人物評伝作品一覧
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK総合テレビ「サラメシ」の名物コーナー「著名人のサラメシ」を書籍化! 時代を駆け抜けた各界のスターや文化人34人が通いつめた「店」、ほれこんだ「味」。 昼食という短い休息にふと見せた素顔から彼らの食や仕事へのこだわり、人生への思いが浮かび上がってくる珠玉のエピソードつき。 有楽町の天丼、銀座のカレー、千駄ヶ谷のうな重、麻布十番のしょうが焼き、青山のピザ、千駄木の親子丼、西荻窪のそば、鎌倉のいなりずし……。 彼らが楽しんだ「ささやかな至福」を味わう保存版。人生に一度は行きたいランチの銘店集です。 撮影:アベユキヘ、清瀬智行、櫻井めぐみ、清水亮一 主婦と生活社刊 【目次】 #01|十二世・市川團十郎が愛したビーフシチュー #02|相米慎二が愛した盛りそば #03|城山三郎が愛したフレンチ #04|十八世・中村勘三郎が愛したチキンマサラ #05|山本直純が愛したカツメシ #06|勝新太郎が愛したハンバーグ #07|円谷英二が愛したとんかつ #08|笠智衆が愛したいなりずし #09|原田芳雄が愛した天丼 #10|佐藤慶が愛した醤油ラーメン #11|岡本太郎が愛した桜なべ #12|飯野賢治が愛した麻婆豆腐と汁なし担担麺 #13|淀川長治が愛したうなぎ #14|小津安二郎が愛した天丼 #15|金子哲雄が愛したすじ焼き #16|小林カツ代が愛したロールキャベツ #17|本田美奈子が愛したしょうが焼き #18|三代目・江戸家猫八が愛したじゅーじゅー焼き #19|安西水丸が愛したマトンカレー #20|島倉千代子が愛したパスタとピザ #21|青島幸男が愛したかき揚げ定食 #22|岸田今日子が愛したナスカレーと炒飯 #23|米長邦雄が愛したうな重 #24|丹波哲郎が愛したラザニア #25|森繁久彌が愛した舌平目の洋酒蒸し #26|五代目・古今亭志ん生が愛した親子丼 #27|松本清張が愛したポークカレー #28|初代・林家三平が愛した盛りそば #29|市川森一が愛した牡蠣フライ #30|尾崎紀世彦が愛したネギソバ #31|夏八木勲が愛したチキンカレー #32|三國連太郎が愛したステーキ丼 #33|宮尾すすむが愛した天丼 #34|本田宗一郎が愛したうな重
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 可憐な容姿と気品、親しみやすさでアイドル的人気を集めている秋篠宮家の次女・佳子さま。昨年末に成人になられ、今春、ICUにご入学。さらに6月はご両親の秋篠宮さまと紀子さまが銀婚式を迎えられるなど、お慶びが続く“美しすぎるプリンセス”の魅力を伝える1冊です。最新のお出かけ、20歳前後のご公務、幼少期からティーン時代のスナップなど、どれも愛らしい佳子さまの写真を未公開カットも含め150点以上、一挙に掲載。フォーマルから私服姿まで、おしゃれな佳子さまのファッション徹底チェックなど、読みごたえもたっぷり。オールカラー96ページ、待望のビジュアルブックです。
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-宮内庁が2014年9月9日付で公表した「昭和天皇実録」は、20世紀と歩みをともにした昭和天皇の実像をつぶさに描き出した。側近の記録した「お手元文書」が初めて引用されており、幼少期の素顔から、昭和戦争の激動期に直面した苦悩までが時系列で語られている。ただ、1万2000ページ超に及ぶ一代記だけに、その全貌をつかむのは難しい。読売新聞社は、これを克明に読み解き、公表当日の紙面展開と5回の連載で、その意義と新事実を報道。さらに、この電子書籍では、紙面のエッセンスを分かりやすく再構成した。読めば実録が示した「天皇の昭和」が見えてくる。
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-ルーマニア生まれの作家マルト・ビベスコの自伝的な小説4冊によって波乱に満ちた彼女の人生をたどる。 西欧社交界の花として、20世紀を代表する作家マルセル・プルーストをはじめ多数の作家・詩人と交流を持った野心あふれる女性の記録。 【美貌の才女、マルト・ビベスコとは】 プリンセス・ビベスコとなるマルト・ラボヴァリーは1886年(日本の明治19年)にルーマニアの首都ブカレストで生まれ、16歳で結婚し17歳で母になります。美しく教養があり、ルーマニア語、仏語、英語、独語を操るマルチリンガル。