国内ホラーの検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
奥羽怪談
東北6県の怖い話が詰まった みちのくの実話怪談集! 【青森】怪談作家の街・弘前 【岩手】患者を覗く黒い影 【秋田】田沢湖に巣食う悪霊 【山形】映画館に伝わる幽霊譚 【宮城】伊達政宗への怨念 【福島】須賀川の呪われし土地 東北6県ゆかりの怪談作家10名が集い地元の怖い話を書き下ろした実話怪談集! ・煙を纏って彷徨う死者の群像…「役所の地下」(青森県) ・入院患者を覗き込む恐ろしい者たちの正体…「あの世の景色」(岩手県) ・古戦場で怪異に襲われた著者自身の恐怖体験…「掛歌」(秋田県) ・障る庭木、浜辺の化け物、異形の天狗など山形各地の奇譚を纏めた連作…「出羽怪」(山形県) ・伊達政宗への恨みが少年の躰を蝕む…「あいつアレルギー」(宮城県) ・実録!幼子の不幸が絶えぬ土地の因縁…「長子が死ぬ土地」(福島県) ――など各地の民話や現代の怪談を多数収録! -
未成仏百物語
2021年夏、公開予定の映画、「未成仏百物語~AKB48 異界への灯火寺~」の原作文庫。 AKB48×最恐実話怪談という、驚愕のコラボがついに降臨する! 映画は――お寺に集められたメンバーは 8 人 。 (出演:大盛真歩、小栗有以、行天優莉奈、倉野尾成美、込山榛香、坂口渚沙、鈴木優香、武藤十夢(50音順)) 参加者の前にはあかりが一つずつあり、世にも不思議な恐怖の座談会が繰り広げられる。 全てのエピソードが終了した時、 参加者は無事に夜を明かす事が出来るのか?! 文庫は――実話怪談を実力・人気とも最恐の5人、小田イ輔・黒木あるじ・黒史郎・最東対地・松村進吉が書下ろし。映画の原作となったエピソードとあわせて実話怪談全21話掲載! 収録されているのは―守護霊が変わったという沖井さん。見せてあげると沖井さんが素早くお辞儀をすると残像のように、背後に白っぽい球体と真っ黒な両目が見えた!「宇宙人」〈松村進吉〉。地元の友人サヨコが、上京して一人暮らしの私の家に遊びに来るという。当日約束よりも早く大荷物を持ったサヨコがやって来た。だが、しばらくすると携帯にサヨコから、今日は行けないという電話が…。ではいま、部屋にいるのは?!「お泊り」〈松村進吉〉。A子さんはコロナ禍で収入が激減し、家賃の安い物件に引っ越した。その部屋には前の住民が置いて行ったイギリス製の特注のカーテンがそのままになっており、使っても構わないという。節約ができるとそのまま住み始めたが…「おりじるし」<黒木あるじ〉。ある施設の警備のバイトを始めたD氏。夜中に裏口のインターホンのチャイムが鳴った。慌てて対応しようするD氏に相手にするなとベテラン警備員が止める。なぜか、カメラには誰も映っていない…「なりそこね」〈黒木あるじ〉。リナさんは通勤途中の雑木林にある古い祠に手を合わすと、疲れが取れるし、彼女がお願いしたご利益があるように思えた。ただし、あることを除いてだが…「見初められる」〈小田イ輔>。そのほかにも、ユウジの部屋にあるスマートスピーカーからガザガザッと就寝時に変な音が聞こえるようになった…SNSが乗っ取られる…位置情報ゲームをしていたらスマホが壊れる…それらはすべてある事件に関係していた!「スマートスピーカー」(最東対地)。有希さんがコンビニでバイトをしていた時の話である。店のコピー機に戒名を書いた短冊がコピー用紙に張り付けられて残っていた。男性アルバイトがその短冊を使ってふざけると突然、怪異が起こる…「バックヤードで」<黒史郎>など。 体験者がいる実話をすべて読み終えたとき、あなたのすぐ背後で、異世界への扉が軋みながら開く… -
上毛鬼談 群魔
丸ごと1冊、群馬県の本当にあった怖い話! 群馬の怪奇案内人として怪談会やメディアで大活躍の著者が、県内で起きた怪奇事件・恐怖体験を徹底調査、全力取材で書き下ろしたご当地実話怪談集。 ・昭和の頃、桐生駅そばで目撃された森の中のゾンビ。かつてそこでは悍ましい事件が…「マタンゴの森」 ・古墳に向かって投げた石が投げ返される。石にあたった者は…「高崎の古墳と銀杏の木」 ・意識を乗っ取られる高津戸峡の橋。自殺の名所の理由「美しい橋」 ・いじめで自殺した少年が掛けた壮絶な呪い。前橋の一家が背負う運命とは…「呪われた男」 ・断崖絶壁の途中で聞こえてくる幻の銃声の正体「谷川岳、死のザイル」 ……他、戦慄の35話。 -
恐怖箱 怨霊不動産
「あれ?何でだろう…」 中へ入ると身内が死ぬ空き家、澤井家。 だが真の恐怖は別に…(「何でもない家」より) 建物に残る邪念。家と部屋の実話怪談28! 関わってはいけない不動産、邪悪な何かが棲みつく家と部屋の実話集。 ・興味本位で中へ入ると身内の誰かが死ぬ空き家、澤井家。だが本当に恐ろしいのは…「何でもない家」 ・ゴキブリが頻出する部屋。洋室から聞こえる泣き声の主は…「歪んだ部屋」 ・解体業者が屋根裏で見つけた手製の絵本。絵に関わった者に不幸が…「屋根裏の絵本」 ・前の住人が置いていった姿見に映る影。休日にだけ感じる不吉な気配「日曜日の部屋」 ・外から見ると2階建てだが、階段がない家。上から聞こえる物音と声に両親は口を噤むが…「あの家のこと」 ・瑕疵物件を渡り歩くプロでも駄目だった部屋「田沢さん」 ……他、全28話収録。 -
闇塗怪談 朽チナイ恐怖
金沢市内の会社に勤める営業マンが綴る 地元石川県の最恐実話怪談! 【金沢】の祓えない髪屋敷 【二十人坂】から見えた凶兆 【能登の秘祭】キリコ祭りの禁忌 異界と繋がる【四十九院トンネル】 【野田山】を彷徨う女霊 昼は金沢市内の会社に勤める営業マン、夜は地元の怖い話を綴る人気ブロガー・営業のKが書き下ろす戦慄の実話怪談。 ・能登のある地域のキリコ祭りには禁じられた四日目の祭りが。その正体とは…「四日目の祭り」 ・全身に広がる黒斑。呪い返しを受けた女性の壮絶な末路「呪いの顛末」 ・寺の井戸から出た白骨死体。新聞にも載った事件の現場で彷徨う霊…「野田山怪異」 ・事故物件に3人で1週間住むだけのバイト。だがその部屋には最凶の悪霊が…「禁忌のバイト」 ・夢か現か著者夫妻が同時に体験した幻の火事。逃げる二人に縋りついてきたモノとは…「真夏の夜の火事」 …他、永遠に色褪せぬ恐怖。人気シリーズ第7弾! -
北縁怪談 札幌編
夜の街から心霊スポットまで! 札幌のプロ怪談師・匠平が蒐集した地元のリアルガチ実話! 「明治の初めくらいまで、札幌にも処刑場があったって言われているの」 このホテルの場所はもともと――「すすきのホテルR」より 北海道発! メディアで大人気のプロ怪談師・匠平が、札幌の恐怖譚を纏めた実話怪談本! ◎廃墟でヤンキーを襲う恐ろしい怪異…「厚別区の団地」 ◎夜の学校に出没する日本兵の噂と真実…「札幌D高等学校」・YouTube撮影用に借りた部屋で今も起きている怪奇現象…「事故物件スタジオ Nマンション」 ◎最恐心霊スポット・支笏湖で体験したリアル異界譚…「迷子」 ◎現役北大生が語るキャンパス内で本当にあった恐怖…「北海道大学」 ◎執筆中にリアルタイムで起きた著者自身の実体験…「邪魔をするな。」 ――など札幌界隈の怖い話26話収録! 大都会・札幌は最恐魔界都市!? -
