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ヤマケイ文庫 白き嶺の男
山岳会の新人山行として冬の八ヶ岳縦走に参加した加藤武郎。山岳会の常識にとらわれない彼の行動に、リーダーは戸惑い、怒りを覚えるが、その夜、猛吹雪がふたりを襲う――(白き嶺の男)。 『新編 単独行』から『単独行者(ルビ・アラインゲンガー)』に連なる不世出の登山家・加藤文太郎(1905年~1936年)の魂を継いで、南アルプスの渓谷や冬の北アルプス・滝谷、そしてヒマラヤの高峰を舞台に谷甲州が描く「もう一人の加藤の物語」。 1996年度新田次郎文学賞受賞作。 ●白き嶺の男 ●沢の音 ●ラッセル ●アタック ●頂稜(スカイライン) ●七ッ針―山岳ホラー ●ヤマケイ文庫版あとがき(13頁) ※八ヶ岳、滝谷が舞台の「白き嶺の男」「ラッセル」については地図を追加。 -
ヤマケイ文庫 新編 越後三面山人記
日本の狩猟文化研究の第一人者、東北芸術工科大学教授兼狩猟文化研究所所長・田口洋美氏の若き日の意欲作、隠れたロングセラーを文庫化。 朝日連峰の山懐、新潟県の三面川(みおもてがわ)中流の深い谷間にあった三面集落。 今は三面ダムの底に沈んだこの山里の狩猟文化・山村習俗を、四季折々の山の民の暮らしを追うかたちで詳細に記録した、著者若き日の意欲作。 第一章 狩りの日の出来事 第二章 降りしきる雪の中で-冬- 第三章 山の鼓動とともに-春- 第四章 むせるような緑に抱かれて-夏- 第五章 時雨れる雲ノ下で-秋- 第六章 山人の自然学 ※農山漁村文化協会刊行の単行本を文庫化しました。 -
ヤマケイ文庫 新編 西蔵漂泊 チベットに潜入した10人の日本人
仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、鎖国状態のチベットに潜入した10人の日本人を、新発見の資料と現地を含めた取材で探ったドキュメンタリー。 当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。 なかでも仏教の原典を求めて潜入した河口慧海や能海寛、青木文教などの稀有な旅やその足跡をたどりながら、鎖国時代のチベットの特異性を随所に盛り込む。 一方、野元甚蔵と西川一三は、ともにモンゴル、チベットの草原でモンゴル人になりすまして特務機関の研究生として生き抜き、帰国後の不遇な時代、晩年の知られざる日々などにも言及される。 10人が実践した旅はそれぞれにきわめて稀なものであったが、そのなかでも特に象徴的な体験をした河口慧海らに焦点をあて、2冊の『西蔵漂泊』を大幅に再構成、さらに最近の動向も含めて加筆、1冊に再編集、なによりも読みやすさを心がけた。 当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。 -
ヤマケイ文庫 空へ-「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日
1996年3月のネパール入国からベースキャンプ設営、順次キャンプを延ばし、5月10日の大量遭難にいたるまでを、各国の公募隊参加者の動向や彼らの証言をもとに組み立てられた山岳ノンフィクションです。 著者のクラカワーはアメリカのアウトドア誌のレポーターとして、ニュージーランド人ガイドの率いる公募登山隊に参加、その実態をレポートするはずだったが、たまたま事故の当事者となり、幸運にも生還することができました。 5月10日の登頂後、下山中、悪天に襲われ、あいついで6人が死んでいくさまを詳細に描いた後半は、読者の胸をうちます。 著者は、帰国後、辛抱強く取材を重ね、本書を著わし、世界15カ国で出版、ベストセラーとなりました。 原題は『空へ INTO THIN AIR』。 -
ヤマケイ文庫 ドキュメント 気象遭難
人気の高いヤマケイ文庫ドキュメント気象遭難がついに電子化! 山で起きる大きな事故のほとんどは、気象の急激な変化による事故、いわゆる「気象遭難」であろう。 その原因はどこにあるのか、防ぐ方法はあるのか・・・・・・。 新旧の気象遭難事故から、季節別に「雪崩」「落雷」「低体温症」など7件のケースを取り上げ検証する。 「文庫化にあたっての追記」では近年の気象遭難事例をフォロー。 -
ヤマケイ文庫 長野県警 レスキュー最前線
映画『岳』のモデルになった長野県警山岳遭難救助隊の活躍を描く。 初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐、航空隊の活躍など、遭難救助における長野県警察山岳遭難救助隊員と遭難者のドラマ。 日本百名山を中心にした中高年の登山ブームが話題になってきたころから、遭難の態様自体も大きく変わってきた。 その背景には体力の衰えが顕著になりつつある中高年登山者の増加もあるのだろうが、いわゆる「一般登山道での事故」「道迷いや突然死などの増加」「携帯電話の普及と安易な救助要請」「ヘリコプターによる迅速な救助」など、遭難現場の状況も大きく変わってきたのだ。 そうした遭難と救助の現場で、第一線で活躍する救助隊員たちが、その思いを手記に綴ったのが本書である。 初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐隊日誌、航空隊の活躍、女性隊員と家族の思いなど、遭難救助における隊員と遭難者のドラマが綴られる。 -
ヤマケイ文庫 ニホンオオカミの最後 狼酒・狼狩り・狼祭りの発見
ニホンオオカミはどうやって絶滅したのか? 古文書をもとに、その最後をみちのくの山里にたどるノンフィクション! ニホンオオカミの最後はじつははっきりしていない。 明治38年の和歌山県が最後といわれるが、それは標本として残されている最後のオオカミでしかない。 東北の地で、野生動物と人の関係を追いかけた作家が、オオカミの最後を追う。 「狼酒」、そして、近年まで東北の山里で行われていた「狼祭り」の発見、掘り起こされた貴重な歴史的資料。 東北の地で明治・大正を生き、オオカミの最後を見てきた山の民の最後の遺言を集め、藩政の書面をたどりながらニホンオオカミの最後に迫る一冊。 文庫化にあたり、日本の野生動物専門家の高槻成紀先生による解説に加え、著者自身によるその後のニホンオオカミの最後につながる最新の追記を追加。 ■内容 はじめに 1 狼酒の発見 2 狼の民俗 3 ニホンオオカミの正体 4 狼の生態 5 江戸時代の狼 6 荒れる狼 7 明治九年、狼の子を天覧 8 狼の首に賞金 9 売り物になった狼 10 狼狩りの証言 11 恐るべき攻撃力 12 いたましい最後 13 狼の形見 ■著者について 遠藤 公男(えんどう・きみお) 1933年、岩手県一関市生まれ。 一関第一高等学校卒業後、主に岩手県山間部の分校に教師として勤めるかたわら、コウモリ(岩手)とノネズミ(北海道)の新種を発見。 1973年に『原生林のコウモリ』(学習研究社)を刊行。 1975年に退職して作家生活に入り、翌年『帰らぬオオワシ』(偕成社)で日本児童文学者協会新人賞・ジュニアノンフィクション文学賞、1983年『ツグミたちの荒野』(講談社)で日本児童文芸家協会賞、2000年に日本鳥類保護連盟総裁賞、2017年に日本哺乳類学会功労賞を受賞。 -
