加野厚志の作品一覧

「加野厚志」の「女陰陽師」「黥布」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 蕭何 劉邦に天下をとらせた名参謀
    3.3
    1巻569円 (税込)
    庶民から身を起こして漢帝国を建てた劉邦の下には、優れた人材が集まったが、天下を手中に収めた後、劉邦が「第一の功臣」と名指して称した男こそ蕭何であった。無頼の生活を送っていた劉邦と同郷の下級官吏で、劉邦に何かと目をかけていた蕭何。秦帝国が揺らぎ、風雲に乗じて決起した劉邦こそ天下を治める器だと見抜いた蕭何は、劉邦に数々の策を進言、ついには劉邦軍を項羽軍とならんで秦帝国を倒す二大勢力たらしめる。秦帝国打倒後も、蕭何によって劉邦は何度もピンチを救われる。兵力と武力に勝る項羽に対し、敗戦に敗戦を重ねる劉邦。補給路を断たれれば、いつ自然消滅してもおかしくない劉邦軍であったが、蕭何は食糧を切らすことなく送り込んで窮地を救い、さらには名将・韓信を劉邦に強く推挙、項羽を倒す最大の立役者となった。劉邦没後は漢帝国の基礎固めに尽力した蕭何。その「稀代の名参謀」の生涯を描ききった長編歴史小説。
  • 孫策 呉の基礎を築いた江東の若き英雄
    3.6
    1巻610円 (税込)
    父・孫堅を亡くし、若くしてその跡を継いだ呉の武将・孫策。勇猛であった父の軍隊は解散してしまい、一兵も持たない境遇になってしまった孫策だったが、伝国璽とひきかえに三千の兵を手にする。それがきっかけで息を吹き返した孫策は、人並外れた戦闘力と抜群の統率力で瞬く間に戦功を挙げ、主家筋である袁術軍の中でもひときわ異彩を放つ存在になっていく。また一方で、人と話すのが好きで闊達な性格であった孫策のもとには、続々と人材も集まった。袁術から江東への出兵を要請された孫策は、次々と敵を打ち破り地盤を強化、盟友・周瑜の協力も得てついには江東で念願の独立を果たす。さらに快進撃を続ける孫策は、勢いに乗って曹操の支配する許都を攻めようと機会を窺う。そして出立を三日後に控えた朝、孫策はある見逃せない情報を得た……。「江東の小覇王」と呼ばれた若き英傑の生涯を描く歴史小説。
  • 呂布 「飛将」と謳われた三国志最強の武将
    -
    1巻660円 (税込)
    鬼神の如き戦闘力を有し、天下無双の豪傑と呼ばれた呂布。その強さは尋常ではなく、劉備・関羽・張飛の3人が束になってかかっても敵わないほど圧倒的だった。また、二度までも養父を裏切り、隙あらば敵の領土に襲い掛かる狡猾さも併せ持っていた。もとは一本気で無骨な男が、名馬・赤兎と最強武器・方天戟を自在に操り、戦国乱世をのしあがっていく様を雄渾なタッチで描く力作。

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  • 黥布 項羽と劉邦が最も恐れた顔面刺青の猛将
    3.0
    1巻850円 (税込)
    秦朝末期、天下の覇権を争った項羽と劉邦。この二大英傑に挑んだ百戦無敗の魔神こそ黥布である。猛者ぞろいの項羽軍にあっては常に先鋒をつとめ、秦を滅ぼす最大の功労者となり、その後の楚漢の抗争では、劉邦軍につき楚を攻撃。劉邦の国内統一を大いに助けた。しかし、天下統一後、次々と功臣を抹殺していく劉邦に恐れをなした黥布は、やむなく反乱を起こす。急行してきた劉邦軍に囲まれる黥布。怒りに燃える劉邦が「なにゆえ反乱する」と問うと、不適にも「皇帝になりたいだけさ」と語ったという。この戦いで劉邦に致命傷を負わせるなどして互角以上に戦った黥布だが、多勢に無勢、最期は義兄に殺されてしまうのだった。英布と呼ばれた善良な馬喰(ばくろう)が、予言どおり黥刑を受けたのちに王にまでのしあがった苛烈な生涯を、新しい視点で描いた力作。20万の秦兵を惨殺したとして『史記』に描かれているアンチヒーロー像を真っ向から覆す!!