第六脳釘怪談
日常が転変する奇怪な実話怪談! 不可思議な世界観が病みつきになる朱雀門出の人気実話怪談シリーズ〈脳釘怪談〉第6弾! ◎血に塗れたおぞましい光景を目撃してから日常に悪夢のような怪異が刺し込まれる…「こぶん」 ◎まるで妖怪!?海上で遭遇した溺死体の奇怪過ぎる姿…「白い鱗」 ◎生首をつまむ大鬼、首吊り死体が連なる部屋、頭だけの怪物など子どもの頃に目撃した信じ難い怪事を集めた十二連作…「新・真実の世界」 ◎深夜の国道に進撃する恐ろしく巨大な…「ギガントコップ」 ◎オカルトに没頭し突然失踪した従兄、その部屋で見た奇妙なものと絶望の結末…「×」 ――など収録。歪んだ怪奇世界を覗く、朱雀門実話怪談開幕! -
カイタン 怪談師りん
その怪談は誰にも語ってはならない。破れば「シャバネ」がさらいにくる――。女子高校生・戸鳴りんは、かつて神隠しに遭ってさらわれ「この世にいた全ての証拠とともに」消えてしまった妹・えつを探し続けていた。りんは、幼なじみの大学生・真加部丹葉とともに、えつの手掛かりを求めて怪談イベントに参加するが、そこで、皮肉屋の偏屈なカリスマ怪談師・馬代融と出会う。馬代はりんたちに、えつを探すための情報提供と引き換えに、自身の率いる怪談事務所「カイタン」へ加入するよう要求。怪談師見習いとなったりんは、丹葉とともに取材のため心霊スポットをめぐる羽目になり……怪異に遭遇し、怪異を語る。日本ホラー小説大賞読者賞受賞『夜葬』の実力派作家が放つ、新時代の怪談ホラー!! -
怪談聖 あやしかいわ
交わす言霊より生まれし怪。 聞き手と語り手が紡ぐ密なる実話怪談! 人と人の会話の中に、怪異の正体は隠されている―― 取材時の会話を可能な限り再現することで表した体験談は、 行間に零れる息遣いに生々しい恐怖が匂い立つ。 取材を続けて十数年、怪の伝道を続ける聖【ひじり】と呼ぶにふさわしい男が集めた実話怪談集! ・認知症の父親が風景に見つけた奇妙なもの「父親の幻覚」 ・取材の結果、体験者が気付いていなかった怪奇が明らかに「心霊スポットの帰り」 ・外に昭和の風呂屋街で流れた不気味な噂の真相「ぷかぷか浮いていた」 ・何気ない教室で教師が語る奇妙なこと「終わってる会」 ・ソーシャルディスタンスの世界で参加者の異変「オンライン飲み会」 ・人生の呪縛から逃れるため母親がとった行動「受け継がれる不幸」 ・もしあなたがとり憑かれたとき運命を左右するのは…「お祓いの重要性」 ……ほか、オール書き下ろし55話収録! -
呪女怪談 滅魂
人気怪談師・牛抱せん夏が怪異に寄り添い、 口寄せした実話怪談集! 「田舎の山で迷子になった私を助けてくれた少女には 顔がなかった…」 (「山形にて」より) 女優怪談師・牛抱せん夏が、此の世に蔓延る恐怖体験を生々しく綴った実話怪談集! ・漂う異様な臭気と怪異…リアルタイム事故物件談…「順番」 ・TVのロケで女性タレントの身に起きた瀬戸際の怪事…「滝つぼ」 ・怪奇現象が頻発する物件に住む男の現在進行中の恐怖…「ひとりで住む」 ・行く先々で異常事態が畳みかける!不条理な恐怖に満ちた連作…「旅行」 ・警官が語る変死体の凄惨さと説明のつかぬ現象…「まる変」 ・劇団仲間に恐ろしい怪異が…筆者の眼前で起きた戦慄の出来事…「多目的室」―ーほか収録。 -
広島岡山の怖い話
両県を知り尽くした著者が綴る山陽の最恐スポット怪談! 【岡山】 貝尾・坂元両集落(津山市) 育霊神社(新見市) 血吸川(総社市) キューピーの館(岡山市北区) 廃納骨堂(岡山市中区) 牛窓神社(瀬戸内市) 御札の家(倉敷市) 古城池トンネル(倉敷市) 沙美海岸(倉敷市) 【広島】 福山グリーンライン(福山市) 京丸ダム(世羅郡世羅町) 関川荘(広島市安佐北区) 黒瀬病院(東広島市) 魔女の館(呉市) 黒瀬トンネル(呉市) 似島(広島市南区) 己斐峠・中村家(広島市西区) 旧・少女苑(広島市佐伯区) 魚切ダム(広島市佐伯区) 丹原集落(広島市安佐南区) 広島で生まれ、大学時代を岡山で過ごした著者が綴る両県の本当に恐ろしい場所と、実際に足を運んで体験した恐怖実話。 【己斐峠・中村家】事故多発の峠に佇む一家惨殺の噂がある廃屋。事故との因果は…(広島市西区) 【似島】海岸で白い小石を拾った日から苛まれる異臭のする悪夢。原因は…(広島市南区) 【廃納骨堂】山奥の小屋で殺される夢を度々見る女性。場所に心当たりがある友人と現場を訪れた際、恐ろしいことが…(岡山市中区) 【血吸川】左目が突如赤く染まり痛みに襲われた少年。引っ越してきて間もない彼が踏み入れたのは忌み地で…(総社市) ……他、山陽の実話怪談21話! -
「忌」怖い話 大祥忌
「偶然って何度までだ?」 常連客が次々と死んでいく練馬区のバーで何が…(「バーにて」より) 不吉な連鎖、死の足音。闇深き実話怪談! 不思議で恐ろしい出来事を体験した人々から聞き集めた実話怪談集。 放課後コックリさんをした翌日、担任教師が教室の四隅に施した盛り塩。凶事はそこから…「教室の盛り塩」 上杉神社でいただいたお護符の箸。使わずにとっておいたら奇妙なことが…「箸を」 再婚予定の男性に懐かない娘。聞けば、男の横にいつも首のない少女がいるという…「トモダチの続報」 あるバーで常連客が次々と死んでいく怪事。死因は様々、共通点は店だけで…「バーにて」 看護師の女性の生家に棲みつく青年の霊。彼女の上京とともに憑いてきた彼は何かを探しているようなのだが…「今際の彼」 ……他、渾身の書き下ろし全35話収録。 -
怪談天中殺 占い師の怖い話
算命学×心霊現象 荼枳尼天の呪い返しを受けた墓殺格 双子の姉妹を縛る争母の宿命 白龍と交信する異常干支の女性 命式が語る、恐怖の予兆! 生年月日から導き出す命式や人体図で個人の本質や宿命を占う算命学。 命式を見れば霊感の有無さえ分かるという占術は、その人が遭遇する心霊的な事象、怪奇事件まで暗示していることがある。 本書はそんな〈宿命の怪〉を目撃した占い師が綴る戦慄の実話怪奇録である―― ・大運年運月運と3つの天中殺が重なる時期に引っ越した部屋で起きた怪現象…「寺の多い町」 ・恵まれた財運と裏腹に精神的安定を得にくい宿命の女性。呪いに手を出した彼女の末路とは…「墓殺格の女」 ・母の愛を奪い合う争母の命式を持って生まれた双子の姉妹。早世した姉の魂が妹の娘に憑依し…「争母」 ……他、神秘の恐怖譚23話収録! -
実話怪事記 怨み禍
「黒く燃えて顔もわからない人間が…」 上司の背後に覗く、昏い怨みの焔―― 「黒炎」より 怪談会社員・真白圭が日常に蟠る恐怖を引き摺り出す! 恐怖が臓腑に刻まれる真白圭の実話怪事記シリーズ最新作! ・山スキーで遭難中に視たのは雪女?それとも…「雲長」 ・都内一等地に出没する恐ろしい女の正体…「リメンバー」 ・モンゴルの草原で人を食らう怪物と邂逅した体験談…「蒼狼の国」 ・眼前で起きた流血事故、さらに目を疑う光景が…「さきおくりびと」 ・独りでに動く乳母車からおぞましい怪異が覗く…「ベビーカー」 ・深夜に来るはずのない電車を待つと不気味な光景が…「時刻表」 ・男女間の縺れの果てに生まれた禍々しい異形…「黒炎」など収録。 業火の如き怨みの炎は決して消えない――。戦慄が蠢く実話怪談! -