ヤマケイ文庫 ヒグマとの戦い
大正から昭和にかけて猟銃を携え北海道の原野を駆けめぐった、ある狩人の若き日の冒険譚! 狩猟の隠れた名著を未公開写真も収録して文庫で復刊。 100年前の祖父は山野を縦横無尽に駆け巡り、狩猟に釣り、温泉開発、 鉱山発掘などフロンティアマンとしてその時代を生きていた。 100年前の根室原野を駆け巡った祖父の冒険談の楽しさが伝わると幸いです。 (「祖父・西村武重について/西村穣」より) 私の叔父(北海道石狩郡当別村)が狩猟家であったので、私の家(札幌郡篠路村)へ訪れると、 大きなガンやカモ、ウサギなどをおみやげに時々持って来た。私は大人になったら狩人になろうと思った。 私は、明治四十四年より今日に至るまでほとんど一生を、未開の森林渓谷を探して、狩猟と釣りに費やしたようなもので、 最早人生の終着駅にあり気息奄々たる老爺となってしまった。この本にあるものは大正から昭和にかけての若き時代の思い出の昔話である。 (「まえがき」より) 【内容】 ◆祖父・西村武重について 西村穣 ◆まえがき ◆ヒグマとの戦い その1 風連原野のヒグマ/牧場のギャング/茶内林野のヒグマ/養老牛のヒグマ/ケネカ川の大ヒグマ ◆カクレ原野とガンピ原 キネズミを追って/キツネに化かされたか?/カクレ原野の一夜/アマッポーとヒグマ/ヒグマとの死闘/篠路村の浪さん/ウサギの止め足/ キツネ狩り/再びキツネ狩り/ピヨッペの砂金山 ◆アイヌの狩猟 酋長榛幸太郎/さんけ爺々/老アイヌの昔話 ◆ヒグマとの戦い その2 千島エトロフ島のヒグマ/エトロフ島へ/指臼の硫黄山/ヒグマの襲来/硫黄鉱調査/東海岸を探る/再びヒグマが……/ ヒグマを倒す/紗那神社/美しい未亡人/島との別れ ◆尾岱沼と野付岬 野付半島のガン/カワウソと狂女 ◆養老牛温泉を中心として 原野移住/養老の滝/ヤマベ釣り/カムイヌプリの猛吹雪 ◆あとがき ◆解説 服部文祥 -
ヤマケイ文庫 ビヨンド・リスク
物故者6人を含め、クライミング界のレジェンドたちの貴重な証言集。 1993年に本国アメリカで、96年に邦訳版が山と溪谷社から刊行されて以来、四半世紀過ぎてなお、一線のクライマーに影響を与えるあの山岳名著が、ヤマケイ文庫で待望の復刊! 20世紀の登山スターが集結! 1 R・メスナー(1944~:ヒマラヤアルパインスタイル) 2 R・カシン(1909~2009:アルプス) 3 E・ヒラリー(1919~2008:エベレスト) 4 K・ディームベルガー(1932~:K2) 5 W・ボナッティ(1930~2011:アルプス、ヒマラヤ) 6 R・ロビンス(1935~2017:ヨセミテ) 7 W・ハーディング(1924~2002:ヨセミテ) 8 C・ボニントン(1934~:ヒマラヤバリエーション) 9 D・スコット(1941~:ヒマラヤビッグウォール) 10 V・クルティカ(1947~:アルパイン) 11 J・C・ドロワイエ(1947~:フリークライミング) 12 J・ロウ(1950~:アイスクライミング) 13 W・ギューリッヒ(1960~1992:フリークライミング) 14 C・デスティベル(1960~:女性クライマー) 15 L・ヒル(1961~:女性クライマー) 16 P・クロフト(1958~:ソロ) 17 T・チェセン(1959~:ソロ) 「クライミングというものがどこから来てどこへ行くのかを理解したければ、まずこのスポーツをリードしてきた人たちから何かを学ぶことだ(序文より)」 「何度、本書を読み返したことだろう―――」山野井泰史さんも愛読! -
ヤマケイ文庫 穂高に死す
近代アルピニズム発祥の地、穂高連峰では、数々の輝かしい初登攀記録の陰で凄惨な遭難事故が起きていた。 加藤文太郎(北鎌尾根)、大島亮吉(前穂北尾根)、松濤明(北鎌尾根)、茨木猪之吉など、名だたる登山家が槍・穂高の露と消え、前穂高岳のナイロンザイル切断事件、「松高」山岳部の栄光と悲劇など、登山史に影を落とす事故も穂高を舞台に繰り返されてきた。 穂高における山岳遭難の歴史を振り返り、連峰に若くして逝ける登山家たちの群像を描いた話題作を文庫化。 昭和初期から第2次登山ブームの30年代まで、穂高連峰で起きた遭難を、歴史を軸に紹介する。 -
ヤマケイ文庫 穂高の月
井上靖の山と自然にまつわるエッセー集。「氷壁」に関わる文章のほか、今までの紀行集やエッセー集に収められなかった作品を含め、少年期から円熟期まで、全集でしか読むことができない山と自然にまつわるエッセイ。 「氷壁」の舞台・穂高岳への登山、取材記を中心に、少年時代を過ごし「しろばんば」の背景となった天城の自然、海外ではネパールの旅など、文学者ならではの自然観が綴られたエッセー50篇を収録。作家の目が捉えた山や自然風物が作品にどう反映されたのかを探る。 内容: 1.天城の雲 少年時代の原風景について 2.穂高の月 山との出会いと「氷壁」の舞台を訪ねて 3.日本の風景 文学者の自然観 4.作品の周辺 山を舞台とした作品について 「あすなろ物語」「しろばんば」に描かれた故郷・天城によせる思い、「氷壁」の舞台となった穂高岳への山行、さらにはネパール・ヒマラヤへの旅。文学者の自然観と、作品構築に至る思索が表われたエッセー五十篇を収録。自然と旅を背景とした作品の成立過程をたどる。 -
ヤマケイ文庫 北海の狩猟者 羆撃ちと山釣りに明け暮れたある開拓者の記録
大正5(1916)年に養老牛温泉(北海道中標津町)を踏破し、旅館養老園を開いたことでも知られる開拓者・西村武重。 彼は道東の山野を跋渉して狩猟、渓流釣り、登山、植物採集、鉱石発掘などに明け暮れた。 本書は、飼牛を襲って牧場を荒らす羆狩りや痕跡を追って何日も山野を彷徨する単独羆猟の話、山女魚釣りの極意、アイヌ民族との交流、人跡疎らだった時代の知床半島探検など、壮年期の西村が体験した貴重な記録。 ■内容 羆との闘い ・原始林の王者 ・牧場荒らしの大羆を倒す ・標津岳の羆狩り ・親子羆を追う ・羆狩りと猟犬 ・恐怖の大羆 ◆北海の狩猟者 ・根室原野の昔ばなし ・山小屋の一夜 ・密林の住人たち ・北辺を釣る ◆知床半島の大自然 ・未開の別天地 ◆解説 久保俊治(猟人) ■著者について 西村 武重(にしむら・たけしげ) 1892(明治25)年2月、香川県綾歌郡造田村(現まんのう町)生まれ。 1896(明治29)年、4歳で北海道札幌市篠路に父と移住。1916(大正5)年、養老牛温泉踏破。 永年ヒグマ撃ちを経験してきた。1972(昭和47)年、勲六等単光旭日章授与。 1983(昭和58)年、死去。 著書に『ヒグマとの戦い』『北海の狩猟者』(いずれも山と溪谷社)、『原野とヤマベ――秘境知床』(釣の友社/1969年)、『養老牛の今昔』などがある。 -
