おいしい野菜が食べたい!

おいしい野菜が食べたい!

小説・文芸
902円 (税込)

4pt

3.8

農業高校を出たが、田舎から飛び出し、
東京で暮らすも挫折し、戻ってきていた小原和也。

彼はバイト先で知り合った
有機農業を始めたばかりの木村春菜を
手伝うことに。

しかし、素人同然の彼女と和也には、
なかなかうまく育てることが出来ない。
そんなとき、人づてに紹介された
仙人とよばれる男の指導を仰ぐことに……。

同じ頃、村では、農業生産法人の部長で、
村中で美人と評判の上田理保子が、
近代農業で大沼村を再生させようとしていた。
だが、慣行農業が主流の大沼村の中で、
ゆきづまりを感じていた。

近代農業と古き良き農業、共存共栄への道とは? 著者渾身の長編小説。

<目次>
第一章 それぞれの進む道
第二章 近代農業VS.有機農業
第三章 未来農家

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    おいしい野菜が食べたい!
  • タイトルID
    :
    621693
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年06月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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おいしい野菜が食べたい! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんて解像度の高い小説…!
    地元の慣行農家、有機農家、大資本下にある農業生産法人、そこで働くサラリーマン農業従事者、農業委員会、公共団体に経営コンサルetc…それぞれの立場や法律上の制約、政策や思惑等ももわかりやすく描かれていて夢中で読んだ。
    ただ内情を知ってるだけじゃこんな面白い物語立ち上がってこないと思うんだけど、すごい作家さんだなあ。
    後日譚としてセクハラばかりだった人たちがどう意識改革されてるかめちゃくちゃ気になる。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    本屋さんでタイトルに惹かれて即購入!衝動買いでした!
    面白かった!
    初めは、手探りで有機農業を始めた春菜と和也の成長物語かと思ったけれどそれだけじゃなかった。
    近代農業と有機農業が共存共栄しながら先細りの農業界を発展させようと切磋琢磨していく。
    自分の事しか考えていなかった登場人物達が次第に大沼の農業の為にと動き始める様子が読んでいてドキドキ、ハラハラ、ワクワク。
    後半はこれからど〜なる〜と先が気になり食事も忘れてページを捲りました。

    誉田哲也さんの「幸せの条件」や原田マハさんの「生きるぼくら」など農業のお話しは今迄何冊か手にしてきましたがそれらとはまたちょっと違った視点で楽しめました。

    農家さんの努力と想いのこもった野菜!無駄にしないようこれからも大事に食していこう!
    そしてやっぱり「おいしい野菜が食べたい!」

    0
    2022年07月31日

    Posted by ブクログ

    感想
    農家は土地を守りたいのと旧態依然としているとことや補助金で甘やかされていること、やる人は大変なことなど問題山積み。

    農業の実態は厳しいねぇ。


    あらすじ
    和也は、農業高校を卒業し、東京で働いたが、地元の閉鎖的な大沼に戻ってきた。地主の息子の松岡と揉めて、バイトをクビになる。そこで出会った農業初心者の春菜に丸め込まれて、有機農業をする春菜の圃場で働くことになる。

    一方、東日本フーズで働いていた同期出世頭の理保子は上司の権力闘争の煽りを受けて左遷され、アグリジャパンの生産部長として仕事をしていた。まずは会社の赤字を立て直すことを目指して、地元農家のセクハラにも耐えていた。

    和也は本腰を入れて春菜とネットで調べた知識で有機農業をやることにする。理保子は、上司の氷川と合わず、企画したものも本社に否定された挙句、松岡のセクハラにキレて行き詰まっていた。しかし、社で働く社員との会話から農業を始めるパッケージ商品化案に活路を見出す。

    理保子はアグリパーク計画に参加する農家を高橋と探して回る。和也と春菜は自分で作るも上手くいかない。自然農法レストランの遠藤から紹介されたテツジンを訪ねる。和也はテツジンのところで野菜の声を聞くことを学ぶ。