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  • 女陰陽師
    -
    1~2巻770円 (税込)
    徳川幕府最後の秘策、それは将軍家茂へ皇女和宮を降嫁させ、公武合体策を進めることだった。計画を阻止すべく皇女奪取を狙う薩長勢力に対し、影武者として招喚された清冽な美少女・八瀬。和宮に生き写しである彼女こそ、類い希なる“女陰陽師”だった!

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  • 玄庵検死帖 皇女暗殺控
    -
    1巻754円 (税込)
    長崎で蘭医の勉強をしていた逆井玄庵。ところが皇女和宮降嫁の行列に主治医兼護衛役として任命され、京に呼び戻されてしまう。不服ながらも上意には逆らえず、宮に同行する玄庵だったが、その裏には恐ろしい陰謀が仕組まれていた! 窮地に立たされた玄庵は……!?

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  • 玄庵検死帖 倒幕連判状
    -
    1巻796円 (税込)
    江戸でのんびり過ごしていた玄庵に、一橋慶喜から密命がくだる。上意討ちにあった清河八郎の手元から消えた倒幕連判状を処分してほしいというのだ。連判状の行方を追って京の都まで足をのばした玄庵を待ち受けていたのは、とてつもない落とし穴だった!

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  • 玄庵検死帖
    -
    1巻796円 (税込)
    時は幕末。腑分けを生業とする蘭学医玄庵のところに、風流な文が届いた。約束の場所に出向くと、紅梅の下に血の花びらを散らした、若い女の無惨な死体が。次々起こる切り裂き魔の犯行に憤った玄庵は下手人を捜しに、不穏な空気漂う京の都にまで出向いていく。そして辿り着いた真相とは? 花のお江戸に玄庵の仕込杖が唸りを上げる!

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  • 孫策 呉の基礎を築いた江東の若き英雄

    Posted by ブクログ

    孫策の生き様を若々しく力強く書いた作品。周瑜との友情、若さ故の勇気など、まるで冒険をしているみたいでとても清々しいです。
    また孫策以外の脇役も、冷静にのんびりと構える叔父孫静、まだまだ未熟な陳武、若さを羨む于吉など、個性豊かな面々が揃っています。比較的読みやすい文章なので、気軽に読めます。

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    2009年10月04日
  • 蕭何 劉邦に天下をとらせた名参謀

    Posted by ブクログ

    三傑の最後の一人を読みました。
    三国志の諸葛亮ような人物だと思われます。
    さて、三傑を読んだし次は司馬遼太郎の項羽と劉邦を読んでみよう。

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    2010年12月14日
  • 孫策 呉の基礎を築いた江東の若き英雄

    Posted by ブクログ

    孫策!きたよ孫策!ところで孫権はまだですk
    周瑜との関係を良く描いた作品。実は孫策に対する周瑜の回想だったりする。だから孫策と周瑜の物語って感じで。
    内容は孫策の歴史を巡って辿りみたいな感じで、しかも正史寄りでもなく、演義って感じでもなく、歴史を基にした、小説!のような雰囲気。
    おまけに孫策、周瑜、于吉仙人ばかり目だってしまいインパクトに欠ける感じがして個人差がある模様。
    インパクトが無いのは多分、話があまり反る事も無く、まっすぐ進んでいくが故である。
    おまけに于吉仙人が妖し過ぎる故にどこか魔術ふわふわなんぞでその辺の雰囲気は呉・三国志に似ていた。個人的に。
    その仙人を追うように近づく孫策の姿

    0
    2009年10月04日
  • 孫策 呉の基礎を築いた江東の若き英雄

    Posted by ブクログ

    周瑜が赤壁を前に、亡き友孫策を語る…
    というようにストーリーがはじまります。

    すべて周瑜視点かと思いきやそうではなく、
    孫策の生きる様が物語として描かれているような感じです。
    とにかく孫策がかっこいい(笑)

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    2009年10月04日
  • 孫策 呉の基礎を築いた江東の若き英雄

    Posted by ブクログ

    中国の三国時代・魏・呉・蜀の三つの時代に分かれているとき若き江東の虎「孫策」が一時期衰えた呉を一気に盛り返すストーリー。その中には、友情の話など入っていてとても面白い本です。

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    2009年10月04日

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