ヤマケイ文庫 マタギ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “狩猟ブーム”の現代にこそ読み返したい猟師の源流がここにある ―― 千松信也(猟師) 漫画家・矢口高雄氏の隠れた名作『マタギ』(1976年日本漫画家協会賞大賞受賞作)がヤマケイ文庫で復刊!「最後の鷹匠」も収録、800頁以上、圧巻の読み応え! 舞台は、雄大な奥羽山脈の山里。 不条理とも思える大自然の“掟”の下、狩人であるマタギたちは、冷徹な頭脳と研ぎ澄まされた狩猟技術をもって野生動物に向かっていく。 漫画家矢口高雄の代表傑作、第5回日本漫画家協会賞大賞受賞作、待望の復刊です! 愛蔵版未収録の「最後の鷹匠」も入っています。 ●目次 野いちご落し 怜悧の果て オコゼの祈り 勢子の源五郎 アマッポ 行者返し 寒立ち 樹氷 最後の鷹匠 【 街ではジビエが流行り、田舎は獣害に苦しむ現代。狩猟の必要性が叫ばれるこの時代にこそ読み返したい狩猟の源流がここにある ―― 千松信也(猟師) 】 -
ヤマケイ文庫 マタギ奇談
マタギたちが経験した山での不思議な経験を、長きにわたって取材し、書き下ろした実話譚29編を収録。 2016年に単行本として刊行され、数多くの読者の支持を得た書籍の文庫化。 解説「マタギと末裔たちの不思議な山語り」(高桑信一)。 (内容) 第一章 歴史のはざまで マタギが八甲田で見た人影はなんだったのか/菅江真澄と暗門の滝の謎/尾太鉱山跡で見つかった白骨/雪男を求めてヒマラヤに行ったマタギ 第二章 マタギ伝説 山の神様はオコゼと男根がお好き?/老犬神社由来/サゲフリ/神様になったマタギの常徳/兼吉穴/「鬼は内ー、鬼は内ー」 第三章 賢いクマ 演技して逃げたクマ/クマに騙されたマタギ/トメ足をしたクマ/スイカ泥棒/真剣白「歯」取り/復讐するクマ/クマを育てる/クマはいかに岩壁の穴に入ったか 第四章 山の神の祟り 四つグマの祟り/大然集落を襲った山津波は山の神の祟りか/忌み数/クマ隠し/セキド石 第五章 不思議な自然 大鳥池の巨大怪魚/マサカリ立て/山が教えてくれた 第六章 人間の不思議な話 濡れ衣/呼ばれる/老マタギと犬 あとがき 文庫のためのあとがき 解説 マタギと末裔たちの不思議な山語り 高桑信一 -
ヤマケイ文庫 マタギ 日本の伝統狩人探訪記
動物文学の第一人者・戸川幸夫が昭和20~30年代に秋田県阿仁を訪れ、 山の戒律を受け継ぐ最後のマタギたちを記録したノンフィクションの名作を文庫化。 マタギたちとともに行き部会山に入って狩猟の現場を取材し、 往時の集落を訪れて衣食住や風習、マタギのルーツなどを精緻な文章と豊富な写真で記録した。 マタギのシカリ(頭領)の家に代々伝わっていた『山達根本之巻』の原文と現代語訳も公開。 ■内容 雪山をゆく 秋グマ狩り 狩座にて(マタギを追って/クマの行動/シロビレタタケ!) マタギの風土 根子スケッチ マタギの里(最後のマタギ村/根子紀行/村の移ろい) 秘物と信仰 狩り装束と道具 山入り 現代のマタギ マタギ風土記(始祖万事万三郎/山神さま/マタギ組/山達作法/当世マタギ/名うてのマタギ) 盆と正月 根子番楽 里のくらし 村の歳時記(行事・祭事/村のしきたり) 鷹狩り 名鷹匠と愛鷹 鷹匠――ひとりマタギ(名鷹匠・沓沢朝治/吹雪と老人) 備考 あとがき 解説 田口洋美 ■著者紹介 戸川 幸夫(とがわ・ゆきお) 1912年、佐賀県佐賀市生まれ。動物文学作家。旧制山形高校出身。 東京日日新聞(現毎日新聞)社会部記者を経て、文筆活動に入る。 1954、『高安犬(こうやすいぬ)物語』で第32回直木賞受賞。 1965年、沖縄・西表島でイリオモテヤマネコを発見。1978年、第28回芸術選奨受賞。 主な作品に『高安犬物語/爪王』『子どものための動物物語』『戸川幸夫動物文学全集』などがある。 2004年5月、逝去。 -
ヤマケイ文庫 野性伝説 羆風/飴色角と三本指
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 死者7名、負傷者3名を出した、日本史上最悪の獣害事件「三毛別熊害事件」を動物文学の雄、戸川幸夫が綿密に取材し小説化。 その物語を『釣りキチ三平』『マタギ』などで広く知られる矢口高雄がマンガとしてダイナミックに描き出す! 人間対羆、大自然のなかで繰り広げられる生命をかけた激闘! 矢口マンガの緻密な作画によって、ジョーズより怖い羆の襲撃場面がここに蘇ります。 豪華カップリングとして、老獪なカモシカと老マタギの一騎打ちを描いた『飴色角と三本指』も同時収録! 千ページを超える圧巻の大ボリューム! 『羆撃ち』久保俊治氏による解説。 -
ヤマケイ文庫 八ヶ岳挽歌
名著『北八ッ彷徨』の続編として40年の歳月を経て刊行された八ヶ岳の随想集。 前著に続いて書かれた全域にわたる紀行・随想に、新たに長編の書き下ろしを1篇加え、観光開発の名のもとに失われてしまった多くの貴重な文化に対する哀惜の書となっている。 山への憧れ、山での思索などが綴られ、豊かな時間を八ヶ岳で過ごした著者の山岳文学の粋といえよう。 平凡社ライブラリー版をさらに著者によって推敲、改稿された決定版である。 なお解説は神長幹雄。 ■内容 八ヶ岳八景 赤岳鉱泉 三里ヶ原 三ッ滝ルンゼ 野辺山だより 春の森 夜の森 しらびそ小屋 大河原峠 水の道 トキンをめぐる 続・北八ッ日記 八ヶ岳挽歌 解説 神長幹雄 -
ヤマケイ文庫 山・原野・牧場
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北海道の大地に生き、日高の山々を愛した画家・坂本直行の若き日の画文集を文庫化。 昭和初期、日高山脈を望む十勝平野の開拓牧場で、厳しい開墾労働の日々をおくりつつ、 家畜や野生動物との触れ合い、開拓農民の生活、終生愛し続けた原野の自然と日高の山々への思いを、みずみずしい筆で描く。 ■著者紹介 坂本 直行(さかもと なおゆき) 1906(明治39)年生れ。北海道大学農学部実科卒業。在学中は山岳部員として活躍。 30(昭和5)年北海道に帰り、広尾で友人が営む野崎牧場で働く。 36年同町下野塚の未開拓地に入植し開拓に従事。困難な生活の余暇に日高など北海道の山野を主題に、絵筆をとり続け、雑誌「山」などに作品を掲載する。 60(昭和35)年、山岳画家として立ち、農業から離れる。 著書に『山・原野・牧場』『雪原の足あと』『開墾の記』ほか。 82(昭和57)年逝去。 -
ヤマケイ文庫 山のクジラを獲りたくて 単独忍び猟記
東出昌大氏(俳優・モデル・猟師)、オススメ! 「山に正解はない。自分なりの最善を探すよりない。猟具の選択も、鉄砲の選択も。だから狩猟は面白いし、オリジナルの生き甲斐を希求できる」 「山のクジラ(イノシシ)」を獲りたくて始めた銃猟初年~2年目の様子を描いた単独忍び猟記・全27話。著者の成功談と失敗談を織り交ぜた緊迫の単独猟の世界に身を置くことができる内容が満載。さらに、これから単独忍び猟を始めるハンターに有用な実用基礎知識も収録。 《この単独猟記は2017年度の猟期から2年間の記録である。神奈川県丹沢山中に足繁く通い、失敗と成功を積み重ね、学んだことをまとめたものだ》 《単独忍び猟は孤独な猟だ。ひとりで獲物と対峙し、引き金を引き、薄れていく動物の命を背負わなくてはならない。誰も見ていないからこそ、自分でも知らなかった自分の本性が浮き彫りになる》 ■内容 はじめに 単独忍び猟記 単独忍び猟具考 わたしの単独猟の始め方 単独忍び猟の基礎知識 あとがき 文庫版あとがき 解説 東出昌大 -