のちに発表する著書は母国語ではなく、すべて仏語で書いています。常に愛人のいる夫とは距離を置き、社交界で文豪や政治家相手の会話を好みました。その後、彼女自身にもいくつかの恋がありました。西欧各地から帝政ロシア・米国にまで足をのばし、二つの大戦で戦場になった母国ルーマニアから一度は追放され、最後には亡命することに。フランス国籍を取得し、1973年パリで亡くなりました。 まだ女性の政治参画が難しい時代に陰ながら外交活動を行い、数多く著書を出版。文化的活動が認められて、晩年にフランスのレジオンドヌール勲章を受賞しています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 維新は事業だと言われることが多い。日本の改革であったけれども、根底にあるのは日本を豊かに、欧米式に生活を変えていくことだった。倒幕や佐幕と戦ったが、どちらも目指すところは同じだった。革命というよりは事業の変革であった。多くの日本人が将来を見据えて事業の配置につき、それぞれの能力を発揮した結果、維新が成った。その維新劇を演じた人たちの中で、坂本龍馬が日本を洗濯していく過程を描いた。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平生は戦前、実業家、教育者、社会奉仕事業家、または政治家として極めて多彩な活動をした異色の人物です。平生は、彼を知る誰からも武士道精神の具現者として称えられていました。彼は人に自分の考えを思想を強要したことは一度もありませんでしたが、自身はその多彩な活動のすべての場において、武士道精神を発揮し、なかでも政治活動の場では、最も端的にその本領を発揮しました。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の20世紀は「人」の世紀だった。小さな福井県にも世界をリードする研究者が現れた。文壇や演劇会の重鎮、リーダーも現れた。地域の発展に人生を捧げた隠れた偉人もいる。21世紀の暮らしに今なお影響を与え続ける人もいる。文学、美術、映画、科学…さまざまな分野で20世紀に金字塔を打ち立てた人たちの最も輝いた瞬間をとらえた「列伝」。福井新聞創刊100周年記念の連載を出版した。上巻は与謝野晶子と競った薄幸の歌人「山川登美子」、二・二六事件のターゲットになった首相「岡田啓介」、コシヒカリを生んだ「石墨慶一郎」ら50人を取り上げた。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本書紀には越前育ちと書かれ、古事記では近江出身とされている継体天皇。古代史の大きな謎の一つだ。生まれは、出自は?天皇に即位するまでわからないことだらけ。母振姫の出身地で継体天皇が育ったという越前には大きな古墳や石棺が残っている。1996年福井県松岡町(現永平寺町で)文献学と考古学の第一線の研究者を集めてシンポジウムが開かれた。門脇禎二氏、森浩一氏、和田晴吾氏らが出自をめぐって熱い論議が交わされた。現在真の継体陵とされる「今城塚古墳」についてもこのとき既に大きな注目を集めていたことがわかる。
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-直木賞作家・山口瞳夫人が初めて明かす「本当の瞳さん」。 2人は昭和21年に、開設されたばかりの鎌倉の学校で出会った。大恋愛の末、2人は結婚。小さな出版社の編集者だった夫はその後、サントリーの宣伝課に転職する。大企業に入れたことで安穏とした、小市民的な生活を手に入れることができたと妻は安堵していた。ところが、週末の夜に社宅の寝室兼居間で書いていた『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞。作家に転身し、安穏とした生活が一転する……。19歳と18歳で出会ったときから別れまでを、妻しか知りえないさまざまなエピソードをまじえつつ、夫がそのとき何を悩み苦しみ、何を喜んだのか――妻の視線で直木賞作家・山口瞳の素顔を綴った。
