河原忠彦の作品一覧 「河原忠彦」の「シュテファン・ツヴァイク ヨーロッパ統一幻想を生きた伝記作家」「マゼラン」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 マゼラン - 小説 / 海外文学 1巻880円 (税込) 私は大自然に対して最初に戦いをいどんだ、あの大航海時代の人々のことをもっとくわしく知りたいと思った。そのなかで、ただ一つだけがこの上なく私を感動させた。それは、世界探検史上、もっとも大規模な事業を果たしたと思われる男、すなわちフェルディナント・マゼランの偉業であった。彼は五隻のとるに足らぬ小帆船でセビーリャから出航し、全地球を一周した――おそらく人類史上もっともすばらしいオデュッセイアと言えるであろうが、堅い決意を抱いて出帆した265名の男たちのうち、わずか18名のみが朽ちはてた船に乗って故郷へ帰りついた。そこに彼の姿はなかったが、その船のマストには偉大な勝利の旗が高くかかげられていた。 試し読み フォロー シュテファン・ツヴァイク ヨーロッパ統一幻想を生きた伝記作家 3.5 ノンフィクション / 人物評伝 1巻880円 (税込) 十九世紀末ウィーンに生まれ、ユダヤ系資産家の両親を持ち、華やかな文学的交流の中心に位置していたツヴァイク。第一次大戦勃発に際し、ロマン・ロランを先達として平和主義運動に邁進したが挫折に終わり、戦後のナチス台頭により亡命を余儀なくされ、第二次大戦中に亡命先のブラジルで自殺を遂げた。しかし彼がもろくとも貫き通したヒューマニストの姿勢は、彼が作品に描いた悩める歴史的人物像とともに今なお人の心をうつ。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 河原忠彦の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> シュテファン・ツヴァイク ヨーロッパ統一幻想を生きた伝記作家 ノンフィクション / 人物評伝 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 第一次世界大戦前から大戦後にかけて 平和主義運動を邁進するも 時代が時代で 挫折に終わってしまった シュテファン・ツヴァイクの伝記ものです。 登場人物はとても多いです。 裕福な家庭に育ち 当時の様々な文学者たちとの関わり 信頼していたロマンロランとの関わり ナチスドイツからの亡命、亡命する前後の混沌としたヨーロッパのこと 結構ことこまかに書いてあって まさに激動の20世紀を生きた 文学人のリアルな実話。 面白いんだけど 結構読むのに時間がかかります。 0 2011年06月23日 シュテファン・ツヴァイク ヨーロッパ統一幻想を生きた伝記作家 ノンフィクション / 人物評伝 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ ツヴァイクの人物像を知るにはまあそれなりの内容ではあるが、もっと基本的なことを知りたいと言う読者にはあまり親切な本ではないかもしれない。また、日本人が書いたものでありながら、これほどひどい日本語もそうはないな、と言うのが率直な感想。複数の著名な大学の教員を歴任され、ドイツ語もよく読める方ようですけど。新書なんだから、読みやすさは大切にしてもらいたいと思う。 0 2018年01月20日