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こんな男は捨てられる
突如、彼女や妻があなたを捨ててしまったら――!? そんな事態を避けるために、辣腕の恋愛・離婚カウンセラーが、厳しく男たちをチェックする! 日常の些細な問題点から浮気や不倫などの大きなトラブルまで、具体的な事例を織り交ぜつつ、ちゃんとした男への道すじを徹底指南。「婚活」や「離活」が話題になる中、男女そして夫婦のあり方を考えるのにも最適の一冊! -
オーディオの作法
オーディオ界の第一人者・麻倉怜士が、オーディオを使いこなす目から鱗のテクニックで埋め尽くす! 長い歴史に奏でられたオーディオは奥深い。ノイズやひずみが少なく、低音から高音まで音域が広く、うねっていない良質の音を聴きたい――などとオーディオの世界を追求すると、なんとなく敷居が高く感じられてしまう。だが、そもそも音楽は広く大勢の人が楽しむもの。そこで、その道の第一人者である麻倉怜士氏が、素人でもわかるようにオーディオのノウハウを説く。そもそもアンプとは、スピーカーとは、といった基礎の基礎から、アンプとスピーカーの相性などの応用編まで、この一冊を読めば、暗中模索だったオーディオの道が、一気に開けてくる! “実用以上マニア未満”に送る、即使えるノウハウが詰まった麻倉怜士的実用書。 -
Xの悲劇
ニューヨークの薄気味の悪い館にすむ元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンを探偵役にすえた、クイーンの「悲劇シリーズ」4部作の第一編。株式仲買人がすし詰めの路面電車のなかで、ポケットに忍び込まされた高純度ニコチンを塗った針先に刺されて即死する。そんな芸当は、いったい誰に可能だったのか? 動機は? しらみつぶしの警察の調べによって、共同経営者が浮かび上がるが……緻密な構成、全体の進行を劇の上演に見立てた凝ったつくりで、遊び心も忘れない本格ミステリーの代表作。1932年、バーナビー・ロスという無名の新人名義で発表され、ミステリー界にセンセーションをまきおこした作品としても有名。 -
炎のダイアモンド
テキサスの大牧場主オニキス・ジュエルは、一人娘ダイアモンドにとって理想の男だった。その父が、突然死んでしまった――何者かに背中を撃たれて。犯人はすぐに逮捕された。ジュエル牧場の隣に小さな牧場を持つアダム・ウィンターだ。知らせを受けて、ダイアモンドは燃えるような赤毛をなびかせ、彼が留置されている保安官事務所へと愛馬を走らせた。銃を突きつけたダイアモンドに、アダム・ウィンターは息をのむほど澄みきった瞳を向けた。男性も恋の駆け引きも知らないダイアモンドだったが、そのとき確かにときめきを覚えた。彼女の中で、間違いなく何かが目覚めたのだ。 -
鷹の公爵とシンデレラ
幼いころに親を亡くしたジェーンは、後見人の母娘に疎まれ、使用人同然の生活を送ってきた。みじめな将来を思って悲嘆に暮れていたとき、屋敷に公爵を招いてハウスパーティーが開かれることになる。現れたスタワーブリッジ公爵はこのうえなく優雅で、ジェーンは遠くから眺めるだけで満足をおぼえるが、なぜか公爵は彼女に興味を示してきた。それが後見人の不興を招き、ジェーンは屋敷を追われてしまう。頼る人もいないのに、どうやって生きていけばいいの……?困り果てた彼女は、ある計画を胸に秘めて公爵を訪ねた。■華麗なるセントクレア家の4兄妹の恋を描く第1話は、堅物の長男ホークの傲慢な恋模様。10/20刊のハーレクイン・ロマンスでは、現代の同一族の物語を3カ月連続刊行でお届けします。 -
私には女性の排卵が見える
排卵中の女性は周囲に抹茶色の空気を漂わせ、その体からはコマドリの鳴き声が聞こえてくる。また生理のときはその抹茶色がより濃くなる。……このように、女性の性周期を色や音によって知覚する著者が、幼少期から現在に至るまでに経験した不思議な世界と、これまで記録をとってきた50人以上の女性の性周期と彼女たちから見える色を基に、その知覚能力が一体何なのか思索する。文字や音に色を見たりする“共感覚”の持ち主による大胆な考察。 -
