ダーク作品一覧
-
3.8ノンフィクションの巨星、沢木耕太郎のデビュー作! 小沢征爾、市川海老蔵(のち十二代目團十郎)、唐十郎、山田洋次、尾崎将司……。1970年前後に華々しく登場し、常に時代を騒がせ、リードし続けた12人の若きヒーローたち。彼らの多くは、今も輝きを失っていない。20代半ばだった著者が若き日の彼らの実像に迫り、新たな人物ノンフィクションを確立した画期的作品。この40年の意味を今また問い直すために――。
-
3.6
-
3.5生涯病気知らずの体を作るための食と心構えを伝える一冊! 健康で幸せに暮らせる体にいい62の教え。 【内容】 第1章|体の巻 ・頭寒足熱医者いらず ・体の中心、ヘソを大事にしなさい ・口に極楽、腹地獄 ・治すのではない。治る ・腹八分目で医者いらず、腹六分目で医者知らず ・一汁一菜で「自分で治る力」が宿る ・薬を出さない医者が上等な医者 ・腸の腑の空洞に肉が入って「腐る」 ・大便と小便は、体からの大きな便りと小さな便り ・便秘には塩気のある水分をとれ ほか 第2章|食の巻 ・人に良いと書いて「食」 ・米を斗ではかっておさめる理。それが料理 ・白米をならべると粕 ・土鍋は土と水と火で作った炎の釜 ・医者に金を払うより味噌屋に払え ・調味料はケチるな ほか 第3章|自然の巻 第4章|陰陽の巻 第5章|心の巻 第6章|命の巻 格言レシピ(全32種) 【著者紹介】若杉友子(わかすぎともこ) マクロビオティックの創始者、桜沢如一の著書に出会いカルチャーショックを受け30年以上にわたり食養を学び実践している。京都・綾部で身土不二という日本の伝統と言われる、昔の生活さながらの自給自足の暮らしを20年間続け、2015年夏に生まれ故郷である、大分に引っ越す。79歳になった現在も、料理教室や講演会で日本国中を駆け巡っており、各会場はいつも大盛況。日本人にとっての正しい食事「食養」で健康的な体を取り戻すことを伝えている。 1937年生まれ。
-
3.3【電子版だけの描き下ろし4P漫画を収録】共通のペットの話題をきっかけにして話をするようになった、会社員の藤谷と宅配業者の三瀬。藤谷はいい相談相手ができたと喜んでいたのだが、しばらくすると藤谷の周りでおかしなことが起こり始めて……? それは愛か、それとも狂気か。暴走した愛と独占欲の行き着く先は!?
-
2.5夫の兄夫婦が経営している旅館兼実家に二人で遊びに来た恵美。兄夫婦はどうやら仲があまり良くないようで、たびたび義姉に虐げられている義兄を目撃してしまう…その日の夜、部屋の隅で泣いていた義兄の姿を見てしまった恵美は、落ち込む姿が少し可愛く思えて励ましの言葉をかけると、肢体に欲情した義兄に突然抱きつかれて…!? ------------------------------- ※こちらは1巻目の内容になります。 2巻目以降は違う内容になりますので、サンプルをご確認の上ご購入くださいませ。 -------------------------------
-
3.0
-
5.0世界中から絶大な人気を誇るリトルサンダー初邦訳コミックス。民主化運動が加熱していた2019年の香港で描かれた一大叙事詩。 SNSで圧倒的な人気(Instagramで71万人、Twitterで12万人フォロワー)を誇る香港のアーティスト、リトルサンダーの初邦訳コミックス! 絶対に結ばれない二人の、切なく激しい愛の物語。 パパと二人暮らしの少女「わかめ」。ある日狂ったパパに殺されそうになっているところを、わかめショップの店主「なみ」に助けられてから、彼女の人生は一変する。 他人に興味ゼロのわかめショップの同居人たち、海藻ばかりの食事…ぜんぶ大嫌い。 パパのことは好きじゃなかったけど、パパを殺したなみが憎い。彼を殺さなければ、私は自由になれない―――。 パパの死から9年後、わかめが振りかざしたナイフがなみの頭に突き刺さったその瞬間、わかめはある残酷で絶望的な「真実」に気が付いてしまう…。 因縁で結ばれた[わかめ]と[なみ]。 愛し合うはずの二人の運命は狂い、何度生まれ変わっても傷つけ合うことしかできない。 「なぜ彼らは生まれ変わって殺し合うのか?」 二つ目の真実を知ったの行方は…。 ※本文中の一部特殊加工は電子書籍版では反映されておりません。
-
4.0
-
4.0第一話。 ひねくれチビぼっちゃま・金有ソウタの屋敷に、新人メイド・エルがやってきた。巨乳で美少女で温厚なエルだが、ソウタは彼女にビビりっぱなし。なぜなら…エルは、3メートルを超える超巨体だったのだ! その上、ソウタにだけ、何かと脅かすような行動をしてくる。よくよく思い返してみると、ソウタは幼い頃エルをイジメていたような…。もしやエルの目的は、ソウタへの復讐!? ひねくれチビぼっちゃまをデカメイドが巨尻でわからせる!! ちょっとエッチな超体格差コメディ。苛烈なわからせ攻撃に、ソウタの運命は――!?
