鷹野進の作品一覧
「鷹野進」の「宮廷書記官リットの優雅な生活」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鷹野進」の「宮廷書記官リットの優雅な生活」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
リットの両親の話が明かされた?
いや、リットの母親と、リットを父親に託した騎士がすでに鬼籍に入っているので、母親の死の真相は闇の中といったところだろうか。
ポンポンと会話が進むので、
「あれ?このセリフは誰?」
と思うことも数回あったけれど、話の流れに支障はないので、まあ、いいかと読み進めた。
リットの父親の暗躍ぶりと、大逆にアッサリと乗ってしまう侯爵と神官には、それでいいのかこの王国と呆れてしまった。
サクサクと話が進むからなのか、進めるためなのか、王家の秘密や陰謀の背景の重たさを、どうにも私は読み取れない。だから、敵さんたちがめちゃくちゃ危ない橋を軽率に渡りすぎだと思ってしまう。
Posted by ブクログ
宮廷書記官リットと侍従のトウリ。
二人で宮廷の難問に挑む。
というお話。
王子と下級貴族の恋だったり、王子の立太子と婚約の話だったり、宮廷内の難問に、書記官という政治文章を扱う職務の上で関わりあいにならなければならないリット。
そんな彼は、国王と王妃の前でも膝を折らない、慇懃無礼な青年。
王の姉の子どもという、隠された背景があるからだけど、会話のテンポ優先で物語が進行するために、その『背景』はどれほど秘されていて、どれほどオープンで、どれほど重いのかがわからない。
国王の第一王子が立太子したけれど、その立太子を遅らせるほどのスキャンダル的な存在であるなら、彼の立ち居振る舞いは、秘密の喧