実話奇譚 蠱惑
「さっきの女には、顔がなかったような気がする…」 山手線で遭遇した戦慄の怪――「隣に座った女」より 恐怖体験者を徹底取材!川奈まり子が克明に綴った実話集! ・見知らぬ土地で記憶を失ったまま立っていたという男性、その不可思議な半生と怪異体験談…「喪った過去より」 ・ある家系の男だけが視るおぞましい異形の悪夢…「赤い女」 ・大阪ミナミのど真ん中で頻発した怪奇現象の記録…「精華小劇場」 ・某ホラー映像作品を流してから家で恐ろしい怪事が次々に!そして恐怖は伝染し取返しのつかぬ事態に…「本当にあった呪いの……」 ・室町時代の上州にタイムスリップ⁉心霊スポット探索中の奇譚…「太田の迷い道」 ――など27篇を収録。 怪異に寄り添う緻密な取材に基づいた川奈まり子の恐怖譚は、圧倒的な筆力で読者を魅了する! -
凶鳴怪談 呪憶
最凶最高の怪談二人羽織がまたも降臨!! by 平山夢明 メディアで活躍中の岩井志麻子と徳光正行による禍々しさ満載の実話怪談第二弾! ・父が突然別人に…違和感の奥底に隠された真実の恐怖…「父の話」 ・コンビニの向こうは、ふしぎの国⁉奇妙な異世界奇譚…「トイレ」 ・全員違う記憶をもつ、不気味すぎる著者の実体験…「呪憶」 ・何処からも行けない階がある謎に満ちた建物に住んだ男の話…「ピシャッ」 ・事故物件に住む男が語る過去に住んだ最恐部屋の体験談…「誘い物件」 ――などの怪異譚を収録。 二人が共鳴し合う阿鼻叫喚の恐怖、どこまで振り切れていくのか! 巻末にはホラーの鬼才・平山夢明を迎えての最恐鼎談を掲載! -
実話怪奇録 北の闇から
北海道の空恐ろしい話、胸に沁みいる心霊譚! 【札幌市】幻の血が溢れる薄野の裏路地 【旭川市】事故現場に囚われた少年霊 【恵庭市】絶対に祓えない霊が居座る最恐物件 【小樽市】写真に写りこむ黒い仏壇の凶兆 【函館市】飲み物に猫の歯が混入する怪 …など北海道各地で報告された怪現象&恐怖体験35! 北海道在住の著者が全道から聞き集めた北の大地の怖い話、不思議な話。 体験者の実在する生々しい怪談の数々は、まるで雪のように時に空恐ろしく、時に優しく胸に沁みる。 ・奇怪な現場写真も掲載する恵庭市の家は、屋根裏に強力な霊が棲みつく。霊と交わした共同生活の取引とは…「恵庭の家の話」 ・旭川市の路上でガードレールに凭れて座る少年霊。事故死した現場から動けない彼を視てしまった男は…「訓え」 ・夢に現れる夕張郡の田舎道と古屋。小学生の自分と友達は床下の甕を覗き恐ろしい出来事を体験する…「記憶」 ――他、web連載に書き下ろし18篇を追加した滋味深い北海道の実話怪談集! -
鬼怪談 現代実話異録
鬼は実在する――。 先祖が鬼だという資産家一族の子孫に掛けられた呪い。 その恐ろしき元凶とは…「受け継ぐ」より 鬼を見た人の証言、29話! 古来より語り継がれし異形のモノ、鬼。 実在か、はたまたお伽噺の産物か、或いは別のものを鬼と言い換えたのかその説は様々だが、いずれにせよ現代には縁遠いものと思われがちである。 だが、鬼に出会った者は今でも実在する。 本書は彼らの証言、体験談を聞き集めた実話の鬼怪談である。 ・どこからかついてきてしまった幼い鬼に情をかけた女。やがて鬼は成長し恐ろしいことが…「鬼の子」 ・先祖が鬼だという資産家一族に掛けられた呪い。そのおぞましきルーツとは…「受け継ぐ」 ・押し入れに鬼が棲む一家。節分の夜に鬼の声を聴いて吉凶が占うというのだが…「鬼が嗤う」 ――他、霊よりも怖い鬼の実話怪談29篇! -
恐怖実話 怪の残滓
「……なぁ、✕✕さんが死んだ部屋ってここか」 物がすぐに腐る強烈な事故物件で見た真実とは――(「あの人だ」より) 現場・資料・実体験から恐怖の残滓を炙り出す 吉田悠軌のリアル恐怖実話! 恐怖の現場を検分し怪異をえぐり出す、吉田悠軌のルポルタージュ怪談第5弾! ・内見した事故物件で予期せぬ恐ろしい真実と対峙する…「あの人だ」 ・外科医が語る現代医学では証明できない怪事例…「ゾンビさん」 ・都内に点在する曰くつきの地、不気味な縁に導かれ現地を訪ね歩いた著者が辿りついた真相とは…「第六天の森」 ・不幸の絶えない集合住宅の住人が語るリアルと恐怖体験…「死人マンション」 ・八王子で度々目撃される都市伝説めいた怪人…「窓から首ひょこひょこ女」 ・都会の地下に広がる異界には正体不明の怪異が確かに存在した…「下水道」 ――など30篇を収録! -
西浦和也選集 獄ノ墓
「あのまま家にいたら、巻き込まれちゃうよ」 累々と絡み合う実話の恐怖――「執着」(書き下ろし)より 伝説の怪談の後日談含め大幅に加筆! 書き下ろしも収録した西浦和也待望のベスト版! 希代の怪談蒐集家・西浦和也の代表作を大幅に加筆し、本書だけの書き下ろし実話怪談を多数収録した、記念すべき初のベスト版! ・一本のホラービデオが原因で巻き起こる惨劇、そして恐怖は連鎖して…「黄色いゴムボール」 ・繰り返し見る気味の悪い夢に潜む戦慄の正体…「夢の話」 ・キャンプ場で遭遇した怪異と身も凍る恐ろしい顛末…「闇で叫ぶ声」 ・土地に滲みついた禁忌、その真実に辿り着いた者に訪れる絶望の記録と、忌まわしき後日談を纏めた連作…「獄の墓」 ――ほか収録。日常の脇に口を開けた忌み地、絶対に其処を探ってはならない…。 -
現代雨月物語 物忌異談
「まだ、一番怖い話があるんです…」 夢の中で訪う温泉宿で 体験した恐怖の一夜。 女将の正体は? やがて夢は現実を侵食する… 「魔物」より 秩父三峯神社、武蔵御嶽神社 狼信仰と御眷属の神秘。 魔と妖が跋扈する戦慄の実話! 神仏、あやかし、魔物…人霊とはまた別の、不可思議かつ恐るべき力の存在をまざまざと感じさせる異形の実話怪談集。 ・幼少時から視えざるモノに悩まされ続ける女性が高校時代に見た恐ろしき夢。20年の時を経て現実世界へと侵蝕する悪夢の主とは…「魔物」 ・諏訪大社の置き石に腰掛ける謎の男。声を掛けられた者だけが案内される場所とは…「龍神の宿り木」、・自衛隊基地近くの国道沿いの一角に居る巨大な泥人形。視える人には視えるその禍々しき存在の正体は…「顕彰碑」 その他狼信仰の流れを汲む秩父三峯神社、青梅武蔵御嶽神社、山梨の七ツ石神社の畏怖と神秘の怪異譚など全30話収録! -
青森怪談 弘前乃怪
地元青森の怪談家が蒐集した本州最果ての実話怪談! 「咳が止まらない…」 津軽の霊場・賽の河原で 二人の母を同時に襲った異変とは…「賽の河原」より 十和田湖畔のキャンプ場の怪 津軽霊場を歩く子供達の霊 RAB青森放送のブースで録られた異音 馬の蹄の音がする中町こみせ通り 岩木山神社の山の神 死者が呼ぶ入前崎の断崖絶壁 こいはまいねまいね(これはダメだダメだ)…。 弘前市を中心に活動する怪談家たちが蒐集した地元青森の本当にあった怖い話。 ・授業中、突然何かに憑かれたように暴れ出し教室から脱走した少女。見つかった場所は…「女生徒」 ・釣りに行くはずが、気づくと遊歩道を外れ林の中を彷徨っている。何に呼ばれて…「呼ばれ、止められ」 ・夢に現れた十一面観音。願いを述べてみよと言われた矢先、息子が事故に遭う。母が答えていた内容は…「ねがい」 その他、伝染病の隔離病棟のあった総合病院に纏わる怪異を著者二人が証言する「隔離病棟二話」、殺人事件の現場跡地に生家があった著者が幼少期の怪奇的記憶を綴る弘前の随筆など、全38話収録。 -
