戸部けいこの作品一覧
「戸部けいこ」の「光とともに…」「アナンの地球」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「戸部けいこ」の「光とともに…」「アナンの地球」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
関西大学経済学部卒。1986年『亜季のゴール』でデビュー。『光とともに…』で2004年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、TVドラマ化もされた。その他『ミステリー劇場』、『幕末魔法陣』などの作品を手がける。2010年死去、享年52歳。
らいおん組のみんなが大好き♡
自閉症児の光くんが保育園の入園シーンで、らいおん組の子どもたちひとりひとりが各々の考えで光くんに接する場面が本当に好きです。
光くんと握手したり、そっと手を添えたり、指でつんつんしたりと、子どもながらの挨拶の仕方が実にかわいいです♡
そのうちのひとりの中島萌ちゃんは、保育園児とは思えないほど光くんのことをしっかりと把握している女の子で、褒められたいとかではなく自分が普段からしてもらっていることを光くんに無心で、そしてさりげなく出来る性格なので大人も見習うべき点が多々あり感心しました。
新しいお友だち登場!
本作では、光くんと同じ自閉症児の本田美羽ちゃんや手つなぎペアの石田大介くんという新しいお友だちキャラの登場が大きな要素かと思います。美羽ちゃんはママがちょっと目を離した隙に脱走しちゃう子で、ママも「このやろう!待ちやがれーー!」と叫びながら美羽ちゃんを追いかける場面もありで。美羽ちゃんママは言葉使いがぞんざいだが、娘への愛情はしっかりと持っている人で好感が持てる人です。
その美羽ちゃんも椅子に座って勉強みたいなことが出来るようになったり「お・い・し・いよ」と言えたりして成長が見てとれるシーンは涙・涙です。
その一方で、子ども虐待などにも触れていて、日本社会の問題が浮き彫りになった内容になってい
2巻目はやはり
何と言っても小学生になった光くんたちの運動会と妹の花音ちゃんの誕生ですね。
徒競走で光くんがまっすぐに走れるかどうか心配していた雅人幸子夫妻。
しかし、思ってもみなかった先生たちの神対応により、まっすぐに走れた光くん!
そして、ゴールには保育園時代からの友だちの萌ちゃんがいてくれたことも功を奏した展開にも感動しました。
保育園時代の一時期は、いろいろとあり、光くんから萌を遠ざけようとしたこともある萌ちゃんママの久子さんだが、小学校の入学式では東家の強い味方になってくれたこともあって、中島久子・萌親子が本当に好きになりました。
そして、光くんには花音ちゃんという妹が誕生したものの、兄妹の関係がな
Posted by ブクログ
全巻読み終えての感想を書いてみたいと思う。
4巻で郡司先生のところで一度感想を書いたのだけれど、あの頃は母幸子が凄すぎて、自分と比べてしまって、読むのが苦しかった。障害児の親なんだから、これくらい頑張らないといけないですよと言われているようでもあった。
だけどそこから、読み進めていくうちに幸子も同じ障害児の親なんだと感じることが多くなったように思う。
おひさまハウスの方々は別として青木先生以上の理解ある先生には出会えずに苦労したり、兄妹のどちらかにかかりきりになったり、生活環境の変化で光のことが後手に回ってしまったり。
幸子の思い悩む姿にすごく共感した。でもそれ以上に最後の「起こってしまった