作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 菓子史に革命をもたらした林浄因一族の亡命。迎えた“河内の悪党”楠正成、正行親子。饅頭屋塩瀬に秘められた林一族のもう一つの顔と「非理法権天」を掲げた土グモの末裔・楠党の凄絶な生きざまを通して描く賤と貴の相克でみる南北朝争乱。 【目次】 はじめに──「潔さ」との出会い 序の章 菓祖・林浄因の日本亡命 開口神由来 千葉氏の一族・竜山徳見の入元 徳見の庇護者・林氏の元国脱出 第二章 はるけき南朝行在所 饅頭と砂糖の神話 山檗に仮りの住居を求めて 何を語る、菊水紋に非理法権天の旗風 正成殺しを企んだ南朝の貴族 第三章 生きていた正成 宮方に嫌われた賀名生行宮 菜摘の里、めぐり逢い 吉野三山と丹生の源流 正成と丹生と塩瀬 第四章 塩瀬氏 吉野に誕生 潰え去った南朝の大和鍛冶 菊の契り 菊水流転 終の栖か 甑島の正行墓 春を待つ鬼 「結び」にかえて 資料篇 楠氏系譜 饅頭始祖・林浄因にはじまる林氏塩瀬の系譜 関連年表 参考文献 奥付
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カッパ、土グモの正体は? 王化、出世、世間とはなに? 卑語にされた“真処”とは? ロングセラー『鬼の日本史』(上下・6刷)をはじめ、『閉ざされた神々』(5刷)『闇の日本史』(4刷)『鬼の太平記』など、既存の歴史解釈に真っ向から挑戦し、古代史に新風を吹き込むとともに、王権によって貶められた物言えぬ神々や敗者ゆえに抹殺され、妖怪とされた人々の声を、産鉄民俗の知識で甦らせる“沢”民俗史学の集大成。五十音順に配列した語彙・事項(約12000)に、それぞれ独自の史的解釈を加え、語源を始め、本義、そして王権によって加えられたさまざまな語り(騙り)事を読み解く。何気なく使われる日常言葉に潜む歴史の暗部とその真相をわかりやすく説く本書は、日本語再生への第一歩となるだけでなく、隠蔽されてきた歴史の裏側にひそむ謎解きのキーワードを提供する。