本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)

本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)

814円 (税込)

4pt

4.2

「国産食品だから安心、安全」というのは噓(ウソ)である。実は日本では一部の農薬の規制が世界的に見ても緩(ゆる)い。それらが残留した日本茶、野菜、果物、コメ、パン、パスタなどを私たちは日常、口にしているのだ。研究者たちが指摘するのは、肥満、アレルギーのみならず、脳の萎縮(いしゅく)、自律神経の失調、神経伝達の異常、発達障害など、数々の重大なリスクである。最新の科学データと緻密(ちみつ)な取材をもとに、大宅賞作家が警鐘を鳴らす問題作。

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本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私は堤未果さんの本を読み、国の基準を信用する危うさを知った。
    日本人は、国の基準がー、WHOがー、IAEAがー、国連がー、大学教授がー等、言う事を何も考えずにを鵜呑みにしすぎである。
    国が定めている基準というものは、どれだけ他国の干渉を受け、金、権力の影響を受けているかを知るべきである。

    0
    2023年10月11日

    Posted by ブクログ

    (本から)
    いまの農薬の特徴は浸透性

    ビニールが柔らかいのは可塑剤を混ぜているから
    劣化すると、可塑剤がパラパラと落ちてきます。
    作物は根っこからこれを吸収。この可塑剤が今、内分泌撹乱物質(ホルモン作用を撹乱する物質で環境ホルモンともいう)として問題になっている

    「残念なことに、日本のお茶からは

    0
    2022年12月05日

    Posted by ブクログ

    日本の農薬の基準が緩すぎるため、「危ない国産食品」というタイトルになっているが、本書後半でも述べられているが、やはり統計的には輸入品よりも国産の方が危険度は少ないと思われる。

    何よりも、消費者が良いものを選ぶことが大事。
    医療費ことを考えれば、無農薬食品の方が、トータルメリットであると思う。

    0
    2021年08月24日

    Posted by ブクログ

    なぜこれがまかり通るのか?
    水溶性で農作物に吸収されてしまう農薬。その規制値を引き上げた(緩和した)のは何故?

    農薬ラウンドアップが小麦のプレハーベストに使われて残留し、小麦粉に入り込む。主成分のグリホサートが界面活性剤と結びつき、体内に接種される場合、相乗効果は不明。小麦粉に残留農薬が入っている

    0
    2021年01月31日

    Posted by ブクログ

    国産だから安全ではない。農薬、除草剤などが肥満、アレルギー、発達障害の原因となるという。あまりに低い日本の安全基準に警鐘を鳴らす。

    何を選んで食べたらいいのか分からなくなる。有機野菜なら安全なようだが、それもほんとうなのだろうか。

    0
    2021年07月25日

    Posted by ブクログ

    日本がいかに農薬王国か、それに対していかに国民が無知かよく分かった一冊。しかしそれに対してどう対処したら良いかの考察が驚くほど無かった。
    怖がらせるだけ怖がらして後は自分で考えろということ?
    それとも対策は無いということ?

    0
    2021年12月29日

    Posted by ブクログ

    規制の緩い日本では、世界で使われていない一部の農薬が使われることにより、その農薬が残留した日本茶や野菜、米、パンなどの危険性及び、それを食べることによる弊害について解説された一冊。水で洗ってもほとんど取れない野菜(食品の内部に侵食している為)など、危険な農薬が普通に使われている事実がエビデンスととも

    0
    2021年05月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本来、自然界に冬のイチゴは存在しない。季節に逆らって加温しながら育てるから、植物にとってはストレス。病気にかかりやすくなるから、農薬をたくさん使う。

    今の農薬の特徴は浸透性。内部に農薬が浸透している。

    ビニールハウスの劣化した部分が落ちてきて作物が吸収する。

    農薬の毒性があらわれるのは、10年

    0
    2021年11月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    農薬(ネオニコチノイド系)が、アレルギー疾患、生殖、肥満、発達障害と相関がある。日本での農薬の基準値は諸外国と比べて相当高い。世代も越えていくという。驚愕の情報だ。

    0
    2021年04月19日

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