夜は甘く妖しく
★婚姻無効は認めぬぞ。婚礼の翌朝、証拠を確認するからな!★父亡きあと領地アノシーを女手ひとつで守ってきたメリサンド。そして、仲違いしていた父の訃報を聞き、荒れ果てたサイェルヌの地に戻ってきたクイン。どちらも正式な領主となるには、地域を統轄支配する大領主に認められなければならない。その大領主に呼びつけられたふたりは、ある命令を下された。今夜すぐにも、婚礼の儀式を執り行うこと---契りを結び、名実ともに夫婦になることを強制されたのだ。従わなければ、ふたりの領地はただちに没収される。メリサンドはクインの素姓を知って青ざめた。近隣で名を馳せた極悪非道のジェローム・ド・サイェルヌの息子。クインは残忍なあの男の血を引いている。彼女はクインに宣言した。決して指一本触れさせない、と。とはいえ、クインは女性なら誰しも惹かれる容姿の持ち主で、愛の手管にも長けている。しかも、ふたりで過ごす夜は長く、危険に満ちていた。 -
逃げた相続人
★あの土地はわたしのもの。叔父だろうが誰だろうが渡しはしない。★リュートの奏でる柔らかな旋律、明るい日差し・・・・・・。体を這うやさしい手と唇の感触・・・・・・あれは誰だろう?それに、ここはどこ?そのとき、ロザリンは目を覚ました。すぐ間近に微笑む男の顔が---見知らぬ美しい男の顔があった。驚いて悲鳴をあげると同時に、昨夜のことを思い出した。彼女を鞭打つ残酷で凶暴な叔父から領地を取り戻すため、そして獣のような男との結婚から逃れるため、城を抜け出したことを。だが、現実は甘くはなかった。宿屋で酔客に絡まれたところをこの男に助けられたのだ。でもまさか・・・・・・こんなことになるなんて!ロザリンは一糸まとわぬ自分の姿に動転していた。そこへヒュー・コルドウエルと名乗る男が追い討ちをかけた。「君は覚えていないのかい、僕たちが共に過ごした熱い夜を?」 -
星守る犬
2011年6月11日全国東宝系にて映画公開!ハッピーは白くてちいさな子犬。小学生の、みくちゃんに拾われ、エサをくれるお母さん、ぶっきらぼうだけどいつも散歩に連れて行ってくれるお父さんと、幸せな日々を過ごしていた。しかし家族は少しずつ変わっていく…。お父さんが体調を崩し仕事を失ったことをきっかけに離婚、家族はバラバラ、自宅も処分することに。お父さんは、たった一匹そばに残ったハッピーと、故郷を目指し、ボロ車で旅に出る。少しばかり不器用で強がりなだけで、ごくありふれた普通の父親でありながら、どうしようもない立場に追いやられてしまったお父さん。そんな「お父さん」をひたむきに愛し、ついていくハッピー。ときに可笑しく、ときに切ない、限りある生を謳歌するような短くて永い旅がはじまった--。「ダヴィンチ」BOOK OF THE YEAR 2009。「泣けた本ランキング」第1位「読者が選ぶプラチナ本」第1位ダブル受賞作品! -
愛のカレー【特別版】
……私の手で蕩ける君が見たいんだ 夕飯のカレーを作る大学院生の啓太のもとに突然、得体の知れない男が倒れ込んできた。十人前のカレーを平らげてもなお腹を鳴らす彼は、大手弁当会社社長の須藤遼一。食べても食べても満腹にならない奇病の須藤は、その後も行き倒れ寸前で食料を所望しに訪れる。空腹時は理性を忘れた食欲魔人のくせに、時折みせる須藤の大人の色気に翻弄され、いつしか惹かれ始める啓太だったが――須藤さんが来てくれるのは、食事のためだけ? それとも…? しかし啓太の想いをよそに、ある日を境に須藤はパッタリ来なくなってしまい……。 紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版! -
孤立死 あなたは大丈夫ですか?
