小説作品一覧

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  • 共同討議 ドストエフスキーの哲学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀ロシアの大文豪にして思想家ドストエフスキーの哲学的な意味を、和辻、高坂、唐木、西谷、森の5人が徹底的に読み解いた快著。 【目次】 第一章 ドストエフスキーとその時代  唐木順三 ドストエフスキーの哲学的意味 将来の哲学への示唆 ドストエフスキーの思想的境位 ドストエフスキーの生涯 ドストエフスキーの芸術 ドストエフスキーの思想 『おとなしい女』 ドストエフスキーにおける芸術と哲学の葛藤 リアリティの問題 ドストエフスキーにおける主体的リアリズム 第二章 ドストエフスキーにおける「人間」の問題  西谷啓治 ドストエフスキーの人間観 ドストエフスキーの人間観と人間としてのドストエフスキー ドストエフスキーの人間理念 ドストエフスキーにおける美の問題 ドストエフスキーの自由観 美と愛の問題 ニーチェとドストエフスキー 悪魔の問題 スタヴローギンの解釈 自由と自殺について ドストエフスキーと哲学者たち 第三章 ドストエフスキーにおける「革命」の問題  高坂正顕 人間とロシア的なるもの ロシアと西欧 社会主義と革命 ドストエフスキーと西欧精神 ドストエフスキーと社会主義 スラヴォフィールとインテリゲンチャ 予言者ドストエフスキー 第四章 ドストエフスキーにおける「神」の問題  森 有正 神の問題 罪悪の問題 キリストの問題 信仰の基礎としての共同存在 罪と共同存在 世界悪と復活 ロシア的宗教性の特質 第五章 ドストエフスキーと現代  和辻哲郎 ドストエフスキーの残した問題 倫理の世界と合理主義 倫理と宗教 知性と宗教 絶対の立場と相対の立場 ドストエフスキー受容の問題 ドストエフスキーと新しき哲学 参考文献 和辻 哲郎 1889-1960年。哲学者、倫理学者、文化史家。 東京帝国大学文科大学哲学科卒業。法政大学教授、京都帝国大学教授、東京帝国大学教授を歴任。日本倫理学会会員。文化勲章受章。 著書に、『ニイチェ研究』『ゼエレン・キエルケゴオル』『偶像再興』『古寺巡礼』『日本古代文化』『日本精神史研究』『原始基督教の文化史的意義』改版『原始キリスト教の文化史的意義』『原始仏教の実践哲学』『人間の学としての倫理学』『続 日本精神史研究』『風土 人間学的考察』『カント 実践理性批判』『面とペルソナ』『倫理学』『人格と人類性』『孔子』『尊皇思想とその傳統』『日本の臣道 アメリカの國民性』『ホメーロス批判』『國民統合の象徴』『ポリス的人間の倫理学』『ギリシア倫理学史』『ケーベル先生』『イタリア古寺巡礼』『鎖國 日本の悲劇』『近代歴史哲学の先駆者』『埋もれた日本』『日本倫理思想史』『日本芸術史研究』『桂離宮』『自叙傳の試み』『故国の妻へ』『妻 和辻照への手紙』『黄道』『初旅の記』『仏教倫理思想史』『沙門道元』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 共同の目標
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    1巻0円 (税込)
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  • 強毒 病院探偵水本玲
    -
    フィギュアの女王が大事故に巻き込まれ大怪我を負う。手術はいったん成功したように見えたが、傷口が正体不明の人食いウィルスに冒され、下腿部切断の危機に。唯一の治療薬である血清を求めて、水本玲は東奔西走する。果たしてこれは謀略なのか、真犯人は? 事件の裏に潜む巨悪に玲は敢然と立ち向かう。
  • 郷土的味覚
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  • 京に着ける夕
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    5.0
    1巻0円 (税込)
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  • 京人形の館殺人事件
    -
    京都・壱姫神社の雛祭りは、壇上に人形ではなく男女が並ぶ「生雛祭り」だ。その生雛祭りが今年も盛大に行なわれていたが……。赤かぶ検事ら大勢の観光客が見守るなか、お雛さまに扮した人形作家・高倉香織が、槍に刺されて死亡した! 事件の鍵は、失踪した三人官女役の女性たちが握るのか? さらに、第二の事件──密室で京人形師が殺された! 衝撃の結末が用意された傑作。
  • 狂熱のデュエット
    -
    1巻495円 (税込)
    虚無感から無軌道に生きる若者たちの姿を鮮烈に描いたジャズ小説集 あいつは逮捕された。ざまあみろ!〈デュエット〉の女の子が気をきかして、あいつの好きなチコ・ハミルトンのふざけた曲を流していた。ありがたく思って豚箱にはいりな。そう、太鼓の強烈なビートに乗って出発だ。……黒人の鼻をつく体臭、たばこの煙でむせかえる場末のバーで、一組の男女を襲ったアクシデント。ギラギラした炎天、狂った若者たちに、犯され妊娠し、死んでいったあわれな女の性。(「狂熱のデュエット」より) ジャズのリズムに乗せて刹那的に生き急ぐ若者たちを描いた短編集。表題作は『狂熱の季節』(1960年/日活/蔵原惟繕監督)のタイトルで映画化された。 *狂熱のデュエット*腐ったオリーブ *グッバイ・タチカワ、グッバイ・ジム *ブルース・マーチ *ブルース・フィーリング *パドック一九七〇年 *マザー *ブルースの魂 *ピットインでヤマシタ・トリオをディグしていると妙な話が浮かんできた *生きながらブルースに葬られ
  • 今日のいのち
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    -
    才色兼備の南方理子は親のあとを継ぎ、医者になる決意をしていたが、戦争で失ってしまった青山の病院を再建する話とともに、青年医師で研究者の吉成朝巳がプロポーズをしてきて……。山田耕筰に師事、音楽を目指した病気で断念した著者の傑作。石原裕次郎、津川雅彦、浅丘ルリ子らも出演して映画化された作品。
  • 京の縁結び 縁見屋の娘
    3.3
    1~2巻715円 (税込)
    第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作は江戸の口入屋を舞台にした時代ミステリーです! 江戸・天明年間の京都。働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。代々から続く“徳を積む”という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。ある日、店に修験者が訪れ、父は男に縁見屋ゆかりの火伏地蔵堂の堂主を任せることに。お輪は「帰燕」と名乗るその男に、なぜか心を惹かれていくが……。悪縁により短命な家系に生まれた不運な娘を救うべく、謎の修験者が施す大いなる“秘術”とは? ふたりの運命は?
