日本の資本主義経済の開祖、農民から政府高官を経て経済界の第一人者となった渋沢栄一の本。
幕末、徳川慶喜に仕え、渡欧しヨーロッパを視察
新政府では井上馨のもとで大蔵省の役人として日本の経済界の基盤をつくり、野に下っては日本銀行設立、またあらゆる企業を育成した。
なかなか一言では語れないほど、多くの
...続きを読む事業を発展させてきた御仁です。経済文化あらゆる分野に着手しておられる。。。。純粋に、寝る暇とかあったのかな?本当に精力的に働いてらっしゃいます。普通の人間ではないのはその経歴を鑑みれば一目瞭然。
ただ、ほかの政府高官と異なるのは、出世欲や権力への執着がまるで無く、ただ国に対する親切心があるのみ。なんて純粋な人なんだろう…
こんな人だけど井上馨の手足になって働いてたんですね(ww)まあ馨も出世欲はほぼ皆無だけど。。
おもしろかったのは、元勲に対する人物評。
木戸孝允への評価が、やたらめったら高い。渋沢さん、木戸さんのこと大大だ~い好き(はーとv)だったんだねww
対する大久保利通への評価の、低いこと低いこと・・・wwでもさらに下を行くのは、江藤さんww
なんてーか渋沢さんの性格がちょっとわかったわ。
平和論者で、漸進主義で、純朴で、「性格イイ人」なんだな=