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4.2新1万円札の肖像に決定した渋沢栄一とは一体、何者だったのか? 日本銀行、第一国立銀行(みずほ銀行)、日本郵船、東京電燈(東京電力)、東京瓦斯(東京ガス)、大日本麦酒(サッポロビール、アサヒビール)、商法講習所(一橋大学)、東京ホテル(帝国ホテル)など、日本を代表する約650の企業や団体をつくった「日本資本主義の育ての親」。それにも関わらず、三井、三菱、住友のような財閥となることを拒み、静かに没落していった──。人物ノンフィクションの第一人者が、栄一・篤二・敬三と続いた渋沢一族三代の真実の姿を描く。 わが国に資本主義を産み落とし根づかせた栄一、それを継承し育んだ嫡孫・敬三。その狭間にあって、廃嫡の憂き目にあった篤二。勤勉と遊蕩の血が織りなす渋沢家の人間模様をたどることは、拝金思想に冒されるはるか以前の「忘れられた日本人」の生き生きとした息吹を伝えることにも重なる。この一族は、なにゆえに「財なき財閥」と呼ばれたのか? なぜ実業家を輩出しなかったのか? いま新たな資料を得て、大宅賞受賞作家が渋沢家三代の謎を解き明かす。 「私はこの本で“偉人伝”を書いたつもりはない。それより意図したのは、栄一という人物の偉大さに押しつぶされた渋沢家の人々の悲劇を、明治、大正、昭和の時代相に重ねて描くことだった。これはまったく類書がない着眼点だといまも自負している」 (本書より) 電子書籍化にあたり、新稿「渋沢家の真相」を収録した。
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-「壮大なまわり道の中で研ぎ澄ました私の感性……頼れるものは、それしかない」 不安の時代を生き抜くヒントに富む、 ベストセラー作家の自伝的エッセイ 厳格な軍人家族に生まれた著者は、敗戦によってすべての価値観が根底から覆ってしまう。凛として「恥を知る」ことを説いた父が、戦後は見る影もなく落魄。そのくせ世の中が落ち着くと、徐々に昔の価値観に戻っていく……。そんな父と、暁子は確執を深める。家の中はぎくしゃくし、母とも心が通じなくなっていく。 また、結核を患ったせいで、幼い暁子は長期の入院を強いられた。外で遊ぶこともならず、彼女はおのずと自分自身に向き合うようになる。敗戦と結核、これが原点となった。 家族と離れて自由を謳歌した高校・大学時代。NHK入局後、野際陽子との出会いで悟った「私は私」という境地。そして、ある音楽家の男性との運命的な出会いと大失恋。さらに、パートナーを得た後にも暁子に影を落とす父と母の存在……。 波瀾万丈の来し方を振り返りながら、著者はあるヒントを投げかける。「天邪鬼」であること。そして「おめでたさ」を失わないことの大切さ。挫折と思えたものを逆転してこられたのは、天邪鬼とおめでたさがあったからこそ。 自分で考え、反骨を忘れない。自分で食べる。自分で決める……その大原則さえ守っていれば、人は自由に生きることができる。切れ味鋭く、かつ滋味深い著者の言葉は、不透明な時代を生き抜くための力を与えてくれる。
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3.0まだ日本に本物のフランス料理が知られていなかった1960年代、単身、本場で修業した日本人がいた! それが東京・京橋にある自分の店『シェ・イノ』で、30年以上にわたり本物を供してきた井上旭である。 名店『トロワグロ』の調理場でトロワグロ兄弟から薫陶をうけ、フランス料理の新しい潮流「ヌーベル・キュイジーヌ」の正統な系譜に連なる。全盛期のパリ『マキシム』でレストラン文化の頂点を体験・・・こうした日本人ばなれした体験から生み出された井上の料理哲学とは。伝説のシェフ、初の著書。 電子書籍では新書に収録されていない代表的な料理の写真を収録しています。
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-世界を救う“奇跡の薬”は日本人が生んだ。 ガードナー国際賞、ラスカー臨床医学研究賞、アルパート賞、ウィーランド賞……海外の著名な医学賞を次々に受賞し、日本人初の全米発明家殿堂入りも果たした農学博士・遠藤章。その遠藤博士が世界で初めて発見したのが、コレステロール値を下げて心疾患や脳梗塞の発症を抑える高脂血症治療薬「スタチン」だ。この“世紀の薬”は、いかに生まれ、どのような運命をたどったのか――。 “ノーベル賞に最も近い日本人”の1人とされる遠藤博士による新薬誕生のドラマから製薬・医学界の熾烈な開発競争までを描く“奇跡の創薬”物語。 本書には、多くの日本人の心に響く遠藤博士の言葉が並んでいる--。 「自分の将来を決めるのは自分だけしかいない」 「挑戦するなら、大きなこと。社会的関心も大きいものから選びなさい。夢はタダだから、大きいほうがいい」 「今の時代、お金が大事といいますが、人が本当に生きる喜びや価値を見出せるのは、使命感を持って世の中のためになることをやった時。私は、日本の会社や日本のためというより、世界中で必要とされているからやろうと考えて挑戦してきました」 「人のいやがることに、大きな発見があることが多い」
