あらすじ
他者とのコミュニケーションがとりにくい自閉症児の困難な育児を描いて、圧倒的な反響を呼んだ感動作品!!
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2巻目はやはり
何と言っても小学生になった光くんたちの運動会と妹の花音ちゃんの誕生ですね。
徒競走で光くんがまっすぐに走れるかどうか心配していた雅人幸子夫妻。
しかし、思ってもみなかった先生たちの神対応により、まっすぐに走れた光くん!
そして、ゴールには保育園時代からの友だちの萌ちゃんがいてくれたことも功を奏した展開にも感動しました。
保育園時代の一時期は、いろいろとあり、光くんから萌を遠ざけようとしたこともある萌ちゃんママの久子さんだが、小学校の入学式では東家の強い味方になってくれたこともあって、中島久子・萌親子が本当に好きになりました。
そして、光くんには花音ちゃんという妹が誕生したものの、兄妹の関係がなかなか上手くいかなくて花音ちゃんの頭をぶったりしていた光くんが、ある時突然、ぶとうとした手の力をフッと抜いてなでなでしたり、花音ちゃんを守ろうとするかのように抱えてふたり仲良くお昼寝しているラストは涙が溢れました。
これからも様々なことがあるだろうけど、障がいがあるなしに関わらず、元気に育て!子どもキャラたち!
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光くんが小学校に入学してからのこと!
周りの人の理解によって少しずつでも
成長していくんだと改めて思った。
小学校の先生だけでなく
関わってくれる方、地域の人の理解って
本当に本当に大事だな、、。
乗り越えていく様子が分かるから
涙なしでは読めれない。
Posted by ブクログ
光くん小学校入学編
心配なことは盛りだくさん!
だけど、近所の人や、周りの子たちにささえられてるのが感動する
漫画も読み応え抜群だけれど、
巻末の実際の自閉症の子のお母さんの文が
また、とてもいい
Posted by ブクログ
自閉症の障害を持った光くんが小学校低学年に。小学校での初めての運動会。担任の先生たちのおかげで,個走を走りきり,一緒にダンスを踊り…,両親のよろこびが伝わってきます。
その後,妹が誕生し,兄妹の世界がはじまります。
光くんが「ママ」と言ったときのことを鮮明に覚えているお母さん。でも,妹の花音(かおん)は,いつのまにか言えていました。それに気づくことができなかった母親は反省します。でも,そういうもんなのかもしれないね。
続編も楽しみです。
Posted by ブクログ
1巻は保育園の卒園式で終わったので
2巻は小学校入学以降の光くんについて主に描かれていた。
幸子は妊娠し、出産準備・育児・仕事と手いっぱい。
そんな中、小学校のあさがお教室(支援級)に光くんは入学したものの
その生活は決して平穏なだけではなかった。
DVを受けており家庭がうまくいっていない片倉さんに妬まれ
集団登校の時間を10分遅く伝えられたことがきっかけで
光くんが迷子になったり、片倉さんの娘の絵理ちゃんは
そんなお母さんの様子を見て、光くんが体育倉庫の中にいるのに
鍵をかけられてしまったことを、担任の若林先生に伝えられず
光くんは大けがをしてしまったり。
それでも、運動会では青木先生たち周囲のひとの配慮のおかげで
ひかる君はダンスや50m走を頑張ることができた。
絵理ちゃんも、50m走の途中で転んでしまったけれど
お母さんに怒られず「頑張ったね」と言ってもらえてよかった。
そして、運動会が終わってしばらく。
幸子は夫の出張と台風が重なってしまったときに、お産が始まってしまう。
ボランティアのひとや家族の支えで無事に出産を終え
光くんは花音ちゃんという妹ができるが
赤ちゃんの泣き声が苦手な光くん。赤ちゃん返りもでてきて
少し不安定な様子を見せ始めていた。
それでも、コミュニケーションの障害だからこそ
光くんに「いやだ」と「ちょうだい」は表現していいのだと
光くんとのかかわりを幸子は大切にしようと奮闘する。
そんなことを描いていたら、いきなり光くんは3年生になり
花音ちゃんとも少しずつ折り合いをつけて生活できるようになった。
最後のほうで幸子が、与えても返ってくるものがなくて
逃げだしたかったけれど、産みの親だからできなかった。
それだけでひたすら頑張ってきたけれど、今は心から
子どもたちがかわいいと思えると言っていたのが印象的だった。
子育ての困難さと、喜びを教えてくれる素直な言葉だと思う。
Posted by ブクログ
自閉症の子を持つお母さんが主人公。
綺麗事でなく、いろいろなエピソードがよく調べられてると思う。
著者は病気で他界されていて、本作は未完の遺作。
Posted by ブクログ
2011.1 再読
読み返してみたら、海七太君はここからもういたんだね。いきなりぽっとでたのかと思った…。絵里ちゃんもお義母さんとのもめ事も、もうこれで解決したのかと初めて読んだときは思ったけれど。
Posted by ブクログ
この内容でキラキラの絵ってのが、逆にちょっと斬新。とはいえ、本作は別に新しいものでもないし、自分がこれまでに読んだ、最近の同系統のものの方がアウトローなのかも。こういう作品は、自身のこととして追体験できるのが魅力。本作も、読みながらいろいろ考えてしまいます。
Posted by ブクログ
小学校低学年編。
1巻が終わったとき、15巻まであるのに1巻でもう幼児期終わり?と思ったけれど、やはり発達障害児とその親にとっては小学校入学以降の方が大変なのでしょうね。
本編もさることながら、あとがきの内容もとても参考になります。
Posted by ブクログ
光くんはいよいよ小学生!
そりゃあ、幼稚園より社会と関わる事が増えてゆく訳なんですよ・・・
ここに出てくる片倉さん酷い!
あと、光くんを治療した医者!
(杉田先生じゃないですよ?)
医者の癖に自閉症も知らないのか! どんな人が来るかわからない接客業なんだから対応くらい覚えとけ!
あと、光くんがお兄ちゃんになりました! 花音ちゃんが生まれたんです! で、最初は喧嘩した時、光くんが花音ちゃんをぶったりしてたんですが、力の加減を覚えたらしく、力を抜いて殴ってました!(ぇ
でも、凄いと思いました。
私、兄妹喧嘩なら絶対×100(ぇ力抜きませんもん!
まぁ、兄弟いませんけど。(ぇ
兄妹愛がうらやましい羅樹でした。