  • 今日の男
    値引きあり
    -
    探偵小説家・山河幾太郎は、鋭い推理力と神出鬼没の行動力を駆って、銀座のネオンの蔭に巣食う麻薬密輸団の秘密をあばこうとした。身分を偽って14万ドルの遺産を相続しようと企む美しい魔女、その遺産を狙う謎の男、密輸団の首領、殺された女にからまる国際スパイの巧妙なトリック……。わが和製ルパン・山河幾太郎は、不気味な殺気がただよう暗黒街に颯爽と挑戦する。
  • 今日の書き散らし
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 SNSで話題! ネットの気になる言葉を著者・書きちらしが達筆に変換! 文章と美文字のギャップに、ニヤリとする一続出! 著者・書きちらしさんは、 ネットにアップされた気になる言葉や文章を独自の視点でセレクトし、 美文字で書き上げて毎日投稿している。 その達筆過ぎる筆使いと書かれた内容のギャップに、思わずニヤリとする人が続出! “ツボった!”、“刺さった!”、“笑った!”作品が満載の、 書きちらしワールドをお楽しみください。 書きちらしさんが監修した美文字練習ドリル付き! 書きちらし(カキチラシ):現役の薬剤師という本業を持ちながら、ネットに埋もれた気になる発言や文章を独自のセンスで取り上げ、美文字で自らしたためる術を持つ。書き上げた作品は毎日ツイッターに投稿中。

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  • 今日のかたすみ
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    塾講師として働いている遙は、友人とのルームシェアを解消して気落ちしていた。そこに同僚で恋人の百ちゃんがやって来る。同棲を始めるふたりだが、暮らしの中で明らかになる価値観の違いを原因に、少しずつ、しかし確実にすれ違っていき…? 好きなのに分かり合えないカップルや、距離感のある父と娘、アパートの隣人同士。誰もが記憶の片隅に持つ、人と生きる日々のもどかしさや愛おしさを、優しく掬い上げた傑作短編集。
  • 京の川
    4.0
    1巻671円 (税込)
    「人間は、みんな大きな苦労の石を大切に抱いて生きてるんや……」京都の花街に生きる芸妓静香は、庭師だった義父が生前よくつぶやいていた言葉をじっと噛みしめる……。暗い出生の秘密を胸に秘め、複雑な人間関係の絆に縛られながらも、ひたすらに女の道を歩もうとする静香の哀歓の人生を、美しい古都の風物の中に鮮やかに描いて、哀切な感動を呼ぶ長編小説。
  • 今日の感想(旧仮名)
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 京の小袖
    -
    結婚をめぐって揺れ動く女心をきめ細かに描き、高雅な香りあふれる短編小説集。忍ぶ恋に悔いのない生き方を想い、密やかな愛のなかで男の優しさを求める女の心情。「幻の辻ケ花」と呼ばれる家康着用の小袖を、京都・南禅寺でかつての恋人とともに見る知佐子を描く表題作など、現代の女の生き方を問う名品8編。
  • 京の侍 音酒麒ノ介日乗 第一話 さらば、本坂丑之助
    -
    1巻1,100円 (税込)
    幕末の京都に住んでいた侍、音酒麒ノ介が残した日記に描かれた、歴史に隠された白天狗と紅天狗の戦い、そして京都の町衆から見えたもう一つの幕末の風景を描いた物語。第一話は、日本人が英雄視するある人物が登場し、その後を描いている。驚き楽しむ新感覚の幕末時代物語です。
  • きょうの写真
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    1巻0円 (税込)
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  • 今日の条件
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  • 京のその頃
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  • きょうのできごと、十年後
    3.8
    十年前、京都の引っ越しパーティーに居合わせた男女。30代になった彼らが、今宵再会する……行定勲監督がいち早く、紙上映画化した書き下ろし小説「鴨川晴れ待ち」収録。芥川賞作家が贈る感動作!
  • きょうのできごと 増補新版
    3.6
    京都で開かれた引っ越し飲み会。そこに集まり、出会いすれ違う、男女のせつない一夜。芥川賞作家の名作・増補新版。行定勲監督で映画化された本篇に、映画から生まれた番外篇を加えた魅惑の一冊!
  • 京の夏景色
    無料あり
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  • 今日のハチミツ、あしたの私
    4.2
    蜂蜜をもうひと匙足せば、あなたの明日は今日より良くなる──。「明日なんて来なければいい」と思っていた中学生のころ、碧は見知らぬ女の人から小さな蜂蜜の瓶をもらった。それから十六年、三十歳になった碧は恋人の故郷で蜂蜜園の手伝いを始めることに。頼りない恋人の安西、養蜂家の黒江とその娘の朝花、スナックのママをしているあざみさん……さまざまな人と出会う、かけがえのない日々。心ふるえる長篇小説。
  • 今日の花を摘む
    3.5
    1巻2,090円 (税込)
    私の趣味は、男性との肉体を伴ったかりそめの恋。それを、私はひそかに「花摘み」と呼んでいる――。出版社に勤めるかたわら茶道を嗜む愉里子は、一見地味な51歳の独身女性。だが人生を折り返し、「今日が一番若い」と日々を謳歌するように花摘みを愉しんでいた。そんな愉里子の前に初めて、恋の終わりを怖れさせる男が現れた。20歳近く年上の茶の湯の粋人、万江島だ。だが彼には、ある秘密があった……。肉体の衰えを感じ始めた世代のリアルな性愛を軸に、自分を偽らずに生きる女たちの姿と、その連帯を描いた著者初の長編小説。
  • きょうの日は、さようなら
    3.3
    1巻1,232円 (税込)
    かつて兄だったキョウスケが、勝手に私の人生へと戻って来た、立派な「あかんたれ」になって――家族や親友や恋人より大切な運命の物語。心揺さぶる最高のデビュー小説!斎藤美奈子氏推薦。
  • 今日の放課後、短歌部へ!
    4.0
    注目の歌人にして高校の先生である「ちばさと」が、生徒と共に躍動する日々を描いた熱血青春短歌エッセイ集。感動と笑いと涙の日々、念願の短歌部は果たして――。巻末には穂村弘氏、東直子氏との特別座談会を収録。
  • 京のほたる火 京都犯科帳
    3.5
    京の町、名も無き人々、懸命に生きる。「咎」を犯してしまう人々の、悲しさ苦しさを語りながら、読む者の心に、ほんのりとしたあたたかさが残っていく……。『なまくら』の著者が描く、珠玉の時代小説短編集。「京都水無月大賞2010」受賞作品――京の町に帰ってきた親方と、初めての音吉。辻で人を集めて芸をみせ、商いをする、けん玉売りの二人には、人には言えない、もうひとつの仕事があった。危ない橋を渡ろうとする、その先には……(「けん玉売り」)ほおか、短編8編を収録。貧しくとも毎日を懸命に生きる庶民と、揺れる心を見事に綴った、時代小説短編集。
  • 京の森の魔女は迷わない
    3.5
    京都で新人医師として働く幸成は、不可解な症状の患者に出会う。 なんと彼は「呪われて」いるらしい。 弱り切った幸成に、ある患者が言った。 「八瀬の山奥に、魔女がいはるんよ」。 幸成は藁にもすがる思いでそこを訪ねることに。 リサという名の魔女は、黒髪で着物姿、青い目をした美しい人。 しかし患者を見るなり「呪いを解くには300万」と言い切って……。 魔女と陰陽師のいる京都で紡がれる、ほっこり不思議な謎とき物語!