ヤマケイ文庫 山人たちの賦 山暮らしに人生を賭けた男たちのドラマ
失われゆく「山の民」の足跡を辿るルポルタージュ。 作家・甲斐崎 圭 氏が1986年に山と溪谷社より上梓した名作を文庫で復刊。 底本に一編を加えた13人の「山の人生」を、冴えた筆致で活写。 目次 プロローグ 山また山。そして、人… 北の山の羆撃ち・行方正美(北海道) 北の涯に森の声を聞く・青井俊樹(北海道) 阿仁のマタギ・松橋時幸(秋田) 絶壁の岩茸採り・松本源一(群馬) 白馬岳のボッカ・太田健三(長野) 浅草生まれの山小屋主人・嶋 義明(長野) イワナの養殖師・池田留雄(滋賀) 修験者の宿坊守・五鬼助義价(奈良) 大峯に賭けた父と子・赤井邦正(奈良) 最後の木地師・新子 薫(奈良) 北山の老猟師・勝山倉之助(京都) 京都修道院村・日向院主と八人の村人(京都) 職業的釣り名人・松岡武雄(岡山) エピローグ -
ヤマケイ文庫 山びとの記―木の国 果無山脈
郷愁を呼び覚ます、記録文学の名著。 紀伊半島で育まれた山林労働の歴史と文化、そして思考。 奥深い熊野の山小屋から生まれた稀有な山の自叙伝がヤマケイ文庫で復刻。 ■内容 序章 古窯の跡を訪ねて 第1章 炭焼きと植林 第2章 青春の西ン谷 第3章 果無山脈の主 第4章 十津川峡春秋 第5章 食物記 終章 果無山脈ふたたび 増補 新しい世紀の森へ ■著者について 宇江 敏勝(うえ・としかつ) 1937年三重県尾鷲生まれ。 和歌山県立熊野高校を卒業後、紀伊半島の山で林業に従事するかたわら、文学を学ぶ。 デビュー作『山びとの記』は80年に中公新書から刊行され、高い評価を得た。 以降、40年にわたり随想、小説などをコンスタントに発表。 新宿書房より、「宇江敏勝の本」シリーズ(全15冊)、「民俗伝奇小説集」(全10巻)がある。 -
ヤマケイ文庫 41人の嵐 台風10号と両俣小屋全登山者生還の一記録
1982年8月1日、南アルプスの両俣小屋を襲った台風10号。 この日、山小屋には41人の登山者がいた。 前日から降り続けた雨は強くなる一方で、小屋番は不安に駆り立てられる。 テントサイトの登山者を小屋に避難させるも、夜半に濁流が小屋の目前にまで迫ってきた。 「しまった! しまった! しまった!」。 激しい後悔の念を抱きながら、小屋番は即座に避難開始を指示。風雨激しい23時3分、着の身着のままで裏山への避難を開始する。 まだのんびりしていた登山者たちも小屋の中に穴が開くにいたって、自分たちが追いつめられたことを知り、あわてて駆け出して行った。 這う這うの体で裏山へ避難するも、冷たい豪雨は容赦なく体温をうばっていく。 長い夜を経て、小屋に戻り、ささやかな休憩をとることができたが、なおも豪雨は両俣小屋に襲い掛かり……。 台風による気象遭難の惨劇というノンフィクションであるのみならず、若き小屋番の逡巡と決断、大学生たちの勇気と団結力など、登山者のヒューマンドキュメンタリーとしても秀逸な作品。 ■内容 一 穏やかな日々 二 両俣小屋へ 三 九州地方の集中豪雨の頃 四 台風前の晴れた日に 五 一九八二年八月一日 六 長い夜 七 夜明けの恐怖 八 優しい光を浴びて 九 テントの十六人の行くえ 十 ささやかな晩さん 十一 第二の試練 十二 四パーティは一パーティ 登山者たちの手記 -
ヤマケイ文庫 レスキュードッグ・ストーリーズ
日本第2位の高峰、北岳を舞台に山岳救助隊と山岳救助犬が駆ける! 北岳にある白根御池小屋。山岳救助隊が常駐し、日本初の山岳救助犬チームが配備された―。 『山と溪谷』2016年4月号~2017年4月号にて好評連載された、南アルプス山岳救助隊と救助犬の活躍を描く本格山岳小説の文庫化。南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ。 文庫化にあたり書き下ろし作品「彼方の山」を加えた全13編の短編集。 -
山崎元のほったらかし投資 世界一やさしい資産運用術
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インフレでお金の価値が下がるなか、資産を増やすには投資しかない! というのはもう常識。しかし、いざ投資を始めようとしても、どうすればいいのかわからない……。本誌は、経済評論家の山崎元さんが提唱する世界一やさしい資産運用術「ほったらかし投資」を完全解説したマネー実用ムックです。2024年から始まる新NISAにも完全対応し、なぜ「ほったらかし投資」が有効なのかから、どうやって始めればいいのかまで、懇切丁寧に解説します! -
山崎正和の遺言
2020年8月、惜しまれつつ亡くなった「日本を代表する知性」山崎正和氏への逝去直前まで行われたロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝。 『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家、批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。 山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。 彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。 その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。 時代背景を複眼的に捉えつつ、「最後の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。 稀有な知的サロンの「社交」で紡がれた「柔らかい個人主義」の時代、創造のドラマとラストメッセージ。 [山崎正和氏以外の登場人物] 浅利慶太、東浩紀、五百籏頭眞、石川九楊、猪木武徳、今西錦司、梅棹忠夫、エズラ・ヴォーゲル、江藤淳、小澤征爾、小渕恵三、開高健、粕谷一希、苅部直、北岡伸一、楠田實、小泉純一郎、高坂正堯、小松左京、佐治敬三、佐治信忠、佐藤栄作、佐藤誠三郎、塩野七生、司馬遼太郎、嶋中鵬二、竹下登、田所昌幸、田中角栄、ダニエル・ベル、谷沢永一、ドナルド・キーン、鳥井信一郎、鳥井信吾、鳥井信治郎、福田赳夫、福田康夫、細谷雄一、待鳥聡史、三浦雅士、御厨貴、ミルトン・フリードマン、メルロ=ポンティ、盛田昭夫、森まゆみ、レヴィ=ストロース、山口瞳、ロナルド・ドーア、鷲田清一の各氏ほか多数 -
ヤマ師
