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雪越大学 オカルト研究会に所属する、超草食系大学生の森司。
しかし、奇跡は起きた。
なんと、こよみちゃんと、菜の花の有名な福島潟で初デートすることになったのだ!
その日に向け、森司は着る服(と自らの体型)に頭を悩ませる。
オカルト研究会のメンバーも、二人のデートに興味津々だ。
けれど依頼人は容赦なくやってくる。
連続殺人事件現場の横に立つ豪華な洋館に現れた、女の足だけの霊。
森司がかつて経験した、先輩の同時二重体(バイロケーション)の謎。
そしてデート当日にまで、恐怖は忍び寄ってきて!?
甘甘なのに身の毛もよだつ、青春オカルトミステリ第10弾!
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Posted by ブクログ
10冊目にしていよいよ初デート。なんだかこれだけシリーズ追ってると、保護者気分で見守りたくなってしまいますね(笑)。実に微笑ましいのだけれど……うん、私もすっごく思いましたよ。「いまさら気づくのそこなん?」って! これで次作からは「いいかげんにせい!」って突っ込まなくても大丈夫かしら。
とまあその部分はさておき。今回も怖かった。二話三話の人間心理面の物語も怖くてぞくぞくさせられはしたのですが。夜に読んでて一番「うぎゃあ!」と思って読むのをストップしてしまったのが「目かくし鬼」の幽霊登場シーン。爽やかで明るい光景の中にあれは……想像すると恐ろしすぎました。なので昼間になってから読んだけど、あのシーンはやはり怖かった! 物語そのものは怖いというより悲しいものであったのだけれど。あの光景のインパクトが抜群でした。
Posted by ブクログ
読書録「ホーンテッド・キャンパスきみと惑
いと菜の花と」
著者 櫛木理宇
出版 角川ホラー文庫
p119より引用
“ 初対面の際には「インドをはじめとする
各国で、宗教的修練としておこなわれている
火渡りについて」を、にこにこ笑いを浮かべ
たまま、ノンストップで四十五分間語られた。
さらに先日は、「呪いとまじないの違いにつ
いて」をえんえん講釈された。どちらも森司
がトイレ休憩を訴えるまで、資料を一冊たり
とも見ずにの大演説であった。”
目次より抜粋引用
“目かくし鬼
よけいもの、ひとつ
いちめんの菜の花”
見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
を主人公とした、短編連作青春オカルトミス
テリ。シリーズ第十弾。
二人目を身ごもっている姉の家事を手伝い
に来ている女子大生・三崎架子、義兄とのこ
とを話しかけたことへの姉の返事の中に、何
か憂いを感じたが…。
上記の引用は、主人公・八神森司が入部し
てすぐの頃に部長に感じた怖さについて書か
れた一節。
好きこそものの上手なれなんでしょうけれど、
ここまで出来るのは天才のそれではないでしょ
うか。
二話目は主人公・森司の能力がオカルト研
究会の皆に知れ渡るエピソードとなっており、
より登場人物像に奥行きを出すものとなって
います。部長の従妹で部員の泉水の身体の描
写もありますが、巻頭のイラストは少し差が
大きいのではないでしょうか。もう少ししっ
かりと筋肉を描いてほしいところです。
主人公と想い人・こよみのデートシーンに
は、身悶えしそうになります。こういうのを、
砂糖吐きそうな気分というのでしょうか。
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