脳髄工場

脳髄工場

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。天然脳を持つ少年を待ち受ける運命とは? 人間に潜む深層を鋭く抉った表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台に名手が描く怪異と論理の競演!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

脳髄工場 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    はじめての小林泰三さん作品。
    「脳髄工場」という度肝を抜くタイトルと、一度見たら忘れられないカバーイラストに惹かれて手に取りました。

    短編集でかなり短い(数ページの)お話から、結構長い話まで様々なものを詰め込んだ、欲張りセットのような様相。

    私のお気に入りは、
    ・やはり何と言っても表題作の「脳髄工場」
    ・無気味さ、ホラー要素が際立つ「影の国」
    ・ループ物が大好物なので「声」
    ・ホラー×SF要素満載の「綺麗な子」
    です。

    「C市」も「わけのわからなさ」が好きだと感じましたが、この「わけのわからなさ」は自分が科学やら物理やら、そう言ったものに疎いせいもあるかな? と挙げるのは保留に(笑)

    どの作品も単に怖い、無気味、奇妙というだけでなくて、「考えさせられるテーマ性」を帯びているのが素敵なところです。

    「脳髄工場」では“本当の自分とは何か”というテーマが見え隠れします。本来のナチュラルボーンな自分と、人工脳髄を装着した後の自分はどちらが自分なのか? という主人公の懊悩は、現代人の私たちにとっても、ある意味共通の悩みなのではないでしょうか。
     例を挙げるとすれば、飲酒の前後の自分はどちらが本物か? という問いは、これに似たものがありますよね。

     次はどの作品を読もうかな……新しい楽しみが増えました。

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。
    健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。
    両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?
    人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    衝撃的。

    本当に世界が誰かによって操作されてたらどうしようって考えた。

    どうしようもないけど・・・。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    11の物語の短編集
    5ページで終わるほど短いものもあり、とても読みやすい本でした。
    小林泰三にしては設定が普通な感じもありましたが、「さすが!」と思わせる場面もあり、十分に楽しめました。

    『脳髄工場』
    周りのほとんどの人々が脳髄に機械をとりつけ、極端な感情を抑制されている世界で、自由意思を尊重し、機械の取り付けを拒んでいた少年の見た事実は少年を落胆させ、少年の人生を大きく変えてしまう。

    『友達』
    ひ弱な僕が想像した強い僕。彼に名前をつけ自分と彼との区別をし始めた頃から彼と僕の関係はおかしくなり始める。

    『停留所まで』
    幽霊の出るバスに間違って乗り込んでしまったわたし、、

    『同窓会』
    同窓会に現れたその場に居るはずのない人物の招待は、、、

    『影の国』
    カウンセラーを営んでいる主人公が、ビデオテープの整理中に見つけた奇妙な男の記録。彼は何者なのか、どうして彼のことを思い出せないのか。

    『声』
    偶然拾った携帯電話。かかってきた電話に出るとそれは自分からの電話だった。言われる通りに行動することでどんどんお金持ちになるわたし。ある国の王子と結婚する機会を逃してしまったわたしは過去の自分に電話をかける。

    『C市』
    世界中から集められた科学者が住むC市。そこではCと呼ばれる未知のものに対する対策が日々研究されていた、、、

    『アルデバランからきた男』
    科学技術が発達し、人工増加に耐え切らなくなった惑星から逃れてきた男。人間のバックアップをとりその人物を殺すことで人工問題を解決しようとするその惑星から男は逃れることが出来るのか。

    『綺麗な子』
    ペットや子供のロボットを買えるようになった時代。人々は本物の犬や出産を拒むようになる。そんな時代の行き着く先は、、、

    『写真』
    心霊写真を鑑定する男の下に送られてきた一枚の写真。その写真を見た者は24時間以内に死ぬと告げる少女。写真に隠された謎は何なのか、、、

    『タルトはいかが』
    姉宛ての手紙の内容はだんだんと過激になっていく。同棲する女性が人の血で作ったお菓子を作り。それを食べなければ生きていけないというのだ。どんどん酷くなる内容に対して姉のとった行動は、、、

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     11編の短編、掌編が収録されており、どの作品も、今自分が抱いている価値観や常識がどれほどあやふやなものかを鮮明に表していることに「よくこんな狂った世界観がかけるなぁ。」とホラーの完成度と相まって驚いた。特に『脳髄工場』『友達』『綺麗な子』が面白かった。

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    短編が11篇収録された小説。
    特に気に入ったのは、この2つだった。
    ペットも子供も機械だったら食事も排泄の世話も何もしなくていい。けれどいつかは終わりがきてしまう「綺麗な子」
    弟から届く手紙の一通一通を読んでいくと、どうにも様子がおかしくて……?という「タルトはいかが?」

    0
    2023年06月24日

    Posted by ブクログ

    ・世にも奇妙な物語や意味がわかると怖い話みたいな話の短編集
    ・タイトルと表紙からグロいのを想像していたが、あくまで気味の悪さを演出する程度のグロさで、不快にはならなかった。
    ・ホラーやSF、恋愛など、話のジャンルのバリエーションが豊富で驚いた。
    ・好きな話は「友達」と「停留所まで」

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ

    犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。(背表紙)

    脳髄工場
    友達
    停留場まで
    同窓会
    影の国
    声
    C市
    アルデバランから来た男
    綺麗な子
    写真
    タルトはいかが?

    0
    2017年10月27日

    Posted by ブクログ

    ホラーよりのSF短編集。
    グロとロジック!

    「綺麗な子」のラストがいい。きれいはきたない。きたないはきれい。
    「同窓会」なんかは世にも奇妙にありそうな感じ。好き。

    全体的にわかりやすくて、この前読んだのより真面目にホラーでした。

    表紙カバーとタイトルのインパクトが非常によい。

    0
    2013年04月25日

    Posted by ブクログ

    ―――近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。
    天然脳を持つ少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉のホラー短編集!


    「綺麗な子」狂気に満ちてて
    ものすごく粘度が高くてまずい飲み物を一気飲みしたような気分やった

    でもそれ以外は全体的に印象が薄かったなぁ
    「停留所にて」「声」なんかは短くスッキリまとまったホラーやったけど
    怪異"グロ" と 論理"ロジック" の競演ってほどでもない

    小林泰三やからってちょっと期待しすぎたか

    ようぐそうとほうとふ

    0
    2012年12月30日

脳髄工場 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川ホラー文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小林泰三 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す