  • 今日の別れに
    3.0
    男と女のあわい恋心が、やがて大きなうねりとなって、静かな狂気へと変貌していく。ファンタジックホラーの金字塔。 ※本書は、2003年1月に小社より刊行された角川ホラー文庫を加筆修正のうえ、改版したものです。
  • 今日は昨日のつづき どこからか言葉が
    4.5
    1巻1,699円 (税込)
    ひとが旅立つ寂しさ、いま生きているいのち、言葉にできずにただ思っていたこと……日々の生活から浮かんできた言葉たち。 朝日新聞の連載「どこからか言葉が」をまとめた、谷川俊太郎がさいごに遺した「感謝」を含む47篇の詩。
  • 脅迫者
    -
    銀座のホステスとのドライブ旅行の帰宅途中に交差点で起こしてしまった交通事故。加害者は被害者とは意外な関係にあった。故意によるものか偶然の出来事か……!? そこから始まった被害者からつぎつぎにつきつけられる要求。しかし、その関係におもわぬ結末が!
  • 脅迫者
    5.0
    全裸でマンションの一室に閉じ込められた美代子は、2歳の息子を抱いて恐怖と恥辱に震えていた。誘拐犯の目的は?突如、理不尽な犯罪に巻き込まれた若妻と、凌辱の限りを尽くす脅迫者。白熱の筆致で描くハード・サスペンス!

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  • 脅迫者たちのサーカス
    -
    1巻495円 (税込)
    露崎は一晩泊めてやるのは仕方あるまいと思い始めていた。これから東京に帰るのは十歳の子には困難だろう。ローカル鉄道の本数がとても少ないし、乗り継ぎも厄介だ。それよりなにより、夜道に一人で離せば、また自殺でも図りかねない。(本文より)  一面の田園。稲は穏やかに波打ち、ビニールは無機質に照り返していた。自殺未遂の家出少年と、世捨て人のような男がそんな場所で出会う。だが、少年の家には「子供を預かっている。五千万円用意しろ」という脅迫状が届いて……。  警視庁捜査一課の女性刑事、倉原真樹が活躍する長篇推理小説。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 今日は口数がすくない
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    偶然か、必然か。たぶん偶然である。人生にはこのようなことが重なることもある オートバイ雑誌の編集をしている1人の男性。 彼が自分の城である部屋で模様替えなどをしているところに 短時間のうちに3人の女性から誘いの電話がかかってくる。 そのすべての約束に応じ、それぞれの女性とそれぞれの場所で酒を飲んだが 女性たちはいずれもしたたかに酔っ払ってしまう。 これはいったいどういうことか。 そして4人目の女性が彼の部屋に現れる。 この4人目は前の3人とは少し違うようだ。 そしてラスト、彼女が言ったその一言。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 今からあなたを脅迫します
    3.4
    「今から君を脅迫する」。きっかけは一本の動画。「脅迫屋」と名乗るふざけた覆面男は、元カレを人質に取った、命が惜しければ身代金を払えという。ちょっと待って、私、恋人なんていたことないんですけど……!? 誘拐事件から繋がる振り込め詐欺騒動に巻き込まれた私は、気づけばテロ事件の渦中へと追い込まれ――。人違いからはじまる、陽気で愉快な脅迫だらけの日々の幕が開く。
  • 脅迫 強請屋稼業
    -
    札束のベッドで眠る 悪党どもを始末しろ! ライバル企業を狙う脅迫者は誰だ⁉ スキャンダルで利権を奪え! 黒幕企業の卑劣な罠とは!? 中部国際空港開設に絡み、繰り広げられる関連業界の談合。壮絶な利権争いを制覇すべく、情事代行も請け負う強請屋探偵の見城に、敵対業者を調査してほしいとの依頼が飛び込んできた。参入をもくろむ企業が、大手ゼネコン企業トップのスキャンダルをネタに脅しをかけているようだ。動き始めた見城の前に、謎の組織が立ちはだかる!(『暗闘』改題)
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私
    4.1
    突然終わった結婚生活。バツイチか──と嘆く余裕もない私。職務経験もろくにないが、家事だけは好きだった。 そんな私に住み込み家政婦の仕事が舞い込む。相手は高名な小説家。そして整った顔立ちとは裏腹に、ものすごく気難しい人だった。行き場のない私と、ふれ合いを拒む小説家。最初はぎこちなかった関係も、家事が魔法のように変えていく。彼と心を通わせて行くうちに、いつしか──。 なにげない毎日が奇跡になる物語──本を閉じた後、爽やかな風を感じてください。
  • 京は成仏びより
    5.0
    リストラされ、妻に別れを告げられ、親類の一族が暮らす京都の老舗呉服屋「わたり」に居候をすることになった “僕”は自他共に認めるへタレ男子。しかもやっかいな特技をもっていた。――霊が視えるのだ。さらに、居候先でもっと厄介なものに出会ってしまう。25歳の美しい和装の女性であり、“僕”の祖母でもある渡利稲――つまり幽霊だ。ばあちゃんは「視える」人間を見つけて大はしゃぎ。「成仏させろ」とつきまとう。とはいえ成仏させる技もない僕は、祖母の“未練”の心当たりを元に様々なミッションを行い、京都の町と渡利一族の事件に巻き込まれていく。
  • 今日はそういう日【HOPPAライブラリー】
    -
    1巻1,210円 (税込)
    向かい風だってだいじょうぶ。そのうち風向きが変わるから。背中を押してくれるから――。富良野の穏やかな風が心をそっとなでてゆく、そんな癒しの詩集です。
  • 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います
    4.0
    些細なことから上司・岸本の執拗な嫌がらせを受けるようになった玲美。疲弊しきった玲美は、彼を殺したいと夢想するようになる。こいつの頭をぐしゃりと潰してやれたら――。業績を掠め取る係長、若い女子を目の敵にするお局、会社に寄生する豚野郎。こんな最低なヤツらが迎える結末とは!? 会社で頑張るすべての人々に捧げる、ちょっとブラックなお仕事小説! 【目次】今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います/天井の梁/引き継がれ書
  • 今日は何をしない日にしようか
