無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年12月01日
今日も灘はかわいいよ!
シリーズ初のオムニバス形式では無い単一の事件。
ホラーの王道とも言える、古くからの因習が残る山奥の山村モノを相変わらずの量の参考文献の元で書き上げられた傑作。
森司とこよみのゆっくり進んでいく関係に、本命のホラーも合わさって、もう恐怖に顔をこわばらせたり微笑ましさにニヤけた...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月16日
シリーズ初長編。そしてシリーズ最強にホラー感ばりばりです。因習めいた村にクローズドサークル、いわくありげな秘祭と伝説。連続殺人こそ起こらないものの、はらはらどきどき。民俗学的な謎解き部分もあって楽しめます。こういうの、大好き。
一方でラブコメ部分も健在なので、ホラー度が高いわりには読みやすいです。で...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月16日
このシリーズ初の長編。
今までの短編も良かったけど、今回の長編も楽しかった。
雪中で半ば迷い込んだ村、
閉ざされた村で、穢れた血、巫女筋、近親相姦、古の因習、昭和テイストのストーリーを見事に平成で成り立たせている。
土地由来の風俗、オカルト、だんだん滅びゆくものだと思うが、残ってほしいのもあるね。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月27日
読書録「ホーンテッド・キャンパスこの子の
ななつのお祝いに」4
著者 櫛木理宇
出版 角川ホラー文庫
p261より引用
“「ハイヌウェレ型神話は、インドネシアの
セラム島に伝わる伝承だ。ココヤシの花から
生まれた少女ハイヌウェレは、尻からさまざ
まな宝物を生むことができたという。村人た
ちはそん...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月24日
2019年42冊目。今回はオカルト研究会副部長の藍の卒業旅行ということで、旅に出た一行がいわくつきの村に雪のせいで立ち往生し、事件に巻き込まれるという、どこか探偵小説にあるような話のシチュエーション。部長が部室に寝泊まりしている原因となった人物も登場し、色々と物語の理解が深まった巻。あと、もう森司は...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
今一番新刊が出るのが楽しみな小説。
読み終わった後に一種の虚無感に襲われるぐらい好き。
今回のお話はなかなか壮大で面白かった。
ストーリーの作り込みが楽しかったのか、登場人物の描写が少し
これまでの作品より弱めだった印象。
いつもよりホラー要素強め、ラブコメ要素弱めの配分。
まぁ、それでもファン...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月19日
シリーズ8作目にして、長編化!
うりこひめとあまのじゃくの話は知らなかった。でも解説されているので、予備知識なくても問題ないです。作者の元の話を知らない人を置いてけぼりにしない姿勢に感謝しています。
人の因縁の怖さが身にしみます。
物語だからいいけど、現実に神司君とこのみちゃんのような関係ははたで見...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月27日
これもなんとなく惰性で付き合ってるシリーズなのだが、今回が8巻目にして初の長編。毎回一話完結の読み切りで内容が右から左に抜けていくんだよね。
副部長、藍の卒業前にオカルト研究会そろって隣県の温泉旅館へ。
その先で吹雪に見舞われ、たどり着いたのはとある村だった。
さらに運の悪いことには...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月25日
瓜子姫から。
たまたまだけど、くだんのははブームなのか。
モンタージュの人の新連載といい、新耳袋のうしおんなといい、世も末か(笑)
神話とか伝承にフィルターをかけると今も昔も人は変わらないな-、そんな風に思えるところがおもしろいシリーズですよね。
家族関係を整理しながらもう一度読み返します!
...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。