-
3.0※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人の平均寿命は、長くなりました。 しかし、健康寿命は男性で8.84歳、女性では12.35歳も 平均寿命より低いというデータがあります(2017年の統計より)。 できるだけ健康なまま、年を重ねたい。誰もが思うことでしょう。 その効果的な具体策の1つが記憶力を高めることです。 記憶力を鍛えれば、たんに物事を効率的に覚える力が向上するだけでなく、 脳の活性化が促進されて若返らせてくれるという、一石二鳥の効果を期待できます。 そのため、本書では、年齢とともに衰えやすい短期記憶や海馬を鍛える方法も含め、 日常生活の中で実践できる記憶力増強テクニックを 「頭の中で何が起こっているか」とともに解説していきます。 ※本書は2009年刊行『マンガでわかる記憶力の鍛え方』を改訂・再編集したものです
-
4.0「ありがとう、ルカ。最高の思い出ができたわ」エミリーは、旅先のヴェローナで出逢ったルカに、そう告げた。明日はロンドンに発つ。そして彼に会うことはもう二度とない。ルカとの時間は、一生のうちでも味わうことのない贅沢で夢のような時間だった。でも、これはなんの約束もない、さよならで終わる旅の出会いと別れ―――いくら愛しくても、どんな期待もしてはいけない。けれど、ルカが残した情熱の刻印はエミリーの体、そして心からも消えることはなくて…。
-
3.3
-
5.0忘れるために生きてきた―― 下級武士から次席家老へ。その優れた才覚ゆえに、 人生を狂わされた男の過去を知った剣一郎は……。 どの巻からも楽しめる!大ロングセラーシリーズ第64弾。 浜尾藩飯田家の次席家老風見貞之介は、藩主の乱心に翻弄されていた。嫡男がいるにも拘わらず、突如側室の幼子に家督を譲ると言い出したのだ。 このままでは藩を二分する事態に。貞之介は懸命に説得するが、藩主は聞く耳を持たない。挙句の果てに嫡男派と思しき刺客に襲われる。 見廻り中の青柳剣一郎に助けられた貞之介は、その人柄を信頼し、己の心情を吐露し始め……。
-
3.0息子が産まれる少し前に浮気をしていた佳苗。終わった出来事を後悔しつつも、何もない日常生活を送っていたある日…。息子の友達が家に遊びに来た。一見普通の子に見えたその子は、実は自分は昔浮気していた人の息子だと言う…。そして、あろうことか当時の行為動画を観たと言い出した。佳苗は弱みを握られ、息子の友人のその子とのセックスに堕ちていく事に… ------------------------------- ※こちらは1巻目の内容になります。 2巻目以降は違う内容になりますので、サンプルをご確認の上ご購入くださいませ。 -------------------------------
-
4.0
-
3.0くしゃみと新幹線はどっちが速い? 水戸黄門がホントに出かけた一番遠い場所は? 夢がカラーになったのはいつ? 「クリナップ」の由来は野球のアレ 地獄に堕ちたら釈放まで何年かかる? 会議、接待、スピーチの枕に仕えて、 家庭で子どもに「不意打ち」で喰らったヘンな疑問へのナイスな答えにもなる ネットは教えてくれない「立派でスマート」な、できる大人の100の教養! 目次 ・現代のフシギ ・食べモノの哀愁 ・世界ウラ偉人伝 ・教科書が載せない日本史 ・スポーツ珍記録 ・数字のマジック ・動物トホホ話 ・あの街この土地こんなナゾ
-
4.0思春期を迎え、親の言うことをきく「いい子」だったわが子が、急に口をきかなくなったり反抗的になったりすると、親は子どものことが分からなくなり、どう接すればいいのか途方にくれることになります。多少の波風はたっても、「第二次反抗期」として子どもが自立していってくれれば安心ですが、ときには親子間のトラブルや思わぬ傷害事件として、それまでの子育ての問題点が露呈することもあります。子どもの問題行動は、自由な空間や心のゆとりの少なくなった現代社会で、「仮面」をかぶって生きていかざるを得なくなった子どもたちの心の叫びでもあるのです。そして何よりも著者が心を痛めているのは、その一歩手前のグレーゾーンで、悩んでいる子どもたちが多いことです。本書では、子どもが発している多種多様で難解なサインを親がきちんと受け止め、それを子どもの自立とよりよい親子関係作りへのチャンスに変えていく方法を、プロの臨床心理士が教えます。