実話怪談 吐気草
「入って入って…」 九州の廃病院の地下で 迷い込んだ奇妙な世界。 自ら幽霊と名乗る男女二人に 誘われた先は… 「廃病院」より 死ぬ・消える・終わるの果て。 絶望の底を覗く終末怪談! 「草」シリーズ最凶の最終巻。 怪異の関係者が「死ぬ」か「消える」。もしくは人として「終わる」。そんな最凶の障り話のみを集めた実話怪談集。 ・自殺した彼女の遺品にあった絵葉書。「○○が迎えにきたから行きます」と書かれたそれは半年前に自死した己の母の筆跡で…「パーカー」 ・もみの木に赤子を捧げよ…夢のお告げで家業繁栄のため根元に人柱を埋めたという庭の大木。粗末に扱うと…「もみの木」 ・バイク仲間数人に贈った愛車そっくりの手製プラモデル。だが、貰った者が事故死する連鎖が…「続いている」 ・古屋を購入した同僚を襲う異変。家を訪うと、部屋の四方の壁にお辞儀をしろと言われ…「禍跡」 …他、闇の全26話。 -
信州怪談
徹底取材! 長野県各地で今も起きている怪奇現象の数々を丸山政也が描く! 心霊譚が絶えない長野市のホテル 善光寺に巣食う妖しい怪異の数々 死者に呼ばれる軽井沢大橋 車中に何かが乗り込む碓氷峠 小岩嶽城址の怨霊武士 菅平高原の首なしラガーマン 〈奇譚百物語〉シリーズの丸山政也が地元長野県の怖い話を纏めた実話怪談集! ・松本市のとある住宅におぞましい異形が巣食う…「借家」 ・木曽路にて、不気味な猿に導かれた先で驚愕の光景が…「猿の怪話」 ・断崖で視たこの世の者とは思えぬ存在…「半過岩鼻」 ・天竜川の舟下りで現れた恐ろしい怪異…「南原橋」 ・日本有数のパワースポットで撮れた不可思議な心霊写真…「分杭峠」 ・岡谷市の神社の怪異、その裏に凄惨な事件が…「池に浮かぶもの」 ――など身も凍る恐怖体験談に加え怖い民話も数多く収録! 伝承の宝庫・信濃には恐ろしい場所が数多く存在する… -
大阪怪談
徹底調査! 令和のなにわでは 今も怪奇現象が起きている… 梅田地下街で異界に迷い込む… 天王寺駅で頻発する怪奇現象 侍の亡霊が暴れる堀江の交差点 森ノ宮に縄文人の霊が… 茨木で語り継がれる怪異 八尾の墓地に響く怪音 話題作『関西怪談』のホラー作家・田辺青蛙が、地元大阪の怖い話を徹底取材して書き下ろす、なにわ限定実話怪談集! ・天守閣で実際に起きた不気味な怪異とは…「大阪城の怪談」 ・拝むと祟る禁忌の地蔵の真実…「たたり地蔵」 ・賑やかな施設に潜む魔の者たち…「天満橋の某デパートに纏わる話」 ・夜の山中で遭遇した恐ろしい異形…「信貴生駒スカイラインの幽霊」 ・神様かUMAか、昼日中に現れた目を疑う存在…「大川の龍」 ・死を覚悟する過酷な修行ののちに体験した神秘…「犬鳴山」 ――などを収録。古の伝承から現代の恐怖体験まで大阪各地の怪談奇談が満載! -
ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と
雪越大学 オカルト研究会に所属する、超草食系大学生の森司。 しかし、奇跡は起きた。 なんと、こよみちゃんと、菜の花の有名な福島潟で初デートすることになったのだ! その日に向け、森司は着る服(と自らの体型)に頭を悩ませる。 オカルト研究会のメンバーも、二人のデートに興味津々だ。 けれど依頼人は容赦なくやってくる。 連続殺人事件現場の横に立つ豪華な洋館に現れた、女の足だけの霊。 森司がかつて経験した、先輩の同時二重体(バイロケーション)の謎。 そしてデート当日にまで、恐怖は忍び寄ってきて!? 甘甘なのに身の毛もよだつ、青春オカルトミステリ第10弾! -
蟻地獄の子
あの土地に生まれた女衆は、産声あげた瞬間に見えない鎖で繋がれる Kさんは、その見えない糸のことを「土地の鎖」と呼んでいた。地名も風景もよく分からず、まるで実態が見えてこない、「X県の海の近く」にある集落。「お姉さんに、何があったの?」思いきって聞いてみた。Kさんは視線を上げ、静かな眼差しで私を凝視した。「私を逃がす代償に、崖下で、むごく潰されてん」Kさんの目は、今まで見せたことのない黒々と鈍い光を湛えていた。(「蟻地獄の子」より) 得体の知れない因習村から逃げてきた少女、夏になると四人の轢死体を作り出す急行電車、家の中に棲みついた気味の悪い黒虫……。文芸誌などに掲載されたのち、単行本未収録だった短篇作品を厳選。電子オリジナルの怪奇・ホラー短編集。 *蟻地獄の子 *枕木嘔吐 *母とクロチョロ *中古獣カラゴラン *いきなおし *きたぐに母子歌 *しゃり坊 *下魚 *死にパパたちの矜持 *死にママたちの告げ口 *Z村は見ていた ●雀野日名子(すずめのひなこ) 石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。 -
新装版 いわくつき 日本怪奇物件
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カップルの幽霊が現れるキャンプ場、死んだはずの患者が暴れる病院、コンクリートの中に佇む老婆、守護霊が見える社長が営むデザイン事務所……著者自身が取材・収集した、謎に包まれ、不可解な怪異と恐怖に満ち満ちた〝いわくつき〟の物件の数々。「SDトンネル」「K北橋」など、都内の有名心霊スポットも写真付きで紹介、実在する物件ばかりを集めた戦慄のコレクションが装いも新たに甦る。(解説・朝宮運河) -
魔術戦士(マジカル・ウォーリアー)
極東に侵攻を開始した黒魔術結社のアジト〈邪龍殿〉を破壊せよ! 世界の破滅を目論む闇の魔術的テロリスト団W∵O∵R∵M∵に対抗するため、光の魔術結社S∴W∴O∴R∴D∴の特殊戦闘部員……〈魔術戦士〉が組織された。〈火〉の魔術戦士・志門聖司に、極東侵攻を開始した妖蛆の日本寺院建設阻止の任務が下る。日本の暗黒支配を企む黒魔術師と、志門の壮絶なる魔術的闘争(マジカル・コンバット)が今、始まる! 著者渾身の本格マジカル・アクションシリーズ「魔術戦士(マジカル・ウォーリアー)」、第1弾。大陸ノベルス版、SQ文庫版、ハルキ文庫版の“あとがき”を併録。 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。 -
【閲覧注意】呪われても知りません
恐怖画像の連続! モキュメンタリー系怪談小説! サグルとマギは男女ふたごのVTuber。「ふざけて生成AIで作った写真の女の子が実体を持ち始める話」「ARの位置ゲーにうつる怪異に殺されかける話」など、リスナーからの投稿怪談配信が人気急上昇中。 サグル「こんにちは! 案内人VTuberのサグルと」 マギ「マギです! さっそくコメントが来てるね。えーっとなになに? 『お二人はそっくりですね』って!」 サグル「ぼくらは双子ですからね」 マギ「そうなの! 小学生のころなんて同じ髪型だったからよく見まちがえられたの!」 サグル「ほかにも、『怖い話が好きだから怪談配信をしているんですか?』だって」 マギ「実は、私たちには怪談配信を続けて、捜し出さないといけない人物がいて・・・・・・」 サグル「おっと、その話はまたの機会にしようか」 実は、ふたりには暗い過去と怪談配信を続ける目的があり・・・・・・! 怖いのが苦手な人はひとりで読まないでね♪ -