「週刊ダイヤモンド」元編集長がどうしても書き残さずにはいられなかった男──。 億万長者と無一文を何度も繰り返し、油田を掘り当て日本を救った「アラビア石油」創業者、山下太郎。 日本経済史「影の主役」を掘り起こした驚愕のノンフィクション小説!!! 【山下太郎の主な実績】 ・オブラートの特許取得・売却で3億円 ・外務省を巻き込んだ鮭缶輸入で400億円 ・大正の米騒動で政府黙認の米密輸を画策 ・満州の住宅事業で6兆3000億円 ・日本初の「油田採掘利権」を獲得し法人所得日本一に 戦後日本にとって、資源確保は国家の命運を握る最重要課題だった。その中で、誰もが不可能と考えた中東の石油利権を手にし、“日の丸油田”を実現させた怪物が山下太郎である。山下は、時代の荒波に翻弄されながらも常に果敢な挑戦を続けた“ヤマ師(投機家)”だった。常に「無謀」と言われ、周囲から胡散臭い怪商と揶揄されながら、己の信念と「人間植林」という独自の人脈構築術、交渉術を武器に運命を切り拓いてきた。 日本の経営者やリーダーはフロンティアスピリットを失いつつあると言われる。若い頃に「誰もやったことのないことを成し遂げる人生」を誓い、生涯を賭してそれを実現した山下の生き様は、令和を生きる次世代のリーダーたちを確実に刺激する。 「無茶でもやるしかねぇんだよ。」 -
やましさのカケラもないような顔をして~溺愛アパートメント~
一ノ瀬七海(いちのせななみ)23歳のお気楽女子。就職を機に上京してはみたものの1年で退職、今は美大近くの喫茶店で気ままにバイト暮らし。建て替えで、住んでいるアパートを出なければいけなかったことを忘れていた七海だったが、店の常連、美大生の年下イケメンに彼の自宅が下宿をやっているからと誘われ引っ越しを決意する。流れで絵のモデルをする羽目になった七海に、彼は男の顔で迫ってきて?「男と二人っきりでそんな薄着で、なにも起こらないって本気で思ってんの?」「あ、あう、だ……なのに、きもちいいよぉ…!」乱暴にされているはずなのに、七海はなぜか彼に懐かしさを覚えてしまい? -
邪馬台国は「朱の王国」だった
古代日本は朱の輸出で繁栄した「朱の王国」だった。 「朱」という視点で日本の神話と古代史を読みなおすと、目からウロコが! 長年、続く邪馬台国論争に一石を投じる画期的な論考の誕生。 日の丸、神社の鳥居や社殿、漆器、朱肉……と日本には朱色があふれており、この国のシンボルカラーといってもいいだろう。 朱の成分は火山地帯で産出される硫化水銀。火山国の日本では赤みをおびた石や砂として全国のいたるところで採掘できた。 朱は顔料・塗料として、防腐剤・防虫剤として、さらには不老不死をねがう薬品に欠かせない水銀の原料として、大変な価値をもっており、古代日本の重要な輸出品だった。 朱の産地が集積しているのは九州・奈良・伊勢。 そして神話、古代史には、これらの地が、いくどとなく登場する。 ・なぜ神武天皇は九州南部から近畿(奈良)へ向かったのか。 ・なぜ世界的にも巨大な墳墓(古墳)が奈良周辺で多く造られたのか。 ・邪馬台国の候補地は、なぜ奈良と九州が有力なのか。 ・なぜ八幡宮の総本社は大分県宇佐市にあるのか。 ・なぜ伊勢に国家的な神社が鎮座しているのか。 ・なぜ奈良・東大寺の「お水取り」は火祭りなのか。 こうした疑問も「朱」を補助線にすると、定説とは異なる解が浮かび上がる。 半世紀もの間、埋もれていた仮説を手がかりに、日本の古代を探る。 -
〈邪馬台国はどこですか?〉シリーズ
大昔、日本は北と南でアジア大陸と地続きだったが、温暖化によって……。ところで「日本」はニホンかニッポンか、日本人の要件って何だろう? バーのカウンター席で始まった歴史談義は、漠然と受け止めていたけれど実は全然知らなかったんだと気づかされることのオンパレード。八幡平や桶狭間などの現地踏査も交え、数々の不思議に理論で迫る。原日本人、邪馬台国、柿本人麻呂、空海、織田信長、東州斎写楽、太平洋戦争――日本人なら知っておきたい七つのテーマに、鯨史観は如何なるアプローチを試みるか。好評を得た『邪馬台国はどこですか?』『新・世界の七不思議』に続く、第3弾。/【目次】原日本人の不思議/邪馬台国の不思議/万葉集の不思議/空海の不思議/本能寺の変の不思議/写楽の不思議/真珠湾攻撃の不思議/*本電子書籍は『新・日本の七不思議』(創元推理文庫 新装新版 2024年8月30日初版発行)を底本としています。 -
〈邪馬台国はどこですか?〉シリーズ
来日中のペンシルベニア大学教授ジョゼフ・ハートマンは、古代史の世界的権威。同じく歴史学者である早乙女静香と京都へ旅行しようとしてはキャンセルの憂き目に遭い、毎晩うらぶれたバーで飲むことに。しかし、バーテンダー松永の供する酒肴に舌鼓を打ちつつ聴く宮田六郎と静香の歴史検証バトルは、不満を補って余りある面白さであった。アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像――七つの不思議を俎上に載せ、常識を覆す新解釈を披露。好評嘖嘖たる奇想天外なデビュー作品集『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編、ここに登場!/【目次】アトランティス大陸の不思議/ストーンヘンジの不思議/ピラミッドの不思議/ノアの方舟の不思議/始皇帝の不思議/ナスカの地上絵の不思議/モアイ像の不思議/*本電子書籍は『新・世界の七不思議』(創元推理文庫 新装新版 2024年8月30日初版発行)を底本としています。 -
ヤマ台国
主人公のつむぎはキノコが好きすぎることから 周りの人と上手くいかず、落ち込む毎日を送っていた。 ある日、世界有数のキノコ博士の家で家政婦として 働いていたが、冷蔵庫のキノコを食べた瞬間、 弥生時代に転生してしまったようでー!? -
山田正紀・超絶ミステリコレクション
狂っているのは世界か? それとも私か? 患者が不条理な死を迎える夜 黒い翼の死神が舞い降りる 〈幻夢の奇書〉、ついに復刊! きっと、読後あなたは呟く。「狂っているのは世 界か? それとも私か?」と。 明日をもしれない瀕死患者が密室で自殺した── この特異な事件を皮切りに、空を翔ぶ死体、人間発火現象、不可視の部屋…… 黒い妖鳥の伝説を宿す郊外の病院〈聖バード病院〉に次々と不吉な現象が舞い降りる。 謎が嵐のごとく押し寄せる、山田奇想ミステリの極北! 20年ぶりの復刊。 〈トクマの特選!〉第一回配本。 イラスト KENTOO 〈目次〉 誰? 私は誰? 死んだのは誰? 殺したのは誰? 解説 阿津川辰海 -
山田洋次
『男はつらいよ』シリーズで日本映画の金字塔を打ち立てた山田洋次監督。その最新作『おとうと』の撮影現場に3カ月密着。その膨大な資料と関係者への詳細なインタビューから、山田洋次が映画づくりを通して描こうとする真髄を探る。 -
大和魂のゆくえ(インターナショナル新書)
霊や魂に関心が向けられなくなった今、日本人の精神はどこに求められるのか? 国学者・本居宣長は、漢意(からごころ)や儒意(じゅごころ)の知性より大和魂の知恵が肝要だと説いた。日本的反知性主義である。幕末、尊皇攘夷の思想と結びついた大和魂は、戦争を契機に大いに叫ばれ、日本人の勇猛果敢な精神と捉えられた。近世から近代にかけて強い関心が集まった大和魂だが、現在の日本人の精神はどこに求められるのだろうか。グローバル化が成熟する今、日本での霊や魂の変遷をたどりながら、大和魂のゆくえを探る。 -
山中貞雄物語 沙堂やん
多くの映画人の心をとらえて離さない天才監督山中貞雄。わずか29歳で中国本土で戦病死した“映画に選ばれた男”の創作の秘密に迫る大人気コミックの単行本化。未発表資料、姪御さんの聞き書きも収録。 -
山に抱かれた家