日本初の遺品整理専門会社を設立した著者が、創業以来9000件に上る遺品整理から得た貴重な体験をもとに、深刻になりつつある孤立死に対し、どうしたら避けられるかをわかりやすい口調で語ります。全国の「孤立死問題に対する講演会」でしか語らなかった数々の名講演も収録。非売品DVD「孤立死-気づいてもらえない死-」もコミック化して収録。老若男女すべての日本人必読の一冊! -
恋する子供たち
不意打ちで男の涙を見て…ドキリ。カラダは大人なのに、心は純粋と不純の間でゆらゆら揺れる。春爛漫スイート&センチメンタルH。 -
加害者家族
平成20年の犯罪件数は253万3351件。被害者家族はマスコミ取材による二次被害で心の傷が癒える間もないが、実は加害者家族も凄惨な生活を強いられる。身内の犯罪を機に失職や転居を余儀なくされるだけでなく、インターネットで誹謗中傷され、写真や個人情報まで流出される。そんな過酷な現実を受け止められず、自殺する人も多い。事件への自らの非力を嘆き激しい後悔に暮れる加害者家族も多いが、そもそも身内の犯罪を未然に防ぐには限度がある。まさに他人事ではない実態を明らかにした、衝撃の一冊。 -
愛しい彼に恋をした
泣きながら食べたケーキには励ましメッセージ入り。パティシエに告白したら、相手違いで……。誰かが見つめてる、ほっこりラブ。 -
無間地獄
逃げるろくでなし、追うひとでなし。闇金を営む桐生保が債権者たちを容赦なく追い詰める。暴力、セックス、金のためなら何でも利用する桐生の冷酷さに債権者たちは恐怖する。同名の大ヒット小説を漫画化した話題作がついに登場。 -
カリスマ
神と崇められし男に跪く無数の迷い人……神とは希望の光を与えし聖人。そして時に、絶望の闇を与えし俗人。カルト宗教の闇に迫る戦慄の黙示録──血の海の中で少年は、神への復讐を誓った…! -
熱血!ジャージ校長奮闘記
ヤンキー先生も偉いが、この校長は凄い! 都立足立新田高校は生徒の半分が退学してしまう荒れ果てた「指導最困難校」だった。赴任した新校長は、校内を見てア然とする。廊下には菓子パンの袋などゴミが散乱し、壁は落書きだらけ、天井は穴だらけ。校長室にいると、階上から生徒が投げ捨てる空缶の落ちる音が絶え間なく聞こえた。しかし、校長は自らを奮い立たせ改革を決意する。まずは校内美化。掃除、ペンキ塗りのため、いつもジャージ姿だったのでジャージ校長といわれた。教師の反発を尻目に、スポーツ、福祉、情報の選択科目制をとり入れ、地域やマスコミの協力を得て、やがて特色ある人気高に変えていった。教師、生徒、親とともに学校再生に賭けた5年間のドラマは、読者の感動を誘う。 -
小説 あらしのよるに
著者自らが書いたベストセラー絵本の小説版!嵐の夜、仲間からはぐれて逃げ込んだ小屋で、オオカミのガブとヤギのメイは出会う。暗闇の中、2匹はお互いの姿を見ることもなく、夜通し語り合い、心を通じ合わせる。「嵐の夜に」の合言葉を決めて、翌日、会うことになった2匹だったが、白昼の下、自分たちが「食うものと食われるもの」であることを知る。それでも魅かれ合うガブとメイだったが、天敵同士のオオカミとヤギの群れは2匹に非情な命令を下すのだった。300万部のベストセラー絵本の著者が、新しいエピソード、異なる結末で描いた小説。「この小説だけに、本当のラストが書かれている」(著者) -
仮面舞踏会は公爵と
父と継母に望まぬ結婚を迫られ家出して以来、アレックスは男性のふりをして生きてきた。コールダー公爵と出会って、初めて抱いた恋心。けれど、公爵はアレックスが女性だとは夢にも思わない。そんなある日、仮面舞踏会が開かれることになり、同僚が小柄なアレックスに女装するようけしかける。そうだわ、もしたった一度でも、公爵に女として見てもらえたら?真っ白い長手袋、豪華なドレス――ああ、どんなにすてきかしら!そして舞踏会当日、ひときわ華やかなレディをアレックスとも知らずコールダー公爵はたちまち熱いまなざしで彼女を見つめてきたが……。 -
待ちわびた求婚