-
3.0
-
4.0
-
4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 芥川賞作家が、覚悟の告発! 香港デモに対する目を覆う弾圧、コロナ禍で愛する祖国を地獄絵図に変え、 同胞人民を殺し続ける共産党政権を、どうしても許せない。 自らの幼少期の過酷すぎる下放体験の記憶と、今の苛烈な人権抑圧の状況を重ね合わせながら、 文学者として、日本の、そして世界の市民に中国における自由と人権の侵害に抗い、 状況が改善するよう働きかけてほしいと呼びかける、悲壮なメッセージ。 ◎李文亮医師の警鐘が封殺され、情報が市民に知らされなかった結果、武漢で爆発的感染が起きた。 ◎新型コロナウイルス蔓延は「中国政府による人災」だ。海鮮市場が感染源でないと、当局自らが認めた。 ◎初動段階での意図的な情報隠蔽の裏で、「0号患者」に何が起きていたのか? ◎明らかに過少申告の公表数、恐るべき火神山病院の実態、封鎖で死ぬのを待つばかりとされた武漢市民たち。 ◎習近平独裁体制こそが「情報隠蔽」の原因であり、習近平の面子のためにWHOに影響力を行使した結果、世界に感染が拡大した。
-
3.7最強魔術師の究極の暇つぶし。本気で弟子を規格外に育てよう……と思ったら、可愛いすぎて親バカならぬ師匠バカを発動! 一緒に魔術学園に入学し!? 全ては弟子を導くため――やりたい放題の学園生活が始まる!!
-
3.0第二次世界大戦を引き起こしたヒトラーの思想をたどる自叙伝 『わが闘争』は、原題『Mein Kampf』(ドイツ語)という、かの有名なナチス党指導者アドルフ・ヒトラーによって執筆されたものです。 1923年11月のミュンヘン一揆の失敗後、収監されていた際に執筆を開始したといわれています。 『わが闘争』は第2巻まで出版されており、第1巻では、ヒトラーが自分の生い立ちを振り返りながら、ナチ党の結成に至るまでの経緯が記述されています。特に、ヒトラー自身の幼年期と反ユダヤおよび軍国主義的となったウィーン時代を詳細に記述しています。 第2巻では、ヒトラーの政治手法、群衆心理についての考察とプロパガンダのノウハウのほか、戦争や教育などさまざまな分野についても論じています。 『わが闘争』は、ドイツ以外でも多くの言語に翻訳され出版されています。本書の評価は賛否様々ありますが、1920年代当時の彼の持っていた政治的世界観を知る貴重な資料であり、反ユダヤおよび軍国主義へ突き進み、第二次世界大戦へと突入したヒトラーの思考を知る材料となります。 本書は、英訳訳版『わが闘争』第1巻、第2巻の全文を1つにまとめた電子書籍です。
-
-エリーゼの父は最悪の男だ。男児を産めぬと妻を責め、別の女に入れ揚げた。家にも帰らぬようになり、ついには愛人と暮らすため、母とエリーゼを身一つで家から追い出した。そのあまりの仕打ちに、母は心を壊してしまった。壊れた母以外の全てを失ったエリーゼは、生活のため働き口を求めるが、父の謀略により職を得ることすらできない。それでも、憎き父への復讐を胸に、エリーゼは唯一の働き先である娼館に足を踏み入れる。だが、そこでエリーゼに与えられた仕事は娼婦…ではなく、移り気な色男・レオナルドのミューズとなり、彼を愛という地獄に落とすことだった!二つの復讐に身を焦がすエリーゼに、祝福の鐘は鳴り響くのか…。
-
4.3高校生の日和(ピヨ)と、大学生の士狼くんは幼なじみ。 士狼くんは小さい頃から、日和が困ったり怒ったりする顔が 大っっっ好きな、イジワルでジコチューなわがまま男! 「ピヨ、俺のこと大好きでしょ? なら付き合う前に、体の相性確かめないとね♪」 「どれだけイジワルしても、俺のことを好きでいてくれてさ―― 俺の方が何倍も、ピヨのことが好きだよ」 振り回されるし、泣かされるし、外面はいいからモテてるし、 こんな人を好きになったら大変なのに… ときどきすっっっごく甘いから、 離れられない、逆らえない…!!! 空前絶後のわがまま男×やられ系ちび女子の ブラックだけど超甘い★両想いラブ!