海から山へ。大人気シリーズ新章開幕! 田舎暮らしの夢を叶えた父が遺してくれた「海が見える家」で暮らす文哉。旅の途中で山間にある畑付きの空き家を偶然見つけ、つき合いはじめた凪子と内覧に出かける。そこは野菜作りの師匠であった今は亡き幸吉の親友、猟師の市蔵の故郷だった。しかし文哉にとっては縁もゆかりもない土地で、限界集落でもある。それでも運命を感じた文哉は空き家を買い、古い家屋や長年休耕地だった畑に手を入れながらひとりで暮らしはじめる。自分で選んだ、さらなる田舎において、文哉の望む自給自足的な暮らしは果たして実現できるのか? ベストセラー「海が見える家」シリーズの新たな章がスタートする! -
山に登る前に読む本 運動生理学からみた科学的登山術
たとえば、ある山に登ろう、と決心したとき、体力はどれくらい必要で、水と食料はどれくらい持って行けばいいのか。さらに、山の気温はどれくらいで、衣服はどれほど持って行けばいいのか。食料、水はどうか。これらを余分に持って行きたくなるが、荷物が重くなると登山どころではなくなってしまう。本書は、このような問いに答えるべく、登山というスポーツを環境・運動生理学の立場から科学的に解説したものである。(ブルーバックス・2014年8月刊) -
ヤマネコ号の冒険
ツバメ号とアマゾン号の乗組員たちは、老水夫ピーター・ダックと知りあい、帆船ヤマネコ号で、イギリス海峡に船出しました。ところがピーター・ダックの宝をつけねらう海賊、ブラック・ジェイクがあらわれ、しつこく彼らを追いまわします。初めて味わう本格的な航海の喜び。熱帯の島で起きる思わぬ事件。海洋冒険物語。 -
山猫の夏
船戸与一最高傑作堂々復刊。 冒険小説の第一人者、船戸与一最高傑作『山猫の夏』が、この夏堂々復刊。 舞台は、ブラジル東北部の町エクルウ。アンドラーデ家とピーステルフェルト家が、互いに反目し合い、抗争が繰り返される血なまぐさい町に、山猫(オスロット)と呼ばれる一人の日本人・弓削一徳が現れる。ピーステルフェルト家から、ある依頼を受けた山猫。その依頼とは、敵対するアンドラーデ家の息子・フェルナンと駆け落ちした娘・カロリーナを捜し出し、生娘のまま連れ戻してほしいというものだった。ブラジル版ロミオとジュリエットに端を発した血塗られた追跡劇。両家の抗争の裏で動く莫大な金と大きな野望、捜索の中で出会う旧知の男と山猫との因縁の対決、そして最後に明かされる山猫の思惑と正体・・・手に汗握る怒濤の展開、読み出したら止まらない究極のエンターテイメント小説。執筆から30年以上たっても色あせることのない名作を完全復刊。 -
山の王
新たなスウェーデン警察小説界の異才、ここに登場! レオ・アスカーはスウェーデン・マルメ警察署重大犯罪課の女性警部だ。 彼女は、資産家の娘スミラ・ホルストと元恋人のマリクの失踪事件について捜査を進めようとするが、ホルスト家の顧問弁護士で自身の母親でもあるイザベルの差し金で、国家作戦局から派遣された元上司のヨナス・ヘルマンに捜査権を横取りされたうえ、突然事件の担当からも外され、署の地下にある「リソース・ユニット」へと異動させられる。 そこは得体の知れない曲者たちの集う「迷宮入り事件」専門の謎の部署だった……。 -
山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰
蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか? 日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。6~7世紀、中国から将来された易・五行による新たな神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。(講談社学術文庫) -
山のクジラを獲りたくて―単独忍び猟記
「山のクジラ」を獲りたくて始めた銃猟初年~2年目の様子を描いた単独忍び猟記、全27話を収録 狩猟ブログ「やまくじ」の単独忍び猟のエッセイ&基礎知識集が一冊に! 「山のクジラ」を獲りたくて始めた銃猟初年~2年目の様子を描いた単独忍び猟記、全27話を収録。 猟銃を担いで、犬も連れずにたったひとりで山に入り、 動物の足跡や糞などの痕跡を読み取り、気取られないようにゆっくり忍び歩く。 目的の場所に到着して待っていると、枯れ葉を踏み歩く音が聞こえてきた、その正体は――。 本書には、著者の成功談と失敗談を織り交ぜた 緊迫の単独猟の世界に身を置くことができる内容が満載です。 さらに、これから単独忍び猟を始めるハンターに有用な基礎知識集も収録しています。 【主な内容】 ■はじめに ■単独忍び猟記 初猟でスコープのなかのシカのことは忘れないと思う/山のクジラを獲りました/雪のなか、1発撃って、2頭獲る、など全27話 ■単独忍び猟具 自分に合った装備がある/鉄砲/スコープ/散弾実包/ナイフ・刃物類/猟装/ほか ■わたしの単独猟の始め方 猟場の下見(狩猟は地域性があることを知っておく/猟場の下見を必ずやること/単独忍び猟がしやすい場所とは/ほか) ■単独忍び猟の基礎知識 習うより慣れよ、だけど……/意識して観察すること/歩くスピード/絶好のチャンスは必ず来るということ/足跡を学ぶこと/小さな成功の積み重ね/獲って食べるところまで含めて狩猟だと思っている/現代狩猟の社会的意義について考える/ほか ■あとがき ■著者紹介 武重 謙(たけしげ けん) 1982年、千葉県出身。ライター。システムエンジニアを8年務めた後、退職。 海外を2年放浪後に神奈川県箱根町に宿泊施設を開業し、その傍らで狩猟をはじめる。 2019年に北海道稚内市へ移住し、宿「稚内ゲストハウス モシリパ」をリニューアル開業。 単独で大物を狙う忍び猟を好む。池内祥三文学奨励賞(2012年)を受賞。ブログ「山のクジラを獲りたくて」。 -
山手線探偵
山手線の電車内だけに神出鬼没で現れるといわれる謎の名探偵――山手線探偵・霧村雨。彼を支えるのは、小学5年生の助手・シホと、見当違いな推理を働かせまくる自称作家の三木幹夫。彼らトンチンカン3人組が、日常の謎から殺人事件まで、どんな事件でも解決します! -
山の不可思議事件簿