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    深い心の傷を抱えた人々の再生を描く短編集。別れの手紙で交わる多村黄菜と高見幸太郎のやりとりを軸に、幼い想いの象徴としてのカブトムシが示す贖罪と赦し。母からの手紙が導く新たな命、カケルの誕生。月夜に語られる三人の目撃談から始まる『満月の子守唄』では、見えない絆と奇跡の再会が白い鳥居の下に結実する。それぞれの物語が手紙や証言で交差し、新たな感動と発見が待つ。
  • 今日は再び来らず
    値引きあり
    5.0
    東大―大蔵省―総理大臣の夢をわが子にかける母。早朝、霜を踏んで寒中受験特訓に励む小学生の群れ……就職に失敗して進学塾を始めた津島には、それはあまりに異様な光景だった――。教師・学生・浪人そして親たちの人生に、このますます加熱する「受験戦争」はどのような意味をもつか? その内幕をえがき、最も切実で緊急なテーマに迫る意欲的長編。
  • 今日は木曜日
    -
    編み物教室に通って日々を過ごす一人暮らしの高齢男性の話。現実認識が上手くいかない孤独を描く。記憶こそが人生か。
  • 共犯者
    -
    パリ郊外に住む13歳のクレオ。ダンスが大好きな彼女は、若者を支援する財団から奨学金のオファーを受けるが、選考委員の男から性的被害に遭う。だがその後彼女自身も周囲の少女を財団に勧誘する役目を自ら負い、何十年も罪の意識に苛まれ――。仏発の#MeToo小説
  • 共犯者
    3.6
    お前は、誰を守ろうとしてるんだ? 迷走する警察。暴走する世論。壊れゆく家族。 ひとつの殺人事件が、隠された過去の真相を炙り出していく。 その罪は赦されるか。愛と憎しみの衝撃サスペンスミステリー。 岐阜県の山中で顔面を激しく損壊された男性の遺体が発見された。取材に赴いた週刊誌記者の宮治は、警察が何かを隠していると疑う。隣県にはひとつ歳下の弟・夏樹が住んでいた。久々に弟の部屋に立ち寄った宮治は、その言動に不信感を抱く。弟が事件になんらか関わっているのかもしれない。報道の使命を貫くか、家族を守るか、宮治は揺れ動くが……。 カバーイラスト/三部けい
  • 共犯マジック
    3.6
    人の不幸のみを予言する謎の占い書《フォーチュンブック》。偶然入手した七人の男女は、運命の黒い糸に絡めとられたかのように、それぞれの犯罪に手を染める。錯綜する物語は、やがて驚愕の最終話へ。連作ミステリーの到達点を示す傑作長篇。
  • 共犯~幼女誘拐事件の行方~
    3.3
    1巻660円 (税込)
    東京の郊外で、3歳の女児・海老沢美菜が誘拐された。犯行に使われたと見られる赤いセダンを乗り回している男が、捜査線上に浮上。男は、18年前に起こった連続幼女誘拐殺人事件でも容疑者として名前が挙がっていた。その忌まわしい過去には、美菜の母親も関わっていた――。2つの事件が絡み合い、真実が浮かび上がる! “有罪宣告”への怒りを描く逆転のミステリー。
  • 狂馬
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 恐怖
    3.0
    彼の指が女の喉元にくいこみ、やがて女の体は動かなくなった……証券会社に勤めるマーシャルは最愛の女性と婚約し、今日が結婚式だった。しかし、たった一度おかした過ちから恐喝を受け、愛する女性と結ばれるため、結婚式の当日に恐喝者を殺してしまったのだ。殺人の事実を隠蔽し、式を済ませた彼は、ニューヨークを離れ追われる者の苦痛と焦燥の淵へと向かっていく─―ウールリッチ的叙情をサスペンスにあふれる佳品。
  • 恐怖
    3.3
    おれは殺される! 次に殺される! でも誰に? 静かで文化的な姥坂市で起きた連続殺人事件。閨秀画家の絞殺にはじまった殺人犯の狙いはどうやら、町に住む文化人を皆殺しにすることらしい。作家の村田勘市は、臆病な性格が災いして、次第に半狂乱に追い詰められていく。犯人は何者か? 何のために殺すのか? 謎解きのサスペンスにくわえ、「恐怖とは何か?」という人間心理の奥底に鬼才・筒井康隆がせまる異色傑作ミステリー! 不気味な目次も必見です。
  • 恐怖 アーサー・マッケン傑作選
    3.2
    アーサー・マッケンは平井呈一が最も愛した怪奇小説家だった。二十代の頃、友人から借りた英国の文芸雑誌で「パンの大神」に出会った平井青年は、読後の興奮収まらず、夜が明けるまで東京の街を歩き回ったという。戦後その翻訳紹介に尽力、晩年には『アーサー・マッケン作品集成』全6巻を完成させた。太古の恐怖が現代に甦る「パンの大神」「赤い手」「白魔」他の初期作に、大戦中に英国の或る地方を襲った怪事件の顚末を描く中篇「恐怖」など、異次元を覗く作家マッケンの傑作を平井呈一入魂の名訳で贈る。/【目次】訳者のことば/パンの大神/内奥の光/輝く金字塔/赤い手/白魔/生活の欠片/恐怖/アーサー・マッケン作品集成 解説/解説=南條竹則
  • 恐怖がたり42夜 ―携帯サイトの怖い話―(上巻)
    -
    1~2巻275~385円 (税込)
    ケータイ小説としてライブドアで発表され、驚異のアクセスを記録し、文庫にもなった42の怖い話・怪し不思議の物語が、新装になって上・下巻に分かれてケータイ小説として復活!怖い、恐ろしげ、不気味、怪奇的というだけでなく、哀しい、不思議、謎めいているなど……美しい文体と緻密な構成で描かれた、さまざまな切り口の味わい深い掌編小説がテンコ盛り。【登場人物】グラフィックデザイナーの南村優一郎(第1夜)、サラリーマンの馬渕陽太郎(第5夜)、元薬剤師の大宮惠子(第9夜)、画家の椎葉芳叡(第13夜)、推理作家の村木健吾(第20夜)、世界三大美女の小野小町(第21夜)など数十名の男女が登場。

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  • 恐怖小説集 怪
    -
    1巻330円 (税込)
    「あそこの家には何か大きな祟りがある」幻想と怪奇。人間の醜悪さや怨念を描き出す田中貢太郎の作品集。「藍瓶」「藍微塵の衣服」「赤い花」「赤い土の壺」「青い紐」「あかんぼの首」「尼になった老婆」「雨夜草紙」「雨夜続志」「雨夜詞」の十話を収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけました。
  • 恐怖小説集 金曜日の女
    3.8
    自分を捨てた男からの電話を、何年も電話の前で待ち続ける女。婚礼の前日、会ったばかりの男と駆け落ちを企てる女。女たちの胸の奥底に渦を巻く出口のない想いがえぐり出される。森瑤子の遺した傑作サイコホラー集。