-
3.0高校教師、松本梓は家庭教師をしていた頃にほんの出来心でイタズラしちゃった教え子、海藤征に校内でばったり会ってしまうかもしれないと思うとユーウツな毎日。けれど願いもむなしく副担任代行になったクラスで征と再会してしまう。長身の美形に成長した姿に思わずドキッとなる梓を、「あんたじゃなきゃイケない身体になった」と征は無理やり押し倒して初H! 以来、毎日のように梓を呼び出しては激しく求めてくる征。梓はダメだと思いつつ、でも征に見つめられると拒めなくて…。フィジカル学園ラブ!
-
3.0
-
4.0
-
5.0
-
3.2青春を最大限楽しむためのメソッド《主役理論》を掲げ、夢の一人暮らしを勝ち取った俺・我喜屋未那。隣に住む少女・友利叶も一人暮らしで、クラスメイトで、バイト先も趣味嗜好も全てが同じ……なのに俺と真逆の《脇役哲学》を掲げる、決して相容れない天敵だった! そんな叶との口喧嘩の果て、同時に部屋の壁を蹴破ってしまい、何故か同棲する羽目に。そして俺たちは、やはり同時に考えた――これは戦争だ、と。 「そのさもしい青春に嫌気が差したら、いつでも言ってくれればいいぜ?」 「そっちこそ、煩わしい人間関係に嫌気が差したら、いつでも頼ってくれていいよ」 俺の《主役理論》と叶の《脇役哲学》、どちらが正しいかこの同棲で白黒つけようか!
-
3.7「日本人であること」を過剰に意識してしまう場、“中国”。そこで暮らすことを選んだ日本人=和僑。嫌われている国をわざわざ選んだ者達の目に映る、日本と中国とは──。異色の人物たちを追った出色ルポ!
-
4.0被害額4300億円、被害者7万人と、戦後最大規模の消費者被害事件となった安愚楽牧場事件。1990年代、そして2000年代後半に起こった「ふるさと牧場事件」など、怪しい和牛預託商法が行われ、そして摘発されてきた歴史があるにもかかわらず、悲劇はまたもや繰り返されたのはなぜなのか?自他共に「詐欺専門記者」と認める共同通信社記者が、徹底取材で分析した「詐欺犯罪はなぜなくならないのか」
-
3.0「すっげぇ濡れてる…兄貴の声で興奮した?」消えた元彼は部長の弟!?姉達のすぐ側で後ろから奥をかき回され、くちゅくちゅと…。OLの瑞穂は、憧れの部長が姉と結婚することになり傷心。さらに家族に挨拶へ行くと、そこには初Hのあと音信不通になった元彼・澄哉が…。アメリカに留学していて、瑞穂の会社のプロジェクトリーダーとして戻ってきたことが発覚。仕事も女性の扱いも上手な大人の男になっていた。しかも突然リビングの床に押し倒され、下着の奥から溢れる蜜を舐めとると、男の顔で「兄貴の代わりに可愛がってやるよ」って!?あの頃とは違う絶妙なテクで、敏感な胸の突起を何度も擦られると、中がきゅんきゅんしてしまい…
-
4.0
-
3.9死ねば誰もが活性化死体(ゾンビ)化する世界 密室の中で突然ゾンビ化した研究者 その真相は── 地球上の全ての生物がウイルスに感染し、誰もがいずれ活性化遺体(ゾンビ)になる世界。ゾンビは家畜ゾンビとして施設で管理されるか、野良ゾンビとして徘徊する──そんな中、ある細胞活性化研究者が密室の中でゾンビ化してしまう。彼はいつ死んだのか、どのようにゾンビになったのか、取り調べが行われる現場に探偵・八つ頭瑠璃が現れ、謎に迫っていく── 我孫子武丸・解説/遠田志帆・装画
-
3.8
-
4.3「父には,弱いといえるところが一つもないんですの」完璧な父を敬愛する,内向的で平凡な容姿のキャサリン.彼女の前に現れた,美貌で言葉たくみな求婚者――19世紀半ばのニューヨークを舞台に,鋭く繊細な会話と描写が,人間心理の交錯と陰影を映し出す.『ある婦人の肖像』とならぶ,ジェイムズ(1843-1916)初期の佳作.