山には、不思議な現象や奇妙な伝承や奇跡的な実話に満ちている。山と登山にまつわる怪現象・不思議・謎・奇跡・魔の山・神秘と伝説・怪談・怪物などのうち、定番といえるテーマを多数ご紹介。 『定本 黒部の山賊』『山怪 山人が語る不思議な話』など、山の不思議名話に関心が高まる昨今、知っておきたい、山の定番「不思議読本」です。 目次 第1章 奇妙な現象 ◎山の怪現象 マッターホルンで目撃された幻影/消えた4階建て宿舎の怪/テントに近づいてくる謎の靴音/知らないうちに移動した山小屋/ブロッケンの妖怪とセントエルモの火/山奥から響いてくる奇怪な音 ◎山の不思議 女神の山で女神になったアメリカ人女性/頂上をめざす動物たちの怪/朝日連峰の不可思議な遭難/リングワンデルングの恐怖/ヒマラヤに消えた記憶/ニカ国語を理解した名登山犬◎山の謎 富士山初登頂の謎/大雪山に残されたSOS文字の謎/ヒマラヤ登山史上最大の謎/エベレストで遭難した旧ソ連隊の謎/身元不明の遺体の謎 ◎山の奇跡 人肉を食べて生還したアンデスの遭難者/エベレストから転落して生還した男/雪崩に埋まり13日間生き抜いた青年/ヒマラヤで宙吊りから救出された日本人/アルプスの氷壁から滑落して助かった日本人/国内の奇跡の生還者たち 第2章 恐怖と神秘 ◎魔の山 殺人峰アイガー北壁/人喰い山ナンガ・パルバット/犠牲者世界一の谷川岳/死を呼ぶ山ミニヤ・コンカ ◎神秘と伝説の山ノアの箱舟の山アララト/アリストテレスが予言した山/エベレストよりも高い山/ギアナ高地に実在したロストワールドの山/崑崙の謎の山ウルグ・ムスターグ 第3章 伝説と怪談 ◎山の伝説伝承 猫又伝説の謎/埋蔵金伝説の謎/ヒダル神の伝説 ◎山の怪談 吹雪の避難小屋の亡霊/真夜中にともる消したはずのローソクの灯/深夜ひとりでに開いた山小屋の扉/テントの中に押し入った幻影/ウペペサンケ山の怪異 第4章 謎の生きもの ◎山の怪物 中国の秘境に生息する謎の大脚怪/ギアナ高地で遭遇した怪鳥/まぼろしのツチノコを探す/黒部峡谷の正体不明の足跡と奇妙な声/カナダの獣人サスカッチ/中国で頻繁に目撃される野人/コーカサス山脈の謎の獣人カプタル ◎謎の雪男 雪男の足跡写真を発表した登山家/雪男を近くで観察したポーランド陸軍中尉/雪男を間近に目撃した日本の登山家/奇抜な作戦の日本の雪男探検/鈴木紀夫さんがつかんだ雪男の正体/日本の登山隊が持ち帰った雪男の体毛とフン ◎絶滅動物の謎 ニホンオオカミは発見されていた/九州のツキノワグマは絶滅していない/カッパの正体はニホンカワウソか -
山向海噺【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】
小さな村で孤独に生活する青年・テツには誰にも言えない秘密があった。きっかけは狐狸や鬼、大蛇などと交わる女が描かれた一枚の絵。その絵を見た日からバケモノとまぐわうことを望み、自慰に耽るようになってしまったのだ。ある日、村長から洞窟の奥にある牢の看守を命じられたテツ。そこにいたのは、この世のものとは思えない美しき人魚だった──見た目とは裏腹に自由奔放な彼は“暇つぶしに付き合ってくれれば望みをなんでも叶えてやる”と誘惑してくるようになり、テツの心は好奇心と欲にゆらぎはじめる。 -
山の向こうから水を引け!地図と地形でわかる日本の川と流域外分水
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 トンネルで水を山の向こうへ! 地図と写真でわかる┴学ぶ。農業・工業のための国土造り ●郷土の農業・工業を知る学習に ●日本の地理を「相対的に」理解するために ●日本の国土と開発の歴史を知るために 本書は┴いままでになかった「地図と地形で┴日本の国土造りがわかる本」です。 なぜこの地域が豊かな水田地帯になったのか。なぜこの地域に工業が発展したのか。それらを「育てた」水の分配を┴豊富な地図と写真で┴わかりやすく解説します。 農業は国家の基本の一つ。江戸時代┴あるいはその前から┴全国で┴農業のための水の確保をめぐってさまざまな努力がなされてきました。 時には対立もしながら┴明治以降┴近代的な土木開発で┴見違えるような成果を上げてきました。 現代の都市生活者は実感を持ちづらいですが┴工業や災害対策という目的も加わり┴その事業は現在もなお行われています。 それらは┴物語としては語られても┴土地勘もあまりない他地域の人にはわかりづらいものでした。 そこで┴本書では「立体の地形がわかる地図」を駆使し┴直感的にわかるように工夫しています。加えて┴地質やその特徴にも触れることで┴総じて地学的な関心を育てられるようにしています。 【本書が採り上げた10の流域外分水】 安積疏水(福島県/猪苗代湖の水で「不毛地帯」の那須開拓) 両総用水(千葉県/房総半島南東部まで利根川の水を引き┴水田を広げる) 深良用水(神奈川県・静岡県/芦ノ湖の水を外輪山の外に出す) うそぶき放水路(山梨県/河口湖の水を相模川へ) 愛知用水(長野県・岐阜県・愛知県/木曽川の水を知多半島先端┴その先の島嶼部まで行き渡らせる知恵) 吉野川分水(奈良県・和歌山県/和歌山県に流れ出す水を奈良県へ) 愛媛分水・香川用水(四国四県/吉野川の水を瀬戸内へ) 福岡導水(福岡県・佐賀県/水に乏しい福岡都市圏と筑紫平野へ筑後川の水を渡す) 通潤用水(熊本県/阿蘇の高原を潤す) 宮古用水(沖縄県/宮古島の地下にダムを作り水を溜めて島全体へ) -
山は真剣勝負
本書は東京新聞出版局刊の山の専門誌「岳人」2003年1月号(667号)から2004年12月号(690号)に連載された「山は真剣勝負」を加筆してまとめた。 -
山本五十子の決断
修学旅行中、源葉洋平は第2次大戦に酷似した世界に飛ばされた。そこで彼を助けたのは伝説の名将・山本五十六……ではなく、山本五十子と名乗る女の子!? 現代高校生が軍事・歴史知識で、彼女の運命を変える! -
山本五十六異戦録
ドイツ軍のイギリス占領成功は、太平洋戦争の行方を大きく変えた。実史では、対米開戦に強く反対しながら、海軍を率いてアメリカと戦うこととなった悲劇の連合艦隊司令長官・山本五十六。彼が進める驚くべき奇策を描く、待望の新シリーズ!! -
山本五十六と山口多聞 名将二人の生き方、戦い方
太平洋戦争のターニングポイントとなった真珠湾奇襲とミッドウェー海戦――。この天王山の戦いは、連合艦隊司令長官・山本五十六と、その後継者と目された山口多聞少将を抜きにしては語れない。両者とも武士の家系を引き継ぎ、山本はハーバード大学、山口はプリンストン大学に米国留学した経験をもつなど、共通点が多い。また駐米武官を務めたところも同じで、日本海軍きっての知米派であり国際派であった。山本も山口もアメリカの真の実力をよく知っており、日米の戦争には一貫して反対していたのだった。しかし一旦、国家が開戦を決断した以上、海軍軍人である二人は死力を尽くして米軍と戦い、当初から不利と思われていた戦いを善戦へと導いた。山口はミッドウェー海戦で米艦隊に一矢を報いて海に沈み、山本はブーゲンビル島上空で米機に撃墜され、無念の戦死を遂げる――。日本海軍が誇る名将二人の激闘の生涯を描いた力作長編小説。 -
山本勘助101の謎
戦国時代には、さまざまな武将が登場し、活躍する。その一人である山本勘助は「稀代の軍師」として名が高い。甲斐の戦国大名・武田信玄に仕え、軍事作戦の立案や築城に才能を発揮したという。しかし、その実像はというと、謎の部分が多い。出生地はどこなのか? 青少年時代をどのように過ごしたのか? 剣の腕前はどの程度だったのか? どのような経緯で武田家に仕えるようになったのか? 妻や子供はいたのか? 等々である。本書は、そんな謎多き山本勘助の実際の姿を明らかにすべく、101の項目からアプローチしたものである。生い立ちや武芸のこと、仕官にまつわる逸話、参加した合戦、築城に関わった城、甲州流軍学、そして戦死した川中島の戦いの内幕などの実際を記述する。巻末に資料編として略年表、関係人物、関係史跡が付けられた本書は、今もなお多くの日本人の心を引きつけてやまない山本勘助という人物のすべてが網羅された一冊といえる。 -
山本さんちのおやつ時