父が亡くなり、弟はまだ大学に通っているとなれば、所有地を管理するのはジェインの仕事だった。おまけに母の親友の遺言で、十八歳にも満たないアマンダの後見人役を託された。わたしはこのままきっと、恋をすることもなく婚期を逃すのだろう。ある日、ジェインが荒野で乗馬をしていると、銃声が響き、男性が傷を負って倒れていた。マックスというその男性の澄みきった瞳に、ジェインは心を奪われた。しかし、傷の手当てをするために家に連れ帰ると、アマンダを見た彼は恋に落ちたような表情を浮かべた。 -
ほんとに建つのかな
なぜ私は、家族のための家を建てている途中に離婚まで考えたのか。まず土地探しから始め、ローンは組めるのか?返済可能か?と資金繰りはドキドキ。完成してたコンクリートの基礎を壊してやり直すことになったり、「引越し業者は?カーテンは?家具は?」と建て始めたら売り込みの電話ラッシュ! 「俺が設計してやるッ(義父)」…親との関係もトラブル続出、家を建てるのってもうオオゴト! 内田春菊入魂の、実録・家づくりドキュメントコミック! -
佑樹 家族がつづった物語
2006年夏、高校野球ファンのみならず日本中の人々を魅了した、早実の斎藤佑樹投手。本書は、斎藤投手の両親が、息子の誕生から現在までを振り返りつつ斎藤家の子育てを語るものです。 「普通の高校生」だった息子が、甲子園での16日間を終えたら「時の人」になっていた…。その影響は当然のごとく家族にも及び、両親は質問攻めにあいます。「どうしたらあんな息子に育つのか」 それに答えるというおこがましいことはできないけれど、息子を応援してくださる方へのせめてもの御礼のつもりで、とつづった本書。両親の言葉には「特別なことなど何もしていない」とありますが、家庭内での細やかな働きかけとゆるぎない教育方針が今の彼をつくったと実感できます。巻末には「家族4人の座談会」も収録。秘蔵写真も満載で、佑ちゃんの素顔に迫れる1冊です。 -
暗い海 深い霧 高城高全集3
スパイとして国後島に潜入し、ソ連の警備隊に拘束された男。日本に帰還した男を待っていた真実とは――「暗い海 深い霧」。海岸で女の死体が発見された。痴情のもつれが原因と思われた事件に、なぜか公安調査官の影が――「微かなる弔鐘」。ある作戦に召集された米諜報機関の日本人工作員たち。諜略の果てに彼らが見たものは――「海坊主作戦」。東西冷戦の時代、謀略の最前線となった国境の海で繰り広げられる諜報戦に運命を翻弄される者たちを、非情かつ詩情豊かに描く作品群と、荒涼たる原野から地の底の炭鉱まで、北の大地に生きる男たち女たちの事件簿。昭和30年代前半に発表された高城作品の精華13編を収録。 -
遺品整理屋は見た!!天国へのお引越しのお手伝い
日本初の遺品整理屋・吉田太一が独特の語り口で読者に訴える、壮絶な34のエピソード!孤独死、身内の自殺、負の遺産問題…。これは決して他人事ではない。明日、誰にでも起こりうる現実の全てがここにある。巻末には「死体は語る」の著者、上野正彦氏との対談も収録。あなたの死生観はこの本できっと変わる! -
風の岬 高城高全集4
麻薬密売にからむ轢死事件を追う捜査官が、製紙工場の廃液がにおう町で見た人間模様とは――「踏切」。ススキノに生きる男たち女たちが巻き込まれた交通事故の真相に新聞記者が迫る――「飛べない天使」。嵐の中、岬へ向かう男たちを待っていた運命とは――「風の岬」。新聞記者、麻薬捜査官、国境の海の謀略に巻き込まれた男たちや、歓楽街にうごめく若者群像。そして、北へ向かう追跡者たちに、戦後の闇をひきずる男の軌跡……。1960年から1970年にかけて、北の都・札幌を舞台とした作品を中心に、北海道で繰り広げられる人間ドラマを活写した作品群! 高城高全集、第4弾。 -
紺碧の艦隊
昭和18年4月18日。ラバウルを発ち最前線視察と激励に赴く途中、敵P38が接近。一発の敵弾が彼に命中、意識は途切れた…。照和の時代に生まれ変わった彼=高野五十六は、二度と同じ過ちを繰り返さぬ為に精鋭集団「紺碧会」を結成する…。 -
インフォドラッグ
