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「とらすの会」の人は皆優しくて、居心地が良かったです。特にマレ様なんて嘘みたいに綺麗で、悩みを聞いて抱きしめてくれました。でも“会議”では、誰かが「許せない人」への恨みをマレ様に訴えて、周りの人たちも口々に煽って……翌日、その人は死体で見つかるんです。それが怖くて行かなくなったら、裏切者って責められて……。時間がないです、私、殺されます──錯乱する少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で、爆発するように血肉を散らして死んだ。スクープを狙った美羽は「とらすの会」を訪ねるが、マレ様と出会うことで想像を絶する奈落へと突き落とされる──。/解説=織守きょうや
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貴方の嫌いな人は誰ですか?
いじめ、虐待、毒親描写をさせたら妙にリアリティがあってしっかり嫌な気分にする作家、芦花公園先生。
ほんと何食ったらこんな陰鬱で写実的な文書が書けるんでしょうね。
なんでも個性と迎合する現代社会から爪弾きにされた、いわゆる敗北者、負け組、被害者達。そんな彼らが他人の生殺与奪を握った時、
自分の経験や他者への思いやり、心穏やかな上っ面は消え去り悪鬼羅刹と化す。フィクションだと鼻で笑うのもまた一興。
ですが私たちが、もし同じ立場になった時、本当に笑っていられるでしょうか。そしてそんな人に手を差し伸ばせるでしょうか。
大丈夫です、今回もちゃんとBL入ってますよ。ノルマなのかな?
最後まで芦花公園先生を信じてください。そこにはきっとクソみたいなエンドロールが待ってます。
Posted by ブクログ
仕事の昼休み中に読み進めましたが、休憩が終わる度に続きがとても気になってしまいました。
おかげさまでこの数日間は充実した昼休みを過ごせました!
芦花公園先生の作品は聖者の落角の『僕のヒーローアカデミア』や今作だと『ハリー・ポッター』など、実在する作品の名前がたまに出てきますが、下手にそのような作品名を出すと作品の雰囲気を損ねてしまいそうなものですが、むしろリアリティや没入感が増す、とても上手い出し方をされている印象を持ちました。
こちらの作品を読まれた方は芦花公園先生のカクヨムにあるとらすの子の後日談?的な話もぜひお読みください。
文句なしの星5です!
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