-
4.0うつ病や不眠症、アレルギーなど、他の症状や疾患を持つADHDを「ADHDコンプレックス」と言います。また、ADHDコンプレックスをはじめ、ADHDと言える脳(=ADHD脳)であるにもかかわらず、ADHDが隠れやすい人たちを、私は、「隠れたADHD脳」と呼んでいます。本書は、発達障害に見えないADHDに悩む人への指南書です。 〈著者紹介〉加藤俊徳 脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニング提唱者。脳活動計測「fNIRS」法を発見。米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。独自開発した加藤式脳画像診断法を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。ADHD専門外来で薬だけに頼らない治療を行う。
-
3.8この荒廃した世界では、理不尽な暴力で大切な人を奪われることもしばしばだ。強盗に妹と両親を殺された少女リリイは、「リリイ・ザ・フラッシャー」と綽名される、早撃ちで有名な国一番の銃の使い手。そしてその親友カレンは、記した事柄を忘れることができるふしぎな本〈ダイアリー〉の持ち主だ。その本は、クリニックを営むカレンの家に代々伝わるもので、医師だったカレンの祖父や父親によって、忘れられない辛い記憶に苦しむ人々のために秘密裏に使われていた。しかし、クリニックを継げなかったカレンの叔父が、〈ダイアリー〉を狙い、悪い仲間を集めて父親を殺してしまった。幸い〈ダイアリー〉は奪われなかったが、復讐を誓ったカレンは、リリイを用心棒に誘い、大型バイクに二人でまたがって、国の各都市に散らばった、父を襲った犯人たちを探す旅に出る。ひとりずつ憎い仇を痛めつけ、〈ダイアリー〉を用いて仇の復讐された記憶を消すのだ。そうすれば、そこで復讐の連鎖は途切れるはず、だった……第5回アガサ・クリスティー賞と小説推理新人賞、ダブル受賞でデビューした超大型新人が描く、ふしぎなダイアリーをめぐる、少女二人の復讐ロードノベル。受賞第一作。
-
3.6
-
3.022歳の夏、キャシーはアルバイト先でイタリア人サンドロに出会った。ひっ込み思案の彼女を甘く情熱的にベッドに誘うサンドロ。未知へのためらいが崩れた熱い一夜の結末は、妊娠。事実を告げると、サンドロの無責任な拒絶の言葉が返ってきた…。それから6年。パーティーで彼と思いがけず再会しキャシーは動揺した。なのにサンドロは何事もなかったかのように再びベッドに誘ってきた! けれど熱い手に触れられ、彼女は魔法にかかったように同じ過ちを繰り返してしまい…。
-
4.0
-
3.5昏睡から覚めたエミリアを見て、ハビエルは暴れる欲望を必死で抑えこんでいた――エミリアは夫の僕を覚えていない…。あの男のことは覚えているのに!前は彼女から情熱的に、官能的に誘ってきた。同じリズムで体を揺らし、ともに高みへとのぼりつめた日々。そのすばらしい快楽を記憶から抹消するとは!いや、無理にでも思い出させてやろう。そして再び僕の愛撫で征服し、彼女の愛の裏切りへの復讐を成し遂げろ、ハビエル――その瞬間、彼の黒い瞳が冷たく光った!
-
3.5わたしの名前はエミリア・メレンデス?ロンドンで事故に遭い、昏睡から覚めた彼女を待っていたのは二年間の記憶の空白と、自分のものとは思えない人生だった。ベッドの傍らで彼女を見つめるセクシーな男性は夫だという。ハビエルと名乗るスペイン人の彼にまったく見覚えはないのに、その男らしさにエミリアは激しく心を揺さぶられた。彼の自家用機で自宅のあるセビーリャへ飛ぶと、豪華な屋敷には確かに彼女の痕跡があるが、腑に落ちない点も多い。刺々しい使用人に、違和感をおぼえるほど裕福な暮らし。そして今夜からこのベッドで、他人同然の夫と眠るのだ……。
-
4.0
-
4.0全寮制の名門女子校白蓉女学院で“白蓉のマリア”と謳われる女子高生・藤城泉子が消えた。事件か事故か、あるいは泉子の自由意思による失踪か。動揺に追い打ちをかけるように、泉子の実家で放火殺人が起こり、犯人と目される大学生を15歳の少年が刺傷する事件が発生。寮で同室だった鮎子は泉子を案じ、泉子の従兄の藤城薫と行方を追うのだが、薫は泉子がすべてを仕組んだと言い出して……。従兄弟、幼馴染み、ルームメイト、王子…。マリアの失踪に、やがて周囲は歪み始める。――2023年ノベル大賞〈佳作〉受賞作。失踪からはじまる青春ミステリー!