  • 恐怖小説集 呪
    -
    1巻330円 (税込)
    カラン、コロンの下駄の音と共に毎夜やってくるお露の幽霊。新三郎は果して助かるのか。幻想と怪奇。人間の醜悪さや怨念を描き出す田中貢太郎の作品集。「ある神主の話」「怪しき旅僧」「円朝の牡丹燈籠」「位牌田」「一緒に歩く亡霊」「虎杖採り」「岩魚の怪」「おいてけ堀」「宇賀長者物語」「馬の顔」の十話を収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけました。
  • 恐怖小説集 妖
    -
    理不尽に殺された者の怨念はどこまでも続く。恨まれた者にはけっして休まるときは来ないのである。怖いお話ばかりを10話。幻想と怪奇。人間の醜悪さや怨念を描き出す田中貢太郎の作品集。「蛾」「海異志」「怪人の眼」「怪僧」「牡蠣船」「蟹の怪」「累物語」「女の怪異」「女の首」「阿芳の怨霊」の十話を収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 恐怖心展
    12/23入荷
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 総動員数13万人突破! 『行方不明展』の梨×株式会社闇×大森時生が手掛ける “恐怖心”をテーマにした話題の展覧会を完全書籍化。 書籍オリジナル展示1件に加え、綿矢りさ書き下ろしコラムを収録! 展示会パンフレットに収録された、ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)書き下ろしコラムも再収録。 誰しもの心にある“恐怖心”。それらが可視化された時、新たな恐怖が呼び起こされる。 怖いものって身近にある。身近にあるものは怖くなりうる。 ──ましろ爻(にじさんじ) この可視化できない霧を求めて、私は恐怖を求め続ける。とりあえず空気清浄機の側で本を読もうか。 ──綿矢りさ あなたに、我慢できないほど怖いものはありますか? ※収録内容の一部はフィクションです 「恐怖心」とは あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安。 単なる命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあります。これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴います。 『恐怖心展』では、「先端」「閉所」「視線」といった、様々なものに対して抱く「恐怖心」をテーマにした展示物を収録しています。 これらを通して、あなたの恐怖心に向き合うきっかけになれば幸いです。

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  • 恐怖実話 怪の足跡
    3.0
    瑕疵物件、事故現場…恐怖の残穢が胸に突き刺さる! 暗澹とした実話譚!! 実話怪談の収集・取材のため頻繁に「怪談現場」を訪れる著者。 ただし、誰もが怪異を体験し、ウラが取れるならばそれはもう『怪談』ではないとも語る。 それではなぜ現場に行くのかとの問いに「場所の空気を感じたいから」であり、場所の地形や雰囲気、建物の具合を感じ取りたいからだという。 また、その土地の歴史も掘ってみたいとも語る。 怪の足跡をたどれば――そこにあるのは黒く深い恐怖のみ。
  • 恐怖実話 怪の遺恨
    4.5
    全国の怪談を綿密な取材のもとに探求し続ける<オカルト探偵>吉田悠軌の人気シリーズ第6弾。 美大生の男が先輩の部屋に行きたくないおぞましい理由「ブックエンド」、肝試しに行った山で豹変し行方不明になった友人。十年後その消息に驚愕する「山頂に行った友人」、歌舞伎町に巣食うものは何? ビルオーナーが話してくれた連鎖の怪異「オレンジのやつ」、東京都心のJR路線で続出している奇怪な現象を検証する「鶯谷の怪」、温泉好き著者が各地で蒐集したお湯にまつわる怪談「浸かる人」、幼馴染が住んでいた新築の家にまつわる薄暗い記憶とは…「ユウ君の家」など32話を収録。
  • 恐怖実話 怪の残響
    -
    この男は、触れてはならぬ禁忌を炙り出す―― 現場・資料を徹底調査!心霊現象の裏に隠された恐怖を覘く! 徹底的な資料蒐集や現地取材によって怪異をリアルに掘り起こすルポルタージュ怪談の旗手・吉田悠軌が綴る怪奇実録最新作! ・丹沢の山中で目撃した浮世離れした異形の姿とは…「芥子色の女」 ・奥多摩のキャンプ場近くで耳にした不可解な異音、調査を進めるとおぞましい猟奇殺人事件との繫がりが…「左手と髪」 ・酒場で出逢った謎の老人が語る在りし日の強烈な恐怖体験――業と恨みが導く暗鬱な真実「奈落」など35篇の怪奇譚を収録。 昏い陥穽に響く音は亡者の嬌声か、それとも生者の悲鳴か……。 著者について 吉田悠軌 (よしだ・ゆうき) 怪談サークルとうもろこしの会会長。 怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。 著書に「怖いうわさ ぼくらの都市伝説」シリーズ、『恐怖実話 怪の残像』『恐怖実話 怪の手形』『恐怖実話 怪の足跡』『うわさの怪談』『日めくり怪談』『禁足地帯の歩き方』『一行怪談』『怪談現場 東海道中』など。 月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。 文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動。
  • 恐怖実話 怪の残滓
    3.0
    「……なぁ、✕✕さんが死んだ部屋ってここか」 物がすぐに腐る強烈な事故物件で見た真実とは――(「あの人だ」より) 現場・資料・実体験から恐怖の残滓を炙り出す 吉田悠軌のリアル恐怖実話! 恐怖の現場を検分し怪異をえぐり出す、吉田悠軌のルポルタージュ怪談第5弾! ・内見した事故物件で予期せぬ恐ろしい真実と対峙する…「あの人だ」 ・外科医が語る現代医学では証明できない怪事例…「ゾンビさん」 ・都内に点在する曰くつきの地、不気味な縁に導かれ現地を訪ね歩いた著者が辿りついた真相とは…「第六天の森」 ・不幸の絶えない集合住宅の住人が語るリアルと恐怖体験…「死人マンション」 ・八王子で度々目撃される都市伝説めいた怪人…「窓から首ひょこひょこ女」 ・都会の地下に広がる異界には正体不明の怪異が確かに存在した…「下水道」 ――など30篇を収録!
