ブラザー・サン シスター・ムーン

ブラザー・サン シスター・ムーン

748円 (税込)

3pt

本と映画と音楽……それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間。「大学」という特別な空間を初めて著者が描いた、青春小説決定版!単行本未収録・本篇のスピンオフ「糾える縄のごとく」&特別対談収録。

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ブラザー・サン シスター・ムーン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    〈不思議だ。
     こういうのって、決して特別なシーンじゃないんだね。
     他愛のない、ほんのワンショット。夕暮れ時の、小さな川に架けられた石橋が、真っ赤な水面に黒い影を落としてる。〉

     青春小説を愛おしくを感じるのはどんな時だろう、と考えてみる。たぶんひとによって答えは様々だとは思うのですが、個人的に

    0
    2025年02月22日

    Posted by ブクログ

    「自意識過剰なのにコンプレックスの塊で、やっとプライバシーを手に入れたのに人恋しく、何者かになりたくてたまらないのに、足を踏み出すのは恐ろしかった。」

    「愛のために何もしなかった。だから、いけなかったんです。」

    女性的「気まぐれで、感情的で、強烈な自尊心があるくせに非常に小心者で、とても嫉妬深い

    0
    2014年09月27日

    Posted by ブクログ

    高校時代に関わりのあった綾音・衛・箱崎一 の名字にザキがつくザキザキコンビ。
    それぞれが昔を回顧する群像劇。高一で三人組でフィールドワークのようなことをし、田舎で昼間人がいないことが記憶に残っていたり、それぞれの大学時代の思い出が語られている。高校時代に出会い、関わりはあるが関わりがない人生の進行が

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    同じ高校から同じ大学に進んだ3人の男女それぞれの学生生活。

    高校時代は仲良しトリオだったのに、いつの間にか疎遠になっている。決定的な何かが起きたわけでもなく、ただ何となく。というのが、いかにもありそうな話。

    彼らの間に何かがあったという話ではなく、何もなかった。という物語でもある。

    もう少し何

    0
    2023年01月31日

    Posted by ブクログ

    歩道橋シネマ読んでから、なんとなく読み返したくなって久しぶりに再読
    谷内六郎がここにいた

    第一部から第三部の大学生パートは、まだ読むには少し生々しくて
    自分の大学時代を冷静に、客観的に見つめ直す度量がまだ無い
    またしばらく時間を置いてから読みたい

    糾える縄の如しは何故か水沢めぐみの絵で脳内再生さ

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    こんなに自伝的要素の強い恩田陸作品は初めてだったので、読み始めて純粋にびっくりした。(というか、そもそも恩田さんの一人称が珍しいので綾音の章はその一人称っぷりにびっくりした)
    しかし衛の章は完璧な三人称、一の章は主観ごっちゃの人称になっていて、なるほどな、と。キャラの物の見方がそのまま表れているのだ

    0
    2021年03月07日

    Posted by ブクログ

    あまりにも普通すぎる話なのでビックリした。 が、最後まで読んでみて納得。 当たり前のように過ぎた日々にだって幸せはある。そう思えた。 個人的には、箱崎がインタビュー中に学生時代の三人での日々を思い出している場面が素敵だと感じました。
    2010/01/12

    0
    2021年01月10日

    Posted by ブクログ

    同じ高校から同じ大学に進学した三人の物語。
    ベースを弾くのが上手い男の子、
    映画が好きな男の子、
    本を読むのが好きな女の子。

    第1部の綾音の物語を読んだ時、
    「これって恩田さん自身の事?」
    と疑惑が沸いたが、巻末の対談で
    「私にしては珍しく自伝的な作品」
    と述べている。

    そういえば恩田陸の作品に

    0
    2018年11月15日

    Posted by ブクログ

    日常というか、どんなに世代がかわっても変わらない普遍的なものっていうか…
    特別なようで、特別じゃない。
    そんな時代が、確かに私にもあったような気がしないでもない(笑)
    ふと自分の青春時代を重ねて思い出す。そんな懐かしくなる作品。

    0
    2016年06月09日

    Posted by ブクログ

    冒頭───
    狭かった。学生時代は狭かった。
    広いところに出たはずなのに、なんだかとても窮屈だった。
    馬鹿だった。学生時代のあたしは本当に馬鹿だった。
    おカネもなかったし、ついでに言うと色気もなかった。
    二度とあんな時代には戻りたくはない。
    周りの女友達も、もう学生なんてまっぴらだ、という子がほとんど

    0
    2014年08月07日

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