球体の蛇

球体の蛇

作者名 :
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作品内容

幼なじみ・サヨの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった。白い服に身を包み自転車に乗った彼女は、どこかサヨに似ていた。想いを抑えきれなくなった私は、彼女が過ごす家の床下に夜な夜な潜り込むという悪癖を繰り返すようになったが、ある夜、運命を決定的に変える事件が起こってしまう――。幼い嘘と過ちの連鎖が、それぞれの人生を思いもよらない方向へ駆り立ててゆく。最後の一行が深い余韻を残す、傑作長編。

ジャンル
出版社
KADOKAWA
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2013年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

球体の蛇 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2015年11月17日

    ×
    キー
    道尾作品を読んだのは、『ラットマン』『向日葵の咲かない夏』、そしてこの作品、と三作目でしたが、この作品が飛び抜けて好みでした。『星の王子さま』の始めに出てくるウワバミの絵を元に、これだけ切なく温かくそれでいてこれだけ変態的に仕上げるという才能が素晴らしいですね。作品中で『星の王子さま』の内...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月14日

    『人間はみんな、ただこの世に生まれただけじゃ駄目なんだ。存在できただけじゃ駄目なんだ。

    人生のどっかで、生きるために生まれ直さなきゃいけない。俺いつも、そう思ってる。絶対そう思ってるよ。』

    いろいろな感情から嘘をついてしまう人たちの悲しいすれ違いの物語。

    本当のところが分からないからモヤモヤす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月14日

    道尾秀介さんが描く過去と現在が激しく交錯し虚実が入り乱れる一人の青年を巡る3人の女の人生の物語。「球体の蛇」には現実の蛇は出て来ませんが何度も壊されたスノードームの中でうごめいている印象が鮮烈ですね。暗くて切ないストーリーですが、でも読者を本格的に落ち込ませないのが道尾さんの良さでしょうね。主人公ト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月28日

    「文学」読んでる、って思いながら読んだ。このカテゴライズが正しいかわからないけど。主人公の心の動きが細やかに描かれているというか。
    幼馴染の姉妹の姉・サヨに好意を抱く主人公。サヨの心の闇に気づく主人公だが、読み進めていくうちに、主人公の心の闇も感じられてくるのがなんとも。

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    Posted by ブクログ 2015年12月08日

     何が真実で何が嘘なのか。当人にしか分からない、だけど当人がいなくなれば確かめることもできない。でも、本当に真実を知るのが主人公にとって最善なのかというと、そうでもないような…。と、読後いろいろと考え込んでしまった。あの時こうしていれば、という後悔はよくあるけれど、それが幾重にも重なる物語中の世界は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月07日

    私とサヨとナオ 白い服の女性がグルグルと繋がっている・・単純で楽しい家族でないところはいつもの通り。決して同じ環境ではないのに、所々 ハッとする場面がある。記憶の回路の接続、というフレーズは素晴らしい

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    Posted by ブクログ 2015年09月19日

    久々にゾクゾクした。

    乙一の夏と花火と私の死体?だかを思い出しました!!!

    あのなんともいえない恐怖が独語まで続く感じ。

    誰がなんの嘘をついてるのか?

    誰のせいなのか?

    誰のせいでもないのか?

    最後まで全く気を抜けない一冊です。

    つい息を吸うのを忘れてしまいます。。、

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    Posted by ブクログ 2015年04月26日

    「あなたのおかげで、助かったの。あなたが、あの人を殺してくれたおかげで」

    『同情が一種の快感なのは、責任が伴わないからだ。』

    「このリンゴ・スターって人、子供の頃いじめられただろうな」
    「何で」
    「名前だよ。いくら何でもリンゴはねえだろ」
    「リンゴって日本語でしょ」

    『あのころ世界には、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月25日

    「もし、時間をさかのぼれるとしたら・・・・・泣きつづける私に、誰かが同じ質問をしたならば、私はきっとこう答えただろう。生まれる前に戻りたいと。」
    これほどまでに深い絶望、胸が張り裂けんばかりの後悔。誰もが誰かのために小さな嘘をついて、それが予期せぬ結果を生んだ。
    読んでいてつらすぎたけど、最後にトモ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月06日

    相変わらず道尾秀介作品は読みやすく、最後までほとんど一気に読めてしまいました。その理由は文章のわかりやすさにもありますが、心情描写などの比喩のうまさも大きいと思います。
    誰もが嘘や引け目を感じることを抱えており、大人になるとそういったことに折り合いをつけて生きることが出来る。全体的にミステリーの雰囲...続きを読む

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