この世には大きな子供と小さな子供しかいないのです!!時代は昭和40年頃、とある下町にある「山本写真館」はロマンチストな朔太郎お父さんが率いる、子供が6人の子だくさん一家。そこにご近所の詩人で文学青年の鏑木さん、バーのママの早苗さん、シニカルな小学校教師の紅林先生etc...癖のある大人たちがからんで、大人も子供も昭和のワイルドな空気を爆走する「山本さんちのおやつ時」登場!!作中に出てくる昭和の学校給食は必見!! -
闇落ち不実な旦那様、勝手に時を戻さないでください!【電子限定特典付き】
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】 どうか失敗しますように──闇属性魔法の時戻しを夫・ヴァルターが発動させるのを感じながら、アデリナは願った。 一方通行だった恋にはもう疲れたのだ。 けれど、アデリナは彼と出会う直前に戻ってしまった。しかもヴァルターには以前の記憶はない。 それならと彼の闇落ちを回避できるよう画策していると、死に戻りがバレて……!? 一度目のヴァルターへの不平不満を言うアデリナに彼は「君のために変わる努力をしよう。そして私を捨てればいい」と不器用にも愛情を向けてくる。 そんな彼をアデリナはどうしても嫌いにはなれなくて…… -
闇堕ち勇者の背信配信
ヤケクソ探索者狩りで、信者急増!? 地球にダンジョンが出現して50年。ダンジョンの探索や配信が当たり前になった現代。 ジョブ・勇者に目覚めたクガは親友と共に探索者となるが、“器用貧乏”と評価される勇者に活躍の場は少なく、パーティーから追放されてしまう。 失意の中、生きては戻れぬと噂の隠しボス部屋に放り込まれるクガ。そこに現れたのは美少女吸血鬼・アリシアであった。死を覚悟するが、アリシアは人間の配信に興味津々のようで―― 「私にハイシンを教えてくれないか……?」 行き場がないクガは仕方なく提案を受け容れて、前代未聞の探索者狩り配信がスタートする。残虐非道な配信は、人類を恐怖のドン底に突き落としていく……はずが、なぜか信者が急増!? 【胸くそ悪い探索者だったんでスッキリしました】 【なんだろう、この気持ち……はぁはぁ】 【吸血鬼さん、可愛い」 【何かに目覚めました。ありがとうございます】 2人の配信は異常な速度でバズっていき、さらに、人の道を外れるほどに、クガに未知なる力が覚醒していく。一方、クガを追放した奴らの様子もどこかおかしいようで……。 不本意ながら人間狩りまくってラスボスを目指す、最強配信英雄譚! (底本 2024年3月発売作品) ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
闇鍵師
『勇午』(講談社刊)の赤名 修と、劇団☆新感線の中島かずきのまさかのコンビが放つ新感覚☆時代劇! 江戸で評判の錠前屋・錠之介の裏の顔。それは町にはびこる魔を封印する“枢り屋”である!! -
ヤミ川崎~もがきの境界線~
母のネグレクトにより常に腹を空かせていたショウは、兄とともに人を襲って弁当を奪うことを覚える。富裕層が住むタワーマンションが建ち並ぶ一方、工業地帯の片隅で、ヤミに染まらなければ生き延びられない残酷な弱肉強食の日常も存在する。そこは、スラム“川崎”。成長とともに凶悪化していくショウの行く先は――!? -
闇川さんはやみかわいい
ぼっちで闇深な闇川さんはある少年に出会って毎日が変わる… 総ペ-ジ数63ペ-ジ! 本編1~8話収録! 新規描き下ろし14ページ! 幻の8.5話を収録しています -
闇属性の嫌われ王女は、滅びの連鎖を断ち切りたい
忌み嫌われる闇属性の王女・エリス。姉の毒殺未遂の罪をきせられ処刑の瞬間、運命が歪み始めた16歳の誕生日前に時が戻る。 エリスと姉を陥れた犯人を捕まえて死を回避してみせる! と行動したら何故か死刑執行人であり険悪な仲の宰相補佐官・クラウィスがお目付け役に!? 一緒にいるうちに様々な真実が浮き彫りになってきて……? ――やがてエリスは決意する。 今度こそ自分に正直に、大切な人達を守るため奮闘します! 【電子特典付き】 夏樹りょう先生書き下ろしショートストーリー『君を想うたび奇跡は廻る』を収録。本編終了後、クラウィスには一つの幸せな悩みがあって……? さらに、桜花舞先生描き下ろしカバーイラストラフのアナザーver.をお披露目! -
闇属性の嫌われ王女は、滅びの連鎖を断ち切りたい 分冊版
忌み嫌われる闇属性の魔法を持つ王女・エリス。姉の毒殺未遂の罪をきせられ処刑された瞬間、時は半年前に戻っていた。エリスは処刑される運命を変えるため、自分を陥れた犯人を捜すことに! そんな中、死刑執行人だった宰相補佐官・クラウィスがお目付け役になって…!? ひねくれ王女の人生やり直しラブファンタジー! 【第1話「悪と呼ばれた王女」を収録】 -
闇試し 古道具屋 皆塵堂
古道具屋銀杏屋の若旦那太一郎は、幽霊が見える。修業先だった曰く物ばかり集める皆塵堂に降りかかる幽霊騒ぎの数々にかかわってきた。 銀杏屋に浅草森田町の札差大和屋の養女お縫がやって来た。まだ十歳くらいに見えるが、年は十三歳。綺麗な女中と下男を連れ、ふるまいは堂に入っていて、売りたい壺があるという。太一郎は壺に執着する幽霊に気づき、札差を贔屓にしたい番頭の勧めで壺を買おうとする。お縫は太一郎を一軒の袋物屋に連れて行く、その家で太一郎は壺に執着するおかみさんの幽霊を見るが、それに気づいたお縫は、皆の目の前で壺を叩き割ってしまう。壺に執着していた幽霊は消え去ってしまった。 お縫は、太一郎が幽霊が見えるのを知っていて、自分にも見えないものか試したくて、幽霊の出そうなあちこちに太一郎を引きずりまわしたいらしい。 だが太一郎は、お縫の人懐っこい笑顔に悪い予感を抱いていた……。 太一郎のように幽霊を見たいお嬢様に皆塵堂の面々が翻弄される。はたしてその正体は? 「皆塵堂」シリーズに新キャラクター登場! -
やみつきセフレナーデ【電子版限定特典付き】
小さなサンドイッチ屋さんを営む咲沢蜜♂は、 女の子にモテモテの野性的ノンケ。 恋愛関係はセフレで充分だと思っていたが、 可愛すぎるバイトくん♂と、男前すぎる美容師さん♂、 このふたりとの出会いにより、じわじわ何かに目覚めていく…! キャンプ場のある高原の町で、 月と星と太陽が出会ったみたいな恋&ガチエロス! 赤星ジェイク、ドキドキやみつき初ピアスシリーズ!! -
闇に蠢く者 M・J
小学5年生・慎太の住む東京近郊の外様市で連続殺人事件が起こった。その残虐な手口から犯人は人間とは思えなかった。そして捜査線上に浮かぶキーワード『M・J』、果たして犯人の名前なのか。そして慎太の同級生で事件後から行方不明だった順平が下水道で発見され「M・Jはボクの命令で動く」と告白する。慎太は信じられなかったが順平の言葉通り新たな惨劇が……。M・Jの謎を追求するために、慎太はM・Jの過去を知る元T大医学部助教授の榊に電話をするが……。収録作「プロローグ M・J ―SAMの息子―」ほか「オレは見た!!」「下水道パニック」「M・Jの秘密」「順平の殺意」の全5話を収録。
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