  • 恐怖実話 怪の残像
    4.0
    怪しいブードゥー人形をクスコさんは海に流した。さ迷う呪いは…。怪異の現場に密着する、吉田怪談! 怪異が起こる場所にはいったい何があるのか? いわくのある現場に訪れ、怪談を蒐集する著者が綴る恐怖の一冊。工事のために訪れた家で、作業を進めるたびに起こる怪異、衝撃の結末「空き家」、信号で止まるたびに景色が真っ赤に染まって見える交差点、その訳は…「視野」、職場で一緒になった男から聞いた奇妙な話「カミサマを捨てる」など35編を収録。忌み深き場所で怪の残像をなぞることで――あらたな怪異が発現するかもしれない。
  • 恐怖実話 怪の手形
    -
    事故・事件の現場では残恨が呪う!   驚愕のドキュメント実話怪談! 聞き及んだ怪談の現場に足を運び、怪異の舞台に遺された忌まわしい記憶を綴った渾身の一冊。講堂の奥に隠された扉を見つけた生徒に送られてくる不可解なメールの行方は…「なにしてるの」、先輩が死んだホテルの廃墟に肝試しに行ったことから不気味な因果が巡る「多摩湖の廃墟」、伐採はおろか、葉一枚触れてもいけないと言われるご神木。今なお被害が絶えないというご神木の祟りとは…「ホオノキ」など36編は収録。 著者について 怪談サークル「とうもろこしの会」会長。怪談の収集、語りとオカルト全般を研究。著書に『恐怖実話 怪の足跡』『禁足地帯の歩き方』『一行怪談』『怪談現場 東海道中』など。月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。ライター業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動。
  • 恐怖実話 奇想怪談
    -
    奇妙な読み味の怪談を披露する丸山政也による実話怪談集。 いじめられっ子のルームメイトがある夜、突然変わった。いったいなにが…「赤毛の友」、病床につく弟が見た夢は傷口から虫が這い出すもの。それから暫くすると…「蛆虫と黄揚羽」、クラスで撮った集合写真に自分が写っていない。代わりに写っていたのは…「集合写真」など41話を収録。 やんわりと纏わりつく厭な怖気、それを祓うことはできない。
  • 恐怖実話 狂縁
    -
    「わたし、生霊がとばせるから…」という彼女と別れた男の部屋に突然、虫が多量発生した! 『部屋の虫』収録。 過去に結んでしまった縁が、時と場所を越えて牙をむく――不可思議な体験に内包された人の狂気と闇を炙り出す実話集! 姑のイジメに耐えてきたが決裂、離婚を前に決行した復讐とは「十年かけて」、嫌いな上司を呪いたいと生半可な祈祷をしたばかりに…「呪殺法」、寝て起きると口の中が塩辛い。そんなバイトの先輩の後ろに視えていたのは…「眠る場所」など28編の怪異と狂気。日常で感じる些細な違和感は、怪異なる縁が牙をむく前兆なのかもしれない。
  • 恐怖実話 狂禍
    -
    ほんとうに恐ろしいのは、死者の怨念か、生者の業か… 人怖の名手・渋川紀秀が書き刻む!混沌の実録恐怖譚! 闇に潜む狂気と日常に垣間見える違和感―― 独特の視点で恐怖を炙り出す渋川紀秀。 見てはいけない!生徒が感じ取った不気味なモノとは「同じくらいの年の子」、 自殺した女が出る公園、噂につられて行った先で待ち受けた結末「死んだ女でもいいから」、 夜の街でナンパ成功、連れられて行った先で…「ナンパ成功」、 誘われた一軒家でのパーティー、洗面台の鏡に映ったのは…「きれいな歯ブラシ」、 間違えて配達された謎の封筒、その中身に戦慄する「誤配達」など35篇を収録。 生者と死者が交差するところに禍々しい怪異が生まれる……。 著者について 渋川紀秀 (しぶかわ・のりひで) 兵庫県姫路市出身。最近ハマっているのは、現代海外ミステリーを読むことと、すれ違う人の来歴を想像すること。 単著に『恐怖実話 狂霊』『恐怖実話 狂忌』『恐怖実話 狂葬』『恐怖実話 狂縁』。 共著に『FKB怪談幽戯』『怪談実話競作集 怨呪』『怪談五色 破戒』など。
  • 恐怖実話 狂葬
    -
    痛みがある狂気、血が流れる怪異体験! 體に刻み込まれた恐怖譚! 生者と死者、本当に怖いのは? 日常を突き崩すサイコな事件と心霊譚! 夜釣りの帰り道、人を撥ねてしまったのだが…「じしゅ、しろ」、ネットで露悪的に私生活を晒す女の企み「生霊に殺されるから」、放課後の家庭科室で閉じ込められてしまった少女。その驚愕の理由「勘違い」、彼氏の自主映画の撮影のために一緒に訪れた廃病院、カメラ越しに彼の奇妙な告白が始まり…「偽病院」など、心霊と人間の闇を剥きだす怪気実話。どちらの闇も怖く底知れない。
  • 恐怖実話 北怪道
    -
    「耳が、とられる…! 」 M前城の耳塚に浮かぶアイヌの生首を見た男は? 摩周湖、富良野、羊蹄山の怪。札幌、函館から釧路、稚内まで怪拓者が見た最果ての恐怖! 北海道は「北怪道」。地元を愛してやまぬ著者が、あやしと不思議に満ちた道内の怪異譚を丹念な取材で聞き集めた実話怪談集。病院跡地のスロープで三人の男が見たものは…「U別炭鉱周辺の闇」、自殺があったと噂の湯船から聞こえる音…「S笏湖の廃墟」、はぐれた夫婦がそれぞれに体験した異界…「M周湖の霧人」、墓地でふざけた男の辿る末路…「T田墓地に眠る魂」他、札幌、千歳を皮切りに、旭川、富良野を通って釧路、弟子屈、そこから紋別、稚内と北上し、海岸沿いに石狩、小樽と下って道南の函館、松前に至る一大怪拓記。アイヌや開拓の歴史を背景に生まれたしばれる恐怖。北海道のもうひとつのガイドブックとして楽しんでいただければ幸いである。 著者について 服部義史 北海道出身、札幌在住。幼少期にオカルトに触れ、その世界観に魅了される。全道の心霊スポット探訪、怪異歴訪家を経て、道内の心霊小冊子などで覆面ライターを務める。現地取材数はこれまでに8000件を超える。
  • 恐怖城
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  • 恐怖と狂気のクトゥルフ神話
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一人の作家が創造した壮大なる暗黒神話体系「クトゥルフ神話」! ★神話に登場する古の神々&旧支配者達を美麗イラストで禍々しく紹介。★『インスマスを覆う影』などのクトゥルフ神話を代表する九つの物語を収録。未知なる宇宙的恐怖にあなたの精神は耐えられるだろうか…? 第一章:入門・世界観(解説;クトゥルフ神話とは何か? ほか)、第二章:暗黒神たち(解説;アザトースほか)、第三章:禁断の小道具(解説;ネクロノミコンほか)、第四章:闇の舞台(解説;インスマスほか)、第五章:関連作品紹介(解説;暗黒神話体系シリーズ クトゥルーほか)。
  • 恐怖について
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  • 恐怖の一夜
    1.0
    怖くて面白い、怪奇小説、ホラー短編集。八人の作家による怖い話。それぞれ趣向の違う恐怖を味わってください。闇に潜むのは何者なのか。真夜中に呼びかけられても決して振り返ってはいけません。ほら、あなたの後ろにも、何かいるかもしれませんよ。収録作品「二度あることは三度ある」松元千春「また来るね」有栖川飴璃「いいねと言って」小鳥遊桜「裁判所」朧塚「タカラ探し」志月彩羽「くれない桜花」あさぎゆえ「風が吹けば呪術師が儲かる」みぽりーぬ「究極の片付け」緋鞠あおね
  • 恐怖の海 東尋坊
    3.0
    「私は殺されました。恨みます──」家の留守番電話に連日、吹き込まれていたメッセージ。しかし、その女はもう殺されていた。死者からのメッセージの謎を解くため、日下刑事は単身、東尋坊にとんだ。表題作以下、毒殺された鯉が釣れる富士西湖、自殺が相次ぐ昇仙峡、幽霊を見にいった客が溺れる繋温泉……名勝をめぐる、傑作トラベル・ミステリー全4篇を収録。おなじみの十津川警部と同僚の刑事たちが難事件に挑み、鋭い推理が展開される。
  • 恐怖のお持ち帰り ~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~
    4.0
    1~2巻616円 (税込)
    現役ホラー監督が暴く! 戦慄の心霊実話怪談! ! 出る局、廃墟ロケハン、心霊ビデオ……。テレビの裏側に潜む、漆黒の実話怪談40編! こんな話、書いちゃっていいんですか!?(編集担当) 【あらすじ】 心霊番組の監督Tが廃墟でのゲリラ撮影中に突然見舞われた謎の怪異、若手監督Mが新人女性タレントを自宅に連れ込んで起きた恐怖の出来事、放送作家Tがディレクターに見せられた異様な心霊ビデオ――。ホラー映画の監督や脚本家として活躍する筆者が、実際に撮影現場で見聞きした数々の恐怖実話を収録。実際に体験したからこそ伝えられる、恐怖のリアリティ。身の毛、髪の毛、ヨダツかな……。ケケケヶヶヶ。
  • 恐怖の女患者~医者のないしょ話~
    -
    我が病院の超有能婦長・長居過子(ながいすぎこ)。まったく男の影のなかった彼女に、年下の彼が出来たという噂が! その男・つぐみはホストクラブ勤め。しかも婦長は彼に貢いでいるらしい。長い付き合いの私は複雑な心境だったが……。ある日、つぐみが病院に現われた!(「婦長のつばめ」より)。医療現場で起こる様々な出来事。現役医師である著者が、やさしい目で描く、心温まる物語!
