【感想・ネタバレ】「消費」を「投資」へ変える 頭の良いお金の使い方のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

お金は使えば減ります。
けれども、ただ減るだけのお金の使い方をしていたら、
それは「消費」でしかありません。

しかし、知識や経験が手に入ったり、友人が増えたりして、
使った以上に自分にプラスに跳ね返ってくるならば、それは「投資」です。

・お金を使わない人はますます貧乏になる

・相手を儲けさせれば自分も儲かる

・好奇心に蓋をしない

・収入格差はモラルの格差

・見た目に投資する

本書では「消費」を「投資」へと変えるテクニックを、
33歳で資産3億円を作った著者が自身の経験をもとにお伝えします。
お金の流れを呼び寄せ、幸福感ももたらす頭も良いお金の使い方!


■目次

・はじめに お金の使い方をしれば、お金に振り回されなくなる

●第1章 貪欲にお金を使おう
・お金を使うことだけが贅沢ではない
・同じお金を使って「死に金」にする人、「生き金」にする人
・あなたの行動は誰かに支配されている
・お金で人生の余裕を買う
ほか

●第2章 自己投資にお金を使おう
・勉強への投資を無駄にしないために
・考えないとカモられる
・人生のレンタル係数を高める
・投資をするなら、心の余裕を与えてくれるものにする
ほか

●第3章 他人のためにお金を使おう
・他人からも投資されて生きていることを知る
・常連客ではなく、上得意客になる
ほか

●第4章 自分基準の価値にお金を使おう
・世間相場や常識に振り回されない
・サンクコスト発想法でモノへの執着を捨てる
・計画性と自制心を持つ
ほか

●第5章 子どもより、まずは自分自身にお金を使おう

●第6章 お金が集まる人の習慣を自分のものにしよう

■著者 午堂登紀雄 (ごどう ときお)
1971年、岡山県生まれ。中央大学経済学部卒。米国公認会計士。
大学卒業後、会計事務所、大手流通企業、戦略系経営コンサルティングファームに勤務。
その後独立起業し、起業家・個人投資家・ビジネス書作家として活動。
著書に、『33歳で資産3億 円をつくった私の方法』(三笠書房)、『お金の才能』(かんき出版)、
「いい人をやめれば人生はうまくいく」(日本実業出版社)など多数。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

令和4年の3月上旬に近くの本屋さんで見つけた本です。お金の使い方は大事だと思っています、何に使うか・使うときにどういう目的も持っているか、によっても使った後の効果が全く異なってくると思います。

子育てが今年度末で一段落した私にとって、タイトルにある「消費を投資へ変えるお金の使い方」は、これから勤め人を終えるまでの何年間は肝に銘じておくべきことのように思いました。

以下は気になったポイントです。

・自分の中に確固たる価値基準が出来上がっているので、何にお金を使うかが明確である。自分が価値を感じるものには心置きなくお金をかけるが、そうでないものには一円たりとも払わないというお金の使い方が「お金を守り増やす」を体現しているお金持ちの特徴である(p20)

・ただ減るだけのお金の使い方をしているのは「消費」、お金と引き換えに知識や経験が手に入ったり友人が増えたりして、使ったお金以外に自分にプラスになって跳ね返ってくるならば、それは「投資」である(p21)

・その出費は自分に何をもたらせてくれるのか、自分は一体どういう価値にお金を払っているのか、を面倒くさがらずにいちいち立ち止まって見ることが大切(p32)

・チップは先に渡すことで最初から上客として扱われる。そうすれば旅館に滞在中、ずっと乗客のサービスを受けることができる、これが生き金となるお金の使い方、旅館に限らずクラブ、レストランでも同じです。会計時にチップを渡すのでは遅い(p41)

・お金を節約するために自分が動くのではなく、自分の動き方を戦略的に考えてからお金の使い方を考える(p60)

・経験から抽出して得た知恵は自分だけのものであり、決して誰も真似できないし、誰も奪うことはできません、だから価値がある。仕事ならあえて困難なこと、誰もやりそうたがらない役目を自ら買って出るのも得難い経験になります(p77)

・自分の名刺を作ることは、自分自身の「ウリ」を考え情報発信するということ(p88)

・自己投資としての読書は、自分の思考の枠組みを変える、自分の意思決定力を変える、自分のアウトプット力を変える、ためのものですから、それは冊数やスピードで得られるとは限らない(p94)

・勉強で大事なことは「続ける」こと、お薦めは専属の先生についてマンツーマンで勉強すること(p101)

・子が成長して自分の人生を生き生きと送っている姿を見ることが、子育てという投資をした親の期待する報酬と言える。(p127)

・乗客になる要素、目立つ(一度にドカンと使う)・褒め倒す・責任者と仲良くなる・覚えてもらう・友人知人を連れてくる(p143)

・幼稚園から高校まで、公立だと540万円、私立だと1800万円、大学は公立だと250万円、私立だと470万円である(p189)

・貧困が連鎖する理由は、親の資産や学歴、教育費ではなく、「親が子に見せる姿」例えば「うちにはお金がないから我慢しなさい」「無駄遣いしないで貯めなさい」という、親のそういう貧乏な思考習慣・行動習慣が子供に遺伝している(p201)

・貸し借りは出資ではなく「あげる」と思える人に投資すべきだと考えるべき(p206)

・感動体験を得やすい方法として、1)旅行、2)人と会うこと、3)本を読みこと(p217)

・行きつけの居酒屋に行くとしたら、どうせ行くなら開店と同時に入るか、客が一回転した21−22時頃くらいに入る方が喜ばれる。自分が使いたい時に使うよりも、相手の望む時にお金を使う心配りが必要である(p239)

2022年3月27日作成

0
2022年03月27日

Posted by ブクログ

その出費は何をもたらしてくれるか?
別の本の、投資か、浪費か?に通ずるものがある。


★死に金にしない(→使い方を工夫して最大限の効果を出す)
一万円出すのにも、お茶代だと太っ腹に
チップは最初に(→よりサービスが良くなる可能性高い)


飲みに行って割り勘より
定食屋に行っておごる

★収入の半分から3/1は自己投資にあてる
自分は投資対象としてそれくらいの魅力はあるでしょ
家賃が7万だとして、それはどれだけのリターンをもたらしてくれるだろうか?
その七万を自分に投資したらどれだけのリターンになる?


✳︎上客になるメソッド
一度にドカンと使う
初めて行く店では特に
お金ありそうな雰囲気出す。

・小物にお金かけてオシャレに

0
2022年03月17日

「ビジネス・経済」ランキング