ぼくたち学校不適合者です
(1)この学校で1日、良い子に過ごすこと (2)常識をもって校則を守ること (3)ひとつまちがうたびに減点1とする (4)減点が10になった生徒には消えてもらう 20XX年の日本、法律で「悪い子」認定された小学生が集められる矯正施設【最後の学校】では教育という名目で凶悪なデスゲームが行われていた! クラスメイトのイジメを止めたところ、逆に濡れ衣を着せられて【最後の学校】送りになってしまった小6の結斗は、生きて家族の元に帰ることを決意するけれど――。最悪な「学校」はぶっつぶせ!! 命をかけた地獄の「授業」がはじまる――!! 本のはじめにスペシャルまんがつき!! -
ここにひとつの□がある
フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。ある学校で流行っていたちょっとしたお小遣い稼ぎ。しかし、これにはある決まりがあった。カシル様への箱には、中に何も入れてはならない。中にうっかりメッセージカードを入れてしまった男子生徒の運命とは。(「カシル様専用」) 「すべてのことばをみつけてつなげよう!」 何の変哲もないクロスワードパズル。あなたはそれを解いていたはずだった。普通のパズルとは違うと気づいた瞬間には、もう元には戻れない。(「穴埋め作業」) 中に閉じ込められているものは何か。新進気鋭のホラー作家が描く、恐怖の連作短編集! -
幽霊作家と古物商
「ねえ、助け合ってみない? 僕たち。」 死後も小説を書き続ける作家・響は、自分の死因が分からないままこの世に留まっている。孤独な響のことが視えるのは、古道具屋「美蔵堂」の店主・類だけ。どこか謎めいた彼は、霊を引き寄せやすい体質で……。唯一無二の関係になった二人のもとには、今日も怪異が訪れる。曰くつきの青年達がおりなすホラー短編集、第一弾! ====主な登場人物==== 長月響(ながつき・きょう) 作家。自分の死因がわからない幽霊だが、今も執筆の仕事を続けている。 御蔵坂類(みくらざか・るい) 古道具屋「美蔵堂」の店主で、響の友人。霊感があり、響のことが視える。 -
妖女曼荼羅
湖の中に“ナニか”がいる……それは、とても嫌なもの…… 魚の腐ったような臭いだ。異臭と言っていい。ここは、海ではなく山の駅だ。湖水は確かに近いが、河口湖は海水湖ではなく、淡水湖である。いったいどこから漂ってくるというのか? 立ち止まると、いきなり駅員はわたしの肩を押しやった。強い力に驚いて、その手を見る。皮膚に浮いた灰色のシミに見えたものは、かさぶたのようでもあった。異臭と感じた磯の匂いは男の体臭だった。改めてかぐと、それはやはり饐えた魚の臭いに似ていた。(「逆しまの王国」より) 幻想とエロスに彩られたホラー短篇集。電子オリジナル作品。 *妖かしの湖 *逆しまの王国 *ピグマリオンの罠 *血まみれのラブソング *午前二時の妖精 *金魚姫 *玉藻前異聞 *やすこちゃん ●松尾未来(まつお・みらい) 20世紀生まれ。水瓶座。O型。桃園書房『月刊小説』1991年9月号に「妖かしの湖」が掲載され、小説家としてデビュー。同誌に官能ホラーの短篇を発表しつつ、イギリスの魔女ドリーン・ヴァリアンテの著書を読み、魔女(ウィッカ)の生き方を学ぶ。アメリカのホラー映画専門誌の翻訳を経て『刑事コロンボ 危険な声』(二見書房)を翻訳出版。長篇小説として、時代海洋冒険小説『じゃこ、南の海へ(上・下)』(ソノラマ文庫)、『ばね足男が夜来る』(ハルキホラー文庫)。魔女関連の著書には、思想書『魔女を生きる』(白水社)と実用書『魔女の本』(学陽書房)がある。 -
殺人と幻視の夜
大学生・久守は触れた人の後ろ暗い秘密が視える幻視能力に、幼い頃から苦しんできた。しかしある日、美大生の佐伯に触れ、話題になっている残忍な連続殺人の犯行を幻視してしまう。この事件を止めるべく、懐に入り、証拠をつかもうとするものの、佐伯と交流を重ねるうちに、孤独だった久守は本当の絆を感じ始める。犯行を止めるため、能力を駆使する彼の友情は、どんな結末を迎えるのか? 一気読み必至のノンストップ・ミステリ! 『幻視者の曇り空 ―― cloudy days of Mr.Visionary』(二見書房)を改題・加筆のうえ、文庫化したものです。 -
邪し魔
単身バリで女三昧の生活をおくる良治は、祭りの夜に禁忌を犯して村を追放され、少女イェニのもとへ。一方、良治が行方不明になったという知らせを受けた妻の恵子は、原因不明の頭痛に悩まされながらもバリに向かう。嫉妬と怨念に狂った女同士の戦いは地元民を巻き込み、次第に現実と異界の境は崩れてゆく……。インドネシアを舞台にしたホラー長篇小説。電子版あとがきを追加収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。 -
湖底
あのかたちを忘れはしない。校舎の時計塔の上に取り付けられて、風が来る方向を毎日眺めていた、あの風見鶏だ。学校が帰ってきた。二十年前、ダムの底に沈んだはずのあの学校が……。ダッチン、デミ、嶋本、テンドン、ナルカン、そしてトミー。これが当時、遠原村の小中学校をあわせた全校生徒だった。村役場の観光課職員として一人故郷に残っていたナルカンこと成島は、懐かしい顔に会うために同窓会合宿を計画した。しかし思い出は常に美化される。六人の子供たちは、本当に仲が良かっただろうか。思いだそうとするが、まったくわからなかった。遠い昔のことだ、親友も敵も、ごっちゃになって記憶の底に泥のように沈んでいた……。 過疎化した村の廃学校で語られる、少年少女たちの“忘れられた約束”とは。ホラー・ファンタジー長篇。 ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ) 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。 -
幸せすぎるおんなたち
日本海に面した人口七十八万人のX県は、女性就業率ランキング第一位、女性の働きやすさランキング第一位、育児環境ランキング第一位。しかし、誇らしげに語る「X県しあわせ創造課」担当者の言葉には裏があったのだ。日本一の子育て県に貢献することこそ、住民の誇りと幸せ。夫の転勤や結婚などでX県に移住してきた者にとって、地方社会独特の“掟”は恐怖そのものだった……。連作短篇サイコスリラー。電子版あとがきを追加収録。 ●雀野日名子(すずめのひなこ) 石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。 -
ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる
