ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。三つの約束さえ守れば、息子が帰ってくるというが……。「もう本当に最悪でした、もちろん褒め言葉」「吐きそうなくらい嫌な話」連載時から話題沸騰! デビュー作でネット民を震撼させたホラー界の気鋭が描く、血と涙で彩られる美しき地獄。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
一見ニコちゃんがみんなを不幸にしてるように見えるけど、ニコちゃんがいなくてもこの一族は決して幸せにはなれないんだろうなと。 こういう、SNSで垣間見られそうなリアルな質感の「嫌」に超人的な存在が関わってねじ曲げていく展開、芦花公園先生の持ち味がめっちゃ出てる。
うわぁ〜…なんか…… やたら抉ってくるホラーだぁ……。 とても胸糞悪い話です…(-_-;) 人間の腹の内とエゴと欲と…いやーな部分をまぜこぜにしたような。 頭の片隅から離れない。 すごい。 (褒めてます) これって、ただホラーが読みたいだけと思って油断して読むと勿体無いのでは? ...続きを読むある一家族がメインの、7話の連作短編。 どの話にも久根ニコライという超美青年が各主人公の元に現れます。 彼は、ある人には試練を、ある人には選択を、ある人には罪を…それぞれの苦悩を和らげる為の助言をします。 その結果、主人公達の行動が変化し、それぞれの結末を迎えるのですが…。 そもそもこのご家族が胸糞悪い。 ここまでくると、逆に気持ちが良いとまで言える(^▽^;) 帯に紹介されている 『クリスマス・イブにWEBで公開され大反響を呼んだ【帰還の壺】』の話。 確かに、凄かった…。 何が凄かったって、結末も衝撃だったのですが、旦那の対応がキツい。 理解してあげようとするのは良いのですが、限度がある。どんな対応が最善なのかは分かりませんがね。 私が1番心に残ったのが【黄金の盃】 次男である雄二にスポットを当てた話。 彼は何事も『正解』を求めて、波風立てないよう生きている。 この場合は、こう言えば正解。 本人は幼い頃からそう生きているので疑問はないだろうが、この生き方は辛い。 良いと思っている事が必ずしも正解ではない。 そして、何にも興味がない。 比較的身近で感じられる話なのかなと思ったが、まぁ、それで終わるわけはなく…。 ニコが彼に与えたものとは…。 色々と考えてしまいますが、正解なんてないだろうし、それでもその人生で納得して死んでいく人もあるのだろうし。 私、このような気持ちは朝井リョウさんや辻村深月さんの作品を読むと感じるのですが、人間関係としてのもやもやや葛藤や欲みたいな…そんな、本来なら目を背けたい部分にズバリと切り込んで、しかもホラーと仕立てる…芦花公園さんすごい。 【天賦の才】大好き。とても良い。 この中のニコは、応太郎に特別優しい気がした。 【無欠の人】でのラストもめちゃ好き。 あまり書けないけれどもこの視点でこの角度から雄一のことが描かれている…非常に興味深く、凄くおもしろい。 読み返しました。 なんにせよ、ニコが私の前に現れてこない事を祈りながら生活していきたい。笑 私は言葉足らずで本当に言いたい事を言葉にし切れないけれど、私が1番嫌だと感じる系統のホラーでした。(ベタ褒め) ホラーではないのでは?とも、思ったり。
花が好きか聞いてみよう。 もしいやらしい女だったら、また潰さなくてはいけない。 あの、美しい、大きな石で。 (大歳の棺/選択の箱/帰還の局/瞋恚の石/黄金の盃/天賦の才/無欠の人)
ある一家の人々を一人一話で描い短編集。 キリスト教でいう父と子とと、日本の家父長制が重なり合ってまあどれも嫌な話。 誰もが生きていくことに絶望し、差し出されたものを間違って使い地獄への道を進む。渡す方も間違えるってわかってんだろうに、苦しむことが信仰であり素晴らしいことだということかと思ったが、それ...続きを読むは日本での家族にも使われる言い回しだなと思い更に嫌になる。 元凶の父はどちらにも罰はない。
好き。 後半の無欠の人が本当に本当に素晴らしかった。 悪趣味で気持ち悪い。久しぶりにすごく不愉快になれる本が読めた。 ハマる人は本当にハマると思う ニコライに会ってみたい
意味がよくわからず 自分の感想よりもっと奥があるのかとネットで検索したけど、それ以上はなかった。 気持ち悪い話だった。 父親が元凶なのだろう。 でも本当によくわからなかった。 ただ、よく犯罪者が裁判で心神耗弱で無罪や刑が軽くなるのを求めるのがムカつくんだけど 精神科の先生の話で 詐病の類は見抜け...続きを読むると書いてあって そこは知れて良かった。
生きることに絶望してしまった人たちへ 今そのとき必要としているだろう不思議な物を すっと差し出し 病んでいるその心の隙間に入り込み さらに惑わせ、苦しめ、地獄へと突き落とす そんな美青年のニコちゃんとはいったい 何者なんだろうとページがどんどんすすむ。 そして、その正体が明かされたとき うわー、なる...続きを読むほどーと妙に納得してしまった。 呪われたような一族の因果については 難しすぎてちょっとわからなかったけど…
人間の厭な部分をこれでもかと描きながら、とある一族の目の前に現れる美しき謎の青年ニコにより、3つの約束を守れば死者が還ってくる壺をはじめとした不思議な物を贈られた人間たちによるホラー短編集。世界観がドロドロとしていながらも美しさのような、美しいと感じてはいけないような、そんな気持ちにさせる作品
嫌な話なんですけど、何故か読むのを止められないっ! こんな嫌な話なのに、文章が凄く読みやすくて(最後以外)スラスラと最後まで読み切ってしまいました ただの短編集ではなく、一つひとつがちゃんと繋がってるのがいいですね……! それが読む手を止まらなくさせるのと同時に、物語の悲惨さを増長させている気がし...続きを読むます
全7話の連作短編。 主人公たち(とあるひと家族)が久根ニコライという美青年と出会い物語が進んでいく。 救いがあったり、なかったり。 この家族たち、どいつもこいつも残念な人間ばっかり・・・ ーーーーーーー 絶対に、それを■■■はいけない――。ページをめくるごとに後悔が増す戦慄ホラー。 最愛のひ...続きを読むとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。3つの約束さえ守れば、息子が帰ってくるというが……。「もう本当に最悪でした、もちろん褒め言葉」「吐きそうなくらい嫌な話」連載時から話題沸騰! デビュー作でネット民を震撼させたホラー界の気鋭が描く、血と涙で彩られる美しき地獄。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
食べると死ぬ花
新刊情報をお知らせします。
芦花公園
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
ほねがらみ
とらすの子
超怖い物件
てのひら怪談 ずっとトモダチ【試し読み】
異端の祝祭1
眼下は昏い京王線です
ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
パライソのどん底
「芦花公園」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲食べると死ぬ花 ページトップヘ