-
3.7Don‘t Blame Yourself! セクハラ、パワハラ、カスハラ、人種差別に事なかれ主義やポジティブ教の上司まで。 ジョブには最低なものとの戦い(ワーク)がつきまとう。 ホールスタッフ、激安量販店の店員、屋敷の掃除人にローンの督促人etc. 「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々のシット・ジョブを軸に描く、自伝的小説にして魂の階級闘争。 「あたしたちは負債の重力に引きずられて生きている。」 だが、負債を返済するために生き続けたら人間は正気を失ってしまう。シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。 店員やケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。 他者のケアを担う者ほど低く扱われ、「自己肯定感を持とう」と責任転嫁までされる社会。自らを罰する必要などないのに。 働き、相手に触れ、繋がる。その掌から知恵は芽吹き、人は生まれ直し、灰色の世界は色づく。 数多のシット・ジョブを経た著者が自分を発見し、取り戻していった「私労働」の日々を時に熱く、時に切なく綴る連作短編集。 みんな誰かに負債を返すために生きている。それこそが、闇だ ■面倒を避け続ける職場では、いいことは悪いことになり、悪いことがいいことになる。 ■上から目線の人々は、あまりに視線の位置が高すぎて、その位置から下の人間の姿が見えてない。だけど、なんとなく下のほうに人がいる気配がするので、とりあえず声はかけておくが、相手の姿は見えないし声も聞こえないのだ。 ■嫌と言えない理由があるから貸すのであり、返さなくてもいいという暗黙の了解もあるのだ。こういう特殊な取り決めが成り立つ関係を、家族と呼ぶのだろうか。
-
5.0わたしからはじまる魂の再生の物語。 読みながらいっしょに沈んでいく。 壊れそうになる。 最後に、極微の勁(つよ)い光に射ぬかれる。 ――鷲田清一さん(哲学者) 繊細な、こわれものとしての「悲しみ」を、 粗略に扱わない社会のために、 静かに読まれるべき一冊 ――平野啓一郎さん(小説家) 上智大学グリーフケア研究所非常勤講師として、 悲しみにある人々に寄り添う活動を続けている 著者の入江杏さんは、2000年に起きた 「世田谷事件」の被害者遺族です。 隣に住む、愛する妹家族を失った悲しみは、 6年もの間、語られることはありませんでした。 語りにひらかれたきっかけについて、まえがきにこうあります。 心ない報道、周囲からの偏見と差別、沈黙を強いる母への抵抗…… わたしは語りへと突き動かされ、無我夢中で心の断片を拾い集めました。 そのかけらから恥を洗い流してみると、そこには透き通った悲しみが顕れました。 ――まえがきより “被害者遺族はこうあるべき”といった世の中の「大きな物語」に抗い、 「わたしの物語」を取り戻し、魂の再生へと向かう軌跡の書です。
-
5.0めぬ。先生の大人気作品「私、彼の親友に調教されてます。~誘ってきたのはお前だろ?~」まとめてお得な合本版として登場!「お願い…動くの、やめてぇ…っ」林間学校の夜…ずっと好きだった幼馴染の優希に告白しようと、男子部屋に忍び込んだ志乃。高鳴る鼓動を抑えつつ布団の中に潜り込むと、『彼』は無言で唇を重ねてきた。下着の上から一番敏感な部分を指先で転がされ甘い吐息を漏らす志乃。ぐちょぐちょになった下着を脱がされ、『彼』の硬く勃ったモノを擦り付けられ…。「初めての相手が優希でよかった…」そう思って、顔を上げるとそこには――本作品には「私、彼の親友に調教されてます。~誘ってきたのはお前だろ?~(1)~(5)」の内容が格納されてます。重複購入にお気を付けください。
-
3.8
-
3.8メガネ男子フェチの図書館司書・マキは、IT系メガネ男子の亮と同棲中。Hの最中すらメガネ姿の彼が、ある日突然コンタクトに!? フレームを押し当てて熱くキスしてくる、そんな彼が好きだったのに……!! 惚れた弱みで溜めていた日々の鬱憤も加わり、初めて本音をぶつけあう喧嘩をしてマキは悩む。――メガネ男子が好きなのか、それとも亮が好きなのか……!? 表題作のほか、強がりで甘え下手なオトナ女子の恋愛を描く短編2作を収録。
-
4.0私は「監督の仕事、選手の育成とは、いかに自信をつけさせるか」に尽きると思う。ほめるのが一つの手段であるし、しかも「タイミング」が大切だ。そして、監督が使う言葉は、自分の意思を選手に伝達するための「武器」なのだ――捕手として3017試合、監督として3204試合。日本プロ野球の黎明とともに生を受けた「球史の生き証人」が選ぶ10人の名将たち。歴史をつくったリーダーに見る、部下育成、人心掌握、組織再生の真髄。
-
3.0きれいじゃない「推し」なんかいらない。 ――最低。死んじゃえ。 平凡な女子高生と、そのクラスメイトの男子生徒。 ふたりはなぜ、人気男性アイドルの命を狙ったのか。 愛ゆえの絶望が、彼らを凶行へと駆り立てる。 刹那的青春。 その狂気の果てに待っていた真実とは…!? 青春の《歪み》と《痛み》を鮮烈に描いた センチメンタル・クライムストーリー! 「もし、人をひとりだけ殺していいって言われたら、誰を殺す?」 クラスメイトの男子――月宮夜舟にそう問われ、庄司波菜子が真っ先に思い浮かべたのは、アイドルグループ「バックトゥザナウ」の推しメン・藤川勇の顔だった。 不可思議な友情で結ばれた高校生男女の犯罪計画は、驚くべき大胆さで実行に移されていくが…。 『16歳の遺書』『ひとりぼっちの殺人鬼』など、これまでにも《青春の狂気と死》を描いてきた櫻井千姫が放つ、衝撃の青春クライム・ノベル爆誕!!