オカ研メンバーの八神森司が迎えた今年のバレンタインデイ。長年の想い人こと、意中の乙女・灘こよみから、「二月十四日は頑張ります。八神先輩、覚悟してください」と言われたのだ! 灘こよみの今年のバレンタイン計画。それは県内でもっとも有名なショコラトリー&カフェ『KUKKA』にて、森司と二人きりで夜を過ごすことであった。ところが、『KUKKA』は無期限の休業を発表。その背景には怪現象が絡んでいた。ことの発端はエレベーターの防犯カメラ映像に映る「ぼんやりと人のかたちをした、薄黒い影」から始まった――。果たしてこよみのバレンタインの行方はいかに?(「第一話 ショコラな恋人たち」)。ほか、元銀行員の老人が黒い影の怪異に取り憑かれる「第二話 あなたのマグネット」、神隠し伝説が多い地元で約50年前、恋人と山に入り、記憶を失い一人帰ってきた伯父の事件の真相を追う「第三話 かどわかしの山」を収録。黒い影ーーそれは執着。恋愛、お金、妊娠、出産などで苦しめられた浮かばれない者たちの思いが黒い影と化し……。エスカレートする霊障に立ち向かう、オカ研メンバーの推理が冴える青春オカルトミステリー -
忌まわしい場所
おまえはすっかり味を占めたようだった。もっとたくさん殺したい、と瞳を輝かせて言う。同じやり方で殺せる。お客さんを疲れさせて、眠ったあとに呪文を吹きこむ。死ね、死ねと繰り返す。そうすれば、いくらでも人を殺せる。破滅に追いこむことができる。おまえはすぐにでも次の「殺人」を犯したいと望んでいた。(本文より) 呪術的な仕掛けが随所にある特殊なマンション。そこのオーナーである男は、「死」に憧れを持つ高級娼婦ナナと運命的な出会いを果たす。二人は古い書物に載っていた秘法を使い、次々と住居人を殺害してゆく。最初は遠隔で呪いを念じるだけだったが、やがてエスカレートしていき……。戦慄の大量殺人劇が展開する長篇ホラー・サスペンス小説。電子オリジナル作品。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
大地母神(マグナ・マータ)の贄
彼等は廊下の暗がりより現れた人物に気づいてハッとした様子だった。黒革のトレンチ・コートを羽織った長身の男、比良坂天彦だ。比良坂はイルゼの眼を睨み据えていたが、やがて懐より奇怪な十字架を取り出し、イルゼの眼前に差し出した。それは頭に球体をいただいた十字架であった。「私は、お前の名を知っているぞ! キュベレー!!」比良坂は大声でそう叫んでいた。(「大地母神(マグナ・マータ)の贄」より) 前衛心理学者にして逆宇宙ハンター・比良坂天彦が初登場した表題作の他、文芸誌・同人誌へ寄稿したホラー短篇を厳選。巻末には本作の監修を担当した松本寛大による解説文を収録。電子オリジナルの作品集。 *大地母神(マグナ・マータ)の贄 *三十一人座 *老水夫の呪い *幽霊マンション *弧の増殖 *ミッドナイト・ドクター *屍臭 *超自然におけるラヴクラフト *地下のマドンナ *魔猫 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。 監修:松本寛大(まつもと・かんだい) ミステリー作家。2009年、『玻璃の家』(講談社)でデビュー。映画・小説批評も手がける。『北の想像力』(寿郎社)に「朝松健『肝盗村鬼譚』論」を執筆。「クトゥルフ神話TRPG」ソースブックに寄稿。 -
魔障
オカルト書籍専門の編集者・平井は、ある日、奇妙な外国人の訪問を受けた。“異象が体験できる本”……形而上学者を自称する男は、そう言って本を平井の許に置いて行った。『空の書』と名づけられたその本を手にした日から、平井へ向けられる視線や声が、悪意に満ちたものに一変していく。それらは、妄想や幻聴なのか? 徐々に、だが確実に一人の編集者を追い込んでいくものとは……。 著者の実体験に基づく衝撃のホラー中篇「魔障」の他、短篇2本を収録した作品集。 *魔障 *忌の血族 *追ってくる ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。 -
アシッド・ヴォイド
扉の隙間から、炎に包まれた触手が、何本となく突き出される。それは元龍に力を貸すかのように、扉に貼り付き、引いていった。扉が半分開かれる。向こうのものの姿が、ぼくの瞳を貫き、眼底に灼きついた。「ふんぐるい、むぐるわなー・くとぅぐあ・ふぉまるはうと……」耳を覆いたくなるような、粘液性の声をあげて、それは扉をさらに開こうとしている。それの姿は……強いて表現するならば、生きている溶岩……光球の群れで作られた人間のようなもの……炎の触手をのたくらせている蛸……。(「十死街」より) ラヴクラフトへの想いに満ちた初期作品から、ウィリアム・バロウズに捧げた書き下ろし作品まで。クトゥルー神話を先導しつづける、朝松健の粋を集めた傑作短篇集。 *星の乱れる夜 *闇に輝くもの *ゾスの足音 *十死街 *空のメデューサ *球面三角 *Acid Void New Fungi City ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。 -
屋久島トワイライト
「この島には異世界がたくさんあるんです。それぞれ別々の場所にあって、複雑に重なり合ってる。 けれども、どの世界もふつうの人間には立ち入ることができないんです」 (本書より) オカルト雑誌<オーパーツ>の編集者である野々村舞は、伝説や実話怪談を集めて記事にするため、世界自然遺産・屋久島へ飛んだ。 ツアーガイドの狩野哲也とともに、“河童博士”や口寄せを行う巫女に会った後、屋久島最高峰の宮之浦岳縦走へと向かった舞。 彼女はそこで、不思議な世界に迷い込んでしまう――。 現実と虚構が交錯する、屋久島山岳怪異譚。 大藪春彦賞作家・樋口明雄の最新刊! カバー装画=山田章博 ■著者について 樋口 明雄(ひぐち・あきお) 1960年、山口県生まれ。 山梨県北杜市在住。山梨県自然監視員。 2008年に刊行した『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞および第12回大藪春彦賞を受賞。 13年には『ミッドナイト・ラン!』(講談社)で、第2回エキナカ書店大賞を受賞。 南アルプス・北岳を舞台とした山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズのほか、ノンフィクション『北岳山小屋物語』(山と溪谷社)など著作多数。 『還らざる聖域』(角川春樹事務所)は、本書と登場人物がクロスオーバーする姉妹編。 -
怖すぎる実話怪談
怪談サイト「逢魔が時物語」に寄せられた信じ難き怪奇選第10弾!! どこからともなく、チリンチリンというベルが聞こえる。しかし、音のする方を振り返っても、そこには誰もいない。言い知れぬ恐怖にかられ、自転車を全力でこぎはじめる(「自転車のベル」)。八十五歳になる祖母が自宅で突然亡くなった。通夜の準備が済んで自宅に戻ると、背後から聞き覚えのある声がした(「死んだんか?」)。―恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。 【目次】 まえがき 【視】 交差点の影/ファストフードの子/生者と死者/末裔/スリッパの音/赤い車/怪談会場/フリーズ/事故物件/自転車のベル 【聴】 打ち上げ花火/電話連絡/ヘンな家/死んだんか?/謎の出来事/連日連夜/祖母のメッセージ/シザーマン/山の神社 【縛】 たむろ部屋/膨張/第二段階/座る老婆/弟の受難/弟の受難(二)/邸の増築 【感】 八甲田山の訓練/足首固定/祖父の人徳/言い訳/喫茶店に来る/売れ残った家/仲介役/心霊スポット巡り 【異】 凶兆マンション/凶兆マンション後日談/夜の訪問者/木魂/ことのはじまり/液体/割れた鏡/オービス/落ちたピアス/古傷の痛み 【特別寄稿】 終電/べとべとさん/ラブホテルの怪/叔父との通話/リゾートマンション -