  • 恐怖の勘崋山伝説
    -
    1巻275円 (税込)
    三十年間、勘崋山で暮らす日向老人は、豪雪の日、遭難した佐山という知人を捜索するための救助隊に参加する。すると、高山に登る途中、雪の中にタンポポが咲いているのを見つける。次々、タンポポが現れるその登山道を見て、日向は、佐山がこのタンポポを追いかけて遭難したのではないかと思う――。雪山を題材にした不思議な作品。ぜひ、お読みください。

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  • 恐怖の季節
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 恐怖の金曜日
    -
    金曜日の深夜、二週続けて若い女性の殺人事件が発生した。十津川警部指揮の下、各刑事は必死の捜査を開始する。そんな捜査本部へ、犯人からの殺人予告状が舞い込む。姿なき犯人の正体とは……長編サスペンス
  • 恐怖の口笛
    -
    1巻110円 (税込)
    覆面探偵・青竜王が活躍する。東京で吸血鬼による連続殺人事件が発生。そこには必ず口笛の音が聞こえる。美しき女優赤星ジュリアとは何者か。そこへ凶賊・痣蟹仙斉が海外から帰ってきた。果して吸血鬼の正体は?
  • 恐怖の口笛
    無料あり
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    1巻0円 (税込)
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  • 恐怖の結婚
    -
    わたしがエクスタシーを迎えそうになったとき、この紐で首を締めて――財閥の御曹子・八木橋次郎は、モデルの珠江の倒錯的嗜好に応じ、誤って絞殺してしまう。マネージャー秋吉の甘言に誘われ証拠湮滅を図るも、直後秋吉は強請屋に豹変した!

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  • 恐怖の構造
    3.9
    サーカスのピエロを、たまらなく恐ろしく感じる症状を「クラウンフォビア」という。また本来なら愛玩される対象であるはずの市松人形やフランス人形は、怪談やホラー映画のモチーフとして数多く登場する。なぜ人間は、“人間の形をした人間ではないモノ"を恐れるのか。また、日本人が「幽霊」を恐れ、アメリカ人が「悪魔」を恐れるのはなぜか。稀代のホラー作家が、「エクソシスト」や「サイコ」など、ホラーの名作を例に取りながら、人間が恐怖や不安を抱き、それに引き込まれていく心理メカニズムについて徹底考察。精神科医の春日武彦氏との対談も特別収録!
  • 恐怖の骨格
    -
    巨大な紀尾井企業集団に君臨する帝王・椎名禎介は、全身を癌に犯されていた。その娘、城久子と真知子を乗せた小型飛行機が北アルプスで遭難した。婚約者の佐多と島岡は、独自の救援隊を組み北アルプスへ向かうが悪天候のため、救援隊は“幻の谷”に閉じ込められた。そして恐怖の連続殺人が! 極限状態における人間の恐怖と愛憎を描いたサスペンス・ミステリー。
  • 恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで
    3.6
    うじゃうじゃと蠢く虫の群れ、おぞましいほど密集したブツブツの集合体、刺されば激痛が走りそうな尖端、高所や閉所、人形、ピエロ、屍体――。なぜ人は「それ」に恐怖を感じるのか。人間心理の根源的な謎に、精神科医・作家ととして活躍する著者が迫る。恐怖に駆られている間、なぜ時間が止まったように感じるのか。グロテスクな描写から目が離せなくなる理由とは。死の恐怖をいかに克服するか等々、「得体の知れない何か」の正体に肉薄する。
  • 恐怖の谷
    4.1
    ホームズのもとに届いた暗号の手紙。時を同じくして起きた暗号どおりの殺人事件。サセックス州の小村にある古い館の主人が、散弾銃で顔を撃たれたというのだ。事件の背後には、宿敵モリアティ教授の影が垣間見える――捜査に当ったホームズが探り出したのは、20年前のアメリカに端を発する、恐怖の復讐劇だった。推理、冒険、恋、友情を描ききったホームズ・シリーズ最後の長編。
  • 恐怖の谷
    4.1
    犯罪王モリアーティ教授の組織にいる人物から届いた、暗号手紙。その謎をみごとに解いたホームズだが、問題の人物ダグラスはすでにバールストン館で殺されていた。奇怪な状況の殺人を捜査する謎解き部分(第一部)と、事件の背景となったアメリカの“恐怖の谷”におけるスリルとアクションに満ちた物語(第二部)の2部構成による、傑作長編。
  • 恐怖の谷
    4.0
    若い婦人が持ち込んだ奇妙な話──十年前、インドから帰った父親が失踪したあと、毎年差出人不明の宝石が送られてくる。しかも今後は、償いをしたいという手紙が・・・・・・数奇な運命の糸にあやつられた惨殺事件の全貌。テムズ河を舞台にした一大追跡劇、ベイカー街不正規隊の活躍と冒険など興趣満載。
  • 恐怖の谷
    -
    英国イングランドの跳ね橋と堀のある古い館で起きた奇怪な殺人事件……ホームズは見事にそれを解明するが、その裏にはアメリカ開拓時代の炭鉱町を舞台にした暗い暴力の歴史がこめられていた。シャーロック・ホームズもの最後の長編。

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  • 恐怖の谷【阿部知二訳】
    4.0
    シャーロック・ホームズ最後の長編は、彼の最大の敵、悪の天才モリアーティ教授との死闘である。ある日ホームズのもとにとどいた暗号文は、殺人の警告であったが、時すでにおそく、被害者は惨殺されてしまった。平和なイングランドの小村に起こる殺人は、アメリカ開拓時代の昔にさかのぼって、悪の集団の恐るべき正体を暴露する!ディクスン・カーがドイル長編中のベストとして推す傑作で、第二部は、それだけ独立させても充分な謎と意外性を秘めている。

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  • 恐怖の谷【深町眞理子訳】
    3.8
