何度読んでも涙がこぼれる 感動の名作。 願いは必ず叶う。 いっぺんだけなあ― 一度だけ何でも願いを叶えてくれるという神様を探しに友人のしーちゃんと山に向かった少年は神様を見つけることができるのか、 そして、その後しーちゃんに起きた異変に対してとった少年の行動とは…(「いっぺんさん」)。 『花まんま』の直木賞作家が贈る、ノスタルジーと不思議が融和する朱川ワールド傑作集。 書き下ろし掌編「八十八姫の村」特別収録。 〈目次〉 いっぺんさん コドモノクニ 小さなふしぎ 逆井水(さからいみず) 蛇霊憑き(じゃれいつき) 山から来たもの 磯幽霊 磯幽霊・それから 八十八姫(やそやひめ) 八十八姫の村 -
怪談心中
読み手に迫る恐怖と情緒 「女が首吊ったわ。家のなかでな…」 住むと心が壊れる家、その曰くとは―― (「死にたがる男」より) 多様な怪異を引き寄せる!丸山政也が描く底知れぬ恐怖 怪談心中。重いタイトルである。怪談を聞き蒐めていると、時折、心中事件にまつわる話を伺うことがある。そういった話を聞いていると、常にひどくやるせない気持ちに囚われてしまう(あとがきより)。 ・一緒に死んでくれませんか? 新宿の路上で声をかける男。その凄惨な曰くとは「死にたがる男」 ・小瓶を呷った女は凄まじい痙攣とともに倒れた。旅館で見た奇妙な夢の続きは…「感応」 ・妻と義母を刺殺し、子どもたちを絞め殺し…悲惨な凶事に遭った家族たち「運動会の写真」 ――など74話。 凶事のその後、遺された思いや恨み底知れぬ恐怖とともに、貴方も一緒に逝きませんか。 -
神隠し怪談
異界の住人が蠢く恐怖譚 「あのおじいちゃんたち、血が通ってないみたい」 隣室に住む不気味な男たちとは―― 「老人」たち あのとき迷い込んだのは―― 彼岸の不思議と恐怖を描く異世界怪談 沖縄は此の世と彼の世が混じり合い、精霊や妖怪がすぐそばに蹲る土地――沖縄に住み土地の怪談を書き続ける著者による、異世界に迷い込んだ不思議と恐怖譚を再録含めて収録する。 ・囲炉裏の赤く燃える炎の中から呼ぶのは…「いろり」 ・海から漂ってきた黒い靄とともに聞こえる呻き「モーレイ」 ・もう向こうに行くことにした、と呟いた祖父は忽然と消えて…「万馬券」 ・祭りの日、四辻に立ってこちらを見ている男は一体…「道ジュネー」 ・アパートの隣室に住む不気味な集団の驚愕の正体「老人たち」 ――など。 見えない世界に誘われ、気がつけば戻れない。そんな異世界の扉が――開く。 -
とらすの子
「とらすの会」の人は皆優しくて、居心地が良かったです。特にマレ様なんて嘘みたいに綺麗で、悩みを聞いて抱きしめてくれました。でも“会議”では、誰かが「許せない人」への恨みをマレ様に訴えて、周りの人たちも口々に煽って……翌日、その人は死体で見つかるんです。それが怖くて行かなくなったら、裏切者って責められて……。時間がないです、私、殺されます──錯乱する少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で、爆発するように血肉を散らして死んだ。スクープを狙った美羽は「とらすの会」を訪ねるが、マレ様と出会うことで想像を絶する奈落へと突き落とされる──。/解説=織守きょうや -
もう一度、落下。
磯部崇は就職活動のため坂ノ上ビルへ訪れていた。面接が終わり帰ろうと乗り込んだエレベーターにて恰幅のいい会社員と小学生らしき男の子と一緒になるが、何の前触れもなくエレベーターが停止してしまう。しばらく待てば復旧するかと思いきや全く動かず、外との連絡も取れない。少しずつ何かが起きていると察していく三人のなかで、徐々に恐怖が心を蝕んでいく。パニックになりながら何とかして外に出ようとするなか、しかしビルのなかではそれ以上の大惨事が起こっていた。果たして、エレベーターの外ではなにが起こっているのか。エレベーターから始まる高層ビルを舞台としたパニックホラー!最後の最後に、すべてがわかる! -
バチカン奇跡調査官 聖剣の預言
スペイン・バレンシア地方にある小さな村。そこにあるサン・ビセンテ・エスパダ教会には、スペインの名高い聖人、聖ビセンテに纏わる聖剣が祀られていた。 ある時、真昼から美しいオーロラが教会の真上に現れ、村が悩まされていた風土病が治まった。その後、教会に勤める司祭のもとに主からの御言葉が下される。 主の言葉通りに定められた日に教会へ向かうと、そこには同じように主の声を聞いたという11人の男女が集っていた。 聖剣を取り囲むように待つ彼らは、聖剣から不思議な音が発された後、再び主の御言葉を聞く。それは聖剣が下す預言であった。 山間の大火事や政治家の不正の発覚など、聖剣の預言は次々と的中し、ついにはバチカンへ奇跡認定の申請書が送られる。 申請を受けた平賀とロベルトは、バチカンに属する事になったマギー・ブラウン神父とともに現地への調査に赴くが……。 聖剣の下す預言ははたして本物なのか――? イケメン神父コンビが謎に挑む、大人気オカルトミステリ本編第18弾!