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4.1鶴瓶こそが“最強”の芸人である――。大物と対等にわたりあう一方で、後輩にはボロクソにイジられる。全国を訪ねて地元の人々と交流した翌日には、大ホールで落語を一席。かくも老若男女に愛される「国民的芸人」の原動力とは何か。生い立ちから結婚、反骨の若手時代、「BIG3」との交遊、人気番組「家族に乾杯」秘話まで、その長く曲がりくねった芸人人生をたどり、運と縁を引き寄せるスケベで奥深い人生哲学に迫る。
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3.5国禁を冒した志士、やがて時代の牽引者となる! 彼らなくしては近代国家・日本は誕生しなかった! 幕末、厳しい監視の目をかいくぐり、他国へ密航を図る者たちが少なからず存在した。発覚すれば死罪とされる中、外国の進んだ知識や技術に直接触れるには、危険な渡海しか途(みち)はなかったのだ。本書では、伊藤博文、井上馨などの長州ファイブ、五代友厚らの薩摩スチューデント、同志社設立の新島襄などの、近代日本に功績のある人物をメインに取り上げ、彼らの密航実現までのプロセスをたどり、最大のヤマ場である脱国当日の動きを検証した。国外脱出を企てた者たちの本懐達成に至るまでには、いずれも興味深いドラマが秘められていた。瞠目の史実に迫った興奮の1冊!
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4.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 襲名以来、様々な役に挑戦して歌舞伎界を支える女形となった九代目中村福助。そして、演じ続ける福助の舞台を撮り続け、その迫真の演技に迫り続ける高橋昇。その究極のところを切り撮った写真には、役者を見つめる厳しさがあり、役者を見守るやさしさが溢れている。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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4.2中国に、美女は多いが「悪女」も多い……。中国で悪女と呼ばれるには4つの条件があります。1、美女であること。2、才媛であること。3、世間を驚愕させる事件を起こすこと。4、政治権力とかかわりがあること。つまり美人で、頭も良くなければ悪女になれません。 彼女らは、なぜ悪女になったのでしょうか? 悪女にならずには生きていけなかったからです。薄煕来の妻・谷開来、“公共情婦”李薇、ネット上の露悪女、そして江青、葉群。中国を陰で動かした悪女たちそれぞれの人生には、恐ろしいけれど、どこか物悲しさ、痛ましさを覚えます。彼女らの素顔を通じて、現代中国の本質に迫ります。
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3.5「異形の政権」がもたらす危機―― 2020年9月、菅義偉自由民主党総裁が首相に就任した。 菅首相はこれまでの首相にない「異形の権力者」であり、 その政体は「異形の政権」であると、著者2人は言う。 具体的には無派閥・非世襲の政治家であり、 総裁選直前まで下馬評に上ることはなかったが、 安倍晋三前首相が辞意を表明するや一気に上り詰め、 政権発足後は権力を極度に自分へと集中させている。 他方、菅首相がどのように権力を行使しているかはほとんど報道されない。 なぜこのような政権が誕生したのか、その実態とはいかなるものか。 前著『長期政権のあと』で安倍政権の本質を見抜いた著者2人が読み解く。 見えてきたのは、不気味な“危機の足音”だった。
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5.0日本最後の講談定席として惜しまれつつ平成二年に休場した東京・上野の本牧亭。その席亭を務めた著者が四十二年間の軌跡を振り返る。家族ぐるみで交流した芸人達の素顔、伝統話芸を守らんと試行錯誤を重ねた日々。江戸っ子の爽やかな人柄がにじむ「おかみさん」奮闘記。 目 次 序 章 雪の夜の楽屋 第1章 生い立ち 第2章 娘時代の私 第3章 戦中から戦後にかけて 第4章 本牧亭再興 第5章 寄席の経営 第6章 父のこと 第7章 『巷談本牧亭』のこと 第8章 中国旅行 第9章 鉄筋ビルの寄席に 第10章 休席の顚末 第11章 講談の灯は消さない 第12章 人との縁 終 章 幸せな星の下に あとがき 文庫版あとがきにかえて 清水孝子 年 表 本書に登場する主な講釈師たち 〈対談〉本牧亭がつないだ講談の昔と今 宝井琴調×神田伯山 〈解説〉客と演者とおかみさん――本牧亭をめぐる人間模様 長井好弘 人物索引
