【この本のお気に入り】
☆孤独は心の成熟の現れ
※そもそも人は、成熟すると、孤独を好むもの
↳孤独を楽しめるから、一人でいても孤独を感じることがない
☆孤独を恐れると、人生のターニングポイントに気づかない
【はじめに】孤独を楽しむ力
◎孤独はみじめなのではなく、
↳「孤独はみじめだ」と思い込んでい
...続きを読むる自分の固定観念に原因がある
◎孤独力とは「能力」であり高められる「スキル」である
↳そんな時代環境だからこそ獲得したいのが「孤独力」である
↳社会の中で人と関わり合いながらも、常に自分の意志を主軸に置いて、自己責任で生きようとする姿勢のこと
◎本書でいう孤独とは、ひとりの自分を信じる道を歩く「孤高」という概念
【1章】内省
◎「孤独」を恐れるのをやめる
↳個性が磨かれ、魅力が増す
↳孤独を楽しむとは、自分を貫くことであり、自分らしく生きること
◎「予定を詰め込む」のをやめる
↳心のバランスがとれ、充実感が得られる
↳孤独は心の成熟の現れ
※そもそも人は、成熟すると、孤独を好むもの
↳孤独を楽しめるから、一人でいても孤独を感じることがない
【2章】人間関係
◎「無理して付き合う」のをやめる
↳そもそも他人に心を許す必要などない
↳もっと自己中心/目的中心に生きよう
◎「嫌われることを恐れる」のをやめる
◎「他人のペースに合わせる」のをやめる
◎「常識を大切にする」のをやめる
↳独創性がなくなる
【3章】価値観
◎「世間的な基準を気にする」のをやめる
↳理想の生き方は自分の中からしか出てこない
【4章】行動力
◎「夢、目標がない」のをやめる
↳目標の実現に向けて集中し、孤独を感じない
◎「相談してから決断」をやめる
↳孤独を恐れると、人生のターニングポイントに気づかない
◎「問題から逃げる」のをやめる
↳悩みの全ては自問自答で解決できる
◎「ネガティブな発想」をやめる
【5章】読書
◎「漠然とした不安」を抱えるのをやめる
↳読書で知識を得て、幸せにつなげる
◎「ヤバい」「かわいい」をやめる
↳言葉の選択肢が増える
↳語彙の多さと幸福感には相互関係があり、語彙が豊富だと幸せを感じやすい
◎「変化を恐れる」のをやめる
↳後悔しない生き方ができる
【おわりに】
☆運命とは、自分の内なる声に従い、自分自身で作っていくもの
↳努力や関わり方によって引き寄せることもできる
☆孤独になるということは、
↳「どのような状況でも自分の幸福に繋がる気持ちを意味を与える力」のこと
【読んで思ったこと/感じたこと】
・少子化が進むにつれ、今後はどんどん独身の人間が増えてくるだろう。
そんな「独身貴族達」の不安を無くし、孤独であることを肯定する一冊であることは間違いない。
しかし、本書はそんな「傷を舐めてくれる本」ではなく、むしろ「自ら孤独になることを推奨」している。
「孤独力」とは、これからの日本社会で生きるために必要な必須スキルなのだ。