    シャーロック・ホームズのもとに届いた暗号の手紙。悪の首魁モリアーティー教授の配下からのそれは、サセックス州の〈バールストン館〉のあるじに危険が迫っていることを告げるものであった。そして実際、その館で凄惨な殺人事件が発生する。捜査に乗りだしたホームズが解き明かした驚愕の真相とは? ホームズの推理譚の第一部に続き、第二部ではアメリカの荒涼とした〈恐怖の谷〉での目をおおいたくなるような、凄絶な物語が描かれる。第一部と第二部の双方に意外性が秘められた、最高傑作の呼び声高い長編!/解題=戸川安宣、解説=北原尚彦
  • 恐怖の日常
    -
    1巻495円 (税込)
    ひどくむしゃくしゃする。不愉快な感情が体の中を駆けめぐる。全身に毒素が回り、内臓が焼けただれていくようだ。吐き気がする。もうがまんできない。ぼくはどうなっていくのだろう。これもみんな黒い雲のせいだ……。さりげない日常や家族の団欒の裏側に潜む、真の恐怖を描いた表題作など、不安な現代を生きる病める精神たちの相貌が、ホラー小説の姿をとって描かれる。モダンホラー短篇集の名作。 *山の家 *窓 *白い少女 *大きくなあれ *反乱 *葬られた薬 *子宮の館 *屋上の老人たち *恐怖の日常 ●村田基(むらた・もとい) 1950年、京都市生まれ。名古屋大学文学部中退。出版社勤務ののち、1986年に「SFマガジン」に短編「山の家」を発表して作家デビュー。主にホラー、SFを執筆。
  • 恐怖の配当
    -
    湾岸戦争によって世界は新しい局面を切り開かれ、ソビエト体制の崩壊は、拍車をかけた。政治、経済、軍事は次なるバランスを求めてうごめいていた。――木暮勇、五十二歳。倒産により失業中の彼は、念願のアメリカ一人旅に出たが、思わぬ事件に巻き込まれた。中東の武器調達、米ソの暗部……〃秘密の領域〃に対し、木暮はその経験と知識を武器に死闘を開始した。
  • 恐怖の白昼夢〈ドリーム・カウンセラー三上量子〉
    3.0
    三上量子は心の悩みの相談に乗り、的確な見立てをして、独自の方法で治療にあたる臨床心理士。その量子のもとに記憶喪失の悩みを訴える阿川美砂江と名乗るクライアントが訪れる。その女性の悩みの相談に乗ったばかりに、量子と元亭主の四方探偵は思わぬ難事件に巻き込まれる。

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  • 恐怖の花束
    -
    老弁護士・成瀬の介護に訪れた理代子は、若くて溌剌とした美女。かいがいしく成瀬の世話をし、庭に咲き乱れる朝顔に水をやっていた。が、その時、成瀬の眼前から突然彼女が消えた!これは白昼夢か?やがて成瀬はある過去の出来事を思い出した…。熟練の筆致で綴る傑作ホラー小説集!

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  • 恐怖之場所 死にます。
    -
    1巻495円 (税込)
    著者・倉阪鬼一郎が、不動産屋の女性から聞き出した恐怖物件の驚愕の怪談。ちょっとした踏切での行為が、コンビニの惨事につながる。さらに誰もが利用するチェーン店レストランでの血なまぐさい事件、またお買い得一戸建、と思った念願のマイホーム購入後に起こる想像を絶する不幸な事件、マンションでも、平和な田舎の隠居先にでも“恐怖之場所”は存在し、今も呪われた事件が繰り返されているという……。あなたの場所は無事なのか? ホラー連作短篇集。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 恐怖のひととき
    1.0
    怖くて面白い、怪奇小説、ホラー短編集。六人の作家による怖い話。それぞれ趣向の違う恐怖を味わってください。闇に潜むのは何者なのか。真夜中に呼びかけられても決して振り返ってはいけません。ほら、あなたの後ろにも、何かいるかもしれませんよ。収録作品「苔の上にも三年」松元千春「呪いのアカウント」烏丸飛鳥「善意のパン」有栖川飴璃「みぃつけた」SOR「がわりとくも」ロシアスキー「青い鳥居」朧塚
  • 恐怖の百物語 第1弾
    -
    首が消える女の子、何十本もの白い手、無数のおぞましい子供たち… 本当にあった29の心霊体験実話 ヌメヌメと濡れたような黒髪が巻きついて…「噂の幽霊トンネルでの恐怖の一夜」。 無数のおぞましい子供たちがぎっしりと…「幽霊屋敷メリーさんの館に秘められた謎」。 時々ふっと首が消える女の子…「葬儀社のアルバイトでの不思議な体験」。 何十本もの白い手がわらわらわらっと…「一年にひとりずつ自殺する女子高の怪」。 かつて怪現象続出で話題になった伝説の番組に寄せられた恐怖の霊体験から29の実話を厳選収録。 第一章 ドライバーを襲う悪霊たち 第二章 世にも恐ろしい幽霊屋敷 第三章 海や山での戦慄の霊体験 第四章 学園は怪談話に満ちている 第五章 この世に心を残す怨霊たち 第六章 恐怖のミステリー・スポット
  • 恐怖の報酬
    3.0
    大切な来客の駐車場を予約しそこない昭子が焦っていると、運良くキャンセルが出て事なきを得た。しかしその空きは交通事故によるもので……。ささいな出来事をきっかけに、ぞっとするような世界へ誘う4編。
  • 恐怖の骨~サイコ・ホラー~
    4.0
    新宿区下落合のアパートの一室で不可思議な白骨死体が発見された。長椅子に横たえられた一体の黄白色の骨を鑑定するため、検死官・田代ゆり子は現場へ。検死の結果、骨年齢は80歳代の老年男性と推定されたが、歯型から判明した身元は24歳の青年だった……。さらに次々と事件が起こる。不可解な死に共通するものは何か? 若き女性検死官が、異常犯罪に挑む!
  • 恐怖の町
    -
    1巻110円 (税込)
    廃墟の家には、よく幽霊が出るとか、幽霊を見たという言葉を耳にする。まして殺人があったような所は、誰でもそんなイメージをいだく。テレビでも幽霊とか、写真に亡霊が写ったという番組を、時々放映している。これが家ではなく、町全体だったらどうだろう?もしかしたら、世界の何処かに、小説のような所があるのではないだろうか?それをこの小説で恐怖の体験してみては。

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