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3.7ヒトラーはいまも生きている! アドルフ・ヒトラー。20世紀最恐と言っていい暴君ですが、一方で彼が当時最も民主的な国家といわれた「ワイマール共和国」から生まれた事実を忘れてはいけません。 なぜ人びとは、この男を支持したのか。 悲劇は、止めることができなかったのか。 戦争中、ナチスに処刑されたユダヤ人はおよそ570万人と推計されています。現代に生きる我々は、ホロコースト(大量虐殺)を知っており、どんなことがあってもこの男を許してはならない。ただ、歴史には必ず教訓がある。その汚点から眼を背けているばかりでは、現代のポピュリズムや排外主義を正しく恐れることができません。 ヒトラーについて書かれた本は無数にあります。いまも世界中で専門的な研究が進められている。しかし、難しい専門書を読みこなすのには手間も時間もかかります。ヒトラーについて手軽に読める入門書のような本があれば便利だ。そんな考えのもと、筆者が構想したのが本書です。
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3.3賢者は人物に学ぶ!ローマ史1200年を32人の生涯と共に追うコンパクト歴史人物伝!ローマの歴史には、独裁も革命もクーデターもあり、「パクス・ロマーナ」と呼ばれた平和な時代もあった。君主政も共和政も貴族政もポピュリズムもあり、多神教も一神教もあった。それは「歴史の実験場」であり、現代を生きる我々が教訓を得るのに、これほどの素材はない。だが、歴史を学ぶには制度や組織は無視できないが、そこに人間が存在したことを忘れてはならない。本書は、ローマ史を5つの時代に分け、32人の生涯と共に追うものである。賢帝あり、愚帝あり、英雄から気丈な女性、医学者、宗教家まで。まさに、歴史は人なり――を実感する一冊だ。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中野重治が亡くなって三十年が過ぎた。「中野が生きていたら、何と言っただろう」さまざまな出来事が起きるたびに、多くの人がそう思う。戦後も六十年以上を経過し、戦後民主主義も反戦平和も大きな変質を余儀なくされている現在、改めて中野の声に耳をかたむけたい。中野重治は戦後の日本をどのように生きたか。その作品をたどることにより、戦後日本を問い直す。
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-ワハハ本舗主宰者の喰始(たべ・はじめ)が人間「谷啓」に迫る、未発表・最後のロングインタビュー! のんびりしたやりとりなのに、静かな迫力があるんですよ。おとなってのは、おそろしいものです。-糸井重里 2010年9月11日に78歳で亡くなった俳優・コメディアンの谷啓。戦後のジャズとの出会い、クレージーキャッツへの参加など、内容は多岐にわたり、生き方、趣味、老後など、さまざまなテーマについてひょうひょうと語った、珠玉の対談集。 ◎主な内容◎自然体ってなんだろう/ジャズとの邂逅、映画の夢/僕は一番クレージー?/お客はすごかった/クレージーキャッツとドリフターズ/ホステスと芸者/植木等はすごい!/一生懸命と適当 ほか 【著者プロフィール】1947年生まれ、高知県出身。日本大学芸術学部在学中に『ゲバゲバ90分』にて放送作家としてデビュー。『カリキュラマシーン』『天才タケシの元気が出るテレビ』など、多くの番組の脚本を執筆。1984年に設立した劇団WAHAHA本舗を主宰し、作・演出も手がけている。
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5.0★中島岳志氏推薦! 「今後、この本を抜きにしてガンディーを語ることはできないだろう」★ 贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと――。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!