-
4.0
-
3.7素人女性がみずから望んで、男たちの前で服を脱ぎ、極限まで恥ずかしい姿を撮影される……。 いったいなぜなのか? 老舗AVメーカーを舞台に、女性たちの生々しい真実を描く人気シリーズがより過激になって登場! 第1話は、ナイスバディーのデリヘル嬢がお金欲しさに面接に。彼女にはヤバイ事情があって……。
-
3.9光市母子殺害犯、オウムの麻原彰晃と幹部たち…数千もの刑事裁判を傍聴して目のあたりにした、死刑宣告の瞬間。遺族の悲痛な訴え、それに向き合う被告人たちの素顔。死刑判決にいちばん取り乱したのは誰? 弁護士に振り回された光市母子殺害犯。地下鉄サリン事件の実行犯には、1人も殺していないのに死刑判決を受けた者もいれば、「自首」「悔悟の情」が認められて無期懲役になった者も。息詰まる法廷のドキュメント。もし、あなたがこの裁判の裁判員だったら…?
-
-著者狐古が自転車に興味を持ち始め、どうなっていくかの過程を描いた実録自転車漫画やライドイベントレポート、与太話やコラムなんかを詰め込んだマンガ。 Twitter等にアップしていた漫画のまとめになっております。描き下ろしも有り。 自転車に興味が無くても楽しく読める物を目指して作りました。また、これから自転車をおススメしたい人がいる、そんな人にもぴったりの一冊となっております。 ※表紙の女の子は本文には出て来ませんよー。 全ページフルカラー
-
3.3
-
2.5「ごめんなさい…あなた以外の男とセックスしちゃった…」チャラ男の強引なセックスの感触が身体に染みついていて…軽くナカを突かれただけで簡単にイっちゃうッ!!――両親が突然他界した私たち姉弟は、ふたりっきりの生活のなかで一線を越えて恋人同士となった。そんなある日、チャラい先輩たちがいる飲み会に参加し目覚めると…なぜか全裸で!?酔って覚えてないはずなのに…身体は弟とは違う大きなチ○ポを覚えてしまっていて…!――チャラ男に呼び出されて脅迫…こんなセックス感じるわけない…!なのに…乳首を弄られ、タバコ臭いキスにトロけ…アソコを弄られるとすぐにイってしまい…また弟以外のチ○ポ挿入れられちゃう…!?
-
3.6
-
5.0
-
2.8【囚われの聖女が外の世界を夢見る脱出ロマンス!】終末の世界に現れた聖女は、世界を救う存在として大切に育てられ、16歳を迎えようとしている。何をするにも困らない生活を与えられていた彼女だが、“自由のない暮らし”に物足りなさを感じていた。そんな時、傷だらけの名前のない男・ナナシと出会い、やがて聖女の真実を知ることになる――。
-
4.2
-
2.0
-
4.0
-
3.0
-
4.0
-
3.4
-
3.0リーはわびしく、孤独で、不安だった。大けがをして記憶を失い、自宅の屋敷に連れてこられたものの、使用人は皆よそよそしく、夫ポールの目は憎しみに満ちている。だが、リーが以前の残酷な性格からは想像もつかないほど優しくなったことに、やがて周囲は気づき始める。ポールにも再び愛されるようになっていくリーだったが、ついにすべての記憶が戻ったとき、恐ろしい事実に愕然とする。記憶を失う前の私は、離婚を切り出したポールを憎むあまり彼に殺し屋を差し向けていたのだ……。
-
3.6
-
3.4■衝撃の回顧録、ついに刊行! 高度成長、バブル、経営危機、V字回復、そしてゴーン逮捕──ゴーン会長のもと、日産社長を務めた男はそのとき何を考えていたのか? 赤裸々に明かされる白熱の手記。グローバル化の渦中にいる全ビジネスマン必携の書。 ■歴史学者・磯田道史氏推薦 「日産の歴史的経験を未来の道しるべに。本書の姿勢に心打たれた」 ■国際化に翻弄される巨大企業に何が起こっていたのか? ──面接兼挨拶の日、私は日産本社(当時は東銀座)の十五階にあるゴーンCEOの執務室に呼ばれた。 会議机をはさんで、私の前に腰を下ろしたゴーンは世間話や抽象的な話などは全部すっ飛ばし、いきなりこう切り出した。 