私たちの脳と心は、映像や音などふだん接する“情報”によって、大きな影響を受けている。薬物を濫用すれば依存症が発生するのと同じように、“情報”によっても依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。本書では、このような脳と心をあやつる“情報”を「インフォドラッグ」と呼び、その接し方・扱い方に警鐘を鳴らす。 テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。親が放っておいたら、子どもたちはほとんどの時間をゲームに費やす。なぜなら、ゲームに夢中になっているときに脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒剤を注射したときに匹敵するからである。脳は二十歳ごろまでかかって形成される。未成年にとっては、テレビやゲームの暴力・レイプ・殺人シーンは、覚せい剤・コカイン・マリファナと同じだけの注意が必要である。ゲーム依存やネット依存――子どもたちをこの現代病から守らねばならない。 -
「おいしい」となぜ食べすぎるのか
人はなぜ「おいしい」がわかるのか? どのような流れでおいしいと感じるのか? 人間の味覚の構造と現代の食文化を脳の働きから解明。 -
臆病な女神
アイアンサは心の扉を閉ざして生きている。彼女の唯一のやすらぎは絵を描くこと――絵筆を取って風景画を描いているときだけ、忌まわしい過去の記憶を忘れられるからだ。今日も雪が降りしきるなか、彼女は外へ出かけていった。だが突風にあおられ、足を滑らせて、斜面を転がり落ちた。気がつくと、大柄な紳士が馬上からアイアンサを眺めている。「断じて危険な者ではありません」紳士は穏やかに言い、雪まみれのアイアンサに手を貸そうとした。次の瞬間、彼女はピストルに手を伸ばし、紳士の心臓に狙いを定めた。彼の眉が上がり、二人の間の空気がぴんと張りつめた。★独特の流麗な筆致でスリリングな世界を描くパトリシア・F・ローエル。RITA賞ファイナリストの彼女が今回送り出すのは、自分の中の闇と闘うヒロインが再生していく物語。彼女を見守るヒーローの辛抱強さに乾杯です。★ -
ダイアナの秘密
外務省に勤める夫が何者かに刺殺され、残されたダイアナは恐怖のどん底に突き落とされた。事情を知る夫の友人ヴィンセントが不憫に思い、援助の手を差し伸べてくれた。ダイアナの身辺に異変が起こり始めたのは、その直後だ。いつも誰かにつけ狙われているような気がする。それだけではない、闇から薄気味悪い声が語りかける。誰が?いったい何のために?ダイアナは見えない影におびえ、ヴィンセントにすがるほかなかった……。★RITA賞ファイナリストのパトリシア・ローエルの作品をお送りします。サスペンスタッチのじりじりするような展開が独特の世界を生みだしています。★ -
結ばれた真実
キャサリンは監禁状態から自分を救ってくれたクリスチャン・デュモンの城に身を寄せていた。城の練武場では騎士たちが剣の稽古に励んでいる。そして六人のうら若い令嬢が息をひそめてその様子を見守っている。令嬢たちは城主の弟であるジェフリーの花嫁候補に名乗りを上げようと、精いっぱい着飾っていた。だが、キャサリンは独り、気持ちが沈んでいた。大好きなジェフリーが結婚してしまう……。それだけではない、彼の顔を見るのもこれが最後かもしれない。そう思うと、寂しくてしかたなかったのだ。★12世紀末、イングランドは現在のノルマンディー地方の領地を巡ってフランスと激しく対立していました。本作のヒロイン、キャサリンもその時代の波にのまれた犠牲者でした。★ -
永遠の旋律
ある舞踏会で、シェフィールド公爵ラファエル・ソーンダースは思いがけない再会を果たした。ダニエル・デュバル――5年前、ラファエルと婚約中の身でありながら他の男とベッドをともにし、社交界を締めだされた罪深き女性。怒りを再燃させるラファエルに対して、ダニエルは身の潔白を主張しつづけた。だが調査によって無実が証明されたのは、彼女が新たな婚約者の待つアメリカへと旅立ったあとだった。この思いに決着をつけなければ、一生後悔することになる……。ラファエルは揺るぎない決意を胸に、ダニエルを捜す旅に出た。 -
あなたへ続く空