    理保子は、計画が進まずに焦っていた。春菜たちは売り上げを少しずつ伸ばし、賛同者も得るようになっていた。理保子は有機農業が考えにそぐわないことから春菜と半目していた。

    その後、松岡を中心として農場の整備と農地買収の話が持ち上がる裏で糸を引いていたのは氷川と怪しげな石黒というコンサルタントだった。氷川は社長と直接繋がり、社長は県知事と癒着していた。県知事の下に石黒コンサルタントが入っていた。彼らは農地を宅地に転用して儲けようとしていた。

    関係者は全て辞任し、理保子は村の住民に謝る。村の決定でアグリパーク計画を進めることとなる。和也と春菜は結婚を前提に付き合うこととなった。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    03月-01。3.0点。
    農業高校卒、東京に出るが馴染めず田舎に戻った主人公。夫を亡くし有機栽培を行う若い女性を手伝うことに。一方食品会社で左遷され、大企業の農業経営を行おうとするエリートOL、本社に戻ろうと奔走するが。。。

    結構面白かった。有機栽培が何たるかが理解できた。単純なストーリーだが筆力があって読ませる。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    舞台は違うけど、対立構造はこれまでの作品と似ているというか....
    もうちょっと、有機農家として成功していく過程を読みたかったなぁ...

    0
    2021年06月16日

    Posted by ブクログ

    「となりの革命農家」と同じ内容。
    東日本フーズでの権力闘争に負けた上司に巻き添えをくらった上田理保子は、地方農業法人アグリコジャパンに出向させられた。そこで、農業会社を運営する。オランダの高収量のトマト生産を本社に提案するが、損益計算が甘いと却下される。農業会社のノウハウを生かして、新規参入企業をサポートするアグリパークを作るという。ふーむ。企業が参入するというのは、食品会社であれば、なんとかなるかもしれないが、なぜ農業に参入するのかの位置づけがいるだろう。農地を確保できることで、不動産業を企むというのがオチかもしれない。
    有機農業をやりたいという亡夫の遺志を継いだ木村春菜。有機農業については、あまり知らないが、まだら認知症の義母が、スイッチがはいった時に、有機農業の指導をする。何をしていいのか?わからない和也は、春菜に巻き込まれ、有機農業に突き進んでいく。有機農業だから美味しいわけでもない。また、虫が多いのは窒素過剰である証拠でもある。
    自然農法のおじいさんに宇宙と繋がるということを聞いて、有機肥料だからたくさんやればいいというわけではないのだと理解する。
    1年もしないうちに、美味しい野菜ができちゃうには、出来過ぎだ。
    有機農法の説明が、こなれている。
    「人間は植物なしには生きられないけど、植物は人間なしでも生きられる。なぜなら、植物は、自分で無機物から有機物を合成できるから。「動物、植物を問わず、生物が生命を維持するためには、有機物が不可欠である」植物や動物が死ぬと、体を構成していた有機物は、速やかに無機物に分解される。つまり、朽ち果てる。その役割を担っているのが分解者である。」「植物の栄養である二酸化炭素や無機塩は、分解者が生み出す」
    慣行農法は、人間が主役で、人間が野菜を支配する農法。有機農法は野菜が生育するのを人間が手助けしてやる農法。あくまでも、主役は野菜である。野菜に寄り添わなきゃ、うまい野菜は育たない。

    0
    2021年03月20日

    Posted by ブクログ

    少し読みにくい。あんまり読み進めたくなるような展開ではないです。内容的には良いことを書いてある気がします

    0
    2019年09月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     黒野伸一「おいしい野菜が食べたい」、2019.6発行。「となりの革命農家」(2015.3刊行)を改題・加筆修正したもの。有機農業に精を出す農家の話。近代農業の主役は人間。有機農業の主役は野菜、野菜と寄り添うことが大切。近代農業はマニュアル化、有機農業はマニュアル化できない。

    0
    2023年10月22日

おいしい野菜が食べたい! の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    おいしい野菜が食べたい!
  • タイトルID
    :
    621693
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年06月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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