「オーケー、サイカワサン。購買部にとって重要なのはコストダウンの目標を達成することだ。進み具合はどうなっている?」(本文より) 【本書の内容】 ゴーンとやりあい、マクロンに歯向かった日本人サラリーマン。彼が目撃した巨大産業「もうひとつの戦後史」 ▼第一章 不正発覚 ゴーンと私は「対立関係」にあったのか/不正を知ったあの日のこと/検察からの口止め/ゴーンと交わした会話/逮捕までのメール/夜の記者会見 ▼第二章 ゴーン事件とは何だったか 不正行為の実態/水面下で行われた工作/私に向けられた批判 ▼第三章 「非主流」のサラリーマン 祖父との因縁/入社した一九七七年という年/入社式に「塩路会長が来られる」/購買部門に配属されて/「ケイレツ」の重さ ▼第四章 海外へ 英語で仕事をするということ/「ジャップ、ゴー・ホーム」/バブル景気に浮かれる日本に戻って/秘書課に勤務 ▼第五章 ルノーの救済 ゴーンとの出会い/辻さんに言われたこと/ルノー幹部の雰囲気/日産リバイバルプラン/単身赴任をとりやめて/ルノーとの共同購買/内なる国際化へのハードル/日本人社員とは飲まない!/聞き上手の上司・ゴーン ▼第六章 ゴーンの変質 ゴーン、ルノーCEOに/ケリーの人事/ペラタ氏のリーダーシップ/ルノーにおけるゴーン/スパイスキャンダルの痛手/ゴーン政権を延命させた危機/行き詰まり ▼第七章 圧力 逮捕当日、午前のできごと/「悪者はサイカワ」の悪評/スナール新会長との出会い/残された禍根 ▼第八章 退社まで 塙義一元社長から学んだこと/マクロンチームとの交渉/監視役としてのケリー/相談できる先輩はいなくなった/三菱自工・益子修さんとの共同事業/関潤、グプタという二人の後輩/日産勤めが終わった日 ▼第九章 次世代のビジネスパーソンへ 日産の蹉跌とは何だったか/ゴーン改革の意義/求められるリーダーシップ/日本発ベンチャーはどこまで可能か
-
4.4
-
2.6才色兼備な女子中学生・小川ともみ中学1年生の入学式。突然、実は全部で5人の親がいるという衝撃の事実を明かされた!! 「5人の親たちはいついかなる時も自由に接することができる」という契約でともみはシェアされることに。横暴、奔放、非常識、娘への依存にエリート志向…偏見と己のエゴにまみれた毒親たちとの地獄の日々が、こうして始まった…!!
-
4.0
-
4.0この数年“ナショナリズム”をめぐる議論がかまびすしい。世界では冷戦に代わる国際秩序が定まらない中、極東アジアでは「北朝鮮」という冷戦の産物が大きな比重を占めている。国内においてもバブルの崩壊とグローバリゼーションの拡大に伴う「成果主義」や「市場原理主義」の浸潤によって、セーフティ・ネットが整備されないまま、勝ち組・負け組みへの階層化が進み、社会の安定感は急速に失われつつある。さまざまな要因が複雑に絡み合いながら過熱化する一方の言説を丁寧に解きほぐし、「愛国心」の行方について考える。
-
3.6
-
1.0あなたの周りに「ものすごく意地悪な人」はいますか? 私の場合はそれが妹であり、妹は毒親になりました。「毒親」になるのはどういった人物なのか…狂気のと困惑の「毒親」の実態を、姉妹の目線で描いたコミックエッセイ。 分冊版第1弾。
-
4.6大学のゼミの研究が大詰めで、毎晩帰宅が遅い千代子。 そんなある日の帰り道、誰かにつけられている気配が!? 恐怖に震える千代子を助けてくれたのは、パン屋でバイトする超コワモテ男子・角守さん! 以来、危なっかしくて放っておけないと毎日のように千代子を家まで送ってくれるように。 最初は角守にビクビクオドオドしてしまう千代子だけど・・・!? コワモテ男子×天然理系女子のキュートLOVEシリーズ3編ほか、ヤンデレ男子の溺愛を描いたシリーズ2編を同時収録! ★単行本カバー下画像収録★