祖父の余命が短いという知らせに、モリーは最後の日々をともに過ごすため、モンタナ州の牧場へ移り住んだ。そこで暮らすのは祖父ウォルトと、サム・ダコタという一人の流れ者――けっして過去を語ろうとしない、謎の男だった。衰弱していく自分に代わって牧場を切り盛りするサムに、祖父は全幅の信頼を置いているらしい。結婚に破れ、都会での暮らしに疲れ果てていたモリーは、美しい自然と家族の愛に癒されて生気を取り戻し、いつしかサムに心惹かれはじめる。だが折しもある勢力が、彼らの牧場を奪おうと動きだしていた……。 -
花嫁の首飾り
遠い昔、ある貴族が贅を尽くした首飾りを婚約者の令嬢に贈った。愛しあう二人は結婚式を目前に非業の死を遂げ、花嫁の遺恨をまとった首飾りの伝説は数世紀にわたり人々を畏怖させた。それを手にした悪人は恐ろしい惨劇に見舞われ、善人は素晴らしい幸運に恵まれるという。そして今トーリィは、その美しい秘宝を盗み出そうとしていた――誰よりも大切な妹を男爵の魔手から守るために。19世紀初頭の英国で花開く豪華絢爛なリージェンシー・ロマンス。 -
胸騒ぎの舞踏会
自堕落で酒癖の悪い夫が逝って一年。アナベラは義母から執拗ないじめを受けていた。そんな折、喪が明けて社交界に復帰した舞踏会で、魅力的な紳士サー・ウィリアムから声をかけられる。「以前からお近づきになりたいと思っていました」夏の海のような青い瞳に見つめられて、アナベラの心はかき乱され、胸はときめいた。でも、この紳士に惹かれるのは危険だわ。どういう人なのか何も知らないし……。それにしても、どうしてわたしに関心を持ったのかしら?★今や英国摂政期(リージエンシー)の大御所作家の感があるニコラ・コーニック。この作品の主人公アナベラは、『いたずらな運命』(HS~257)でヒロインをつとめたアリシアの妹にあたります。★ -
噂の子爵
デイヴィッドは落ちぶれたコートニー子爵家の次男で、称号も財産もまったく手にする見込みがなかった。言わば真心だけが彼の取り柄だったが、その純粋な思いに突き動かされて臨んだ求婚は相手の父親によってすげなく拒絶された。七年後、遠縁の親戚の葬儀に出かけた彼は思いがけない再会を果たす。かつて恋に落ち、結ばれずに終わったヴィクトリアがそこにいたのだ。苦い過去がよみがえり、デイヴィッドは彼女を見つめた。もう一度、彼女に言い寄ってみようか――いまや僕は莫大な富が転がり込んだ、噂の子爵なのだから。 -
あのキスの記憶
ある真夜中、フランス人のジュリエットは大きな物音に夢を破られた。行方不明の兄を捜すためにロンドンに宿を取っていたが、窓の外を見ると、一人の男性が四人の男性から暴行を受けている。男性が思わずもらしたフランス語の叫び声を聞き、ジュリエットは無意識にそばにあったものを暴漢めがけて投げつけた。ダグラスは朦朧とした意識の中でゆっくりと目を開けた。自分がどこにいるのかもわからないが、男に襲われたのは覚えている。そして、夢の中で女性の柔らかな体を抱きしめ、キスをしたことも。そのとき隣に女性が寝ているのに気づき、彼ははっとした。夢の中で見た女性とそっくりだが、もしかして……。 -
愛の果実がみのるとき
元秘書のコレットは数カ月前、長年片思いをしてきたボスと一夜を過ごした。だが直後に彼の後ろ暗い秘密を知ってしまい、会社も辞めて逃げるように彼の前から姿を消した。生花店で働きながら新生活を始めた矢先、その彼が現れ……。(コレットの章)結婚間近のアリックスは手作りの小さな式を夢見ていたが、本人の希望をよそに周囲が盛大な式の計画を押し進める。さらに自分に対する花婿の母親の不満を漏れ聞き、彼女はマリッジブルーの頂点に……。毛糸店の編み物教室に集まった女性たちが紡ぐ、愛と涙の物語。 -
引き裂かれた愛
一六四一年、夏。グラフトンの村は美しい花々で彩られていた。婚約者のサイモンはハンサムで、優雅な紳士だった。彼に優しくキスをされ、アンは幸せな花嫁になる日を夢見た。一六四五年、冬。現れた美女を見て、サイモンは我が目を疑った。アンに恋したあの夏の日の思い出が甦る。だが革命が起きたせいで、二人の未来は消えてしまった。今や彼女は、弟を殺した敵側の人間だ。危険を覚悟で交渉にやってきたアンに、サイモンは冷たく言った。「きみを人質にする、レディ・アン」★婚約直後に引き裂かれた恋。四年後、愛らしかった少女は大人の女性になっていました。でも、彼女は仇敵……。時代の荒波に翻弄される切ない愛を、ニコラ・コーニックが描きます。★ -