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3.01日1話、毎日10分、たった1か月で、物事の見方、考え方がグンと深まる! 「やりたくない仕事との向き合い方」「個性の伸ばし方」から「お酒を嗜むコツ」「覚悟の定め方」まで、明日の思考や行動に活かせる33 話! 「教養」を身につける最も手軽な方法は、長い年月を経てもなお、今に伝わっている「古典」を読むことである。ブレない精神の柱としての教養が身につくと、目の前の出来事に一喜一憂せず、時代の風にもびくともしなくなる。 新紙幣の偉人・北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一をはじめ、ゲーテや福沢諭吉、西郷隆盛など、古今東西の名文を、テレビでもおなじみ齋藤孝先生が紹介する大人のための教養本。 第1章 「仕事」に悩んだら読む7話 自分の学んだものを日本の婦人にも頒ちたい――津田梅子/つまらぬ仕事だと軽蔑して、力を入れぬ人――渋沢栄一/不平をおこすくらいならサラリーマンを廃業して独立するがいい――高橋是清 など 第2章 「自分」を見つめなおす5話 無暗に片仮名を並べて人に吹聴して得意がった男――夏目漱石/世の人はつねに独創ということを言うが――ゲーテ/酒は天の美禄なり――貝原益軒 など 第3章 「人間関係」について考える6話 私が一身にかけて御引受けします――西郷隆盛と勝海舟/人は城、人は石垣、人は堀――武田信玄 など 第4章 「感謝」の気持ちが生まれる5話 孝行は親がさしてくれて、初めて子ができるもの――渋沢栄一/自分の師を物を教へる機械か何かの様に心得て居る――北里柴三郎 など 第5章 日本と故郷について考える6話 震災――永井荷風/名もなき人の手に亡われたまわんより――新渡戸稲造/どんな国でも誇るに足るものをたくさんもっている――カーネギー など 第6章 「覚悟」が定まる4話 留め置かまし大和魂――吉田松陰/人生が何をわれわれから期待しているか――フランクル など ※本書は2019年10月に発行した『大人のための道徳教科書』(育鵬社)を改題して再編集したものです。
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4.05歳で子役デビューして以来、55歳で引退するまで日本映画の巨匠たちの名作300本余に出演、名随筆家として300本余に出演、名随筆家として26冊の著作を遺した高峰秀子。その高峰に唯一、素顔を書くことを許され、のちに養女に迎えられた著者による“高峰連作”の第一作。固く口を閉ざしていた養母や血縁との壮絶な確執をはじめとする怒涛のような前半生と夫・松山善三との幸福に満ちた後半生を貴重な言質とともに活写する。大女優・高峰秀子が最期まで捨てようにも捨てられなかった荷物とは? 感動に満ちた“運命の評伝”が今、よみがえる!高峰秀子の「ひとこと」収録。
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4.4足利一門大名に丸投げして創立された室町幕府では、南北朝の分断などに後押しされて一門大名の自立心が強すぎ、将軍の権力が確立できなかった。この事態を打開するために、奇策に打って出たのが足利義満である。彼は朝廷儀礼の奥義を極め、恫喝とジョークを駆使して朝廷を支配し、さらには天皇までも翻弄する。朝廷と幕府両方の頂点に立つ「室町殿」という新たな地位を生み出し、中世最大の実権を握った。しかし、常軌を逸した彼の構想は本人の死により道半ばとなり、息子たちが違う形で完成させてゆく。室町幕府の誕生から義満没後の室町殿の完成形までを見通して、足利氏最盛期の核心を描き出す。
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3.01700年代の時点で西洋画をマスターし、遠近法をいち早く取り入れるとともに油絵・銅版画の技法を日本で最初に確立した天才画家。さらに、地動説を我が国で初めて紹介した科学者でもあり、ドナルド・キーン氏も絶賛する『旅日記』を著した文筆家。そんな大天才・司馬江漢は、奇行を繰り返しては周囲の人々を混乱に陥れる、稀代の「変人」でもあった。まさしく「江戸のダ・ヴィンチ」とでも呼ぶべき司馬江漢だが、生前の活躍と知名度に反して、今日ではほとんど知られることのない人物になってしまっている。本書は、そんな江漢に関する種々の記録を丹念に読み解き、没後200年にあたる2018年というタイミングで、その破天荒な生涯の全体像を描き出そうと試みた一冊である。彼が遺した絵画のみならず、スケッチや科学的メモなども選り抜いて掲載した、評伝の傑作。 【目次】はじめに/司馬江漢略年譜/著作一覧/第一章 絵の道に入るまで/第二章 町絵師江漢の誕生と成長/第三章 旅絵師江漢/第四章 窮理師江漢/第五章 地動説から宇宙論へ/第六章 こうまんうそ八/第七章 退隠・偽年・偽死/第八章 不言・無言・桃言/おわりに/参考文献
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4.2『夏の花』で知られる作家・詩人、原民喜(1905―51)。死の想念にとらわれた幼少年期。妻の愛情に包まれて暮らした青年期。被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ、年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した、その死――。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を、梯久美子が満を持して書き下ろす、傑作評伝。※(以下、新刊案内2018年7月6頁掲載の引用文)「私の文学が今後どのやうに変貌してゆくにしろ、私の自我像に題する言葉は、/死と愛と孤独/恐らくこの三つの言葉になるだらう。」(原民喜「死と愛と孤独」一九四九年)