最終結晶体その他の物語
〈巡礼者〉の背中がしだいに大きくなっていく。ショウに気づいていないのか、振り向く気配はない。白い衣装の裾が風に揺れる。少しだけ不自然に、揺れる。あれが〈流刑者〉なら殺して食べればいい。どうせ〈流刑者〉は舌を抜かれている。何も語ることはない。ちょうど母の干し肉もなくなった。母を殺した理由はない。ナンブでは何の理由もなく人が死に、殺される。ただそれだけのことだ。(「最終結晶体」より) 怪奇・ホラーの名手が贈る電子オリジナル作品。「異形コレクション」収録作を中心に、競作集や雑誌発表作など21本を収録した短篇集。 *一 *四 *腐 *牛男 *常世舟 *它川から *死の仮面 *分析不能 *黒月物語 *聖者の眼 *ある帰郷 *夢淡き、酒 *影踏み遊び *蝋燭と砂丘 *最終結晶体 *最後の一冊 *額縁の中の男 *夜のトンネル *赤い灯りのバス *一年後、砂浜にて *イグザム・ロッジの夜 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
邪神帝国
最も残虐な人間と、最も邪悪な神々が手を組み、史上最悪の軍隊が誕生した。とどまるところを知らぬ悪鬼の所業は世界を震えあがらせる。激動の時代、急激な勢力拡大を果たしたナチスドイツ。しかしその背後には、知られざる闇の力が存在していた。その禁断の力にふれたものはみな奇怪な運命に翻弄されてゆく……。 史実と虚構をたくみに織りまぜ、異形のものどもの存在を描き出した戦慄の魔術的連作集。邪悪なる七篇を収録。※この電子版では、内容の原点回帰を目指して、ハヤカワ文庫版を底本としています。 *〝伍長〟の自画像 *ヨス=トラゴンの仮面 *狂気大陸 *1889年4月20日 *夜の子の宴 *ギガントマキア1945 *怒りの日 ●朝松健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、かつて誰も書かなかった〈異形の戦場〉と化した京都を描いた『血と炎の京』で高い評価を得ている。 -
怖すぎる実話怪談 亡者の章
恐怖サイトに届けられたありえない体験の数々。 「逢魔が時物語」怪奇選第9弾!! 身投げする者や転落事故が多いことで知られる某沼。ある日、その沼から遺体として引き上げられたはずの男が村を歩いているのが目撃された…(「庭のゾンビ」)。自宅を建てるために購入した土地はおどろくほど格安だった。しかし、ここの住民はよそ者を嫌うのか、その土地についてとにかく不吉なことを口した(「見える聞こえる声」)。――恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。 【目次】 まえがき 【視】庭のゾンビ/コンクリート擁壁/居候/獲物/鏡幻影/祖父の遺影/天国へのエスカレーター/壁の向こう側/戦友たち/おっかねぇ顔 【聴】見える聞こえる理由/事件のニュース/夜のジョギング/女子更衣室/母の実家/公園に行こう/「上の者ですが」/乾いた物音 【縛】障害物/道連れのホーム/雨の夜/てっちゃん/連れて行く/二人の女「発端」/二人の女「結末」 【感】/彫塑の男/香港駐在員の妻/白い固まり/一年間/二畳の小部屋/入れ替わり/ビニール人形/黄憲生君にまつわる二つの話(一)/黄憲生君にまつわる二つの話(二) 【異】/山焼き/百物語のルール/埋立地の会社/野次馬たち/地蔵の涙/何も無い部屋/深夜サイクリング/M林道への報復/脱皮/伐採地の夜/彼岸の山/老僧の奇跡 【特別寄稿】/お姉ちゃん/帰って来た/海を越えて/顔を盗む/許しを乞う人 -
尸(し) 古から隠されているもの
若き画家・飯村晏菜は両親が移り住んだ史人村を訪れた。村の近くには二十段の石段を上る丘があり、その地には不思議な沼があった。「古来、この沼にはいかなる名も付与されてこなかった。名を冠しようとする意志を、この沼は根こそぎ奪い取ってしまうんだ。よって、名はない。地図にも名称は何も記されていない」父はそう語った。沼の畔には黒い碑が建てられていた。誰が、何の目的で? 晏菜は歴史民俗学の研究者・緑川青と共に、その碑に書かれた文字を解読しようとするが、やがて彼女たちを見つめる村民の目が変わっていることに気づく。そう、まるで二人を監視しているかのように……。 電子オリジナルの怪奇・幻想ホラーサスペンス。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
夢魔の旅人
時を越えて永遠にさすらう者。レオナルド・ダ・ヴィンチが己の顔を与えた最後の作品。死も老いも知ることのできぬ呪われたホムンクルス。人は彼を「夢魔の旅人」と呼ぶ……。アンソロジー「異形コレクション」に寄稿された作品を中心に編まれた傑作イタリアン・ホラー短篇集。高屋未央による廣済堂版の表紙イラストを特別収録。 *大いなる作業 *還ってくる―― *薔薇よりも赤く *黄昏の歩廊にて *月盈ちる夜を *壁の中には *螺旋階段 *Flora *奇蹟 *君知るや南の国 *夢魔の旅人 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。 -
螺鈿の小箱
この作品集にはいままでアンソロジーなどに書き下ろしたままのノン・シリーズ小品から、幻想ミステリとでも呼び得るべきものを選んで書き下ろし一編を加えた。発表場所も与えられたテーマもそれぞれの短編だが、ミステリでデビューし、ミステリを書き続けながら物書きとしての根は『幻想』にあると感ずる篠田真由美の、一番書きたいあたりに近い作品群である。(「あとがき」より) アジアの風土とヨーロッパの文化の配合が作り上げた物語の宝石箱。名手が心を込めて織り上げた、絢爛たる幻想ミステリ集成。 *人形遊び *暗い日曜日 *象牙の愛人 *双つ蝶 *ふたり遊び *春の獄 *天使遊び ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。 -
怖すぎる実話怪談 禁忌の章