謎めいた伯爵
ロザリンは父の遺した壮大な屋敷で、田舎暮らしを楽しんでいた。二十七歳になった今、結婚願望がないわけではないけれど男性に頼るだけの生活には興味がない。ある朝、散歩をしていたロザリンは見知らぬ男性に声をかけられ、それが、ひと夏のあいだ隣の館を借りることになった隣人だと知る。その日の夕食に招待され、つい誘いを受けたもののロザリンはなぜだか一日じゅう不安をぬぐい去れなかった。ハンサムで身なりも立派だけれど、彼はとても危険な香りがする……。不吉な予感は的中した。翌日、叔母から思わぬ事実を聞いたのだ。数年前に起きた殺人事件に、あの男性が関与していたですって?★おかげさまでハーレクイン・ヒストリカルは300号を迎えることができました。記念号として、大人気のアン・ヘリスのサスペンス仕立てのラブ・ストーリーをお届けいたします。美しく誇り高いロザリンの、危ない恋のゆくえは……。★ -
清らかな花嫁
ハーリー家にとってオクセンデン家は不倶戴天の敵だった。内戦のどさくさに紛れ、一族の館は彼らに奪われたが、その正当な権利を主張して両家は争いを続けていた。ある日、オクセンデン家のマーカスが訪ねてきて、自分とケイトが結婚すれば万事解決と取り引きを持ちかけた。ハーリー家の娘であるケイトに選択の余地はなかった。マーカスは魅力的な紳士で、惹かれはするものの、取り引きの相手としか自分を見ない彼には反発を覚える。そこへ、大伯母からこの取り引きを覆す方法があると知らされ、ケイトはマーカスの裏をかこうと心に決めた。★期待の作家アン・オブライエンが本作で日本デビューを飾ります。17世紀のイングランドを舞台にした興味深い物語です。★ -
冷たい花婿
私は不治の病におかされていて、余命いくばくもないですって!ローラは家族の会話を漏れ聞き、大きな衝撃を受けた。これまでに恋をしたこともないのに、このまま死ぬのかしら。それならせめて残りの人生を悔いなく生きたいと、ローラは一度だけ会ったことのある謎めいた男性ショーンに結婚を持ちかける。ローラの莫大な財産を残らず彼に遺す代わりに、女性としての歓びをすべて教えてほしい、と。だが、やがてローラが妊娠していることがわかると同時に思いもかけなかった事実が明らかになり、情熱的だった花婿の態度が一変した。■自分の命に限りがあると知って、便宜的な結婚をしたローラ。花婿のショーンのことをいつしか本当に愛してしまいますが、その愛が裏切られるような事実が持ち上がり……。リン・ストーンの情熱的な世界をご堪能ください。 -
仮面の悪党
ジェンナはスコットランド境界地方の城で父と暮らしている。ある夜、イギリス軍の捕虜になっていたいとこが負傷して現れた。脱獄してきたのだという。ジャコバイトの指導者ファーガスンを捜してほしいと頼まれ、ジェンナは場末の悪党たちの巣窟へ向かったが、タイミング悪くイギリス兵に見つかりそうになった。と、そのときふいに唇を奪われた。銀の十字架を首に下げた、野性的で危険な香りがする男。彼こそがファーガスンだった。翌日、城を訪れた貴族の中に、とびきりハンサムな紳士がいた。ジェンナには彼がファーガスンの変装した姿に思えてならず……。★ジャコバイトの蜂起で伝説的英雄となったファーガスン。けれど愛した女性は、父を殺した憎むべき仇敵の娘で……。激動の時代を生きた、恋人たちの甘く苦しい愛の物語です。★ -
月下に紡ぐ愛
長年にわたって敵対してきた氏族に、双子の兄が囚われたらしい。ショーは兄を救いだすべく、単身、敵の城に乗り込んでいく。そこで見つけた兄は重傷を負って死にかけていた。回復するまで、この城にとどまるしかない。こともあろうに、兄を介抱しているのは敵の領主の家族だった。とくに領主の娘メリットはショーに対して敵意を隠さなかった。彼が、父の領地を襲撃して、母を殺害した者の一族だからだ。だが、二人は相手が憎むべき敵であることをつい忘れてしまう。それほどメリットはショーと気持ちがつながっているのを感じ、ショーもまた二人を引きつけあう力を感じるのだった。★双子の兄弟、サトンとショー。本作は修道士になるべく育てられた弟ショーの物語です。愛と裏切りが交錯する複雑な人間模様を、どうぞご堪能ください。★ -
