本日は遺言日和

本日は遺言日和

587円 (税込)

2pt

4.0

人間いつかは…のために、遺言の書き方教えます! 小さなプランニング会社・弥生プランニングに務める新米社員の川内美月は「遺言ツアー」なる旅行企画を思いつきで提案する。ダメ元と思いきやすんなり実現の運びとなるが、神奈川・湯河原温泉の旅館「荻野屋」で始まった二泊三日のセミナーは個性派ぞろいの参加者たちに振り回されどおし。やがて、それぞれの人生へふれていくことで、美月は遺言を書くことの本当の意味に気づかされていくが、思いもかけぬトラブルが待ち構えて……笑いと涙のハートウォーミングな「終活」ストーリー。「遺言」と聞いて、「いずれ…」「関係ない…」「先のこと…」と考えてるあなた、必読です! 大ヒット『限界集落株式会社』著者が贈るハートフルストーリー! 「2泊3日遺言ツアー」改題。(解説/青木千恵)

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本日は遺言日和 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年06月27日

    軽い気持ちで企画した「遺言ツアー」が社長の鶴の一声で通ってしまった。一癖もふた癖もある参加者にあたり、さらにツアー初日に同行するはずの心理カウンセラーが事故でこられなくなったり、頼りにしていた先輩が急な社用で帰ったり。結局一人でツアー参加者の面倒を見ることに。涙あり笑いありで、人間的に成長していく姿...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月06日

    JR湯河原駅 遺言ツアー 語気荒く答えると 古色蒼然 コンパニオン いかんせん付け焼き刃 モラトリアム少女 宵の口 糠に釘 コロナなんて貧乏人が乗る車 クラウンはおじさんが乗る車 心筋梗塞で倒れて 金儲けの種 篤弘の視線が虚空をさ迷った 大腸癌と診断された 言い知れぬ孤独感に苛まれて スポンサーの悪...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月12日

    新入社員が企画する遺言ツアー。
    名前だけだと胡散臭さ満開。
    それぞれいろんな事情のある人達が、わずか四人参加する。
    やっつけ仕事かと思いきや、仕事への姿勢をお客様を通じて変化させていく彼女の成長を見守る視点もあり、家族に対する想いを再認識させてくれるという点もあり、興味深く読ませていただきました。

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    Posted by ブクログ 2016年01月21日

    「遺言ツアー」という、何とも妙な二泊三日のセミナーを企画し、任されたプランニング会社の新米社員が主人公のお仕事小説。
    解説によると、こういうツアーが現実にあったそうだ。終活が流行りになっている現代なら、これもありか。
    小説では、主人公が個性的な参加者に振り回されながらの騒動が、「ハートフル」に描かれ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年01月19日

    企画会社の新米社員が苦し紛れの思いつきで企画した「遺言ツアー」に集まった参加者たちのそれぞれの事情が描かれていて、遺言というものを考えさせられる興味深い内容だった。
    ラストに描かれている参加者の一人の遺言の内容とそれを受け止めた子供たちの対応が感動的だった。

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