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大学生の琴葉は、飲み会の後にお持ち帰りされそうになっていたところを助けてくれたシマくんにひとめぼれする。すげないシマくんに振り向いてもらうため、彼が傾倒している「本当に障る話」の調査を手伝う琴葉だが、どうやら琴葉は霊や怪異を寄せる体質らしく、いつも命の危険があるような危険な目に遭ってしまう。 その度に大いに反省し、もうやめようと思うのだが、シマくんの素晴らしく良い声で誘われるとどうしても誘いを断ることが出来ないのだった――。ホラー小説界最注目の才能が放つ新感覚のエモーショナル・ホラー!
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Posted by ブクログ
幽霊にあいたい男の子のために 心霊現象に体当たりしていく女の子の話 なんですが、怪談の怖さもゾゾっとするものが 多かったり、不思議な話も多かったり。 謎のシマくんとシマくんが大好きな琴葉ちゃんの 関係がずっと続くのかなと思いきやのラストに 脳がぐちゃぐちゃにされました。 このラストのための布石でお話...続きを読むが構成されていたなら 天才だ……と身震いします。 おもしろかったので、他の作品も読んでみたいです。
他著の怪異より面白かった。出会いが軽くシマさんの呼び出しにもほいほい着いてくるしどこに住んでるのか素性もわからないのに信頼してる。この娘もしかして幽霊?とか思いながら次々と起こる怪異現象にも遭遇しながらもシマさんの絶妙な助けにきゅんきゅんしている。 どうしてシマさんが幽霊に遭遇したいのか理由が後半明...続きを読むらかになり、明らかになった所でシマさんは行方不明になる。 最後のシマさんを探す琴葉のシマさん情報の呼びかけに不気味さより悲哀を感じる。
こう言う持って行き方するのか…… 面白かったです。是非読んでほしいです。とても面白い本なんです。表紙を外してほしいです。驚くはずです。 それともう一つ、小説投稿サイト「カクヨム」で芦花公園氏を検索してください。そうしたら、後日談を読むことができます。是非読んで下さい。
京王線沿線を題材にした恋愛小説。純愛と捉えるか妄想と捉えるか。恋愛というのは、赤の他人から見たらホラーにもなり得るのだと思えた。 シマくんは京王線のどこかに今も存在しているのだろう。
幾つかのエピソードの中で、個人的にずっと後を引くのは思い出せなくなる系の怪異。焼肉を食べに行ったはずなのに、食べたかどうかすらも思い出せない。本を勧められて購入したのに、ずっとその本の事ばかり考えてしまうのに思い出せない。こういう怪異は精神にじわじわと刺激を与えてくる。何とも後味の悪い怪異譚の中で、...続きを読む琴葉とシマのもどかしい距離感に私もトキメキを禁じえなかったのだが、斜め上のラストでその高揚感も一気に、絶望に変わる。好きだ、とても。
時々謎解き的な手法もありつつ、怪異を求めるシマくんに転がされる琴葉のお話。 シマくんの魅力的なお声をぜひお聞きしたいものです。
芦花公園さんのホラー描写はべったりじっとりしていて、たとえば腕に落ちてしまった抜け毛のほの痒さとか、石鹸を入れたトレイを持ち上げたときのぬめっとした感じに似ています。ですが、今作はなぜか読後感にさわやかさすら感じます。各ストーリーは「新耳袋」のような雰囲気だし、ラストは佐々木シリーズと同じようにべっ...続きを読むたり……としていますが、なぜか読み終わるとスッキリしています。 余談ですが、私は小説を読むときに「実写化したらどうなるんだろう?」とキャストを当てこみながら読む癖があります。これはもう、今作にあたってはまんまとしてやられた感じです。作中にリアルな俳優の名前がたくさん出てくるのも、ちょっとやられた感じ。
怪異の怖さよりもぶっ飛んだ狂い方の方が強めに出ていたが、それに対しての最終話とエピローグの切なさがなんとも‥。オチとしては今流行りのモキュメンタリーとかのオチに近いけれど、主人公かわいいなぁと思ってしまった。 とりあえず大家さんの人の話聞かない具合が1番恐怖。
ラブストーリーというにはホラー過ぎて、怪談というには人怖過ぎて、、、 もう色んな意味で怖いです。 主人公の琴葉のシマくんへの想いも、怪談に絡む人々の人の暗い部分が、読めば読むほど深い闇のようで、何が何だかわからなくなる感じに背筋が凍る。 グロはないのに、怪談もとりわけ恐ろしい話ではないのに、ライトな...続きを読む感じで重く暗く怖い。 まさに芦花公園の小説。他のホラー小説とは次元の違う怖さ。 最終章・カクヨムの後日談では、他作の登場人物もカメオで登場で芦花公園ファンにはたまらない。
怪異を寄せる体質の女子大生・琴葉と、怪異を探し求める美声の青年・シマくん。 京王線の沿線で障りのある話を調べる二人は"本物"を見つけられるのか……? 京王線沿線を舞台にしたホラー小説。あるいは恋愛小説。 怪異を追い求める怪しい男にうっかり惚れてしまった女子大学生が、その恋心を...続きを読む利用されて(と言うとちよっと言い方が悪いですが)怪異探しにつき合わされる話。悪い男だ〜女を沼らせる系のヤバいやつだ〜って気持ちになります。琴葉の親友が一番常識人で正論言ってくれてますからね。こういう友人は大切にしてほしい。 恋愛とホラーが密接に結びついていて、最後は少し切ない? 後味悪い? ちなみに、実在するホラースポットなどの話ではないので京王線にご用事がある方でも安心して読んでください。 土地勘があると、ここってあのレストラン? このお店? とかがわかって面白いかも。 さらに言うと、同作者さんの「佐々木事務所シリーズ」を読んでいると、さらに楽しいかもしれません。
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