この胸に愛を刻んで
幼いころから親の愛に飢えていたモリーは、ずっと温かい家庭に憧れていた。8カ月前に実の父の存在を知ったとき、彼女は仕事を捨て、愛を告白してくれたハンターをも拒み、家族のいる地へ旅立った。悲願の幸せを手にしたと思った矢先、父が身に覚えのない殺人容疑で逮捕されてしまう。モリーは身勝手と知りながらも、刑事弁護士のハンターに弁護を頼むため、彼のもとを訪れた。ところが彼女の必死の頼みにもかかわらず、ハンターは「時間がない」と言って一蹴した。しかも彼の背後には、しどけない姿でたたずむ女性がいて……。 -
公爵夫人の恋人
ミランダと夫のエイドリアンはすれ違いの生活を送っていた。夫が公爵になってから、ふたりのあいだに距離ができ、夫婦の関係はすっかり変わってしまった。公爵夫人として体面を気にする窮屈な日々。そして、夫には愛人がいる。だがある日、夫に何事か起こって、状況が急変した。これはチャンスかもしれない。ミランダは希望を抱いた。エイドリアンの心を取り戻すためならどんなことでもするわ!一方、エイドリアンは苦悩の真っ只中にあった――妻に決して明かせない、重大な秘密を抱えて。★突然、自分が余命幾ばくもない事実を知ってしまった公爵。妻への愛の証にできることは何かと真剣に考え始めますが……。互いへのひたむきな想いに心を揺さぶられる感動作です。★ -
ひそやかな思慕
アンナは早くに両親を亡くし、妹の面倒も一人で見てきた。夢だった雑誌社も立ち上げ、その経営も順調だし、自社の高級雑誌には匿名で論評も書いている。ここ最近、論評はライバル誌から厳しい批判を受けているけれど、懸命に築いてきた今の地位を、決して誰にも脅かさせたりしないわ。ある日、アンナの仕事場に見知らぬ男性が訪ねてきた。彼女の共同経営者の知人だというその男性は都会的で洗練された雰囲気を持つゴージャスな男性だ。だが思わず見とれるアンナは知るよしもなかった――彼こそがライバル誌の論敵だったことを。 -
心に愛がともる場所
友人の結婚式のためバッファロー・バレーを訪れたマディは、傾きかけた食品雑貨店を衝動的に買い取った。ソーシャルワーカーの仕事で悲しい出来事に遭い、辞めようと思っていたところだったのだ。住民がこぞって新しい仲間を歓迎するなか、ジェブという牧場主だけは彼女と距離を置こうとした。彼は数年前に事故で片脚を失って以来、人を寄せつけないようにしているらしい。マディが宅配サービスを始め、彼の牧場を訪問するようになってからもその態度は変わらなかった──ある日猛吹雪に襲われ、二人きりで閉じこめられるまでは。 -
幸せを運ぶ求婚者
シーアは婚約者の死後社交界を去り、ひっそりと暮らしていたが、突然、ロンドンの父に呼び戻された。伯父の莫大な遺産を相続することになった彼女を父は有力者と結婚させる腹づもりらしい。仕方なく社交界に戻るやいなや、求婚が殺到。だがシーアは、誰の求婚も受けないと固く心に決めていた。リチャードはシーアの変貌ぶりに目をみはった。結婚を促す叔母の計略により再会した彼女には可憐で屈託なかった少女の面影はまるでない。いったい、彼女の身に何が起きたのだ?★苦々しい過去の秘密。けれどその秘密こそが幸福な未来への扉を開ける鍵となり……。HS~299『誇り高き愛人』に登場した伯爵の弟リチャードの気高き決断に胸を打たれます。★ -
謎だらけの美女
親友が結婚し、ジャックはこのところ寂しさに襲われていた。大地主として、僕も愛する妻を得て、温かい家庭を築きたい。ある日、ジャックは自宅の広大な庭で出会い頭に若い娘にぶつかり、悪態をついたとたん、逆に容赦ない言葉を浴びせられてひるんだ。僕に対してこんな口をきくなんて、この娘はいったい何者だろう?さっき鉢合わせした相手がはとこのジャックだったのかしら。母が亡くなり、二人で暮らしてきた父が牧師の職を追い立てられ、クレシダは会ったこともないジャックを頼ってここに来た。だが実は、父が失業したのには恥ずべき理由があった。あの傲慢そうなはとこにだけは、知られたくないけれど……。
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