恐怖サイトに届けられたありえない体験の数々。 「逢魔が時物語」怪奇選第8弾!! 都市伝説として有名な「首なしライダー」が本当にいるのか冷やしにいった友人たち。その後に聞いた話は噂とは違ったものだったというが……(「幽霊バイク」)。誰もいない病院の個室からなり続けるコール音に看護師の私がとった行動とは(「ナースコール」)。小学校の行事で「出る」と噂の施設での三日間。あるグループだけが体感した地震を皮切りに怪異が次々と起こる(「宿泊訓練」)──怪談サイト「逢魔が時物語」に届けられた恐怖体験の数々。 【目次】 【視】 赤灯台/幽霊の噂/影/青いマントの男/夜桜見物/幽霊バイク/百鬼夜行/モノクロ/緑色のパパ/魔界バスツアー/廃露天風呂 【聴】 やめた理由/磯釣り/ナースコール/オルガン/職場の異変/MDプレイヤー/窓の異物/満員電車/柱鳴り/案内所/カココココ/間違い電話 【縛】 奇跡の町/ヘンな我が家/鈴の音/思い出話/起きて!/細長い部屋 【感】 隙間/中国留学生寮/兄の異変/視線/女の依頼/激痛/右側の壁/お骨堂 【異】 宿泊訓練〈初日〉/宿泊訓練〈二日目〉/宿泊訓練〈三日目〉/入店拒否/アイドルポスター異聞/岬の先端/喧嘩/黒猫/大凶の家/陰気な店/石碑の意志/壇ノ浦/ルーツ 【特別寄稿】 祖父母の家/再会/見ないで/籠の鳥/釣り人 -
ダークネス
なんの変哲もない幸せな新婚家庭の朝、コーヒーとカレーの匂いが漂う台所を、惨劇が襲う。妻の肉切り包丁が夫の頸動脈を一閃、夫は即死し、まもなく妻の心臓も停止した。その後も続発する無動機連鎖殺人……動機を持たない加害者が突如殺人者に変貌し、犯行直後に突然死する。事件は、新種のウイルスの仕業なのか? 警察庁特務捜査官を中心に、「影の名探偵」の異名を取る犯罪学者ら各界の雄が真相を探るが、やがて彼らにも魔手が……。 総勢50名の登場人物が次々と血みどろになってゆく、渾身の大量殺人劇。長篇ホラー・サスペンス小説。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
地底の鰐、天上の蛇
深閑とした部屋の中央に佇んで、少年は自分が最後の人間であることをしみじみと想った。少年とともに館は崩れ去る運命にあった。少年の傷口からすべての血が失せるとき、黒鷲は永遠の眠りにつくのである。そう考えると、ひょっとすると自分がいちばん幸福な人間なのかもしれないとも思われてくるのだった。(「墓夢」より) 長らく入手困難であった短篇「十三階段」「相同夢」「忘書堂綺譚」「宙吊りの少女」を含む、幻のデビュー作がついに電子化! 幻想文学・怪奇短篇集。 *墓夢(ボム) *百物語異聞 *地底の鰐、天上の蛇 *十三階段 *相同夢(ソドム) *酒仙転生 *忘書堂綺譚 *宙吊りの少女 *駄菓子屋の少女 *すでにそこにある究極 *制帽譚 *弥勒 *七色魔術戦争(レインボー・マジック・ウォーズ) *鏡のない鏡 *便所男 *インサイダー *未知なる赤光を求めて *夜想曲 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
ブランク 空白に棲むもの
白く光るものが、ゆっくり揺れている……。それに気づいたときには、もう遅い。体がいびつに揺れ、髪の毛が真っ白になり、やにわに頭部が爆発する。多発する奇怪な死が、人々を恐怖のどん底に叩き落とす。超能力探偵・井筒志門は、かがみ少年とともに謎に挑む! ノンストップ・ホラー・ミステリー。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
The End
霧と雨の街で「おれ」は目覚めた。だが、なぜこの世界にいるのか、名前も自分が何者であるかもわからなかった。身分を示すものは何もなく、所持していたのは金額や記号がすべて鏡文字になっている、見覚えのない紙幣のみ、一体おれは誰なのか……。幻惑のメタフィジカル・ラビリンス。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
首のない鳥
同族経営で百年の歴史を誇る光鳥印刷。校正者を務める辻堂怜子は、社が請け負った極秘文書を担当することになった。厳戒体制の下、窓のない部屋で仕事に就いた彼女は、上司からバッジを手渡される。絵柄は社のシンボル“首のない鳥”。裏にはなぜか“13”という不吉な数字が刻印されていた。直後、元同僚が「狙われています、次は」と謎の言葉を残して失踪した。不安に戦く怜子。やがて、光鳥印刷にまつわる忌わしい過去が浮上した時、彼女の身に……。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
屍船
奇妙なことに、彼らは年をとらなかった。食事をしなくても空腹を覚えず、べつだん衰えもしなかった。不死の身となった兵士たちは、退屈と焦燥のなか、一人また一人と狂っていった。腹を切った者もいた。だが、どんなにはらわたを引きずり出し、首を切り離されても、兵士は死ぬことができなかった。船を見ぬこの島には、恩寵としての死は与えられていなかったのだ。(「屍船」より) 混沌の海と恩寵の殺戮を描く表題作他、ホラー・怪奇短編16本を収録。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
怖すぎる実話怪談 瘴気の章
恐怖サイトに届けられたありえない体験の数々。 「逢魔が時物語」怪奇選第7弾!! 漁業が盛んなとある村では、数年に一度は漁師が戻らなくなることがあるという。そこには呪われたふたつの言い伝えがあった(「海のもの山のもの」)。廃品回収置き場から持ち帰った乳母車。ひとりでに動き出す怪異を目の当たりにし、夜中にこっそり元の場所に戻そうとしたが……(「乳母車」)――恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々。前作収録「三人塚」の後日談や、怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。 【目次】 【視】 ロビーの階段/終電の駅/手術/遭遇/はじまり/第一発見者/幻の四階/海のもの山のもの 【聴】 お泊まり会/訪問者/キャンプサイト/恐怖のCD/霧の中/格安家賃/行商の宿/魔界バス 【縛】 盛り塩/手の感触/仮眠/異音/入院生活(1)/入院生活(2)/シーツ 【感】 ボロ自転車/坂道/受胎告知/事件現場/知らせ/ベッドの下/角膜移植 【異】 三人塚―後日談/開かずの間/乳母車/嵐の夜/常宿/マスクメロン/一本杉/石巻のタクシー/教員住宅 【特別寄稿】 伝説の男/天井裏にあったモノ/本館へ/幽霊に抱かれた感触/白い手 -
爛れ
ゴロンゴロン、ゴロンゴロン、転がりながら、そいつは呻いていた。「おごおご、おごおご、おごおご、おごおご」粘っこい、何とも苦しげな声であり、音である。低いが、しかし部屋全体をぶるぶる震わせるような、不思議な音声である。(「爛れ」より) 呑気に海外旅行へ出掛けてハメを外す日本人たちが、奇病や呪いで狂い死にする。現地人の怒りを買い、むごたらしく惨殺されてゆく……。グロテスクで残虐極まりないシーンが次々と繰り広げられる衝撃のスプラッタ・ホラー。邦人誘拐事件を扱ったバイオレンス中篇「輝ける道」(未完)を含む、電子オリジナル作品。「電子版あとがき」を追加収録。 *大蜥蜴の島 *人面疽 *アサムラール バリに死す *噛み付き女 *爛れ *インサイド・アウト *輝ける道 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。